関西電力は2日夜、役員ら20人による計3億2千万円分の金品受領問題で、うち3人は工事業者2社から金品を受け取っていたことを明らかにした。当初、福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から全額を受け取ったとしていたが、説明を修正した。 関電が2日の記者会見で、当初の説明を変えた点はほかにもある。 最初の説明の場となった先月27日の記者会見で、岩根茂樹社長は役員らが受け取った金品について「現在までに儀礼の範囲内のものなどを除いて、すでに返却を行っていることを確認した」と説明していた。 しかし、2日の会見ではこれを訂正。実際には現金170万円、商品券297万円など約3400万円分が未返却だったとした。受取額の合計約3億2千万円の1割強にあたる。 また、「儀礼の範囲」について… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
娘2人を刺殺容疑、40歳母親逮捕「私も死のうと」
大阪市東成区で8月、女児2人が刺殺された事件で、大阪府警は3日、無職の母親(40)を殺人容疑で逮捕し、発表した。母親は当時、周囲に自殺をほのめかしていたといい、府警に「私がいなくなったら娘が可哀想だと思い、娘を殺して私も死のうと思った。刺したことは覚えていない」と説明しているという。 捜査1課によると、母親は8月29日夜、東成区の自宅2階で長女(5)と次女(3)の胸をそれぞれ包丁(刃渡り約21センチ)で刺し、殺害した疑いがある。死因はいずれも失血死だった。 仕事から帰宅した父親(33)が血を流して倒れている母子3人を見つけ、119番通報。府警によると、母親は自分で腹部を刺したとみられ、自宅には母親が書いたとみられる遺書のようなものがあったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
公立・公的医療機関の再編リストは「参考資料」 – 日医、「競合時は公立病院が引くべき」(医療介護CBニュース)
再編統合の必要性などについて各地域での議論を求める公立・公的医療機関を厚生労働省が公表したことを受け、日本医師会(日医)は「各地域で混乱が生じている」と危機感を示している。横倉義武会長が2日の記者会見で、厚労省の分析結果は、地域医療構想調整会議(調整会議)における議論の活性化のための「参考資料」であることを、加藤勝信厚労相の見解を引用しながら強調した。一方で、中川俊男副会長は、都心部など特定の医療機能を民間病院が担っている地域では「公立が引くべき」との立場も改めて示した。【吉木ちひろ】 加藤厚労相は1日の閣議後の記者会見で、同省による分析結果について、「地域の検討の役に立てていただきたいということで、公立・公的病院についての一連の私どもの分析のお示しをさせていただいた」と述べた上で、今後、民間病院の状況についてもデータの提示を検討していることを説明していた。 横倉会長は、これを「必ずしも医療機関そのものの統廃合を決めるものではない」などとして、調整会議で議論を進めることを求めた。また、民間病院のデータ提示については、厚労省の「地域医療構想に関するワーキンググループ」の構成員である中川副会長が、今回の分析結果は民間病院との比較も含めた上で提示されていることから、特定の地域の調整会議からデータの開示が求められた場合に、「その調整会議においては限定的に提供されるということ」である旨を厚労省医政局の地域医療計画課と「確認済み」だと断言した。 また、中川副会長は、分析結果の趣旨について、▽調整会議を機能として活性化させることが目的であり、議論の方向性を限定させるものではない▽「再検証要請対象医療機関」とされた病院以外にも、調整会議の議論においてダウンサイジングや機能分化・連携・集約化を要請されることもあり得る▽医療機関の開設主体ごとに税制優遇措置などの温度差が大きい実情を踏まえて、調整会議では地域の方向性を決定することを徹底する-ことを確認したとも述べた。 同一の「構想区域」内で、公立・公的病院が民間医療機関と同じ病床・医療機能を持ち、「競合しているという判断がなされた場合」には、多くの税制優遇措置や一般会計からの繰入金の投入を受けている公立病院が「引くべき」と主張。ただし、分析は「機械的に出したものであるからこそ、反論も含めて各地で実情を訴えてほしい」と求めた。 CBnews 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
原発、テロ対策遅れで初の停止へ 川内1号機が来年3月(共同通信)
九州電力は3日、テロ対策で原発に義務付けられた「特定重大事故等対処施設」(特重施設)の完成が設置期限に間に合わないため、川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)を来年3月16日に停止すると正式発表した。特重施設の完成遅れで運転停止になるのは全国初。 同時に、特重施設の完成遅れで川内2号機の運転も来年5月に停止することも公表。九電は特重施設を完成後の再稼働時期が1号機は来年12月、2号機は2021年1月を見込んでいることも明らかにした。 九電は川内1、2号機の停止により、全ての液化天然ガス(LNG)火力発電で代替すると毎月80億円の費用増になると試算している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
こども二科展 1500作品が入選(産経新聞)
児童画の全国公募展「こども二科展」(産経新聞社、二科会主催、近鉄タクシー協賛)の審査会が3日、大阪市都島区の区民センターで行われ、子供らしく自由な感性で描かれた作品約1500点が入選した。 近畿を中心に全国の小・中学校、幼稚園、絵画塾などの団体や個人から応募のあった作品約2万点を、二科会絵画部の会員9人が1点ずつ審査した。 入選作品は30日~11月3日の前期(塾、小・中学校、個人の部)と11月5~10日の後期(幼稚園の部)に分けて、大阪市天王寺区の市立美術館で開催される「第104回二科展」で展示される。入場料は一般900円、大学・高校生600円、中学生以下300円。11月4日休館。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
関電第三者委「橋下氏は有力候補」推薦も? 大阪市・松井市長(産経新聞)
関西電力役員らの金品受領問題で、筆頭株主である大阪市の松井一郎市長は3日の市議会で、関電が設置する第三者委員会のメンバーに、元市長の橋下徹氏を推薦する可能性について問われ、「知事、市長を経験していて、弁護士でもある橋下さんは有力候補だ」と述べた。 この日の市議会常任委員会で、公明党の明石直樹市議の質問に答えた。 この中で松井氏は、橋下氏について「企業コンプライアンス、ガバナンス、危機管理も専門的に扱っている」と言及、推薦候補の一人として検討していると明かした。ただ人選はこれからだとして「関電の了解を得て、適当な人材を第三者委に送り込みたい」と語った。 松井氏は関電の第三者委による調査の客観性を担保するため市の推薦人をメンバーに入れるよう求めており、この日市役所を訪れた関電の担当者に市側が文書で正式に要請した。関電担当者は「社に持ち帰って検討したい」とした。 また松井氏は一連の問題に対する今後の市の対応として、臨時株主総会の招集を請求して取締役の解任を提案する考えや、株主代表訴訟の検討を進めていることを改めて市議会で説明した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
市バス運転手に懲役5年求刑 神戸地裁、6人死傷事故(産経新聞)
神戸市中央区のJR三ノ宮駅前で4月、横断歩道の歩行者に市営バスが突っ込み6人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた市交通局のバス運転手、大野二巳雄(ふみお)被告(64)=起訴休職中=の論告求刑公判が3日、神戸地裁(川上宏裁判長)で開かれ、検察側は懲役5年を求刑して結審した。判決は30日。 大野被告は被告人質問で「(アクセルでなく)ブレーキを踏んでいるという思い込みがあった」と説明。また、「なぜ止まらないのかと思い、さらに踏み込んでしまった」と述べた。 検察側は論告で「ブレーキと間違えてアクセルを踏み続けた過失による悪質な事故」と非難。一方、弁護側は「被告は事故以前にペダル操作を誤ったことはなく、事故直後に被害者の救助に向かうなど、運転手としての任務を果たしていた」として執行猶予付き判決を求めた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
車50台に傷…無職の男を逮捕 福岡(FNN.jpプライムオンライン)
FNN.jpプライムオンライン 福岡・北九州市の駐車場で車50台が傷つけられ、警察が映像を公開して行方を追っていた事件で、警察は、北九州市の無職・坂本慎太郎容疑者を3日、器物損壊の疑いで逮捕した。 26件の情報が寄せられ、このうち5件が坂本容疑者の特定に結びついた。 調べに対し、坂本容疑者は、「事実ではないです。記憶にございません」と否認している。 (テレビ西日本) FNN 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
築地の場外市場、売り上げ減・観光地化…巻き返し策は?
昨年10月6日に築地市場が営業を終えて、まもなく1年。飲食店などが立ち並ぶ隣の「場外市場」のにぎわいに陰りが出始めている。仕入れのついでに立ち寄っていた人や日本人観光客が減っているためだ。「やっぱり築地と思ってもらえる場所にしたい」と、現場では活気を取り戻すための動きも出てきた。(長野佑介) 「まっすぐ歩けないくらい、いつも人であふれていたんだけどねぇ」 9月下旬の昼過ぎ、築地場外市場の卵焼き店「山長」社長、松江国雄さん(46)は嘆いた。 場外市場は460ほどの飲食店や鮮魚、食器類、刃物などの店が軒を連ねる。築地市場の移転前は朝からにぎわっていた。 いまもラグビー・ワールドカップの影響で多くの外国人観光客が訪れ、一見、以前と変わらないようにも見える。しかし仕入れのついでに立ち寄っていた日本人客が減り、売り上げは前年より2割ほど減った。人通りがまばらになることも少なくない。 海産物販売店「マルタ食品」の田所嘉明さん(51)は「この1年で観光地化に拍車がかかった。生活に必要な物を買いに来る場所ではなく、雰囲気を楽しむ場所になっちゃった」。観光客が移動中のバスなどでつまめるよう乾き物の取り扱いを増やしたが、売り上げは移転前より4割ほど減ったという。 ■朝、ワイシャツ姿の男性が… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
世界的オペラ歌手、セクハラ疑惑で総監督辞任 米歌劇場
世界的なオペラ歌手のプラシド・ドミンゴ氏(78)が、米ロサンゼルス歌劇場の総監督を辞任すると表明した。同歌劇場で予定されていた今後の出演も見合わせる。同歌劇場が2日、取材に対して明らかにした。ドミンゴ氏は、女性歌手らへのセクハラ疑惑が報道されていた。 ドミンゴ氏は声明で「私に対する最近の疑義の報道で、私が愛する歌劇場に仕えられなくなる雰囲気になった」と説明。「汚名をそそぐ努力は続けるが、私が総監督から退くことが歌劇場にとって一番の利益になると決心した」として、辞任を表明した。 AP通信などが8月、ドミンゴ氏が約30年前から女性歌手やダンサーらへのセクハラ行為を繰り返していたと報道。これを受けて同歌劇場が調査していた。ドミンゴ氏は同通信の取材に「同意に基づくものだったと信じている」と説明していたが、9月下旬にも、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)での今後の出演を辞退したばかりだった。 同歌劇場は2日、「オペラの人気を高めてくれたプラシドに感謝したい」との声明を出した。(ニューヨーク=尾形聡彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル