少子高齢化と人口減少が、日本人の生を大きく変えようとしている。やせ細る現役世代が、激増する高齢者を税金や社会保険で支える近未来。政府は高齢者の就労を促し、つじつまを合わせようとしている。これからやってくる「老後レス時代」を私たちはどう生きればいいのか。社会保障に詳しい中央大学教授の宮本太郎さんに聞いた。 ――高齢世代がふくれあがり、若い世代にも格差が広がっている。世代間で負担の格差が広がっているように思えます。 「日本では社会保障が人生の後半に偏っており、現役世代への支援が足りないと言われます。支える世代と支えられる世代という二分法で考えると、確かに負担が偏っているように思えますが、それほど簡単に割り切れる話ではありません。例えば、日本の社会保障支出はイギリスやオランダをGDP(国内総生産)比で超えていますが、高齢者の貧困率はそれらの国々より高いのです」 「日本では、社会保障給付約1… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
スマホに児童ポルノ映像や画像容疑 豪、日本人の男逮捕
日本人旅行者の男(30)が、児童ポルノのビデオや画像を持ち込もうとした疑いでオーストラリアで逮捕された。西部のパース空港に着いた際、スマートフォンの中に計500本以上のビデオや画像を保存していたという。豪国境警備隊が4日、発表した。 発表によると、男は東京からの便で2日夜に到着。国境警備隊検査官の荷物検査の際に、スマホから200本以上の児童ポルノのビデオや画像がみつかり、関税法違反(輸出入禁止物品の持ち込み)容疑で逮捕された。その後の捜査で、スマホの別のアプリの中に、さらに300本以上のビデオが見つかった。 豪州では児童ポルノの輸出入で有罪になると、最長で10年の禁錮刑、52万5千豪ドル(約3900万円)の罰金が科せられる。国境警備隊幹部は「子どもたちを性的虐待から守ることは、国境警備隊の優先事項のひとつ。検査官には外国人旅行者のスマホなどを調べる権限がある」と警告している。(シドニー=小暮哲夫) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高知に「日本一短い」避難訓練 寝室→玄関の8メートル
寝室から玄関先まで逃げる「日本一短い」避難訓練に取り組む町がある。南海トラフ地震が起きれば、最大34メートルの津波が予想されている高知県黒潮町だ。東日本大震災では、屋内にいた高齢者を救助しようとした消防団員が亡くなっている。黒潮町の訓練は、助けられる側の防災意識を高めるとともに、助ける側の安全を守ることも目的としている。5日は国連が定める「津波防災の日」。 「名前を呼んだら、返事をして出てきてくれる?」 黒潮町浜町地区にある民家。自主防災組織の役員が声をかけた。住人の浜町清美さん(91)はベッドのある居間から歩行器を使って玄関まで行き、階段をゆっくり下りて家の前の路地まで出た。 「はい、35秒」 その約8メートルの距離を、夫… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京や名古屋は今季初の一桁 全国的にこの秋一番の冷え込みに(ウェザーニュース)
連休明けの今日5日(火)は高気圧に覆われて穏やかに晴れているところが多く、放射冷却現象が強まりました。 特に西日本や東日本は冷え込んで、6時までの最低気温は、東京で9.4℃、名古屋では8.4℃を観測。今季初めて10℃を下回って一桁の気温になっています。そのほか、大阪で10.9℃となるなど、各地でこの秋一番の冷え込みです。 また、全国のアメダス観測925地点中、461地点で今季最低の気温を更新しています。 一日の気温差大 体調管理に注意を 昼間は全国的に日差しが届いて気温が上昇します。西日本や東海、関東は20℃前後、東北で15℃前後まで上がり、日差しの下では過ごしやすい陽気になりそうです。 朝晩と昼間の体感差が大きくなりますので、服装でうまく調整してください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 11月5日(火)の天気 「気持ち良い秋晴れ」(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 今日は、西日本・東日本は広く日差しが届き、穏やかな空が広がります。朝はグッと冷え込み、1日の体感差が大きくなるので、体調をくずさないようお気をつけください。北日本は、朝は雨や雪が降るところがありますが、昼間は日差しのとどくところが多くなります。ただ、油断は禁物。夜は日本海側から段々と雨が降り出します。お帰りに備えて、折りたたみ傘があると安心です。 連休明けですね!朝は寒くて、お布団から出たくない時期になりました。なんとか頑張ってお布団から脱出して、今週も無理せず頑張っていきましょう。 それでは、今日も元気にいってらっしゃい☆ ウェザーニュースキャスター:角田奈緒子 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「羽生選手の田んぼ」無事 宮城、台風被害逃れ収穫(共同通信)
冬季五輪のフィギュアスケート男子で2連覇を達成した羽生結弦選手(24)を描いた宮城県角田市の田んぼアートが、台風19号の被害を免れ、無事収穫された。すぐ近くの道路が冠水する中、難を逃れたのは「奇跡的だ」と担当者は喜ぶ。 市内の各地で冠水や土砂崩れが発生し、被災した農地もあるが、優雅に演技する羽生選手が描かれた約50アールの田んぼはそのまま残っていた。 田んぼの持ち主菊地澄子さん(64)は、自宅の裏山が崩れて2部屋に土砂が入り、片付けや稲刈りで多忙な毎日だ。収穫されたコメは、一部がふるさと納税の返礼品になる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
仲邑菫ちゃん、4連勝でストップ…女流本因坊戦予選敗退(スポーツ報知)
囲碁の史上最年少棋士・仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が4日、大阪・日本棋院関西総本部での第39期女流本因坊戦予選1回戦で、佃亜紀子五段(47)に330手で黒番5目半負けした。公式戦は4連勝でストップ。通算成績は9勝5敗で、今年4月のデビューから区切りとなる10勝目はお預けとなった。 週に2局打つ過密日程が続く、3連休中の対局。中終まで互角で、先に秒読みに入り苦しんだのは佃五段だったが、終盤に差を付けられて劣勢に。それでも最後まで打ち切り、整地して予選敗退を確認した。 仲邑初段はピンクのハンカチで鼻を押さえ、悔しさをかみ殺すような表情。報道陣の問いには無言で、「次の対局(7日、十段戦予選3回戦)は?」と聞かれて少し笑みを浮かべただけだった。佃五段は「私は男性棋士に5連勝なんてできないので、勝てるとは思わなかった」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
トラブル続きの天王寺動物園から脱走したカワセミ捕獲…鶴見緑地で発見(スポーツ報知)
大阪市営の天王寺動物園は4日、市内のイベント会場から3日に逃げ出し、行方が分からなくなっていたワライカワセミ「アキーゴ」を発見し、無事に捕獲したと明らかにした。 園によると、4日午前7時45分ごろ、行方不明となった花博記念公園鶴見緑地(大阪市鶴見区)付近のマンションのベランダにいるアキーゴを、捜索していた飼育員が発見。約1時間半後、緑地内に飛んできたところを捕獲した。外傷はないという。 イベント会場へ籠の中に入れて運搬。現地では足にひもをつけ、止まり木につながれていたはずだったが、イベント開始前には飛び去っていた。ひもを固定する金具が壊れていたとみられる。園ではワライカワセミを4羽飼育しているが、アキーゴは誕生した時から人工飼育で人間に慣れており、園外で人間と触れ合う時などに出動する「イベント要員」だった。 同園では今年9月にはシマウマが事故死したり、アシカが行方不明になるなど飼育動物の管理を巡る混乱が相次いでおり、「ワラえない」事態となった。園は「アシカの件では作業手順を示すマニュアルがなかったことから作成をし、他の動物にも徹底していこうとしている最中だった」と説明した。 10月にはコアラが繁殖のため英国に貸し出され、市民らの反発を招いたが、こちらに関しては「エサ代の負担が厳しいなどの理由で、以前から撤退することが検討されていた。総合的な経営判断としてご理解いただければ」としている。 ◆今年の天王寺動物園のトラブルなど ▼9月11日 グラントシマウマ「ヒデヨシ」(雄、27歳)が、ウシ科のエランド(雄)とのけんかで角で腹を刺されて死ぬ ▼同16日 アムールトラ「虎二郎」(コジロウ、雄、7歳)が急死。死因は不明 ▼同27日 カリフォルニアアシカの「キュッキュ」(雌、生後3か月)が行方不明に。10月1日に敷地内の下水施設で見つかり、無事保護 ▼10月10日 大阪で唯一飼育されていたコアラ「アーク」(雄、12歳)が、繁殖のため英国の動物園に貸し出され、物議を醸す ◆ワライカワセミ ブッポウソウ目カワセミ科に属する鳥。オーストラリアの東部、南東部に生息。縄張りを示すための鳴き声が、人間の笑い声のように聞こえるため「ワライカワセミ」という名前がついた。体長約40センチで、カワセミの仲間では最大級の大きさ。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【11月5日は「津波防災の日」】歴史の古い神社が津波に強い理由(ウェザーニュース)
11月5日は「津波防災の日」です。東日本大震災発生後の2011年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」で定められ、さらに2015年には国連総会でも同日を「世界津波の日」と定めました。 この日に改めて注目したいのが神社の立地です。そこには津波防災の知恵が隠されているからです。 村人を救った「稲むらの火」 11月5日は「稲むらの火」という物語にちなんでいます。村の高台に住む庄屋の五兵衛は、地震の揺れを感じたあと、海水が沖合へ退いていくのを見て津波の襲来に気づきます。村人たちに危険を知らせるため、五兵衛は刈り取ったばかりの稲の束(稲むら)に火をつけました。それを火事と見て消火のため高台に集まった村人たちの眼下で津波は猛威をふるい、村人たちは津波から守られたという話です。 この話は、江戸時代後期の1854(嘉永7)年に発生した安政東海地震の際に村人を津波から救った和歌山県広川町の実業家、濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)をモデルにしています。濱口が火をつけたのは高台に建つ神社近くの稲むらで、暗闇のなかで村人たちはその火を頼りに九死に一生を得たのです。その日が11月5日(旧暦)だったのです。 歴史の古い神社が津波に強い理由 そこで注目したいのが神社です。東北大学の災害科学国際研究所の所長、今村文彦教授が次のように指摘します。 「東日本大震災(2011年)のあとで神社本庁が行った調査によると、被災地にある数百年以上の歴史を持つ神社約100社のうち、直接的な被害を受けたのは2社にとどまりました。それは、神社がひとたび津波の大きな被害を受けると、より安全な被害を受けなかったところに移動して再建されたと考えられます。実際に東日本大震災でも、岩手・宮城・福島の各県で『神社に避難して助かった』という声を数多く聞きました」 神社は高台や浸水域の境界に建立されているため、緊急時の避難所としての役割を担います。 また、神社には大きな木々が鎮守(ちんじゅ)の森として残っていることが多く、それが津波の被害をおさえる効果をもたらしているのです。 次ページは:お祭りは究極の防災訓練 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
母は娘の夜泣きで不眠に 減らせない睡眠薬、募った不安
【まとめて読む】患者を生きる・眠る「睡眠薬を減らす」 神奈川県の医療従事者の女性(40)は長女を出産後、夜泣きをきっかけに不眠症とうつになり、睡眠薬をのむようになりました。薬に不安を抱き、薬を減らしたり種類を変えたりしては不眠が悪化する状態を繰り返していましたが、国立精神・神経医療研究センター病院(東京都小平市)に入院し、詳しい検査を受けたことが転機となりました。 2人目出産後、不眠症に 女性は2017年8月、長女を出産した。 夜泣きに悩まされた。おっぱいをあげても、あやしても泣きやまない。寝不足で毎日ふらふらだったが、朝になれば長男(10)を起こして朝食を食べさせ、小学校に送り出さなくてはならなかった。 長女は日中もよく泣いた。ベッドに寝かせると泣くので、抱っこ用の布「スリング」で抱っこしたまま掃除や食事のしたくなどをした。肩がパンパンに張った。 8年前に生まれた長男もよく泣いたが、当時は30歳で体力がもっとあり、面倒をみなければいけないのは長男だけだった。 寝不足が続き、疲労がとれずにつらかった。長女の出産から約1カ月後、他県の実家で静養することにした。長男は学校があるので家に残る会社員の夫(44)が面倒をみて、長女だけを連れていった。お母さん子の長男を置いていくのは心が痛んだ。「ママは体の調子が悪いから、おばあちゃんたちのところでお休みしてくるね」と話して聞かせた。 実家でも夜泣きは続き、寝不足が解消しないため、2週間ほどして母(64)が夜間は長女の面倒をみてくれることになった。ところが、ベッドに入ると、長男のことなどが気になってしまい、眠れなかった。「ちゃんと寝て、体力を養わなくては」。焦るほど目がさえてしまった。 ネットで調べ、不眠に効くとされるものを次々に試した。タブレットのアプリで静かな環境音を聴いたり、朝は日光を浴びたり。散歩、ぬるめのお風呂、リラックスできそうなアロマ、サプリメント……。何を試してもあまり効果がなかった。眠いはずなのに、眠れなかった。 こんなに眠れない日が続いたらどうなってしまうのか。なぜ眠れないのか。不安や自己嫌悪が募り、ますます眠れなくなった。徹夜に近い状態が続いた。 授乳中なので薬をのみたくなか… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル