関西電力の岩根茂樹社長を含む役員ら20人が、関電高浜原発がある福井県高浜町の元助役(故人)から多額の金品を受け取っていた問題で、関電は社内の調査委員会がまとめた報告書を公表する検討に入った。岩根社長は27日の記者会見で公表に否定的だったが、説明不足との批判を受け、方針を修正する。 関電幹部が28日、明らかにした。再び会見を開いて説明する方向だ。報告書は、社外の弁護士らでつくる調査委員会が昨年7~9月に調べてまとめたものだ。誰がいつ、どんな金品を受け取ったかなどが書かれているとみられる。ただ、個人情報が含まれるので、どの範囲まで公表するかは検討中という。 関電はまた、経済産業省から電気事業法に基づく報告をするように指示を受け、今回のケースのほかにも金品を受け取っていなかったか、再調査を始める。岩根社長は記者会見で「(再調査は)今後の検討」としていたが、やらざるを得なくなった。再調査の結果しだいでは、経産省が再発防止策を求める業務改善命令などを出せる。 経産省は27日夜、今回の金品の受け取りの事実関係や原因に加え、ほかの原発などでも類似の事案がなかったかどうかについて調べて書面で提出するよう求めた。報告の提出期限は決められていないが、「速やかに提出してほしい」(経産省)とする。(金本有加、生田大介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
片岡仁左衛門さんら「お練り」 御園座の歌舞伎興行前に
名古屋市中区の御園座で始まる歌舞伎興行「吉例顔見世(かおみせ)」(10月2~26日)を盛り上げようと28日、片岡仁左衛門さんら出演俳優15人による「お練り」が御園座周辺の商店街であった。 中村梅玉さん、中村獅童さんら人気役者が勢ぞろいし、沿道を埋め尽くす大勢の見物客らに手を振りながら、にこやかに練り歩いた。御園通商店街にステージが設けられ、仁左衛門さんが「50回目の顔見世に出演できてうれしい。1回目から出演し、年の流れをひしひしと感じる。ぜひ劇場に足を運んでください」とあいさつした。(滝沢隆史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
関電会長「金品断ると激高された」 13年前から受領
関西電力の役員ら20人が2011年からの7年間に高浜原発がある福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から計約3億2千万円分の金品を受け取っていた問題で、八木誠会長がそれ以前の06年から金品を受け取っていたことがわかった。28日、朝日新聞の取材に認めた。10年までの4年間にわたって複数回金品を受け取り、金沢国税局の調査が入るころまで自宅で保管していたという。 関電は27日の記者会見で、11年以降に金品が渡っていたことは認めていたが、それ以前については明らかにしていなかった。森山氏に資金を提供していたのは、土木建築会社「吉田開発」(高浜町)。金品は、八木氏のほか岩根茂樹社長らに渡っていた。 八木氏は06年6月には、関電の原子力事業本部(同県美浜町)の本部長代理に就いた。09年6月に原子力事業を統括する本部長(副社長)に就任していた。翌年に社長になったが、「社長就任後は、(森山氏とは)一度も面会しておらず、金品も受け取っていない」と説明した。 八木氏によると、関電原子力事業本部では以前から森山氏を関電の勉強会の講師として招き「社内では『先生』と呼んでいた」と説明。勉強会の際には県職員も同席していたという。 森山氏は八木氏に対しお中元、お歳暮のほか、年に1、2回、面会のたびに金品を提供。八木氏は「常識を超えるような金品だった」と話し、「受け取りを断ると、激高された」と説明。金品は社内に置かず、大阪府内の自宅で保管していたという。 八木氏は「原子力を動かすには… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国のファンゾーンで大歓声!「まさか勝つとは」「感動した」(スポニチアネックス)
◇ラグビーW杯2019 1次リーグA組 日本19-12アイルランド(2019年9月28日 エコパ) 大型ビジョンで観戦できる全国のファンゾーンでは、各地で大歓声が上がった。東京の有楽町では大歓声が上がり、興奮のるつぼと化した。 「奇跡の勝利だ」「エネルギーをもらった」。会社員の永浦雅典さん(56)は「力の差があり惨敗さえしなければと思っていたが、まさか勝つとは」と興奮気味。孫と観戦した会社経営の奈良阿久利さん(70)は「白熱した試合で感動した。一生に一度のワールドカップを見られてうれしい」と笑顔だった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
星空に思いをはせて 東京五輪まで300日 水泳会場
東京五輪の開幕まで28日であと300日。水泳会場となる「東京アクアティクスセンター」(東京都江東区辰巳)では、来年2月の完成に向けて工事が進んでいる。都によると8割ほどが完成し、内部のプールも形ができつつあるという。 工事が終わった夜間、周囲は虫の音が聞こえるほど静かだった。2時間20分、2381枚の写真を重ねると、上空の星の軌跡や飛行機の航跡が浮かび上がった。(嶋田達也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
木村王位が1勝目 将棋名人戦・A級順位戦は3回戦終了
豊島(とよしま)将之名人(29)への挑戦権をトップ棋士10人が争う第78期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の3回戦5局のうちの最終局、木村一基(かずき)王位(46)―糸谷(いとだに)哲郎八段(30)戦が9月28日、大阪市福島区の関西将棋会館で指され、木村王位が113手で勝った。終局時間は、28日午後11時15分。 木村王位は、初タイトル「王位」を奪取した後の最初の公式戦を白星で飾り、今期A級での初勝利を挙げた。勝った木村王位も、敗れた糸谷八段も、今期A級の成績は1勝2敗となった。 これで3回戦までが終了した。… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「こうのとり」、ISSと結合 8回連続の輸送成功
日本の無人補給船「こうのとり(HTV)」8号機が国際宇宙ステーション(ISS)に到着してロボットアームに捉えられ、29日午前0時8分、ISSと結合した。食料や水、実験装置など5・3トンの荷物を載せている。 HTVは25日未明、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。当初は11日の打ち上げ予定だったが、ロケット発射台の火災などで延期されていた。ISSへの輸送成功は8回連続。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
母親の車にはねられ2歳児死亡 神奈川県茅ケ崎市(産経新聞)
28日午後5時15分ごろ、神奈川県茅ケ崎市東海岸南の駐車場内で、近くに住む女児(2)が母親(43)の運転する普通乗用車にはねられた。女児は病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。 同県警茅ケ崎署によると、現場は住宅街の中にある月極駐車場で、女児は祖母らとともに母親の車を待っていたという。母親は女児らがいる場所に向けて車を進行中、左側から出てきた女児に気付かず、はねたとみられる。 事故当時は日没の時間帯で、現場付近に照明は設置されておらず、視界が悪かった可能性がある。同署が事故原因などを詳しく調べている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
広島の川でボート転覆、2人死亡(共同通信)
9/28(土) 23:54配信 広島県警によると、28日午後6時20分ごろ、広島市安佐北区を流れる三篠川でボートが転覆していると119番があった。川の中から70代の男性2人が見つかり、死亡が確認された。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
子ども同士の性暴力、7割が同性間 男子に多い重大事案
児童福祉施設内の子ども同士で起きる性暴力は、同性間が7割を占め、特に男子同士の事案に重大な傾向がある――。こうした調査結果を、施設職員らのグループがまとめた。子ども間の性暴力の多くが、性的衝動によるものではなく、支配欲や知的障害など別の理由で起きていることを示唆しているという。 児童福祉施設内での性暴力の実態は長年、明らかにされてこなかった。2年ほど前に裁判を通して三重県内の実態が表に出たことをきっかけに、注目されるようになった。厚生労働省が全国の実態調査をしたが、具体的な内容の分析や公表はされていない。今回の調査は全国に先駆けた取り組みといえる。 調査したのは、大阪府や兵庫県内の児童福祉施設や児童相談所の職員、研究者ら約20人でつくる「神戸児童間性暴力研究会」。昨年10月から今年5月にかけて、原則18歳までの子どもが生活する児童養護施設など、全国にある入所型の児童福祉施設21カ所で、過去10年間に起きた子ども間の性暴力について詳しく聞き取った。集まった197の事案について分析した。 加害児と被害児を1対1でとらえた場合、調査対象は308ケースになった。加害児は156人、被害児は192人だった。加害児の89%、被害児の64%は男子。男子から男子への性暴力が全体の62%を占めた。全国の児童福祉施設の入所者は、男子が55%(厚労省調べ)。今回の調査では、男子の割合がそれに比べて多かった。 加害児の年齢は、85%が9歳以上。被害児は各年齢層にいるものの小学生が60%を占めた。 加害児については、性的にも揺れ動く「思春期入り口」の子どもへの支援が重要とみられる。一方、被害児については、年齢に応じた性教育や思春期前の子どもへの「自らの安全を守る方法」を身につける支援の必要性が浮かび上がった。 また調査によると、加害児の4… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル