ニッポン放送「ザ・フォーカス」(11月21日放送)に元外務省主任分析官・作家の佐藤優が出演。香港人権民主主義法案のアメリカ議会通過について解説した。 大統領選挙控えるトランプに「署名しない」というチョイスはない 香港で抗議活動が激しくなるなか、アメリカの議会下院は上院に続いて香港での人権と民主主義の確立を支援する法案を賛成多数で可決した。トランプ大統領は中国との貿易協議への影響を懸念してきたが、一部のアメリカのメディアは署名する見通しと報じている。この他、議会下院では香港当局がデモ隊に対して使った催涙ガスやゴム弾などの香港への輸出を禁じる法案についても全会一致で可決した。 森田耕次解説委員)香港人権民主主義法案は、中国が香港に高度の自治を保障する一国二制度を守っているかどうか、アメリカ政府に毎年検証を求めるという超党派で出した法案です。下院が10月に同じような法案を可決していたのですが、上院が今月19日に全会一致で可決した法案と内容を調整して、改めて下院で可決されました。香港当局がデモ隊に対して使った催涙ガスやゴム弾などの香港への輸出を禁じる法案についても全会一致で可決しています。トランプ大統領はこの法案に対して拒否権を発動できるのですが、一部アメリカメディアは「署名するだろう」と伝えています。圧倒的多数で可決されたと。人権法案は下院では417対1で可決されたということですから、恐らくトランプ大統領も署名するのではないかと。一方で中国外務省は報道官談話でこの法案について強く反発しており、「報復措置を取る」という表明もしているのですね。 佐藤)トランプ大統領は署名しないというチョイスはないと思うのです。すべては大統領選挙が控えていますからね。署名しなければ弱腰だと思われるので、ここは強く見せると思います。他方で、香港がアメリカ製の催涙ガスやゴム弾を使うのかどうかです。そんなものは中国が自前でつくれます。ですから、これはほとんど意味のない制裁ですよね。中国側も対抗措置を取るということですが、やられたことと同じレベルというと実効性のないような対抗措置ですよね。お互いに人権については文句をつけているポーズを取っているだけですから、そんなに米中関係には影響を与えないと思います。 森田)米中の貿易協議も第一段階の合意、当初は11月のAPEC首脳会議に合わせて署名するのではないかと言われていたのですが、チリでAPECが開けなくなったことにより米中首脳会談が開けなくなったということで、この貿易協議の合意は来年に先送りする可能性があるとロイター通信が伝えています。まだ制裁関税の扱いで溝が埋まらない部分もあるようですし、香港情勢も影響してきているのでしょうね。 佐藤)それは確かにあるのですが、来年になると完全に大統領選挙モードです。中国には選挙がないですからね。そうなると、選挙の前に手仕舞いにしなければいけませんから、アメリカが譲歩するしかないわけです。このゲームは中国に有利に進むと思います。 森田)もしこの米中貿易摩擦が難航してしまってアメリカの景気に悪影響が出るようになると、トランプ大統領の再選も黄色信号が灯ってしまうわけですか。 佐藤)いろいろな形でポーズは取りながらも、本気では喧嘩しないということになりそうです。 ザ・フォーカスFM93AM1242ニッポン放送 月-木 18:00-20:20 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
25日 雨と冷たい風 午後はどんどん寒くなる(tenki.jp)
きょう(25日)は広い範囲で雨が降り、次第に北よりの冷たい風が吹くでしょう。午後はどんどん気温が下がり、朝よりも寒く感じられそうです。 日中は傘の出番に 雨の原因は本州付近を南下する寒冷前線と、本州の南岸を東へ進む前線を伴った低気圧です。低気圧や前線が通過したあとは、一時的ですが西高東低の冬型の気圧配置に変わります。 【日本海側】北海道は北部を中心に雨ではなく雪になるでしょう。昼頃にはやみますが、雲の多い天気が続きそうです。東北や北陸は昼頃まで雨、山陰は日中いっぱい雨が降るでしょう。九州北部は夜にかけて、にわか雨に注意して下さい。 【太平洋側】雲が多いでしょう。北海道や東北、東海から四国は昼頃にかけて雨の降る所がありそうです。関東は昼頃から夕方にかけて沿岸部を中心に雨が降るでしょう。九州の雨は次第にやんで、日中は日が差す見込みです。 日本海側から冷えてくる けさは11月下旬としては暖かい朝です。ただ、低気圧や前線が通過したあとは、全国的に北よりの風が強まり、冷たい空気を運んできます。体感温度が下がり、午後は急に寒く感じられそうです。 【大幅ダウンも!】最高気温は、北海道と東北の日本海側、北陸、信越では、暖かかったきのうの日中に比べると、10度前後低くなる所もありそうです。北海道は未明から気温が下がり続けています。朝から気温は上がらず、急速に冷えていきそうです。 【きのうと同じくらいでも・・】関東から九州の最高気温は、きのうと同じくらいの所が多い予想です。東海から九州では20度を超える所もありますが、風の冷たさが増してきます。朝の通勤通学の時は寒くなくても、帰りはヒンヤリしますので、調節しやすい重ね着などをしてお出かけ下さい。 日本気象協会 本社 青山 亜紀子 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
週間天気予報 週後半は東京でも5℃を下回る寒さの可能性(ウェザーニュース)
湿った空気や寒気の影響で曇りの日が多くなる予想です。気温の変化が大きく、週末にかけて本格的に冬の寒さが訪れる見込みです。 ■この先1週間のポイント■・週中頃は本州南岸に前線停滞・週後半は寒気が南下 本格的な冬の寒さに・いよいよ市街地の紅葉が見頃に 週中頃は本州南岸に前線停滞 27日(水)や28日(木)は本州の南に前線が停滞し、湿った空気の影響で雲の広がる日が多い予想です。 29日(金)や30日(土)は西日本や東日本では高気圧に覆われて晴れる所が多くなりますが、北日本や北陸は寒気の影響を受けて曇りや雪のところがある予想です。 12月1日(日)から2日(月)は低気圧や前線が接近して、雨の降る所が多くなる可能性があります。 週後半は寒気が南下 本格的な冬の寒さに 29日(金)頃をピークに、日本付近に寒気が流れ込みます。北日本で雪に注意するとともに、全国的に本格的な冬の寒さに注意が必要です。 東京や名古屋、大阪などでは晴れても気温が10℃前後までしか上がらない可能性があり、朝には5℃を下回る冷え込みとなる可能性もあります。寒さ対策を進めるようにしてください。 市街地の紅葉が見頃に 現在は東日本や西日本の平野部まで紅葉前線が南下して、市街地でも段々と紅葉を楽しめる所が増えてきました。 今後は周期的に寒気が強まる影響で葉の色づきがさらに進み、来週は市街地でもさらに紅葉狩りを楽しめる地域が増えそうです。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
インフルエンザワクチンの意外と知られていない話(ウェザーニュース)
国立感染症研究所は11月15日にインフルエンザが全国的な流行期に入ったと発表しました。11月10日までの1週間に1医療機関当りの患者数が1.03で、流行開始の目安とされる「1」を超えたからです。例年より約1ヵ月早い流行期入りです。 インフルエンザ対策の柱の一つがワクチンで、今シーズンは「約2951万本のワクチン(1mlを1本に換算)が製造される予定」(厚生労働省)です。このワクチンの効果を表す数値が「有効率」ですが、正しい理解が出来ているでしょうか。 「ワクチンの有効率60%」の意味 インフルエンザワクチンの有効率が60%と言われれば、「ワクチンを接種した人の60%はインフルエンザにかからない」と思うかもしれません。しかし、それは誤解です。 厚生労働省の「平成30年度インフルエンザQ&A」では、「ワクチンの有効率60%」とは次の状況だと解説しています。 ●ワクチンを接種しなかった100人のうち30人がインフルエンザを発病(発病率30%) ●ワクチンを接種した200人のうち24人がインフルエンザを発病(発病率12%) →ワクチン有効率={(30-12)/30}×100=60% 計算式の意味は、ワクチンを接種しなかった人(発病率30%)が、もしワクチンを接種していたら(発病率12%)、発病率を60%減らせたはずという意味なのです。「発病を減少させる割合」言い換えると理解がしやすいかもしれません。 ワクチンが重症化を防いでくれる 「ワクチンを打ったのにインフルエンザにかかってしまった」という人が少なくありません。厚生労働省も「麻しん(はしか)や風疹ワクチンで認められているような高い発病予防効果を期待することができません」と「インフルエンザQ&A」に記載しています。 そして「インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、『重症化』を予防することです」と明記しています。国内の研究によると、「65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があった」というのです。 「ワクチンを打ったのに、なぜインフルエンザにかかったの!」と不信に思わず、たとえインフルエンザにかかっても「ワクチンのおかげで重症化を防げてよかった」と感謝したほうがよさそうです。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
“部屋では禁酒”破り…同居する同僚から顔殴られ男性が意識不明の重体 46歳男現行犯逮捕(東海テレビ)
名古屋市北区のアパートで24日夜、45歳の会社員の男性が同居している46歳の男に顔を殴られ、意識不明の重体です。男は傷害の現行犯で逮捕されました。 名古屋市北区如意3丁目のアパートの一室で、24日午後7時半ごろ、「もめて同僚を殴った」と男が消防に通報しました。 消防から連絡を受けた警察が駆けつけると、この部屋に住む建設業の会社員・鞆修二さん(45)が倒れていたということです。 警察は、部屋にいた大重正広容疑者(46)から事情を聞いたところ、鞆さんの顔を殴ってケガをさせたことを認めたため、傷害の現行犯で逮捕しました。 大重容疑者は鞆さんが倒れたため、自分で救急車を呼びましたが、鞆さんは意識不明の重体です。 警察によりますと、大重容疑者は鞆さんの会社の同僚でこの部屋で一緒に住んでいましたが、「部屋で酒を飲まない」という約束を破った鞆さんに対し、大重容疑者が怒り、殴ったということです。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
77歳の女性が死亡 52歳の男性とその19歳の娘が意識不明…男性の20代の長男を身柄を確保(東海テレビ)
名古屋市港区の住宅で24日夜、住人の女性から「息子が祖母らを刺した」と110番通報があり、警察は現場近くにいたこの家に住む20代の男の身柄を確保しました。男の祖母で77歳の女性は死亡し、52歳の父親と19歳の妹も意識不明の重体です。 警察は容疑が固まり次第、男を逮捕する方針です。 港区西福田1丁目の住宅で、24日午後10時過ぎ、「息子が包丁で祖母らを刺した」とこの家に住む女性が110番通報しました。 警察によりますと、刺されたのはこの家に住む遠藤好美さん(77)ら3人で、好美さんはその後死亡し、栄二さん(52)と、菜央さん(19)が意識不明の重体です。 警察は事件後、栄二さんの20代の長男を近くの路上で発見し、身柄を確保していて、容疑が固まり次第逮捕する方針です。 好美さんは長男の祖母で、菜央さんは妹にあたるということです。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
小田原の遺体発見事件、43歳男を死体遺棄の疑いで逮捕
神奈川県小田原市の酒匂川の河口で、背中に刺し傷がある成人男性の遺体が見つかった事件で、県警は25日、住所不定、無職平松政男容疑者(43)を死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。「死体を川に捨てたことは間違いない」と容疑を認め、殺害についてもほのめかしているという。遺体は住所不定、小山栄一さん(76)と判明した。 捜査1課によると、平松容疑者は今月19日ごろ、同市西酒匂1丁目の橋の下で、小山さんの遺体を水路に遺棄した疑いがある。 2人とも橋の下で生活していたという。小山さんの知人から「(2人に)トラブルがあった」という情報が寄せられたことなどから県警が事情を聴いていた。(土屋香乃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「創作意欲がわいた」世界遺産に落書きした疑いで男逮捕
世界遺産・竜安寺(京都市右京区)の山門の内側にある白壁に油性ペンで落書きをしたとして、京都府警は24日、横浜市神奈川区の会社員、大西達也容疑者(44)を器物損壊の疑いで逮捕した。「油性ペンで書いたのは間違いない」と容疑を認めているという。 右京署によると、大西容疑者は24日午後3時40分ごろ、竜安寺の山門から入ってすぐの白壁に、青と赤、黒の油性ペンで「我青龍 感謝朱雀 待たせたな 白虎」と落書きをした疑いが持たれている。 観光客の男性が「落書きしている人がいる」と110番通報し、駆けつけた同署員らが寺付近を歩いている大西容疑者を見つけ、逮捕した。大西容疑者は、署の調べに「神話やSFが好きで、SF作家になりたい。創作意欲がわいたので書いた」と供述しているという。 竜安寺は枯山水の石庭で有名で、1994年に世界遺産に登録された。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
パラオから生還、倉田洋二さん死去 上皇ご夫妻と交流
パラオ・アンガウル島から生還した元日本兵で海洋研究者の倉田洋二(くらた・ようじ)さんが23日、沖縄県宮古島市の自宅で老衰で死去した。92歳だった。葬儀は家族、近親者のみで執り行う。 14歳で単身パラオへ渡り、現地の水産講習所で学んだ後、水産試験場に勤務。1944年に召集され、陸軍二等兵としてアンガウル島の戦いに参加した。島では約1200人の守備隊の大半が戦死。倉田さんも左半身を負傷して動けなくなり、45年春、米兵に見つかった。 帰国後は東京都の水産試験場研究員となり、小笠原水産センター所長などを務めた。退職後の96年にパラオの中心都市、コロールに居を構え、戦友の慰霊や日本とパラオとの交流に尽力。2015年4月、上皇ご夫妻のパラオでの慰霊には、戦友の戦死者名簿を携えて立ち会った。 今年2月の上皇さまの即位30年を祝う宮中茶会に出席。上皇后美智子さまから戦死者名簿について「送ってくだされば必ず拝見します」と声をかけられ、その後上皇ご夫妻に名簿を届けた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
女児誘拐、一緒にいた少女は茨城の中学生 6月に不明届
大阪府警に未成年者誘拐の疑いで逮捕された伊藤仁士容疑者(35)宅に大阪の女児と一緒にいたとされる別の少女は茨城県の中学生(15)だったことが分かった。同県警は24日、捜査員が今年7月に栃木県小山市の伊藤容疑者宅を訪ねたが、少女は見つからなかったと明らかにした。少女が当時、家にいたかは不明という。 県警によると、6月に少女の親から行方不明届が出た。少女の部屋に複数の携帯番号が書かれた紙があり、その一つが伊藤容疑者のものだったことから、捜査員4人が7月、伊藤容疑者の立ち会いのもと任意で自宅内を捜索したが、少女は見つからなかったという。少女について尋ねたところ、伊藤容疑者は「知らない。心当たりはない」と答えたとしている。 少女は23日に保護された後、伊藤容疑者の家にいた時は「外部の人に見つからないように外出を控えていた」と話しているが、当時すでに伊藤容疑者と接触していたかや、家の中にいたかどうかは不明だ。 県警は少女が見つからなかったことについて「任意で確認できる範囲を見たが、見つからなかった」「(当時、少女が)いたのか、いなかったのか分からない」と話した。 捜査関係者によると、少女は24日に親と面会。健康状態に問題はないという。 少女の父親は同日夜、県警を通じて「娘が無事に帰ってきて安心しました。今からは家族での時間を大切にしてまいりたいので、今後はそっとしていただけるようお願いいたします」とのコメントを出した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル