ふるさと納税制度から外された大阪府泉佐野市が「除外は無効」として総務省と争っていた問題で、同省の第三者機関・国地方係争処理委員会(委員長=富越和厚・元東京高裁長官)は2日、石田真敏総務相に除外の内容を見直すよう勧告することを決めた。 係争委が、国側の瑕疵(かし)を認めたのは、2001年の勝馬投票券発売税の新設をめぐる横浜市と総務省の案件以来。係争委は今後、両者に決定書を送付。決定書の受け取りから30日以内に総務省が再検討し、泉佐野市にその結果と理由を通知するよう求めた。 同市は「返礼品は寄付額の3割以下の地場産品に限る」などとした同省の通知への違反を理由に今年6月、ふるさと納税制度から除外された。法的拘束力を持たない通知が除外の理由として妥当だったかが、最大の争点だった。 係争委は、通知は技術的助言に… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
17歳の上野愛咲美、囲碁・一般棋戦で女性初の4強入り
囲碁の上野愛咲美(あさみ)女流棋聖(17)が、早碁棋戦「第28期竜星戦」(囲碁・将棋チャンネル主催)で準決勝進出を決めた。性別を問わず全棋士が参加できる一般棋戦で女性棋士が4強入りするのは史上初めて。男性棋士の壁は厚く、これまでの女性棋士の最上位は8強だった。 上野は16人による決勝トーナメントに進出し、1回戦で元名人の高尾紳路九段(42)、準々決勝で七大タイトル保持者である村川大介十段(28)とトッププロに連勝し、快挙を遂げた。 準々決勝は2日夜のCS放送で放送された。準決勝は14日夜に生放送される。上野は「トーナメント表を見るとここにいることが場違いな感じで、夢のようです。準決勝は生放送なので、早く終わらないようにがんばります」と話した。 上野は女流囲碁界の強豪で、8… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
応援演説会場での学生制止、埼玉県警「適正な職務執行」
8月の埼玉県知事選の応援演説会場で、大学入試改革への反対を訴えていた男子大学生が警察官に取り囲まれて遠ざけられたことについて、埼玉県警は2日、「道路に飛び出そうとした危険な行為の制止であり、適正な職務執行だった」との調査結果をまとめた。朝日新聞の取材に明らかにした。 県警によると、8月24日午後7時ごろ、さいたま市のJR大宮駅前であった応援演説会場で、大声をあげたり、プラカードを掲げたりしていた男性が歩道と道路を隔てる生け垣を飛び越えようとしていたため、警備にあたっていた男性警察官3人が服を引っ張るなどして制止して数メートル離れた歩道側に誘導。「危ないので道路に飛び出さないように」と数分間、口頭で注意したという。応援演説には柴山昌彦文部科学相が来たが、制止したのは柴山氏の到着前で別の人物の演説中だったという。 ネット上では「文科相に抗議の大学生を街頭演説から排除」との批判が出た。柴山氏はツイッターで「わめき散らす声は鮮明にその場にいた誰の耳にも届きました」などと投稿していた。男性は朝日新聞の取材に「入試に向けた動きが本格化するなか、文科相に直接訴えたかった」などと語っていた。 県警警備課の江田浩之次席は「道路上で立ち止まったり交通を妨害したりすれば、道交法違反にあたる可能性もある。警察官職務執行法には犯罪が行われようとするときにはその行為を制止できる旨を定めており、違法性はないと考えている」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
台風14号が発生(ウェザーマップ)
きょう3日午前3時、トンキン湾で台風14号が発生した。 台風の中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、1時間に約15キロの速さで南西に進んでいる。台風14号は今後は発達しながら南シナ海を東へ進む見通し。今後の動きに注意が必要となる。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
社会保障、負担増に課題 介護保険当事者「生活立ちゆかぬ」(朝日新聞デジタル)
社会保障制度改革の議論に向けて、安倍政権が新しい会議の設置に動き出した。厚生労働省の審議会などでも同様の議論が始まっているが、サービス利用者に負担増を求めるメニューが並び、課題も少なくない。新会議が主導する形で議論が進むとの見方もある。▼1面参照 2日は年金制度改革の柱の一つ、厚生年金のパートらへの適用拡大について、まずは厚労省の有識者懇談会で年金財政検証の結果を踏まえた議論が始まった。 いまの加入要件は、「従業員501人以上の企業で週20時間以上働き、賃金が月8万8千円以上」など。財政検証では、企業規模や賃金の要件を緩めれば対象者が増え、将来の年金水準が高まることが確認された。…… 本文:971文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
総務省、実質「完敗」 ふるさと納税除外、係争委「法に違反の恐れ」(朝日新聞デジタル)
ふるさと納税制度からの除外をめぐる総務省と大阪府泉佐野市の対立で、同省の第三者機関・国地方係争処理委員会が2日、石田真敏総務相に除外の内容を見直すよう求めた。係争委は、法的拘束力のない通知への違反を除外理由にしたことを「法に違反する恐れがある」と認定しており、事実上、総務省の「完敗」となった。▼1面参照 係争委の富越和厚委員長は委員会後の会見で、6月の地方税法の改正前の泉佐野市の行為は「世間にやり過ぎと見られるかもしれないが、強制力がない通知に従わなくても違法ではない」と説明した。 係争委は、改正法の施行後に守るべきものとして総務省がつくった基準を、法改正前の行為にあてはめて除外を判断したとして、違法の疑いがあると認定。…… 本文:592文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
韓国・チョ氏疑惑 検察“本丸”は親族の会社(スポニチアネックス)
◇韓国チョ・グク氏 国会人事聴聞会延期 検察の“本丸”は親族の会社の疑惑とされている。 親族会社は、チョ氏の妻、娘、息子らが出資する形でつくられた投資会社。実権を握っているのはおいとみられている。投資会社は2017年に街灯を生産するメーカーに投資。同年8月にチョ氏が民情首席秘書官に就任後、街灯メーカーには地方公共団体などからの公共事業の発注が急増し、急速に業績を伸ばした。 現地のメディアなどは、チョ氏が立場を利用して未公開情報などをつかんで流していたのではないか、また、選挙資金づくりに利用されたのではないかと報じている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
文大統領、疑惑男を法相にごり押し 大統領権限で任命強行へ(スポニチアネックス)
韓国・文在寅大統領の側近で、さまざまなスキャンダルが取り沙汰され「タマネギ男」と批判される法相候補のチョ・グク氏(54)に対する国会人事聴聞会が2日、延期された。 文氏は聴聞会開催の有無にかかわらず、チョ氏を法相に就任させたい考えで、韓国のお盆にあたる12日までに強行するとの見方が強まっている。ごり押しとなれば、国内の反発が強まるのは必至だ。 チョ氏は聴聞会延期決定後の2日午後に会見。娘の大学への不正入学疑惑などについて関与を否定した上で「若い世代に失望と傷を与えた」と謝罪。文政権が提唱する検察改革実現に向け「どんな政権になっても戻ることのない改革を行うと約束する」と述べ、法相就任へ意欲を示した。 チョ氏は娘の不正入学疑惑のほか、家族ぐるみの不透明な投資や資産隠し疑惑も浮上。聴聞会の延期は、聴聞会へ家族を証人として呼ぶことを求めた野党と、呼ぶ必要なしとした与党と折り合いがつかなかったことが原因だ。 2日発表の世論調査では、文氏の支持率は46・5%と前週に比べ0・3ポイント増加。ただ、この日のチョ氏の会見で風向きが変わる可能性もある。 チョ氏の娘は高校時代に大学の医学部の研究所で2週間、インターンをしただけで研究論文の筆頭著者として名を連ね、この論文を利用して名門大に入学したことが発覚。チョ氏は「娘が驚くほど熱心に実験に取り組んだようだ。英語が上手なので成果を英語で整理する時に貢献度が高くて評価されたようだ」などと説明。大学院では成績不振で留年したにもかかわらず、奨学金を受領したことに「(大学の公的なものではなく)教授の個人的な奨学金。落第し落ち込み、退学を考えていた娘を励ますために支給されました」と語った。 7時間以上続いた会見で韓国国民は納得できたのか。今後のチョ氏への対応次第では、文政権の足元を揺るがす事態になるかもしれない。 ≪人事聴聞会とは≫韓国の人事聴聞会は、2000年に米国上院の制度を参考に導入された。閣僚や検察長官などに指名された候補者が、適格かどうかを見極めるため候補者の専門性、財務事情、学歴や経歴、人格などについて質疑が行われる。テレビで生中継されることもある。聴聞会が、候補者の辞退を決めたりするものではなく、儀式的な色合いも強い。聴聞会を経て閣僚として適格か国会で議決されるが、不適格と判断されても、大統領の権限でその人物を任命することが可能だ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
20代母親、4歳の息子を洗面器で殴る 傷害の疑いで書類送検(スポニチアネックス)
大阪市内の自宅で息子(4)の全身を殴って軽傷を負わせたとして、大阪府警は2日、傷害の疑いで同市の20代母親を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。大阪市の児童相談所が保護した際、息子の全身にあざがあるのを確認したが、府警に伝えたのは数日後だった。府警は立件を検討するため詳細な情報を求めたが、数回にわたり拒否されたという。 捜査関係者によると、母親は1時間以上、洗面器を用いて壊れるほど息子の全身を叩いたり、電気コードをむちのように使って殴ったりしたとみられる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
籠池諄子被告「虚偽の契約書知らない」 補助金不正公判
学校法人森友学園(大阪市)の補助金不正事件で、国の補助金など計約1億7千万円をだまし取ったとする詐欺罪などに問われた学園前理事長の籠池泰典被告(66)と妻諄子(じゅんこ)被告(62)の公判で、両被告の被告人質問が2日、大阪地裁(野口卓志裁判長)であった。この日初めて被告人質問が行われた諄子被告は、起訴内容を全面的に否定した。 諄子被告は泰典被告と共謀し、設立を目指していた小学校の校舎の工事代金を約22億円に水増しした虚偽の契約書作成を設計業者らに指示して、国の補助金約5600万円を詐取したとする起訴内容について「虚偽の契約書があったのは全く知らなかった。設計業者から工事費の話を聞いたこともなかった」と不正への関与を否定した。 さらに、運営する幼稚園で大阪府と大阪市の補助金計約1億2千万円をだまし取ったとする別の起訴内容についても「私は不正との認識は全くなかったです」と述べた。泰典被告は先月28日の被告人質問で、この府・市の補助金詐取については一部を認めている。 諄子被告の被告人質問に先立ち、泰典被告の被告人質問が先月28日に続いて行われた。泰典被告は国の補助金申請について「設計業者から『虚偽の契約書作成を前に進めないと校舎が建たない』と言われた」と述べて業者が不正を主導したと改めて訴えた。 公判は10月30日に論告求刑公判があり、来年2月19日に判決が言い渡される。(米田優人、多鹿ちなみ) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル