大学での教職課程を修了していない社会人が主に受験する「小学校教員資格認定試験」をめぐり、今月12、13日に予定されていた2次試験が、台風19号の影響で中止になった。文部科学省と事務を担う教職員支援機構は、2次試験に代わる追加の評価法を検討中だ。しかし、機構が11日に2次試験のすべての受験予定者を「合格扱い」にすると発表したため、SNSなどで「なぜ延期じゃなくて合格?」などと話題になっている。 試験は、小学校の教員免許のうち、短大などで資格が取れる二種免許状を得るためのもの。文科省などによると、今年度の出願者は917人で、会社員や現役の中学校教諭などが多い。2次試験は、東京、横浜、静岡、岡山、熊本の全国5会場で、筆記、口述試験などが予定されていた。 台風19号が東日本に接近しつつあった11日、機構は悪天候や交通機関の混乱を考慮して、「一部の会場で受験者及び運営職員の安全が確保できない」などと試験の中止を公式ページで発表。特例として、「全員2次試験を免除し、合格したものと扱う」などと付け加えた。さらに受験予定者に電話連絡もしたという。 これに対し、ツイッターでは「ええ~!!棚ぼた合格!?」「教員の質が下がるの怖すぎる…」などの書き込みが相次いだ。一方、「教員採用試験と勘違いしてコメントしている方が多く見受けられます」と冷静になるよう呼びかける投稿者もいた。 機構は15日になって、「第2次試験に代わる別の方法で『教科及び教職に関する専門性』等を評価する」などと表明した。 2次試験を通っても、最終的な合格には、原則として11月中旬にある指導案作成などの3次試験に通る必要がある。過去5年の合格率は11~14%。合格して二種免許状を得ても、実際に教師になるには自治体の教員採用試験を受ける必要がある。 文科省の担当者は「遠方から試験を受けるために出発してしまう人がいるため、すぐに中止を決める必要があった。対応は適切だったと思う」と説明している。(宮崎亮) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ナイトスクープの西田局長が辞意 来月の放送で説明へ
ABCテレビの人気番組「探偵! ナイトスクープ」の西田敏行局長(71)が18日深夜の放送内で、11月22日の放送分をもって局長を辞任する意向を表明した。理由は明らかにせず、11月22日の番組で説明したいとした。視聴者からの悩みや疑問を探偵役の出演者が調査する番組で、西田さんは2001年から局長を務めてきた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
恩赦、立ち直る意欲を高めるため? 奈良時代から続く
いちからわかる 恩赦って? Q 天皇陛下が即位(そくい)を宣言する22日に合わせ、政府が恩赦(おんしゃ)を行うって聞いたよ。恩赦ってなに? A 犯罪をした人の刑罰(けいばつ)を特別に軽くする制度のことだ。憲法に定められている。政府は「立ち直る意欲を高めさせるため」と説明しているよ。 Q 刑罰は裁判で決めるんでしょ。その内容を変えてしまうってこと? A うん。裁判所が犯罪者の処… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
芝野虎丸名人「タイトル取っても…」 史上初に気負わず
囲碁史上初の10代名人となった芝野虎丸名人(19)が18日、東京・内幸町の日本記者クラブで会見した。11日に会見した上野愛咲美(あさみ)女流棋聖(17)がクラブ50年の歴史で最年少だったが、男性では芝野名人が最年少。大勝負に臨んだ心境や世界戦への思いを、気負いのない独特の語り口で明かした。 囲碁の魅力について「自分の読み通りに進行してうまくいったときがいちばん楽しい。布石はどこに打っても一局なので自由なところがいい」と芝野名人。名人獲得から10日経った実感を聞かれ、「昔からタイトルを取っても変わらないところがある。今回もまだ変わってないです」とマイペースぶりを披露した。 幼少期からの師匠、洪清泉四段… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
三重・尾鷲で川が氾濫 「警戒レベル4」に
前線の影響により、東海地方では18日、広い範囲で雨が降った。三重県南部は同日夕方から激しい雨に見舞われ、同県尾鷲市では19日午前0時20分までの24時間雨量が565ミリに達した。 尾鷲市は18日夜、市内を流れる沓川と田海道川が氾濫(はんらん)したとして、災害発生を示す「警戒レベル5」の災害発生情報を発表。その後水位が下がったことから、19日午前0時に「警戒レベル4」の避難勧告に切り替えた。市内の120世帯172人が16の避難所に避難。人的被害は確認されていないという。 JR東海によると、大雨の影響で、19日午前の紀勢線特急ワイドビュー南紀(名古屋駅―新宮駅・紀伊勝浦駅)は運休する。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
将棋の藤井七段、糸谷八段を破って2勝目 王将リーグ
将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が18日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ戦(通称「王将リーグ」)で、糸谷(いとだに)哲郎八段(31)に108手で勝ち、リーグ成績を2勝1敗とした。 藤井七段が王将リーグで優勝し、王将戦の挑戦者になれば、タイトル挑戦の最年少記録を更新する。現時点でのタイトル挑戦の最年少記録は、屋敷伸之九段(47)が四段だった1989年11月に達成した17歳10カ月。史上最年少でのタイトル挑戦が実現するかどうか、藤井七段の残り3局が注目される。 藤井七段の王将リーグの次の対局は21日、東京で羽生(はぶ)善治(よしはる)九段(49)と対戦する。羽生九段はタイトル獲得数通算100期を目指している。両者にとって非常に重要な対局となりそうだ。 対局は午前10時に始まり、午後5時5分に終局した。終局後、勝った藤井七段は「(本局は)激しい展開になって、きわどい将棋と思っていました。これで(王将リーグは)3局終わって、折り返し。次の対局も近いので、しっかり準備して全力を尽くして臨みたいと思います。(羽生九段とは)長い持ち時間で対局するのは初めて。対戦できるのは楽しみ。自分の力を尽くして戦いたいなと思っています」と話した。 本局に敗れて、リーグ成績は0勝2敗となった糸谷八段は「(本局は、誤算があって)自分から結構、ひどい変化に飛び込んだのかな、と思います。リーグ戦だけでなく、いま、ちょっと目が見えていないので……。何も見えないので……。暗闇をどうにかしないと、いけないですね」と話した。 王将戦は、将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。王将リーグは、7棋士による総当たりのリーグ戦で、それぞれ6局指す。(佐藤圭司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
三重県で記録的大雨情報 土砂崩れ、3世帯6人孤立(共同通信)
三重県南部で18日夕から夜にかけて猛烈な雨が降り、同県紀北町の県道で土砂崩れが発生、同町によると、3世帯6人が孤立した。町内を流れる銚子川は一時、氾濫危険水位に達し、全域の8139世帯1万5824人に避難勧告を出した。 気象庁は18日、午後9時30分までの1時間に、三重県熊野市で120ミリ以上、紀北町で約120ミリの雨を観測したとの記録的短時間大雨情報を発表した。 紀北町などによると、同町では18日午後5時20分ごろ、県道沿いの山で幅約20メートル、高さ約10メートルにわたって土砂が崩れているのが見つかった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
“川が氾濫”との情報も…三重南部で猛烈な雨 尾鷲市全域に『警戒レベル5』災害発生情報(東海テレビ)
三重県南部は現在大雨となっていて、尾鷲市の沓川が氾濫したとの情報があり、市内全域に「警戒レベル5」災害発生情報が出されました。 三重県の尾鷲市、熊野市、紀北町、大台町では1時間に120ミリを超える猛烈な雨を観測し、記録的短時間大雨情報が発表されました。 尾鷲市三木里町で沓川が氾濫したとの情報があり、市内全域に「警戒レベル5」災害発生情報が出されました。 降り始めからの雨量は尾鷲市で540.5ミリ、御浜町で392ミリ、大台町で313ミリとなっています。 尾鷲市全域の9353世帯に避難指示が出されているほか、熊野市の一部などに避難勧告が出されています。 また尾鷲市、熊野市などで土砂災害警戒情報が出ていて、気象台は厳重な警戒を呼び掛けています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ドバイから覚醒剤密輸 韓国籍の女を逮捕・起訴(MBSニュース)
MBSニュース アラブ首長国連邦から関西空港に、覚醒剤約5キログラムを密輸したとして、韓国籍の女が逮捕、起訴されました。 警察によりますと韓国籍の無職、リ・ジンジュ被告(30)は先月26日、覚醒剤約5キログラム(末端価格3億円相当)をドーナツの箱などに小分けしてリュックサックとスーツケースの中に隠して、アラブ首長国連邦のドバイ空港から関西空港に密輸したとして逮捕、起訴されました。警察の調べに対しリ被告は、面識のない女からSNSで荷物の運搬を依頼されたと供述していて「中身は宝石だと聞いていたが、重さなどから違法薬物だと思っていた」と容疑を認めているということです。 MBSニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風19号 文化会館浸水、成人式の会場変更も 栃木・矢板市、復旧見通しつかず(産経新聞)
栃木県矢板市は18日、台風19号による市内の被害状況(同日午前10時現在)を発表した。同市文化会館(同市矢板)の地下配電室の浸水被害で電気や冷暖房などの設備が壊れた。復旧の見通しは立っておらず、同会館で予定されていた年内の催事などを全て断ったほか、来年1月の成人式も会場変更などの検討に入った。 同市によると、同会館では大小ホール部分は浸水を免れたものの、地下の配電設備は約1・7メートルまで浸水し、ほぼ水没。電気が止まり、冷暖房設備も使えない状況が続いている。また隣の矢板公民館も同じ設備を利用しているため停電が続いたが、発電機2台で事務所内の照明とパソコン、電話、コピー機だけを復旧させた。各部屋の照明も使用できるように同日から応急工事を進めている。 斎藤淳一郎市長は同日の定例会見で「できるだけ早い復旧を目指しているが、年内の催事などは全てキャンセルした」と説明。来年の成人式については、「(年内復旧できない場合に向け)ホテルなどへの会場の変更や3地区の中学校単位で分散して開催するなど、新成人で構成する実行委員会の考えも尊重しながら検討したい」と語った。(伊沢利幸) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース