福岡地裁で21日に予定されていた刑事事件の判決公判が、開廷できないトラブルがあった。被告の弁護士が法廷に来なかったため。同じ法廷で別の裁判が始まる時間が迫ったことから、22日に改めて開くことになった。 予定されていたのは、死体遺棄などの罪に問われた北島誠被告(38)の判決公判。開廷予定時刻の午後1時10分に裁判官と検察官、被告の姿はあったが、弁護士はいなかった。同15分ごろ、法廷内で書記官が弁護士事務所と思われる連絡先に「先生はいらっしゃいますか?」と電話し、裁判官に「明日と勘違いしていたようです」と伝えた。 被害者の関係者とみられる傍聴人もいたが、同20分からは同じ法廷で別事件の裁判も入っていた。吉野内庸子裁判官は、被告に「弁護人が期日を明日と勘違いしていたようです。今から他にも裁判が予定されています。改めて日をとり直します」と宣告した。 地裁総務課によると、言い渡しの延期は「裁判官の判断」という。法廷の外では「2時間待ったのに」と話す男性もいた。(角詠之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
児童虐待通報「189」無料に 来月3日、相談しやすく
児童虐待の通報や相談を24時間受け付ける全国共通ダイヤル「189」の通話料が、12月3日午前8時半から無料になる。代表的な通話例では、今は3分で固定電話は8・5円、携帯電話は90円かかる。虐待防止に向けて、無料化して利用しやすくする。厚生労働省が近く発表する。 「189」にかけると、近くの児童相談所(児相)につながる。匿名で通報・相談ができ、虐待している可能性がある親ら当事者には内容が伝わらないようになっている。 189への電話件数は月約2万件(昨年10月時点)だが、操作ガイダンスの途中で切れるケースも多く、実際に児相までつながるのは約5千件だった。厚労省は、より通報・相談しやすい環境をつくるため無料化を決めた。(浜田知宏) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
住宅火災、3人の遺体見つかる 新潟
22日午前0時40分ごろ、新潟市東区白銀2丁目の磯部泰良(ひろみ)さん(74)方から出火していると近くの住民から119番通報があった。 県警新潟東署によると、約1時間20分後に鎮火されたが、磯部さん宅の1階部分から3人の遺体が見つかった。この家に住む磯部さんと60代の妻、30代の息子の3人と連絡が取れていないという。同署が身元の確認を急いでいる。 現場はJR新潟駅から北東約5・5キロの住宅街。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
職員過労自殺で「心からおわび」 黒岩知事(カナロコ by 神奈川新聞)
神奈川県職員だった男性=当時(37)=が自殺したのは長時間労働に伴う過労やパワーハラスメントが原因として遺族が県に損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こしたことについて、黒岩祐治知事は21日の定例会見で、「私も子を持つ親。彼を守り切れなかったことを心からおわびしたい」と言葉を詰まらせながら語った。 訴状などによると、男性は2013年11月に知事室に配属され、イベント企画や動画作成などを担当。直属の上司から怒鳴られることが多く、16年4月に異動した財政課では6カ月連続で時間外勤務が100時間を超え、同9月にうつ病を発症した。同11月に県庁近くの施設で自殺した。 知事は「私個人の思い」と前置きした上で、「よく知っている職員。彼の笑顔しか、私の記憶には残っていない」。男性の母親が提訴に踏み切ったことには「謝罪の気持ちが伝わっていないとすれば、心から反省したい」と語った。 県は17年2月以降、過労死ラインとされる「月80時間超の職員ゼロ」を目標の一つに掲げる。知事は「減ってはいるが、まだ道半ば」としながらも「働き方改革に強い決意で取り組むことが、彼の死を無駄にしないためにやれることだ」と強調した。 また、男性に対するパワハラの有無については、弁護士や大学教授ら第三者で構成する県の不祥事防止対策協議会で調査する意向を示した。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「ゆがんだ表情を見て正直すっきりした」被告が心境語る 川崎・宮前トンネル女性刺殺 横浜地裁公判(カナロコ by 神奈川新聞)
川崎市宮前区のトンネルで2006年9月、女性が刺殺された事件で、殺人の罪に問われた無職鈴木洋一被告(39)の裁判員裁判の第2回公判が21日、横浜地裁(景山太郎裁判長)であり、被告人質問が行われた。被告は事件を起こした背景に仕事や家庭生活のストレスを挙げ、「刺されてゆがんだ女性の表情を見て正直すっきりした」と当時の心境を明かした。 起訴状などによると、被告は06年9月23日未明、同区の貨物駅直下のトンネル内歩道で、帰宅途中の女性=当時(27)=の腹を刃物で刺した後、さらに右胸も刺して殺害した、とされる。 公判で被告は、事件以前から夜間に女性の胸などを触って逃走する行為を繰り返していたと明らかにした。「性的欲求を満たし、脅かして困惑する表情を見ることでストレスを発散していた」と振り返った。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
La discipline de fer des prisons japonaises
Une enquête d’« Envoyé spécial » met en lumière les conditions de détention dans l’archipel, médiatisées par l’arrestation de Carlos Ghosn. Par Catherine Pacary Publié aujourd’hui à 19h45, mis à jour à 19h47 Temps de Lecture 1 min. Des journalistes devant le centre de détention de Tokyo, en novembre 2018. KAZUHIRO NOGI/AFP […]
国語の記述式、利用する大学5割弱 私立大では3割余
2020年度から始まる大学入学共通テストで新たに導入される国語の記述式問題について、文部科学省は21日、各大学の一般入試での利用が5割弱になるとする集計を発表した。国公立大のほとんどが利用する一方で、私立大の利用は3割余にとどまっている。 文科省によると、全国の国公私立大758校を対象に、20年度の一般入試で国語の記述式問題を利用するかを尋ねた。学部・学科や日程などの入試区分ごとに10月11日時点で集計。計1万264区分のうち「利用する」は、49・3%にあたる5062区分だった。国立大は98・6%、公立大が95・8%と高く、私立大は36・4%だった。 共通テストの国語は、200点… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「焼き場に立つ少年」の手がかり探し、いまも
被爆2世の長崎市職員、松尾隆さん(54)はプライベートで、「焼き場に立つ少年」の写真を調べている。今年5月、10年勤めた長崎原爆資料館の被爆継承課長から異動し、市教委に出向したのがきっかけだ。 「写真は左右が反転しているのではないか」。画像を拡大して観察し、自分の母の幼少期の写真と比較したり、戦時中の服装に関する規定を記した公文書を読んだり。右胸に付けられている名札が、「通常は左胸につける」と服飾の専門家から聞いたことなどを根拠に、そう推測する。少年の前身頃が左前になっていることも理由の一つだ。 被爆者の訴訟を支援する内科医、本田孝也さん(63)は今年8月、木がうっそうと茂る長崎市郊外の山の中にいた。「焼き場に立つ少年」の写真を追った書物で、「同級生ではないだろうか」「焼き場があった」という住民の証言が寄せられた場所だ。 本田さんは暑い中、金属探知機を駆使していた。写真の少年の足元に、銅線のようなものが写っているからだ。「ここが焼き場なら、写真に写っている銅線のようなものを探せないだろうか」 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大崎事件、年度内に第4次再審請求へ 弁護団が会見
鹿児島県大崎町で1979年、男性(当時42)の遺体が見つかった「大崎事件」で、殺人罪などで約10年間服役した義姉の原口アヤ子さん(92)らの弁護団が21日、鹿児島市で会見した。裁判のやり直しを求め、今年度内に第4次再審請求をする方針を明らかにした。 再審請求が認められるためには、無罪判決などを言い渡すべき「明白な新証拠」を示す必要がある。 会見した鴨志田祐美弁護士らによると、確定判決が「タオルによる絞殺」と認定した死因を根拠づける当時の法医学鑑定に対し、他殺性を否定する新たな法医学鑑定書を提出する考えだという。 事件当時、男性を運んだとされる人物らの供述などについて、心理学的な見地から供述の特徴や傾向を吟味する「供述心理鑑定」によって供述の信用性を争う鑑定書を、新たに提出することも検討している。 最高裁は今年6月の決定で、弁護側が提出した法医学鑑定、供述心理鑑定のいずれも証拠の「明白性」を否定。鹿児島地裁、福岡高裁宮崎支部が出した再審開始決定を取り消した。 事件では、原口さんの元夫(故人)ら親族4人が殺人罪などで逮捕されたが、原口さんは一貫して無罪を主張している。(井東礁) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ゴーン前会長と妻、面談へ 東京地裁が認める決定(共同通信)
金融商品取引法違反と会社法違反の罪で起訴された前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)について、東京地裁が、妻のキャロルさんとビデオ会議システムによる面談を認める決定をしたことが21日、関係者への取材で分かった。2人は近く、会話を交わすことになるとみられる。ゴーン被告は保釈される際の条件として、キャロルさんとの接触を禁止されていた。 関係者によると、地裁は弁護団の請求に基づき、ビデオ会議システムを使って、ゴーン被告とキャロルさんが最大1時間面談することを認める決定をしたという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース