【動画】京急脱線事故直後 炎を上げる現場で車両から逃れる乗客たち=乗客提供 横浜市内の踏切で起きた脱線事故を受けて京急電鉄は5日夕、東京・霞が関の国土交通省で報道陣の取材に応じた。 京急によると、現場の踏切に設置してあるカメラの映像では、警報機が鳴る前にすでにトラックは踏切内に入っていた。 システム上、列車が踏切の約1キロ手前に来ると警報機が鳴るという。その時点で踏切内に障害物があれば検知装置が働き、専用の信号機が発光する。信号機は踏切から340メートル離れた場所にあり、運転士が踏切から600メートル離れた地点でも確認できる。最高速度で走行中でも、この距離があれば非常ブレーキで踏切の手前に止まれるようになっているという。 今回の列車は停車駅が少ない「快特」で、営業運転の最高時速は120キロ。事故前に120キロで走っていたことや、検知装置や信号が正常に作動したことを京急は確認しているという。 京急の説明では、この列車は運転歴1年1カ月の男性運転士(28)が運転していた。運転士は「信号機に気付いて非常ブレーキをかけた」と話しているが、間に合わなかった。どの時点でブレーキをかけたか、京急は「調査中」として明かさなかった。ブレーキには異常は確認されていないという。 運輸営業部の小林秀行部長は「原因は調査中だが、ブレーキを適切にかければ止まれるようなシステムにはなっている」と話した。 他の鉄道会社では、東急や京王、小田急、東武、JR東日本の一部路線で、検知装置を自動列車制御装置(ATC)などの信号保安装置と連動させる仕組みがあり、装置が作動すると自動的にブレーキがかかる仕組みとなっている。だが、京急本線にはこうしたシステムは導入されておらず、運転士が手動でブレーキをかけることになっていた。(細沢礼輝、贄川俊) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京アニ被害者らへの寄付金、税制優遇へ 住民税など減額
京都アニメーションで起きた放火殺人事件の被害者らへの寄付金について、政府は税制上の優遇措置を認める方針を固めた。政府関係者が明らかにした。京都府が近く発表するという。 政府関係者によると、京都府に寄付することで、住民税などの減額を受けられるようにする。企業からの寄付も災害義援金と同様に、損金扱いをできるようにする。集まった寄付金は、被害者を中心に配分されるように制度設計するという。 事件の被害者らに対しては多額の寄付金が寄せられており、税制上の特例措置を求める声が相次いでいた。(豊岡亮) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
豊島名人が広瀬竜王への挑戦権を獲得 竜王戦初挑戦
将棋の第32期竜王戦(読売新聞社主催)の挑戦者決定三番勝負第3局が5日、東京都渋谷区の将棋会館であり、豊島(とよしま)将之名人(29)=王位とあわせ二冠=が、木村一基九段(46)に勝って2勝1敗とし、広瀬章人竜王(32)への挑戦権を獲得した。現在、王位戦七番勝負で豊島名人に挑戦している木村九段のタイトル連続挑戦はならなかった。 豊島名人は竜王戦初挑戦。10月に開幕する七番勝負でタイトルを獲得すれば、名人とともに将棋界の二つのビッグタイトルを手にすることになる。 豊島名人は「3局通して力は出せたかなと思う。竜王戦はなかなか勝ち上がることができなかったので、挑戦できてうれしい。タイトル戦が続いていろいろと課題が見えてきた。まずは体調を整えてという感じです」と話した。 一方、木村九段は「ちょっと攻めが暴発だった。もうちょっと丁寧に指さないといけなかった。(1勝2敗の結果については)ちょっと力が足りなかった」と話した。(村上耕司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
首相、一時は二階幹事長交代も検討 後進育成か安定か…続投選択(産経新聞)
11日の自民党役員人事・内閣改造で最大の焦点だった幹事長ポストは、二階俊博氏が続投する方向となった。二階氏に対しては、政治手腕を評価する声がある一方、就任から3年を超え、80歳と高齢であることを不安視する向きもあった。安倍晋三首相(党総裁)も後進の育成のため、一時は二階氏の交代も検討したが、党運営の安定を優先した。 「ありがとう。またよろしくね」 4日午後、自民党本部4階の幹事長室。テレビで「二階氏留任で調整」の一報が流れると、周囲から「おめでとうございます」と祝福された二階氏は、はにかんだような表情でこう応じた。 ■党内から交代論も 前日の3日朝、二階氏は党本部で約10分間、首相と2人きりで向き合い、人事について意見交換したとみられる。その後、記者会見に臨んだ二階氏の表情は気迫に満ちていた。 幹事長は、党運営の事実上のトップで、選挙での候補者の公認や資金配分など絶大な影響力を発揮する。二階氏は幹事長として総裁任期延長の党則改正を主導し、昨年の総裁選での首相連続3選に道を開いた。平成29年の衆院選と先の参院選での自民党勝利にも大きく貢献した。 ただ、自身が率いる二階派(志帥会、46人)に野党出身議員を引き込む強引な拡大路線は反発を招き、党の長老や首相側近らからは「党内を混乱させている」と二階氏の交代論が出ていた。一方、「ポスト安倍」を目指す岸田文雄政調会長は今回の人事で、「首相への登竜門」でもある幹事長就任に意欲を示していた。 首相は、二階氏への恩義と側近らの意見、後継者の育成などのはざまで悩み、周囲にこう漏らしていた。 「二階氏の処遇が最大の悩みどころだね」 実際、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官は「内閣の重要な柱」として留任が早々に伝えられる一方、マスコミは「二階氏の処遇が焦点」と報じた。当初は今月10日とされていた党役員人事・内閣改造が11日に後ろ倒しにされたのも、二階氏の処遇がなかなか決まらなかったからとされる。 ■憲法改正を視野 二階氏もそうした空気を敏感に感じ取り、交代の要因になりかねない「健康不安説」が流されることに神経をとがらせた。 結果的に首相は二階氏の続投を決めた。二階氏と関係を深めている菅氏が、続投を首相に進言したことも大きな後押しとなった。政府高官は「安定して党を支えてもらうということだろう」と首相の意図を読み取る。党関係者は首相が目指す憲法改正を挙げ「二階氏でなければ進まない」と話す。 ただ、今回の人事をめぐって党内の不満が顕在化したのも事実だ。8月に幹事長の連続在職記録を更新し、さらに要職を務めることには「長すぎる」との声も出ている。こうした不満に二階氏自身がどう向き合うかが、今後の党運営の鍵になりそうだ。(大島悠亮、広池慶一) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日英連携で防衛装備品の見本市 国内初、日本企業50社出展(産経新聞)
国内初の防衛装備の総合見本市が11月に千葉市の幕張メッセで開かれ、約50社の日本企業が出展することが5日までに、分かった。日本の技術力を生かしたい海外の防衛大手と日本企業との関係強化を狙い、英国側がロンドンで隔年開催されてきた世界最大級の見本市の日本開催を提案。日本側も国内防衛産業の活性化につながるとして受け入れた。海外防衛大手の間では、日本からアジア市場への輸出も計画されており、日本の防衛産業の国際化が期待されている。(佐藤健二) ロンドンで2年に1回開かれる「DSEI」を日本で初めて、11月18日から3日間、幕張メッセで開く。 世界の防衛・危機管理関連企業約150社が出展する。そのうち日本企業は約50社で、同種の見本市への出典企業数としては、2014年6月にフランス・パリで開かれた「ユーロサトリ」の12社を大幅に上回り過去最多となる見通しだ。 英イベント運営会社クラリオン・イベンツ(ロンドン)と日本の同業クライシスインテリジェンス(東京都豊島区)の共催。英国側は、英国製防衛装備の輸出促進を担う国際貿易省が会場にブースを構えるほか、国防省、外務省も支援する。日本側も西正典・元防衛事務次官らが実行委員会のメンバーとなり、防衛省、経済産業省、外務省が後援している。 海外の防衛大手には、日本企業との間で合弁会社設立や買収、技術提携などを進めたいとの思惑がある。日本は製造インフラが整備されており、サプライチェーン(部品供給網)を構築する上で日本企業の素材・加工技術も活用できる。 一方、日本側は、国内受注だけでは防衛産業の基盤を維持できない中、海外企業との提携や協業を実現し、防衛産業の活性化につなげる狙いがある。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
表現の不自由展巡り 黒岩知事発言撤回を 市民団体が抗議(カナロコ by 神奈川新聞)
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止になった企画展「表現の不自由展・その後」を巡る黒岩祐治知事の発言に対し、平和・人権運動などに取り組む市民団体が5日、発言撤回を求める抗議文を知事宛てに提出した。 提出したのは県内の41団体と個人141人でつくる「共同行動のためのかながわアクション」(高梨晃嘉世話人代表)。 抗議文では、知事の「神奈川県では開催を認めない」との発言に対し、「表現の自由を踏みにじるだけでなく、県民の文化的興味を断つ暴挙」と指摘。「憲法で定められた検閲の禁止を理解しておらず、首長にあるまじき見識のなさが露呈した」と批判し、慰安婦像を問題視する姿勢についても「紛争下の性暴力犯罪という人権問題を否定する態度こそ大きな問題だ」と断じた。 抗議後に県庁で会見した高梨氏らは、知事が後日の会見で「言葉足らずで誤解を与え、おわびしたい」と述べたことに対しても「納得できない」とし、企画展関係者らに謝罪するよう求めた。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「ヘイトで商売するな」 週刊ポスト嫌韓特集に抗議(カナロコ by 神奈川新聞)
2日発売の週刊誌「週刊ポスト」が韓国に対する差別と敵意をあおる記事を掲載した問題を巡り、発行元である東京都千代田区の小学館本社前で5日、市民による抗議活動が行われた。参加者は「ヘイト本で商売するな」といったプラカードを手に「デマと差別に基づく記事を謝罪し、雑誌を回収しろ」と求めた。 都内の女性が4日夜にツイッターで呼び掛け、約150人が参加した。女性は「放置すれば差別が容認されたことになる。傷ついている人は大勢いて、怒っていることを可視化する必要があった」と話した。 特集は「厄介な隣人にサヨウナラ 韓国なんて要らない!」と題され、「怒りを抑えられない『韓国人』という病理」との見出しをつけた記事もあった。同誌に連載を持つ作家をはじめインターネット上で批判が相次いだことを受け、同社は「配慮に欠けていた」などと謝罪したが、参加者はマイクを手に「差別と認めなければ本当の謝罪とはいえない」「ヘイトスピーチをしているのは一部のおかしな人ではない。大手の出版社までこんな記事を出し、売れれば何でもいいのか」と非難の声を上げた。 近隣の出版社や書店の関係者も駆け付け、編集者の女性(63)は「仕事で関わった川崎の在日コリアンのことが頭に浮かんだ。あおられた憎悪の矛先が向かいかねず、知らんぷりはできなかった」と話していた。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
黒田博樹さんに広告大賞 盟友新井貴浩さんへのメッセージ(共同通信)
日本新聞協会は5日、第39回新聞広告賞を発表し、大賞にプロ野球広島カープOBの黒田博樹さん(44)の「カープ新井選手引退記念企画『結局、新井は凄かった』」を選んだ。広島で共にプレーした新井貴浩さん(42)の現役引退に合わせて掲載されたもので、大賞を個人が受賞するのは初めて。 広告は全2ページで、表には「新井ブレーキ」など、新井さんのミスを取り上げた新聞記事の切り抜きを並べ、裏には真っ赤な背景に「結局、新井は凄かった」と、たたえるメッセージを載せた。昨年11月5日の中国新聞朝刊に掲載されると、盟友に向けた粋な計らいが話題となった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
むかわ竜、頭にトサカあった? 学名はカムイサウルスに
北海道むかわ町で見つかった「むかわ竜」は新属新種の恐竜で、学名は「カムイサウルス・ジャポニクス」とする北海道大などの研究グループの論文が6日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツで公開される。頭部にトサカがあった可能性など、新たな研究成果も盛り込まれている。 グループの小林快次・北大総合博物館教授によると、学名には、アイヌ語で神を意味する「カムイ」を用い、全体で「日本の竜の神」という意味が込められている。発見、発掘したグループが学名を付けることが多く、論文掲載でこの名前が定着するとみられる。 むかわ竜はハドロサウルス科。… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
皇位継承2位、悠仁さま13歳に 夏休みは初海外旅行
秋篠宮家の長男悠仁さまが6日、13歳の誕生日を迎えた。5月の代替わり後、秋篠宮さまに継ぐ皇位継承順位第2位となった。夏休みには初めての外国訪問となるブータンへ。宮内庁によると、王族と交流したほか、日本とよく似た文化や植物景観を対比することで、日本を一層理解する経験となった。関係者によると、悠仁さまは虫に詳しく、ブータンでも山間で見かけたトンボやセミなどに興味を示したという。 4月に進学したお茶の水女子大学付属中学校では、休み時間に友人と外で遊ぶなど元気に過ごしているという。6月には学校行事の体育大会に参加。50メートル障害走やミニムカデ競走に出場し、学年をまたいだ応援合戦などを体験した。1泊2日の宿泊キャンプにも参加し、英語での寸劇に取り組んだ。 秋篠宮ご夫妻の活動にも同行し… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル