札幌市で7月15日、安倍晋三首相の参院選の街頭演説中にヤジを飛ばした市民を北海道警の警官が取り押さえ排除した問題で、道警を監督する立場の道公安委員会の小林ヒサヨ委員長が6日、北海道議会の総務委員会に出席し「警察の職務執行の中立性に疑念が抱かれたことは残念」と述べた。 山根理広道議(民主・道民連合)の質問に答えた。小林委員長は問題発生後の7月17日と31日の2度、道警から説明を受けたといい、これらを踏まえ、道警に対し「事実関係をしっかり確認すること、道民にわかりやすい説明をすること、不偏不党公平中正を旨として職務遂行することを指導した」と答弁した。 この問題をめぐっては、東京都の男性が7月19日付で札幌地検に告発状を提出した。告発状では「氏名不詳の警察官少なくとも十数人」の行為が、特別公務員職権乱用罪などに該当すると訴えている。 この日の総務委員会では、出席… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
異臭騒ぎ、県警テロ対応部隊が出動 福岡市民会館 周辺を一時封鎖(西日本新聞)
6日午後6時20分ごろ、福岡市中央区天神5丁目の市民会館の職員から「建物の中で異臭がして、体調不良の女性がいる」と119番があった。市消防局や福岡県警のNBC(核、生物、化学)テロ対応専門部隊が出動し、周辺を一時封鎖する騒ぎになった。 福岡中央署によると、会館内で清掃作業中だった女性職員(57)を病院に搬送した。命に別条はないという。女性は「ごみ箱の中の液体をかいだら気分が悪くなった」と説明。ごみ箱の袋の中に白っぽい液体が確認されたが、現場での調査では有害物質は検出されなかった。署はさらに詳しく調べる。 会館ではこの日、高校生が参加する音楽コンクールが開かれていた。現場には消防車18台、救急車2台が出動、防護服姿の消防隊員らが行き交い、職員らが一時屋外に退避するなど、ものものしい雰囲気に包まれた。 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「表現の不自由展・その後」問題にZOZO田端信太郎氏「中止までを含めた”メディアアート”だと思えば納得できる」(AbemaTIMES)
今月1日に開幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」で持ち上がった騒動。慰安婦問題、天皇と戦争、植民地支配、憲法9条、政権批判など、公共の文化施設でタブーとされがちなテーマの作品展で、2015年に東京で開催された「表現の不自由展」での「その後」を加えて展示したその内容に対する是非を出発点に、議論は歴史認識や補助金交付の是非についての問題に発展。 これらがネットなどで拡散した結果、愛知県や運営側にテロ予告が届くようになり、3日には大村知事と津田大介芸術監督が相談の上、来場者らの安全が確保できないと判断、展示の中止を決定した。しかし、企画の実行委員会側も会見を開き「一方的中止に抗議する。私たちはあくまで本展を会期末まで継続することを強く希望する。一方的な中止決定に対しては法的対抗手段を検討していることを申し添える」(岩崎貞明氏)などとして異議を唱え、これに賛同する意見も少なくない。 さらに5日には憲法の定める「表現の自由」について、大村知事と名古屋市の河村たかし市長との間で意見が真っ向から対立するなど、議論はさらに広がりを見せている。 ■継続を望むが、現実的なリスクも… 「あいちトリエンナーレ 2013」で芸術監督を務めた五十嵐太郎氏は、今回の展示について「いわば展覧会の中のミニ展覧会で、展示作品はいずれも展示された後に撤去されたという歴史的事実においてのみ共通しているため、ある種の資料的な展示が組み込まれているのがポイントだと思う。作品の中にはアメリカで展示したら韓国の団体に怒られて撤回した横尾忠則さんによる日本軍の旭日旗や、原発に賛成でも反対でもないのに、“福島“、“原発“という言葉があっただけで展示NGになったChim↑Pomの作品など、美術の関係者であれば誰もが“事件“として聞いたことのある歴史的な作品が集められているので、非常にインパクトは強いし、センセーショナルなのは事実だと思う。ただ、それぞれの作品のメッセージをあいちトリエンナーレが肯定しているわけでもないし、政治的に偏向のない展覧会が可能かというとそれはそれで難しいと思う。また、普通の展覧会では順番に部屋を巡っていく構成になっているが、この部屋だけは順路から外れていて、必ず通らない先に進めないわけではない。また、入り口はカーテンみたいなもので仕切られていて、展示についての注意書きもあった」と話す。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
奈良の大仏様、夏にすっきり 東大寺「お身拭い」(共同通信)
奈良市の東大寺で7日朝、本尊の盧舎那仏(大仏)にたまった1年分のほこりを払う夏の恒例行事「お身拭い」があり、大仏はすっきりと輝きを取り戻した。 大仏から魂を抜く法要を営み、白装束にわら草履姿の僧侶や関係者ら約180人が作業を開始。大きな手や膝に登って磨き、顔など手が届かない場所は天井からつるされたゴンドラに乗ってはたきを手に丁寧に清めた。命綱を着けた数人が最上部の「螺髪」と呼ばれる髪の部分に到達すると、「すごい」と思わず声を出す見物客も。大仏殿に大量のほこりが舞った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大学生が被爆者の映像作品制作 「闘い続ける姿伝えたい」(共同通信)
武蔵大(東京)の学生4人が、核兵器の廃絶を訴え続ける被爆者の姿を追った映像作品「声が世界を動かした」を制作した。作品はDVD化され、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の啓発活動にも使われる予定だ。学生らは「闘い続けた被爆者の強さ、核兵器への怒りを伝えたい」と語っている。 映像制作は、被爆2世でもある武蔵大の永田浩三教授(ドキュメンタリー研究)が、授業で呼び掛けた。経済学部4年の工藤健さん(21)=東京都=らが昨年夏から、被爆者運動の記録を収集するNPO法人「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」に保存されている資料を読み込むなどして完成させた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
奈良公園にホテル計画 許可取り消し求め住民ら提訴(産経新聞)
奈良公園内の高畑町裁判所跡地(奈良市高畑町)で建設されているホテルは都市公園法の趣旨に反しているとして、周辺住民8人が6日、奈良県に設置許可の取り消しを求める訴訟を奈良地裁に起こした。 訴状などによると、建設が進められているのは、全室露天風呂付きの高級ホテル。県の公募で東京の不動産会社が代表を務めるグループが事業者に決まり、今年2月に着工、来年春の開業を予定している。 原告は「ホテル不足対策は市街地に宿泊施設を設置すれば足りる」と指摘。高級ホテルの建設は「限られた富裕層への便宜だ」とした上で「一般公衆の自由な利用」という都市公園の目的に反していると主張している。 原告代表の辰野勇さん(72)は提訴後、奈良市内で記者会見し、「知事の思いを実現するために法律が歪曲(わいきょく)されている。違法なものは違法だと世に示したい」と訴えた。 県は「訴状が届いていないのでコメントは差し控える」としている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
弁護士探しやすく 分野別検索サービス開始 大阪弁護士会(産経新聞)
大阪弁護士会は、(1)交通事故(2)労働(3)離婚(4)遺言・相続-の4分野で実務経験などにすぐれた会員弁護士を、同会ホームページ(HP)から検索できるサービスを始めた。利用者が相談・依頼したい弁護士を探しやすくする狙いで、全国初の取り組みという。 検索対象の4分野は、根強いニーズがあることから選定。検索でヒットする弁護士はいずれも、過去3年間に同会指定の研修を3回以上受講し当該分野で3件以上の取り扱いがあるなどの要件を満たしており、同会の「分野別登録弁護士名簿」に記載されている。 HPの検索フォームに従って分野別に探す仕組み。検索結果のページでは、弁護士が過去に手がけた訴訟などの概要が確認でき、交通事故であれば被害者側か加害者側か、離婚なら夫側か妻側か、いずれの立場で弁護活動を行ったかも表示される。 同会によると、7月末現在で115人の弁護士が登録。客観的な情報を閲覧できるようにしたことで、相談や依頼をする側にとって評価の基準が難しい“弁護士選び”に、役立ててもらいたい考えだ。 同会は、サービスの浸透を図った上で、将来的には医療や知的財産など検索対象の分野を拡充することも検討。林裕之副会長は「(実務や研修で)弁護士の質を向上させて、その結果を『見える化』する取り組みの一環。利用者のニーズに応えたい」としている。 サービスの利用は大阪弁護士会のHP(http://www.osakaben.or.jp)から。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
語られなかった父の8・6、伯父の手記に 伝えるお話会
広島に原爆が投下された8月6日に合わせ、平和の尊さを学童保育の小学生に伝え続ける被爆二世の女性が津市にいる。活動の源にあるのは、生前、多くを語らずに逝った父の存在だ。 学童保育指導員の鈴木理恵子さん(56)は、津市にある勤務先で「戦争のお話会」を開いて14年になる。 今年は約150人の児童を前に、74年前の広島で起きたことを伝えた。原爆投下による「きのこ雲」の写真を見せ、「たった1発の爆弾が一瞬にしてたくさんの人の命を奪いました」と話すと、子どもたちは静まりかえった。 被爆二世の鈴木さんは大阪で生まれ育ったが、戦争や原爆はずっと遠い存在だった。父の井上公治さんは5歳の時に広島で被爆した。公治さんは寡黙で、戦争の話になると、はぐらかした。鈴木さんもそれ以上聞かなくなった。 結婚を機に三重に移り住んだ鈴… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
核兵器禁止条約に首相は言及せず 広島の平和記念式典
広島への原爆投下から74年となった6日、広島市中区の広島平和記念公園で平和記念式典が開かれた。雨の中、約5万人の市民らが参列。原爆投下時刻の午前8時15分に、犠牲者に黙禱(もくとう)を捧げた。 冷戦終結の象徴となった米ロの中距離核戦力(INF)全廃条約が2日に失効したばかり。式典の「平和宣言」で松井一実市長は、「両核大国の間で『理性』の発露と対話によって核軍縮に舵(かじ)を切った勇気ある先輩がいたことを思い起こして」と問いかけた。広島県の湯崎英彦知事は「核兵器不使用を絶対的に保証するのは、廃絶以外ありえない」と断じた。 核兵器をめぐっては、使用するとの威嚇などを禁じた核兵器禁止条約が、非保有の南半球の国々を中心とした122カ国の賛同で2年前に国連で採択された。しかし批准した国は24で、発効に必要な50に満たない。松井市長はこの日、日本政府に署名・批准を促し、「核兵器のない世界の実現に更に一歩踏み込んでリーダーシップを発揮して頂きたい」と求めたが、安倍晋三首相はあいさつで条約に言及しなかった。 保有国に核軍縮交渉を義務づけ、他の国々には保有を禁じた核不拡散条約(NPT)が、被爆75年となる来年に発効から50年となる。これに先立ち、ニューヨークの国連本部で今春に会合が開かれたが、核軍縮の進め方をめぐる対立を露呈した。 こうした状況の中、国連のアントニオ・グテーレス事務総長のメッセージが式典で代読された。「私たちは国際安全保障環境の悪化を目の当たりにしている」と述べ、「核保有国間の緊張が高まっている。もう一度被爆者が広めてきたメッセージを思い出さなくてはならない」と訴えた。(宮崎園子) 【動画】思いを託された「モノ」をめぐる、人々の物語=西田堅一、上田幸一撮影 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
学生たちの「人力飛行機」ふわり、あれれ 夢は持ち越し
金沢工業大学の学生たちが6日朝、穴水湾の上空をペダルをこいで飛ぶ2度目の人力飛行に挑戦した。29・2メートルの大きな翼を広げ、10キロ飛ばす計画だったが、残念ながら離陸直後に海に転落。「夢」は次回以降に持ち越しとなった。 機体は学生らが7カ月かけて作り上げた「幸」号。未明から穴水港に面した広場で機体の組み立てを始め、パイロットがこいでプロペラを回し、7人が支えて走る滑走試験を重ねた。 金工大の学生100人が参加する課外活動「夢考房人力飛行機プロジェクト」。穴水湾で初挑戦となった2年前は、目標は2キロだったが535メートルで着水。今回は短めの滑走で浮き上がるよう主翼を改良した。パイロットも「自転車が趣味」という持久力のある強力メンバーをあてた。 ところが、追い風のせいか滑走試験で機体がうまく浮かず、滑走路を40メートルに延ばしてようやく主翼がふわり浮いて、いざ本番。午前8時過ぎ、ついに飛び立ったが、岸壁の端にある高さ20センチ足らずの車止めに後輪が引っかかり、前につんのめる形で海に落ちた。夢考房運営室の太田誠鉄(まさとし)さん(47)は「原因を分析し、次の教訓にしたい」と悔しそうだった。(萩一晶) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル