観光庁は、グレーゾーン解消制度で事業者から照会のあった、リムジン、ハイアー(ハイヤー)を利用した旅行希望者へのマッチングサービスについて、「旅行業」に該当しないことを確認したと発表した。 照会した事業者は、リムジン会社が作成した旅行プランを掲載するサイトを構築。旅行希望者向け利用規約で「リムジン会社との契約は、旅行希望者との間で直接締結される」ことを明示する。 旅行希望者は、サイトで希望する旅行プランを選択し、これを受けて照会事業者が構築したシステムを利用して、各リムジン会社の情報に基づいて空車状況を確認した上、乗車日、出発地・出発時間、各観光地、飲食店への到着時間・滞在時間の目安、終着地を決定し、リムジンを仮予約する。 照会事業者は、必要に応じて各観光地や飲食店を予約し、すべて完了した段階で、サイトから旅行希望者に対して自動で確認を依頼。旅行希望者が内容を確認し、問題がなければ確定ボタンをクリックし、決済することで、リムジンが本予約される。 照会事業者は、サービスを提供することが「旅行業」に該当しないことの確認を求めていた。 旅行業法では、旅行者のために運送サービスの提供を、代理して契約を締結し、媒介し、取次ぎをする行為などについて、報酬を得て行うことを、旅行業に定義している。観光庁では、照会事業者が運営するウェブサイトは、リムジン会社が入力した情報を旅行者が入手して、リムジン会社と直接運送契約を締結するシステムとなっており、契約の代理や取次ぎ、媒介に該当しないと回答。 事業では、契約成立に応じてリムジン会社から事業者に一定の金額が支払われるが、事業者は契約内容への干渉、契約締結に向けた働きかけを行わないため、リムジン会社のウェブサイト使用料または掲載料となり、旅行契約に対する報酬に当たらないとしている。 《レスポンス レスポンス編集部》 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
名物ちゃんぽん、30年ぶり値上げ 泣く泣く決断するも…常連客ら「まだまだ安い」 福岡市・天神(西日本新聞)
福岡市・天神の人気中華料理店「新生飯店」は消費税が増税された1日、定番メニューのちゃんぽんや皿うどんを580円から620円に値上げした。同店の値上げは消費税導入の1989年以来。30年ぶりの値上げに踏み切った店に対し、常連客らは「まだまだ安いし気にならない」と温かい声を寄せている。 【写真】580円から620円に値上げされた名物ちゃんぽん 1958年創業。当初はコース料理やフカヒレなど高級料理もそろえていたが、70年代後半、ちゃんぽんや皿うどんなどを中心とする庶民派路線に転換。天神エリアの他の中華店と比べても、割安でボリューム感のある料理が人気を集めている。 消費税導入後、税率は97年に3%から5%に、2014年には8%へと上がったものの、同店は値上げを見送っていた。しかし、今回の8%から10%への増税で、原材料の仕入れ値や給水光熱費が高くなることを見据え、値上げを泣く泣く決断。店主の足立楽友さん(66)は「本当は避けたかったけど今回ばかりは厳しかった。お客さんに申し訳ない」と話している。 値上げ初日の昼、店内は天神で働く人たちで満席。足立さんや妻英子さん(61)は、客席に料理を届けるたびに「すみません」と恐縮。常連という50代の会社員男性は「大好きなやきめしは20円増しの650円に。まだまだ手頃だし、おいしいから気にならない」。隣でちゃんぽんを食べた50代の会社員男性は「庶民の味方。30年踏ん張ってくれただけでも感謝したい」。この日初めて来店したという40代の女性会社員2人組は「ボリューム満点の焼きそばが650円とは。ランチタイムの穴場を見つけた気分です」と話していた。(木村貴之) 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
関電、金品対応を口頭で引き継ぎ 共有は一部幹部のみ(共同通信)
関西電力の役員らが高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受領していた問題で、森山氏からの金品は個人で管理し、タイミングを見計らって返却するよう幹部らが口頭で対応を引き継ぎ共有していたことが2日、関電関係者への取材で分かった。 社内では金品受領に疑問を呈する声もあったが慣例で続けられ、結果として八木誠会長(69)ら20人が総額3億2千万円相当を受領することになった。関係者からは「会社全体で金品を管理すべきだった」との声も上がっており、役員らの甘い認識や経営責任が問われそうだ。関電は2日午後、改めて大阪市で記者会見を開く。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
右折乗用車と衝突、大型バイクの34歳男性死亡 愛知・一宮市(中京テレビNEWS)
中京テレビNEWS 1日午後10時半ごろ、愛知県一宮市神戸町の信号のない交差点で、右折した普通乗用車と直進してきた大型バイクが衝突しました。 この事故で、大型バイクを運転していた愛知県小牧市の非常勤講師・成瀬庸祐さん(34)が病院へ搬送されましたが、間もなく死亡しました。 警察は、乗用車を運転していた一宮市の会社員・金谷英生容疑者(48)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕し、事故の原因を調べています。 中京テレビNEWS 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
長女「言い争う声聞いた」 茨城殺傷(共同通信)
茨城県境町の住宅で会社員小林光則さん(48)と妻のパート従業員美和さん(50)が殺害され、子ども2人が重軽傷を負った事件で、無事だった大学3年の長女(21)が「言い争う声のようなものを聞いたが、怖くて部屋から出られなかった」という趣旨の話をしていることが2日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、美和さんからの110番は「何者かが侵入してきた」という趣旨の訴えから始まっていたことも判明。境署捜査本部は、犯人が美和さんと面識がない人物だった可能性が高いとみている。 110番があったのは、9月23日午前0時40分ごろ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
原発前に「要塞」、男はMと呼ばれた 関電関係者が車列
関電幹部ら20人が福井県高浜町元助役(故人)から計3億2千万円分もの金品を受け取っていた問題で、関電は2日に再び記者会見を開く。不透明な金品の背景に何があるのか。 ◇ 日本海に臨む福井県高浜町に、高浜原発へと向かう一本道がある。関西電力の作業員らを乗せたバスも通るこの道を進むと、木々に囲まれた縦横50メートルほどの広さの屋敷が現れる。 「原発前に鎮座する要塞(ようさい)」。住民がそう呼ぶ屋敷は、3月に90歳で亡くなった町の元助役、森山栄治氏の自宅だ。正月には、あいさつに訪れた関電関係者の車がずらり並んだという。 森山氏は京都府内の自治体職員… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
関電役員らの退任議案、予定せず 2日の臨時取締役会
関西電力の岩根茂樹社長と八木誠会長を含む役員ら20人が、高浜原発がある福井県高浜町の元助役(故人)から多額の金品を受け取っていた問題をめぐり、関電が2日午前に開く臨時取締役会では岩根、八木両氏を含む役員らの進退を問う議案を予定していないことがわかった。 関係者が1日、明らかにした。昨年の社内調査の結果、いったん報酬返上などの処分をしたことなどが理由とみられる。今回の取締役会は、社内調査の報告書の内容の報告などにとどめる方針。ただ、政府や株主の間でも関電への批判は根強く、退任を求める声は引き続き出そうだ。 関電は2日午後に記者会見を開… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
王貞治さんも通った宮崎の老舗うどん店、新装オープン
長嶋茂雄さんや王貞治さんもプロ野球春季キャンプで通った宮崎市川原町の釜揚げうどん老舗「重乃井(しげのい)」の建て替えが終わり、1日、新装オープンした。常連客や観光客に長年親しまれた築98年の旧店舗のたたずまいを再現し、来店した多くのスターの写真も飾られている。 白いゆで汁に浸るコシの優しいうどんを、刻みネギと揚げ玉の浮いたつゆにつけてすする。この一品を50年以上守ってきた。1920(大正9)年ごろの木造2階建て家屋を改装して営業してきたが、耐震性を備えるために今年2月末でいったん店を閉め、同じ場所に建て替えていた。 新店舗は木造平屋で、収容人数は以前と同じ46人。外壁の格子造りや店内のテーブルの配置などは旧店舗の雰囲気を引き継いだ。テーブル、椅子、8畳の客間を仕切る障子は再利用。天井やカウンターには宮崎産の杉を使った。梅雨や台風の影響でオープンは2カ月近く遅れたが、おかみの伊豫展子(いよのぶこ)さん(69)は「できるだけ変わらない店構えを心がけました」という。 旧店舗にあったスポーツ選手や芸能人の50枚近い写真も飾ってある。入り口付近には新たに「長嶋さんコーナー」を設け、プロ野球巨人の選手、監督時代の厳選した写真10枚を並べた。 伊豫さんにとって常連客の長嶋さんと王さんは「家族のように身近な存在」。9月下旬、長嶋さんには「(巨人の)リーグ優勝おめでとうございます」と添えた手紙で、王さんにはメールで新店舗の開店を伝えたという。 オープン日に消費税が10%に上がったが「この値段で慣れてもらっているから」と、うどんは以前と同じ並650円、大850円(いずれも税込み)。 「気持ちは新たに、変わらない店構えでお待ちしています」と伊豫さん。8月には長男で3代目の雄三さん(43)に遼真(はるま)ちゃんが生まれた。「この店は4代目まで続けられるかもしれないね」 重乃井は1966年開業。当初は築100年での建て替えを考えていたが、2018年9月の北海道地震で倒壊する木造家屋の映像を見て、時期を早めた。プロ野球の春季キャンプが終わった2月末にいったん店を閉め、駐車場に設けた仮店舗で営業していた。(高橋健人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ミニストップ、消費税10%が8%に 客が多く支払うケースも…消費増税初日トラブル(スポーツ報知)
消費税率が8%から10%に引き上げられた1日、各地で増税を巡るトラブルが続発した。回転ずし最大手・あきんどスシローでは、約4割弱の店舗がシステムトラブルのため会計時に消費税が「0%」となって税金を徴収できない障害が発生。“免税状態”での営業を余儀なくされた。コーヒーチェーン大手「ドトールコーヒー」やコンビニチェーン大手「ミニストップ」でもレジがフリーズしたり会計を誤計算するなどの障害が発生。鉄道各社でも発券トラブルがあり、波乱の増税初日となった。 コンビニ大手・ミニストップは1日、増税切り替えとなった同日午前0時にシステムトラブルが発生し、税率10%で販売すべき日用品などの商品を8%にするなど複数のミスが起こったと発表した。 同社はこのほか、軽減税率が適応される商品の購入時に、金額は合っているもののレシートの税額分を「10%」と誤記する例も確認。また、店が独自に値引きした商品の購入時に、消費税率の計算方法の変更が反映されず、購入客に1円以上多く支払わせてしまうケースもあった。 障害は午前3時に復旧。全国1987店舗のうち数百店舗が影響を受けた。代金を多く支払った客には購入した店で返金する一方、少なく支払った客には返金を求めない。同社は「ご迷惑をかけて深くおわびします」と謝罪。詳しい原因は調査中だという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ドトールのレジ固まる…消費増税初日トラブル(スポーツ報知)
消費税率が8%から10%に引き上げられた1日、各地で増税を巡るトラブルが続発した。回転ずし最大手・あきんどスシローでは、約4割弱の店舗がシステムトラブルのため会計時に消費税が「0%」となって税金を徴収できない障害が発生。“免税状態”での営業を余儀なくされた。コーヒーチェーン大手「ドトールコーヒー」やコンビニチェーン大手「ミニストップ」でもレジがフリーズしたり会計を誤計算するなどの障害が発生。鉄道各社でも発券トラブルがあり、波乱の増税初日となった。 深煎りコーヒーのように苦~い増税初日となってしまった。 ドトールコーヒーでは、特定の条件がそろった場合にのみ、レジがフリーズする現象が全国の数店舗で発生した。同社広報部によると、トラブルの原因となった商品は開店から午前10時半まで販売される「朝カフェ・セット」。セットを構成するサンドイッチとドリンクの組み合わせ計15パターンを、ポイントカード「ドトールバリューカード」で全額支払ったケースのみ、レジがフリーズしたという。 同チェーンでは1日から価格の税率を店内飲食(10%)とテイクアウト(8%)で分ける対応をスタートさせたが、今回のトラブルとの関連性は不明。担当者は「かなり特殊なケースではありますが、お客様にご迷惑をお掛けしておりますので、2日の店舗オープンまでに対応致します」と話している。 一方、同様に店内とテイクアウトで異なる税率での販売を開始したスターバックスコーヒーは「順調に営業できています。税率についての問い合わせはありますが、店舗ごとに対応できています」(日本法人広報担当者)とトラブルはなかった様子。10月1日は国際コーヒー機関が定めた「コーヒーの日」。各社ともに新メニューを投入する節目でもあったが、明暗が分かれた形だ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース