陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画をめぐり、防衛省は28日、今後実施する再調査の方法について秋田、山口両県に伝えた。ずさんな調査報告をきっかけにした地元の不信感はぬぐえぬままで、配備の見通しは立っていない。 秋田県庁を訪れた防衛省の担当審議官は「極めて不適切な対応があったことを改めておわびする。地元の指摘を踏まえ、十分な説明となるよう一層努力する」と謝罪し、理解を求めた。 防衛省は今年5月、秋田市の陸上自衛隊新屋演習場と山口県萩市の陸自むつみ演習場の2カ所を適地とする報告書を公表。しかし、アショアのレーダー探知に影響があるかを検討する山の頂上までの角度を誤記したり、高台の標高が国土地理院のものと異なったりするなど、ミスが相次ぎ発覚。職員が実測調査せずデジタル地球儀「グーグルアース」を誤用するなどずさんな調査も明らかになった。 さらに秋田の住民説明会で職員が居眠り。住民の不信感は高まり、安倍晋三首相が謝罪する事態に至った。首相は再調査に言及して理解を求めたが、参院選秋田選挙区では配備反対の野党系候補が当選した。 防衛省によると再調査は専門業者に委託。航空機からレーザーを地表にあてて地形を調査するなど、山口では2カ月、東北では6カ月半かけて新たに測量。東北では配備に必要な道路や電力、津波対策の費用も見積もって選定し直すという。岩屋毅防衛相は27日の会見で、「ゼロベースで再調査する」と強調した。 丁寧な姿勢を強調するが、配備… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高校教諭がトイレ盗撮容疑 カメラを設置する様子も映る
飲食店のトイレに小型カメラを設置して盗撮をしたとして、佐賀県警佐賀南署は27日、県立鳥栖高校教諭の中西学容疑者(40)=福岡県小郡市小郡=を県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。 発表によると、中西容疑者は今年6月8日と7月5日、12日の3回、佐賀市内の飲食店の男女兼用トイレに小型カメラを設置して客を含む男女10人を盗撮した疑いがある。12日に女性店員が気づいて県警に通報したという。 カメラは2・3センチ四方の小型カメラで、動画が記録媒体に残っていた。洋式トイレの前にある洗面台の下に隠して置かれていたという。中西容疑者がカメラを設置する様子も映っていたという。 県教委によると、中西容疑者は数学を担当。県教委は「事実であれば誠に遺憾。被害者と県民に深くおわびします。事実関係を把握し、厳正に対処します」とのコメントを出した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
最初期のアウストラロピテクス、ほぼ完全な頭骨見つかる
エチオピア北部で、約380万年前のアナメンシス猿人(アウストラロピテクス・アナメンシス)の化石を、米独などの国際研究チームが発見した。顔がはっきり分かる状態のものは初めてという。英科学誌ネイチャーに29日、論文が発表される。 この猿人はアウストラロピテクス属の中で最初期に出現した種とされている。人類進化の道筋への理解を進める成果だ。 米クリーブランド自然史博物館のヨハネス・ハイレセラシエ博士らのチームは、エチオピア北部のアファール地域にある荒地で2016年、猿人のほぼ完全な頭骨を見つけ、犬歯やあご、全体の大きさなどから雄の成人とみられる、アナメンシス猿人のものと判断した。 この猿人の化石はこれまで約4… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
横浜各所で「カジノNO」 市民らシール投票や学習会(カナロコ by 神奈川新聞)
横浜市が誘致を表明したカジノを含む統合型リゾート施設(IR)について、その賛否を問うシール投票や問題点を洗い出す学習会が28日、市内で開かれた。誘致に反対する市民団体がそれぞれ企画。市民の意見を反映する必要性やギャンブル依存症の深刻さを訴え、「カジノNO」の声を上げた。 市民らでつくる有志グループ「横浜にカジノってどうなの?」は同日午後、多くの買い物客らでにぎわう横浜駅西口で、シール投票を行った。 「横浜カジノ」は「いる」か、「いらない」かを質問し、それぞれの欄にシールを貼ってもらった。グループによると、1時間半で若い世代からお年寄りまで約500人が投票。ほとんどが「いらない」を選んだ。グループは今後、集計して結果を市に提出する。 同日夜には、「カジノ問題を考える集会世話人会」が市港北公会堂(同市港北区)で学習会を開いた。市民ら約80人が参加。寿地区(同市中区)でギャンブル依存症患者を診療する越智祥太医師が講師を務めた。 越智医師は、診療する患者の大半がパチンコ依存症と説明。ゲーム機によるギャンブルの依存性の強さを示した上で「カジノができれば、スロットマシンで依存症患者が生み出される」と指摘した。 依存症対策についても「業者任せ」と批判し、「カモをつくってもうけようとしている業者が、どれだけ真剣にやるのか」と疑問を呈した。 学習会では、井上桜市議(無所属)が、林文子市長が2年余り「白紙」としてきたIR誘致表明までの経緯や、今後の市の動向などについて説明した。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
〔中国道〕山口県内で衝突事故 7時間半ぶり通行止め解除(29日4時半現在)(レスキューナウニュース)
NEXCO西日本などによると、山口県美祢市の中国自動車道で車両3台が関係する衝突事故が発生し、28日20:35頃から、上り線(大阪方面)の美祢西IC→美祢IC間で通行止めとなっていましたが、約7時間半後の29日04:15までに解除されています。 レスキューナウ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
〔中国道〕山口県内でタンクローリー事故 一部通行止め続く(29日3時15分現在)(レスキューナウニュース)
NEXCO西日本などによると、山口県下関市の中国自動車道でタンクローリーがスリップする事故が発生し、29日02:00頃から、上り線(大阪方面)の下関IC→小月IC間で通行止めとなっています。解除には時間がかかる見込みです。 レスキューナウ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
380万年前の猿人、顔を復元 エチオピアで頭骨化石発見(共同通信)
【ワシントン共同】アフリカ東部エチオピアで、約380万年前の初期人類アウストラロピテクス・アナメンシス(アナメンシス猿人)の頭蓋骨の化石を見つけ、顔を復元したと、米クリーブランド自然史博物館などのチームが28日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。 アナメンシス猿人の頭部の化石がほぼ完全な形で見つかったのは初めて。人類の進化の解明に役立つとしている。 化石は2016年に発掘。成人男性とみられる。あごが前に突き出し、耳の穴が小さく、脳を収容する空間が細長くて小さい。こうした特徴は700万年前ごろの極めて初期の猿人に近いという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
職場での障害者虐待、通報が過去最多 年900人が被害
働く障害者が雇い主や上司などから虐待を受けたとの届け出や通報のあった事業所は、2018年度に前年度比11・7%増の1656カ所だった。厚生労働省が障害者本人からの届け出や同僚などの第三者による通報などをまとめ、28日発表した。比較できる13年度以降で最も多かった。 届け出や通報のうち、実際に虐待ありと各都道府県の労働局が認めた事業所は、同9・4%減の541カ所。虐待を受けた障害者は同31・2%減の900人だった。認定された虐待の内訳(複数回答)をみると、最低賃金未満で働かせるなどの経済的虐待が791人で最多。次いで心理的虐待92人、体をたたかれるなど身体的虐待42人と続いた。(吉田貴司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
九州北部、29日も大雨の恐れ 「線状降水帯」が発生も
秋雨前線が活発化した影響で、九州北部は28日、記録的な大雨になった。気象庁は福岡、佐賀、長崎の3県に一時「大雨特別警報」を発表。佐賀県では1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降り、佐賀県武雄市と福岡県八女市で男性2人が死亡、佐賀市で女性1人が意識不明となっている。 29日も九州北部を中心に大雨の恐れがあり、気象庁は特別警報を再び発表する可能性もあるとして注意を呼びかけている。29日午後6時までの24時間予想雨量は九州北部、東海で150ミリ、中国、北陸で120ミリ、近畿、関東甲信で100ミリ。その後の24時間も九州北部、東海、北陸では50~100ミリの予想。 気象庁によると、対馬海峡付近に秋雨前線が停滞し、暖かく湿った空気が流れ込んだ。この影響で九州北部に帯状に並んで雨を降らせ続ける「線状降水帯」が発生し、大雨をもたらした。 28日未明に佐賀市では1時間に110ミリ、佐賀県白石町で109・3ミリの猛烈な雨が降った。朝までの24時間でも長崎県平戸市で434ミリ、佐賀市で390ミリとなり、いずれも平年の8月1カ月の約2倍の雨が降った。気象庁は午前5時50分に特別警報を発表し、午後2時55分に解除した。 佐賀県大町町(おおまちちょう)の順天堂病院の周囲が浸水し孤立状態になった。午後10時半現在、入院患者ら201人が建物内で避難している。 床上・床下浸水は福岡県で少なくとも107件、長崎県で78件発生。佐賀県は「県内各地で多数」として把握しきれていないという。佐賀県の山口祥義知事は自衛隊に災害派遣を要請した。総務省消防庁によると28日午後3時時点で3県の13市4町1村の計36万5164世帯87万619人に避難指示が出ている。 2018年の西日本豪雨でも 九州北部などの記録的な大雨には「線状降水帯」が関わっている。 線状降水帯は、長さ50~300キロ、幅20~50キロの帯状に延びる強い雨域。連なった積乱雲が帯状に並び、長時間同じ場所にとどまって豪雨をもたらす。昨年7月の西日本豪雨や2017年の九州北部豪雨の際にも発生した。ただ詳しい発生メカニズムは分かっておらず、気象庁は「予測は難しい」とする。 同庁によると、28日は日本の南にある太平洋高気圧が張り出したことで、秋雨前線が南下できずに対馬海峡付近に停滞。そこに南から湿った空気が流れ込んだことで積乱雲が次々と発生した。同日未明から明け方にかけて線状降水帯が長崎、佐賀、福岡の3県を覆ったという。 九州北部では29日も、線状降水帯が発生して大雨になる恐れがある。大雨特別警報が再び発表される可能性もあり、同庁は引き続き、早めの避難や安全確保を呼びかけている。(金山隆之介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福岡で男性刺殺し逃走、容疑の中国籍の大学生を公開手配
中国人留学生を刃物で刺して殺し、そのまま逃げたとして、福岡県警は28日、福岡市中央区天神5丁目、中国籍の大学生、呂思容疑者(27)を殺人の疑いで公開手配し、発表した。早良署に捜査本部を設置し、行方を追っている。 捜査1課によると、呂容疑者は28日午後1時10分ごろ、福岡市城南区別府5丁目の大学生オウ・ショウイさん(23)方でオウさんの上半身を刃物で複数箇所刺して殺害した疑いがある。 オウさん方には呂容疑者と面識のある中国籍の女子大学生もいたが、けがはなかった。県警は男女関係のもつれが原因とみている。凶器は見つかっておらず、呂容疑者は凶器を持ったまま逃げているとみられる。呂容疑者は短髪で黒のノースリーブ、黒の短パン姿。黒っぽいスニーカーをはき、黒のリュックサックを持っていた。情報提供は早良署(092・847・0110)まで。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル