任期満了に伴う埼玉県蕨市長選が2日投開票され、無所属で現職の頼高英雄氏(55)が無所属新人で元新聞記者の鈴木直志氏(50)=自民推薦=を破り4選を果たした。頼高氏は全国の市長で唯一、共産党籍を持っており、事実上の「自共対決」となっていた。投票率は47・85%。 2日深夜、4選を決めた頼高氏は選挙事務所で、支持者を前に「4回目の市長へと送り出してもらい、うれしいと同時に大変重い責任だ。これからも市長として市民とともに安心と希望があふれ、住み心地ナンバーワンの蕨を実現していきたい」と挨拶した。 頼高氏は選挙戦で病児保育の開始や財政健全化など、これまでの実績を強調した上で「市民とともに進めてきた『あったか市政』を継続、発展させる」と主張。「健康都市・蕨」の構築に向け市立病院の耐震化推進や介護政策の充実のほか、教育政策の拡充なども主張し、支持を広げた。 頼高氏は平成19年に自民、公明の推薦候補を破って初当選。23年には自民推薦候補を退けて再選し、27年は無投票で3選を果たした。 一方、鈴木氏は地元選出の自民党衆院議員らの支援を受けながら選挙戦を展開。「(現市政の)長期政権の弊害を打破し、蕨をわくわくする街に変えたい」と市政刷新を訴えたが、及ばなかった。 定数18に対し20人が立候補している蕨市議選も同日、投開票が行われ、深夜まで開票が続いた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「長男が家庭内暴力」逮捕の元農水事務次官(産経新聞)
東京都練馬区早宮の自宅で長男の胸などを包丁で刺したとして、元農林水産省事務次官の無職、熊沢英昭容疑者(76)が警視庁練馬署に殺人未遂容疑で現行犯逮捕された事件で、熊沢容疑者が死亡した長男の英一郎さん(44)について「家庭内暴力があった」と供述していることが2日、捜査関係者への取材で分かった。同署は事件直前に2人の間で何らかのトラブルがあったとみて、詳しい経緯を調べている。 関係者によると、英一郎さんは事件当日、近所の小学校で行われていた運動会の音に文句を言って、熊沢容疑者と口論になっていたとされる。熊沢容疑者は「周囲に迷惑をかけるといけないと思った」との趣旨の供述もしており、同署は事件との関係を調べる。 同署によると、英一郎さんは室内の布団の上にあおむけの状態で倒れており、布団には大量の血痕が付着していた。周囲に引きずったような痕はなく、同署は熊沢容疑者が布団の上で英一郎さんを刺したとみて、容疑を殺人に切り替えて捜査している。 熊沢容疑者は妻と英一郎さんとの3人暮らしで、事件当時妻は不在だった。調べに「息子は引きこもりがちだった」などと話しているという。 英一郎さんのものとみられるツイッターのアカウントには、オンラインゲームに関する書き込みが連日のように投稿され、元事務次官の息子であることを示す内容もあった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
首刺され70代男性搬送 孫か、「人を殺した」(共同通信)
2日午後7時35分ごろ、東京都江東区の住宅で、「人を殺したと話している男が家の前にいる」と男性から110番があった。男が警察官を案内した近くの共同住宅の一室で、首などを刺された70代男性が見つかった。男性は搬送され、容体は不明という。 警視庁城東署によると、男は男性の孫とみられ、容疑が固まり次第、殺人未遂容疑で逮捕する方針。男も手にけがをし、病院で手当てを受けた。 男は共同住宅で男性を刺した後、近くにある面識のない男性の家を訪れ「人を殺した」と説明したといい、同署が詳しい状況を調べている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
立民・有田氏、サザンコンサートの写真投稿で批判(産経新聞)
立憲民主党の有田芳生(よしふ)参院議員が、サザンオールスターズのコンサートに参加し、開演前とみられる場内の写真などを自身のツイッターに投稿したことが、インターネット上で批判されている。 有田氏は1日にナゴヤドーム(名古屋市)で開かれたサザンオールスターズのコンサートに参加し、自身のツイッターに「40周年を迎えたサザンオールスターズの公演を名古屋ドームで観ました。いきなり会場総立ちの熱狂です」と演奏された楽曲も含めて書き込んだ。 これに対し、有田氏のツイッターには「演出のネタバレに繋がる事もあり開演前とはいえ許されない行為です」「公人 私人抜きにして これはマナー違反ですよ」「何ネタバレとかしてんの? 早く削除して下さい」などと批判的な投稿が相次いだ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
川に男性の変死体 奈良・天理(産経新聞)
2日午後1時5分ごろ、奈良県天理市森本町の菩提仙(ぼだいせん)川の川岸付近で、男性があお向けに倒れて死亡しているのを近くに住む男性が発見し、110番した。男性に目立った外傷はなく、死後数日が経過しているとみられる。奈良県警天理署は身元の確認を急ぐとともに、事件と事故の両面で調べる。 同署によると、男性は身長約180センチで成人とみられる。白のTシャツに黒色のボクサーパンツを着用していた。所持品はなかった。現場の川は水深約25センチ、川幅約5・3メートルで、男性は西側の川岸付近に倒れていたという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
孫に刺されたか、江東区の70代男性搬送(共同通信)
6/2(日) 23:23配信 2日夜、東京都江東区の住宅で「人を殺したと話している男が家の前にいる」と110番があった。男が警察官を案内した近くの共同住宅で首などを刺された70代男性が見つかった。男性は搬送され、男は孫とみられる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
車両側の情報伝達で不具合か 横浜の新交通システム事故(産経新聞)
横浜市の新交通システム「シーサイドライン」の新杉田駅(同市磯子区)でコンピューター制御の自動運転の車両が逆走して車止めに衝突した事故で、運行を制御する自動列車運転装置(ATO)の地上側装置の記録に異常がないことが2日、運営会社への取材で分かった。車両側のATOとのやりとりで何らかの不具合が起きた可能性があり、神奈川県警は機器やシステム異常の有無を調べ、業務上過失傷害容疑を視野に捜査する。 運輸安全委員会の鉄道事故調査官は2日、現地で事故車両を調査。同社による5月30日の目視点検では異常はなく、今後、原因を詳しく調べる方針だ。 運営会社によると、車両はコンピューターで自動運転。駅にある地上側と車両側のATOで情報をやりとりする。運輸司令所などのコンピューターを調べたところ、新杉田駅に到着した事故車両に進行方向を反対にするよう指示し、車両側から切り替えたとの応答があった。異常も確認されず、発車を指示して逆走が起きた。 県警などによると、事故当時は約50人が乗車。ドアが閉まって出発しようとしたところ、約25メートル逆走し、車止めに衝突した。15人が搬送されたが、磯子署は2日、けがは14人で6人が骨折などの重傷、8人が軽傷だったと発表した。 シーサイドラインは前進時に不具合があれば自動停止するが、逆走時は想定されず自動でブレーキがかかる仕組みはないため、司令所が手動で停止させる。司令所が異常を知ったのは、車止め衝突後だった。 運営会社は2日午後に記者会見し、三上章彦社長は「原因が特定できていない」とした上で、運転再開のめどが立たないと陳謝。3日以降も運転できない場合、1日約5万人に影響が生じるという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
唯一の共産党員市長が4選 埼玉・蕨、自民系新人破る(共同通信)
任期満了に伴う埼玉県蕨市長選が2日投開票され、無所属現職の頼高英雄氏(55)が、無所属新人の元下野新聞記者鈴木直志氏(50)=自民推薦=を破り4選を果たした。頼高氏は全国唯一の共産党籍を持つ現職市長。投票率は47.85%。 頼高氏は2007年に自民、公明推薦候補を破って初当選。11年に自民推薦候補を退けて再選され、15年は無投票で3選を果たした。 共産党中央委員会によると、同党籍を持つ首長は頼高氏と兵庫県市川町の岩見武三町長の2人。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
茨城・北茨城市長選 現職の豊田氏が6選(産経新聞)
任期満了に伴う茨城県北茨城市長選は2日、投開票され、現職の豊田稔氏(74)=無所属=が、新人で元市議の松本健一郎氏(64)=同=を抑え、6選を果たした。投票率は53・04%だった。 豊田氏は、小中一貫校や病院を整備した実績を強調し、自民党北茨城支部の推薦も得て支持を集めた。6期目に向けて学校給食費無償化などの政策を掲げている。 松本氏は、多選が権力の集中を招いているとして、市政の刷新を訴えて浸透を図ったが、及ばなかった。 市長選は、前回と前々回に続き同じ顔ぶれでの一騎打ちとなった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
児童の心のケア「恐怖、悲しみに共感を」 川崎殺傷事件(産経新聞)
川崎市多摩区でスクールバスを待っていた私立カリタス小の児童らが殺傷された事件は、4日で発生から1週間。事件に巻き込まれるなどした同小の児童の心のケアは、どうなっているのか。臨時休校となっている学校は5日に再開予定で、教員らには的確な対応が求められる。専門家は「混乱した子供たちの『怖い』『悲しい』といった感情に共感してあげることが大切」と強調する。 ■まず話を聞く バス停待ちの児童らが次々に襲われた今回の事件。岩崎隆一容疑者(51)に切りつけられ負傷した児童以外にも、多くの児童が凄惨(せいさん)な現場の目撃者になったとみられる。 神奈川県によると、カリタス小の系列校であるカリタス女子中・高校には事件前からスクールカウンセラー1人が常駐。同小にも非常勤で3人が対応する態勢が整っていたが、県は事件が起きた5月28日中に臨床心理士の資格を持つ県教委の担当者を派遣した。 学校側は当初、児童全員のカウンセリングを行う予定だったが、臨床心理士から「事件の記憶を呼び覚ます。やってはいけないことをやろうとしている」との指摘を受けて方針変更した。県教委や川崎市の担当者は30、31日にも学校を訪れ、教員らに児童への対応方法を助言した。 学校が再開したら、通常通りに授業を受けさせる。事件を思い出し、泣き出す児童がいれば泣かせておく。学校に行きたがらなければ休ませる。児童を注意深く観察し、異変に気づくようにする。そして、顔見知りのスクールカウンセラーがまず話を聞くことが重要だと伝えたという。 ■「簡単に消えない」 スクールカウンセラーで、子供の心のケアに詳しい新潟大の長沢正樹教授は「小さい子供は何が起きたのか理解できず、混乱している。恐怖や悲しみといった感情に共感してあげるべきだ」と話す。時間がたち、落ち着きが出てきたとしても「感情は簡単に消えない」と注意を促す。 特に現場にいた児童は当時の音やにおい、騒然とした様子などがすり込まれている可能性があると指摘。「救急車のサイレンを聞いたり、子供の列を見たりしただけで恐怖を感じてしまうなど、似た状況を事件の記憶と結びつけてしまうかもしれない」と説明する。 カリタス小では、不安を募らせる保護者の対応にも苦慮。学校再開前の4日に説明会を開くことにし、県教委の臨床心理士にも話をしてもらうという。 事件は、現場周辺の子供たちの心にも影響を与えた可能性がある。川崎市は5月29~31日に近隣の市立登戸小学校にスクールカウンセラーを常駐させて対応。文部科学省は県や市の要請があれば、スクールカウンセラーの追加派遣などで生じる人件費を補助する意向を示し、担当者は「他県からも相談があれば対応したい」と話している。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース