東京・新橋演舞場で12月に上演される新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の製作発表が30日、東京都内であった。原作は宮崎駿監督の名作漫画で、雑誌連載中の1984年に公開されたアニメ映画は今も世界中で多くのファンを生んでいる。自ら歌舞伎化を企画し、ナウシカ役で主演する尾上菊之助さんは「5年前から準備してきて、船出の今、武者震いしています」と話した。 原作を最大限尊重しつつ 94年に完結した全7巻の原作漫画をもとに脚本を作り、昼・夜の2部にわたって通し上演する。製作の松竹によると、新作歌舞伎としては異例のスケールの大作となる。物語とキャラクターの名称や個性は原作を最大限尊重しつつ、俳優の演技をはじめ、衣装や音楽、演出などは古典歌舞伎の手法を用いるという。 菊之助さんは過去にもシェークスピア作品を蜷川幸雄さんが演出した「NINAGAWA十二夜」(2005年)、古代インド叙事詩を原作に宮城聰さんが演出した「極付 印度伝 マハーバーラタ戦記」(2017年)で、意欲的な新作歌舞伎に取り組んできた。 今回は、戦争によって科学文明… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
<子どもの未来>定期テスト廃止!麹町中の斬新教育(TOKYO MX)
「子どもの未来」をあらゆる角度から深堀りするTOKYO MX NEWSの特集コーナーです。今回は、公立校でありながら大胆な学校改革を進める東京・千代田区の麹町中学校に注目しました。服装の指導や定期テスト、さらにクラスの担任制度といった「当たり前」をなくした学校です。子どもの自律を促す教育現場を取材しました。 独自の教育論を語るのは千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長です。斬新な発想で数々の「改革」を行っています。麹町中学校では定期テストを廃止する代わりに、生徒の学習理解を深める小テストを頻繁に行っています。試験で悪い点数だった場合には再試験が用意されていますが、挑戦するかどうかは生徒自身が判断します。これにより、生徒は理解が足りない部分や苦手な科目に絞って自主的に勉強するようになったと工藤校長は話します。 生徒の自主性を育むためにやめたのは定期テストだけではありません。宿題や服装頭髪の指導、さらには複数の先生で生徒を見るため、1人の先生がクラスを受け持つ担任制度といった「当たり前」も廃止しました。 さらに、麹町中学校では去年から数学の授業に限って、黒板の前に先生が立って教える授業を廃止しました。全員一緒の授業を廃止する代わりに、タブレット端末を配布し、生徒それぞれの学習スピードに合わせた問題を解いています。 工藤校長はこれからの時代に必要なのは学校側に決められた「当たり前」をこなす力ではなく、分からないことを理解するために何が必要か考える力だと話します。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
痛税感緩和、2年前から着々と 携帯料金下げ、家計に配慮(産経新聞)
安倍晋三首相は平成29年の衆院選で消費税率10%引き上げを公約に掲げて勝利した後、実際の増税に向け、消費の反動減対策にさまざまな手を打ってきた。国民から増税への“お墨付き”を得ても、経済が失速すれば政権の安定運営は難しくなるからだ。今回は高止まりする携帯電話料金の値下げなど、家計に直結する改革にも取り組み、痛税感の緩和に努めている。 首相はこれまで、景気に細心の注意を払って政権運営してきた。「官製春闘」で毎年の賃上げを主導するが、社会保険料の引き上げなど家計の支出増は続き、最近は米中貿易摩擦という海外の不安要因もある。 このため、今回の増税にあたっては、景気の落ち込みを防ぐため硬軟織り交ぜた大胆な対策を進めた。 携帯電話料金をめぐっては、菅義偉官房長官が昨年8月、訪問先の札幌市内で突然、「4割程度値下げできる余地がある」と発言した。直後には、料金引き下げの時期を増税のタイミングと重なる「来年10月ごろ」と明言した。 菅氏は携帯大手3社の利益率だけでなく、幹部の年収や一等地のビルに入る賃料まで調べ、“もうけすぎ”をアピールした。携帯電話は「電気やガスと同じ生活インフラ」だとして政治介入との批判も封印した。 そのうえで、解約違約金を9500円から1000円に引き下げや特定の携帯電話会社の回線しか使用できないように制限する「SIMロック」の即時解除の義務化など、電話料金の大幅値下げに道筋をつけた。 中小事業者を対象に、キャッシュレス決済時に最大5%のポイントを還元することも官邸主導で実現した。増税幅を上回る還元率には「バラマキ」との批判がくすぶり、軽減税率の導入と合わせ、税率が複雑になることには混乱が広がる懸念もあった。 しかし官邸側は、地方経済を支える中小事業者に配慮すべきだとし、消極論を押し切った。首相は30日、官邸で高市早苗総務相と面会し、増税に伴う地方対策に万全を期すよう指示。政府はポイント還元が終わる来年7月以降、マイナンバーカードにポイントを付与する新制度を導入するなど、増税後の景気対策にも努める考えだ。(小川真由美) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
せやろがいおじさん、TBS『グッとラック!』でレギュラー。「傷つけない笑い」は貫けるか(ハフポスト日本版)
9月30日から始まったTBSの新番組『グッとラック!』に、時事ネタを斬るお笑いYouTuberの「せやろがいおじさん」がレギュラーで登場する。初回は、せやろがいおじさんの活動拠点である沖縄から生中継しながら、動画『消費税10%引き返す勇気を持と~』を放送した。 『グッとラック!』は立川志らくさんとTBSアナウンサーの国山ハセンさんがMCを務める。国分太一さんMCの『ビビット』の後継番組。初日は、あいちトリエンナーレ2019や増税をめぐる問題を取り上げた。 せやろがいおじさんは、沖縄で活動するお笑いコンビ「リップサービス」の榎森耕助さん(32)。トレードマークの赤い鉢巻、赤いTシャツ、赤いふんどしで、美しい沖縄の海を背景に社会問題を独特のセンスで斬る。決め台詞は「せやろがい!」だ。 せやろがいおじさんが時事ネタについての投稿を始めたきっかけは、「わらにもすがる思いでお笑いにしがみつく」ため。「誰も傷つけない笑い」を信条に、これまでも沖縄県名護市の辺野古新基地建設をめぐる県民投票や、タレントりゅうちぇるさんのタトゥーについてなど、数々の動画を投稿してきた。 この日は、「明日から始まる消費増税どない思う?」と呼びかける動画をオンエア。 「日本が今なんて呼ばれてるか知ってるか? 先進国でもない、発展途上国でもない、転落途上国と言われてるんや! こんな状況で消費が冷え切っている中、消費税10%にしたらもっと消費冷え切るに決まってるやん!」 「もちろん消費が冷え込まんようにプレミアム商品券~とかポイント還元~とか軽減税率~とかいろんな対策打ってるのは分かる! けど、長期間続く消費増税に対して効果が一時的すぎて、焼け石に水どころかマグマに霧吹きぐらいやと思うけど、どない思う?」 「なんと、みりんは種類に分類されて、消費税10%取られんねん。皆さん『お酒飲みたいなー』っていう時に、みりんチョイスすることあります?」 「トイレットペーパーや生理用品やオムツなどの生活に欠かせへん日用品もなぜか軽減税率対象外の10%や。え?オムツって嗜好品なん?ひょっとしてこの仕組み考えた方の中に、趣味でオムツ履く方いらっしゃる?」 独特のせやろがい節がテレビで流れると、携帯やパソコンなどのデバイスで見る時とは違った迫力がある。 せやろがい節がテレビ視聴者にどう受け入れられるか。「誰も傷つけない笑い」をテレビでどこまで貫けるか。 スタジオからは「素晴らしいけれど、毎日はいい(いらない)」「今回は力が入ってた」などの声が上がっていた。せやろがいおじさんは、10月4日までは毎日、7日以降は毎週金曜日にコーナーを持つという。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
福島第2原発全4基が正式廃炉 国内の商業用原発33基に(共同通信)
東京電力は30日、福島第2原発(福島県楢葉町、富岡町)全4基について、電気事業法に基づく廃止を経済産業相に届け、4基は正式に廃炉になった。事故を起こした福島第1原発の計6基と合わせ、県内の原発は全て廃止された。国内で原発事故後の廃炉は21基となり、商業用原発は33基になった。 廃炉作業を始めるには、原子力規制委員会から廃止措置計画の認可を受ける必要があり、東電は今後計画を策定する。 第2原発は震災や原発事故からの復興の妨げになっているとして、福島県などが廃炉を強く要請。東電は7月24日に廃炉の方針を県に伝達し、同月31日に廃炉を取締役会で決定した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
“働きやすい”最新オフィス ジムや瞑想スペースも…(TOKYO MX)
仕事の効率化など「働き方改革」が注目される中、瞑想(めいそう)するためのスペースなど、社員の働きやすさを考えた最新のオフィスを取材しました。 オフィスビルの開発などを手掛ける東急不動産がことし8月に新たに構えた東京・渋谷区の本社オフィスは「働き方改革」を意識しました。より従業員が働きやすい職場環境を目指したというオフィス内には、気分転換を促すための緑あふれる事務スペースや、サイクリングマシンを設置したフィットネスエリアなどが設けられています。 ここでは現在、オフィス環境による働き方への効果を測る実証実験が進められています。また、気分転換を図るために今回導入された「瞑想できる装置」は、扉を閉めるとゆったりとした音楽が流れ、1人の空間で瞑想しながらリラックスすることができます。リフレッシュすることで従業員の集中力が向上し、生産性が高まるということです。 働き方が多様化する中、オフィスの環境もこれからますます多様になっていきそうです。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
あす消費税が10%に… 駆け込み需要は最終日(TOKYO MX)
10月から消費税率が10%に引き上げられるのを前に、税率8%で迎える最後の日となった9月30日、街では駆け込み購入がピークを迎えました。 東京・豊島区の家電量販店では「税率8%最後の日」とあって、多くの人が訪れました。この店の9月の売り上げは、テレビが一部の商品で前年の4倍、冷蔵庫やドラム型洗濯機は前年の2.2倍など、高額商品の売り上げが多かったということです。 中央区の百貨店・松屋銀座では今月、宝飾品が前年同月比およそ2倍の売り上げで、真珠やダイヤなどの定番商品が売れています。また、時計は男性用の高級なものを中心に前年同月比およそ2倍の売り上げということです。 駆け込みで高額商品を買い求める人がいる一方、生活への影響を心配する声も多く聞かれました。 いつから10%? タイミングが異なる例も 気になる増税のタイミングは、日付が変わる瞬間だけでなく、業界や企業によってさまざまです。交通機関では、電車やバスは9月30日の日付を超えても終電まではこれまで通りの料金で、10月1日の始発から新たな料金になります。一方、高速道路は1日午前0時以降にインターチェンジに入ると、新しい料金が適用されます。 各社で対応が分かれたのがインターネット通販です。新たな10%の税率がどの時点から適用されるのか、各社で違っています。アマゾンは「注文した時点」を適用するのに対し、楽天やヤフーは「注文した後、商品が発送される時点」を適用します。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Giants star Shinnosuke Abe bows out as one of NPB’s great catchers
For nearly 20 years Shinnosuke Abe’s go-to phrase during hero interviews, following some heroic feat on the baseball diamond, has been “saikō desu” (the best). He’d be asked a question and would often shout the phrase as his response as the crowd ate it up. Abe is hardly the only […]
あす消費増税、JR新宿駅では定期や切符求め長い列
消費増税を翌日に控えた30日夕、JR新宿駅南口の「みどりの窓口」や自動券売機には、定期券や新幹線の切符などを買い求める人が並び、一時、50人ほどの列ができた。窓口には、増税直前は「大変混雑します!」との貼り紙。まさにその通りとなった。 券売機で横浜―新宿駅間の定期券を購入した横浜市の会社員永峯ちひろさん(46)は「明日から高くなっちゃうので。さっき電車で気づいて慌てて買いに来ました」と、ほっとした様子だった。東京都新宿区内の会社が休みに入る正月までの3カ月分を継続購入。増税後に買うより千円ほど安いという。 窓口の列に並んでいた東京都杉並区の大学4年生、国枝崚さん(23)は、30分ほど並んで東京―名古屋駅間の新幹線の往復切符を購入した。10月2日に名古屋市の会社で内定式がある。「明日買うより安く済む。いつもは数分しか並ばないんですけどね」 ただJR東日本によると、この混雑は例年の9月よりやや多い程度。目立った混乱はないという。 大手鉄道会社の定期券は利用開… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
万引き家族、あなたが壊した 待ち構えるナショナリズム
「家族を撮り続けている意識は、実はほとんどない」。テレビドキュメンタリーを手がけた後、劇映画デビューし、昨年のカンヌ国際映画祭で「万引き家族」が最高賞パルムドールを受賞した是枝裕和監督(57)は、こう明言する。その真意とは。映画とは、公共とは、そして、次世代に伝えたいものとは。カトリーヌ・ドヌーブ、ジュリエット・ビノシュが母娘を演じた日仏合作の「真実」の公開を控え、困難を抱えた子どもへの無償の学習支援などを行うNPO法人代表理事の李炯植(リヒョンシギ)さん(28)と、文芸編集者で是枝ファンの岸優希さん(28)と語り合った。 家族は多様化 でも制度追いつかず、社会的抑圧も これえだ・ひろかず 1962年、東京都生まれ。早稲田大卒。テレビドキュメンタリーの演出を手がけ、「しかし…」で90年度、ギャラクシー賞優秀賞。95年に「幻の光」で劇映画監督デビューし、2014年、「そして父になる」で芸術選奨文部科学大臣賞。18年度に朝日賞。最新作の「真実」は11日から「TOHOシネマズ 日比谷」ほかにて全国公開。 李 是枝作品といえば、家族というイメージがあります。昨年のカンヌの最高賞は「万引き家族」。新作の「真実」でも母と娘の愛憎を描いています。貧困地区の出身で現在、貧困世代の子どもに生活や学習などの支援を行っている僕が、日本の家族について感じるのは、地縁、血縁がとても強くて、少しでも逸脱すると、生きづらくなるということです。近代的な「よい家族」に、制度や通念が引っ張られている。是枝さんはなぜ、家族に注力しているのですか。 是枝 家族を撮り続けている意識は、実はほとんどないんです。今回の「真実」も、演じることで虚構が真実を超えるというのが主題で、家族のドラマを要素として加えたという感じ。ただ、実際問題として、家族の形が多様化しているのに、制度が追いついていないし、社会的な抑圧も強すぎる。日本社会の家族の定義は一義的で、定型からはみ出した在り方を認めない。 リ・ヒョンシギ 1990年、兵庫県生まれ。東京大学卒。2014年にNPO法人「Learning for All」を設立し、代表理事に。子どもへの支援は、延べ7千人超。「全国子どもの貧困・教育支援団体協議会」理事。 李 そこで親密圏をどう、つくっていくか。僕らのテーマは、血縁がなくても安心、安全に暮らせる空間をつくることなのです。 岸 「真実」の舞台であるフランスの家族の在り方は多様ですね。シングルマザーが当たり前だし、様々な福祉も受けやすい。 是枝 日本はでもなぁ。自民党… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル