首都圏を直撃した台風15号の影響が残る9日午後3時。横浜市の日産自動車本社で取締役会が始まった。 社長兼CEO(最高経営責任者)の西川(さいかわ)広人の株価連動型報酬をめぐる不正などに関する社内調査結果が報告されると、社外取締役でレーサーの井原慶子が口火を切った。報酬不正の問題が発覚した西川の求心力の低下や、株主や従業員から届く不安の声などに触れ、こう言った。 「日産の信頼回復を考えると、ここはバトンタッチでもいいのでは」。西川の辞任を迫る提案だった。 日産は6月の定時株主総会の後、業務の執行と監督を明確に分ける指名委員会等設置会社に移行。監督を担う取締役会11人のうち7人を社外取締役が占める。 外国人の社外取締役は、ほぼ全員が井原の意見に賛同した。「日産への風当たりは厳しくなる一方だ」「危機的状況だ。今すぐ結論を出すべきだ」……。早期の辞任論に同調する意見が相次いだ。 ナンバー2の最高執行責任者(… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
H2Bロケット、発射台付近から出火 打ち上げ中止に
11日朝に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げ予定だったH2Bロケット8号機の発射台付近で11日午前3時10分ごろ、火災が発生した。炎が見え、ロケットの周辺に黒煙が広がった。放水作業が続いている。打ち上げを担う三菱重工は午前4時過ぎ、この日の打ち上げを中止すると発表した。 H2Bは10日、組み立て棟から発射地点へ移動。最終の打ち上げ準備中で、打ち上げは11日午前6時33分に予定されていた。午前3時過ぎ、発射台に据えられたH2Bの周辺から煙が上がったのが、約3キロ離れたプレスセンターから見えた。三菱重工によると、発射台の開口部から火が出たという。ロケットに向けて放水する様子も確認できた。 H2Bは無人補給船「こうのとり(HTV)」8号機を搭載し、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ予定だった。宇宙飛行士のための食料や飲料水、衣料などのほか、ISSで使うバッテリーなど約5トンの物資を搭載。ソニーコンピュータサイエンス研究所などが開発した「光通信システム」の実験装置や、ISSから放出する超小型衛星、日本実験棟「きぼう」での実験に使う細胞培養装置も積まれている。(合田禄) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
20億人が目撃した9.11 惨禍の記憶、広島に学んだ
2977人が犠牲になった米同時多発テロから、18年。惨禍を伝える「9・11記念館」の副館長はその日を前に、74年前にグラウンド・ゼロとなった広島でインタビューに応じた。「9・11」と「8・6」を貫くものとは――。 NY9.11記念館副館長に聞く 「ニューヨーク(NY)で私たちがやろうとしたことを、最初にしたのが広島の人たちなんです」 京都で開催された国際博物館会議(ICOM〈アイコム〉)の世界大会。その一環で開かれた公開会議のため、広島を訪れた9・11記念館のクリフォード・チャニン副館長は、取材にこう語った。 2001年9月11日、ハイジャックされた飛行機2機がNYの世界貿易センタービルのツインタワー部分に相次いで激突。直後から「この出来事を記憶しよう」という声が上がった。惨事をどう伝えるか。広島や長崎で積み重ねられた議論を踏まえ、9・11記念館は築かれたという。全面オープンは14年。「我々はまだ、『5歳』の若い博物館にすぎない」 広島では直後の様子を撮影した… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
関東から西は厳しい残暑 九州・四国を中心に猛暑日も(ウェザーマップ)
きょう11日(水)も関東から西の地域を中心に、9月としては気温が高く、厳しい残暑となる見込み。特に九州・四国では、日中の最高気温が35℃を超える猛暑日となる所がありそうだ。 こまめに水分や休憩を取り、冷房を使うなど、熱中症対策を心がけたい。 きのうより雲が広がるも、関東から西は厳しい残暑 きのう10日(火)は、岐阜県多治見で37.6℃まで上がるなど、全国の79の地点で猛暑日を観測した。 きょうはきのうに比べて雲が広がりやすく、雨の降る所もあるため、猛暑日となる地点は減る見通し。ただ、関東から西の地域を中心に、9月としては気温の高い状態は続き湿度も高いため、厳しい残暑となりそうだ。 特に、晴れ間の出る九州や四国では猛暑日となる所がある見込み。こまめな水分や休憩を取り、冷房を使うなど、熱中症対策が必要だ。 北日本や北陸 暑さ落ち着く所も 一方、北日本や北陸では前線や低気圧の通過に伴い、広い範囲で雨が降る。このため、気温の上昇が鈍くきのうに比べて気温が低くなりそうだ。 特に仙台や釧路では、気温が大幅に下がり、暑さが落ち着く見通し。気温に合わせた服装選びを心がけたい。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
小泉進氏、環境相で初入閣 文科相は萩生田氏 きょう内閣改造(朝日新聞デジタル)
安倍晋三首相(自民党総裁)は10日、11日に行う内閣改造で入閣させる19人の顔ぶれを固めた。小泉進次郎衆院議員を初入閣させ、環境相に起用する。萩生田光一・党幹事長代行は文部科学相に内定した。五輪相には、冬季と夏季の五輪に出場経験がある橋本聖子・前党参院議員会長を充てる。▼2面=いちからわかる!、4面=「動静」から探る 小泉氏は父が純一郎元首相で、2009年に初当選し、当選4回。将来の首相候補の一人に数えられる。8月にはフリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの結婚を首相官邸で公表した。12年、18年の党総裁選では石破茂元幹事長を支持し、首相とは距離を置いてきた。…… 本文:1,929文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
フリーランスにハラスメント、横行 芸能・メディア業界、脅迫や報酬不払い 日本俳優連合など調査(朝日新聞デジタル)
芸能界やメディアなどの業界で企業に所属せず、フリーランスの立場で働く人の61・6%がパワハラ被害に、36・6%がセクハラ被害に遭っているとの調査結果を10日、協同組合「日本俳優連合」(西田敏行理事長)など3団体が発表した。仕事の発注や配役を受ける側というフリーランスの弱い立場につけ込んだハラスメントが横行している実態が明らかになった。 ■「夢のため」我慢の傾向 内閣府によるとフリーランスは国内に300万人超いる。俳優やスタイリスト、カメラマンなど、フリーランスが特に多いとされる芸能・メディア業界などの職種横断的な詳しい実態調査は初とみられる。…… 本文:1,783文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
北陸・東北・関東甲信 非常に激しい雨に警戒・注意(ウェザーマップ)
きょう11日(水)昼前から夜にかけて、北陸や東北、関東甲信で大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って非常に激しい雨の降る所がある見込み。 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意が必要だ。 前線や低気圧が通過 大気の状態が非常に不安定 前線を伴った低気圧が、今夜にかけて東北地方を通過。また、低気圧からのびる前線が、あす12日(木)朝にかけて東北地方から西日本を通過する見込み。 低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、北陸や東北、関東甲信を中心に大気の状態が非常に不安定になり、所々で積乱雲が発達しそうだ。 局地的に「非常に激しい雨」が降るおそれ きょう昼前から夜にかけて、北陸や東北、関東甲信では、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る所がある見込み。非常に激しい雨とは傘が全く役にたたず、水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるような降り方だ。 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意が必要だ。また、落雷や竜巻などの突風が発生するおそれもある。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「子どもたち、活動の幅広げた」 紀子さま回答全文
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紀子さま誕生日に文書 眞子さまへの思いと皇嗣妃の責任
【動画】53歳の誕生日を迎えた紀子さま。8月には秋篠宮さま、悠仁さまとブータンを訪問した=宮内庁提供 秋篠宮妃紀子さまは11日、53歳の誕生日を迎え、これに先立ち宮内記者会の質問に文書で回答を寄せた。長女眞子さまと小室圭さんの結婚が延期になっていることについて「延期のことも含め、現在、長女はさまざまな思いを抱えていると思います」と思いやり、「現状や今後についてお伝えすることは、控えたいと思います」と述べるにとどまった。 次女佳子さまの結婚や将来については「本人が深く考え、歩んでいくことを期待しております」と述べ、眞子さま、佳子さまともに「よき人生を歩み、これまで2人の成長を支えてくださった方々にも喜んでいただけるよう、将来を築いていってほしい」と母親としての思いをつづった。 皇位継承第2位となった長男悠仁さまの進路については「様々な経験を重ね、関心を広げるなかで、考えていくことになるのではないでしょうか」とした。 5月の代替わりで、秋篠宮さまは皇嗣となり、紀子さまは皇嗣妃となった。紀子さまは「新たな立場に伴う責任」を感じつつ、「私自身の健康にも気をつけながら、力を尽くして参りたい」と記した。 紀子さまはこれまで自身の誕生日ではなく、秋篠宮さまの誕生日会見に同席した際に家族の近況や所感を語ってきた。今回、皇嗣妃というより重い立場となったことから、宮内記者会が紀子さま自身の誕生日にも単独で所感や近況を公表するよう要請し、宮内庁が応じた。(中田絢子、長谷文) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
元経産省キャリアに猶予判決 覚醒剤使用で東京地裁
覚醒剤取締法違反(密輸、使用)などの罪に問われた経済産業省元課長補佐の西田哲也被告(28)に対し、東京地裁(三浦隆昭裁判長)は10日、懲役3年執行猶予5年(求刑・懲役3年6カ月)の判決を言い渡した。 判決は「依存性は高く刑事責任は重い」としつつ、「仕事の影響でうつ病となり、治療を受けるなかでより強い効き目を求めて覚醒剤に手を出した」という西田被告の供述を踏まえ、「単なる快楽目的とは異なる」と指摘。すでに懲戒免職処分を受けたことも考慮して、執行猶予が相当だとした。 判決によると、西田被告は今年4月、覚醒剤約20グラムを隠した国際スピード郵便物1個を米国から取り寄せようとしたほか、東京都内の自宅で覚醒剤を使った。スピード郵便物は東京の税関検査で見つかった。(阿部峻介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル