厚生労働省は29日、製薬大手エーザイの新薬の臨床試験(治験)に参加した、健康な20代男性がてんかん発作を抑える治験薬をのんだ後に死亡したのは、薬の副作用による可能性が否定できないとの調査結果を発表した。 厚労省によると、男性は6月、安全性などを確認する第1段階の試験に参加。東京都内の病院に入院し、10日間、治験薬を毎朝1回のんだ。その後、3日間経過観察をしたが、その時はめまいや眠気、吐き気のほかは異常は見られなかったという。 しかし、退院したその日に再び来院し、入院中に幻視や幻聴があったと訴えた。病院で診察した医師は、受け答えがはっきりしていたことなどから経過観察とした。だが、その翌日、電柱によじのぼり、飛び降りて死亡した。 男性は精神科の通院歴はなく、健康状態は良好だったという。販売されている類似の薬には自殺企図などの副作用があることから、厚労省は「治験薬で類似の事象が発生する可能性は否定できない」とした。 厚労省によると、病院側は治験… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高校生の姉弟らペルー人家族の在留認めず 大阪地裁判決
ペルーから不正入国した両親のもと、日本で生まれ育ったきょうだいと母親を強制退去とした国の処分は子どもの権利条約に反するなどとして、国に在留特別許可を求めた訴訟の判決が29日、大阪地裁であった。三輪方大(まさひろ)裁判長は3人の請求を棄却した。 訴えていたのは大阪府立高校3年の女子生徒(18)と高校1年の弟(16)、母親のネリさん(53)。 判決などによると、ネリさんときょうだいの父親(62)は1990年代、他人名義のパスポートでペルーから来日。その後、2人が生まれた。だが父親が2011年に出入国管理法違反容疑で逮捕され、一家4人は12年に強制退去を命じられた。一家は13年に在留特別許可を求めて提訴したが、敗訴が確定。16年にまず父親が強制送還された。 残った3人は一時的に収容を解かれる仮放免の状態で暮らし、きょうだいは日本の学校に通学。「きょうだいが日本での生活に一層根付いた」として17年に改めて在留特別許可を求めて提訴した。 判決は、国際慣習法上は国家は外国人を受け入れる義務はなく、外国人の権利は入管法の枠内でのみ認められるとした1978年の最高裁判決(マクリーン判決)をふまえ、在留特別許可には法務大臣に広い裁量権があると指摘。子どもの権利条約もその裁量権を制約するものではないとした。 そのうえで、きょうだいが日本で育ったのは最初の強制退去処分に従わず不法残留が継続した結果に過ぎず、裁量権の逸脱はないと結論づけた。また女子生徒と弟はスペイン語能力やペルーの文化・生活様式を一定程度身につけており、父親が帰国しているのでペルーでの生活基盤を築きやすいとも判断した。 原告側代理人の空野佳弘弁護士は判決後の会見で、「子どもたちの権利について顧みない本当に冷たい判決だ」として控訴する方針を示した。(米田優人、玉置太郎) ■「大学入学まで裁判を頑… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
佐野SA労組が救済申し立て「幹部の退職、会社が迫る」
東北自動車道上り線の佐野サービスエリア(栃木県佐野市)で売店などを営むケイセイ・フーズ(同市)の労働組合が、会社側による不当労働行為があったとして栃木県労働委員会に救済を申し立てた。28日付。 会社側が労組幹部に自発的な退職を迫ったり、自宅待機を命じたりしたことが不当労働行為にあたると主張している。労組の加藤正樹委員長は取材に対し、「これまで会社側と交渉してきたが主張が認められず、第三者のいる公的な場で判断してもらう必要があると考えた」と語った。 同社では、突然の加藤氏の解雇(後日に撤回)をきっかけに労組が8~9月にストを実施。11月に2度目のストに踏み切り、労使が対立している。会社側の代理人弁護士は「具体的なコメントは差し控えるが、不当労働行為に相当する行為を行ったことはない」とコメントしている。(吉田貴司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「体に貼るだけでやせる」根拠なし 販売3社に措置命令
「体に貼るだけでやせる」などとうたったダイエット用品の広告表示には合理的な根拠がないとして、消費者庁は29日、景品表示法違反(優良誤認)で販売業者3社に再発防止などを求める措置命令を出した。 消費者庁によると、命令を受けたのは、シンビジャパン(東京)▽ユニッシュ(大阪市)▽タットワ(東京)の3社。3社は遅くとも今年4月以降、パッチ型のダイエット用品に関し「貼るだけカンタン」「へそに貼るだけでくびれが出現!」などと自社のホームページに掲載し、短期間で著しい痩身(そうしん)効果があるかのような表示をした。 消費者庁は3社に表示の裏付けとなる資料の提出を求め、提出された資料を調べたが、合理的な根拠がないと判断したという。 3社は取材に対し、「誤解を招くような表示をしないよう努めていく」などとそれぞれコメントした。(兼田徳幸) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【秋篠宮さま会見詳報】「長女と結婚の話する機会ない」
秋篠宮さまの記者会見の主な内容は以下の通り。 【新しい時代の皇室像について】国民と苦楽を共にし国民の幸せを願いつつ務めを果たしていく、これはやはり基本にあることだと私は考えております。また時代によって要請も変わってきます。時代時代に即した在り方というのは、常に考えていかなければいけないと思っています。皇室の中に古くから伝わっているものもあります。やはり大事なものというのはいろいろありますので、そういうものは引き続き残していくということが必要ではないかなと思っております。 【即位の礼と大嘗祭(だいじょうさい)に皇嗣として臨んだ感想】両方の行事が無事に終わったことを安堵しています。正殿の儀の時には誠に多くの方が海外からもお越しくださり、お話しする機会も得ることができ、大変うれしいひとときでありました。御列の儀、その時私は供奉していたわけですけれども、非常に多くの人たちが沿道でお祝いをしてくれている様子を見て、大変有り難いことだと思いました。 【大嘗祭は天皇家の私費で行うべきだとの認識に変わりはないか】今も昨年お話しした時と気持ちは変わりません。 【眞子さまと小室圭さんとの結… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋篠宮さまが会見 眞子さま結婚「何らかの発表が必要」
秋篠宮さまは30日に54歳の誕生日を迎え、これに先立ち東京・元赤坂の赤坂東邸で記者会見に臨んだ。皇位継承に伴う「即位の礼」と「大嘗祭(だいじょうさい)」の中核行事が無事に終わったことを「安堵(あんど)しています」と喜ぶ一方、昨年の会見に続き、宗教色の強い大嘗祭に公費を支出すべきでないとの考えを改めて示した。 大嘗祭の中核行事「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」は14日から15日にかけて行われ、秋篠宮さまも参列した。政府は儀式に宗教的性格があると認めながら、大嘗祭は「極めて重要な皇位継承儀式であり、公的性格がある」として公費支出を決めた。費用は総額で約24億4千万円にのぼる見通しだ。 秋篠宮さまは昨年の会見で「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と言及。天皇家の「私費」にあたる「内廷会計」で行うべきだとの考えを示していた。今回の会見でその認識に変わりが無いかを問われ、「今も昨年お話しした時と気持ちは変わりません」と述べた。 秋篠宮さまは今回、国事行為の「即位礼正殿の儀」を含む皇位継承行事に、皇位継承順位第1位の皇嗣として臨んだ。前回の平成の代替わりでは、所作がわからなければ隣にいた天皇陛下(当時は皇太子さま)を「見ていればいいという感じがあったが、今回はそれができない」とユーモアを交えて語り、「少し緊張しましたね」と振り返った。 ご家族についても言及した。結婚が延期されている長女眞子さま(28)と小室圭さん(28)については、来年2月で延期から2年が経つことを踏まえ、「何らかのことは発表する必要がある」との見解を明かした。ただ、結婚をめぐって眞子さまと話す機会はなく、小室家とも連絡はとっていないという。昨年の会見では「多くの人が納得し、喜んでくれる状況にならなければ、婚約にあたる納采の儀を行うことはできません」と述べ、小室家のトラブルをめぐる報道について「今でも2人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、それ相応の対応をするべきだと思います」と問題を解決するよう求めていた。 長男の悠仁さま(13)については、お住まいの赤坂御用地内でトンボの調査を続けていると紹介。悠仁さまの調査で御用地にいることがわかった種類も複数あるという。今後の教育方針として「日本の国内、いろいろな場所を訪ねてほしい」と述べ、地域の文化や自然環境を知っておくことは「将来的にも非常に有意義なこと」と語った。次女の佳子さま(24)は、公務に関する下調べに時間をかけて取り組んでいると紹介し、「よくやっている」と語った。今後については「ライフワークとして持てるものというものがあると良い」とも話した。 【動画】御仮寓所でブータン王室から贈られたアルバムを見たり、庭を散策したりする秋篠宮さまご一家=宮内庁提供(音声はありません) 印象に残った出来事として、台… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
胸や腹などに重傷…白昼に路上で男性2人がナイフで刺される 犯人とみられる男の身柄確保(東海テレビ)
愛知県一宮市で29日、外国人とみられる男性2人がナイフで刺され重傷を負いました。警察は別の外国人風の男を容疑が固まり次第、逮捕する方針です。 警察によりますと、29日午後2時半過ぎ、一宮市の路上で40代くらいの外国人風の男が別の外国人風の男性2人をナイフで刺しました。 2人は胸や腹などに重傷を負いましたが、命に別状はありません。 警察は2人を刺したとみられる男を現場で見つけて事情を聴いていて、容疑が固まり次第、殺人未遂の疑いで逮捕する方針です。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
秋篠宮さま、54歳に 大嘗祭発言「気持ち変わらず」(共同通信)
秋篠宮さまは30日、54歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち東京・赤坂御用地の赤坂東邸で記者会見し、皇位継承に伴う重要祭祀「大嘗祭」への国費投入に疑問を呈した昨年の誕生日会見の内容について「今も昨年お話しした時と気持ちは変わりません」と述べた。長女眞子さま(28)の結婚問題には来年2月をめどに何らかの発表をすべきとの考えを示した。 昨年の会見では大嘗祭を「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」とし、天皇家の私的経費「内廷費」での実施を主張した。今月は中心儀式「大嘗宮の儀」が行われ、大嘗宮の建設費など関連費用は総額約24億4千万円となる見通し。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
下村元文科相 民間は記述式の実績ある(日刊スポーツ)
下村博文元文科相が29日、都内の日本記者クラブで一連の大学入試問題をテーマに会見した。 来年度からの大学入学共通テストで英語の民間検定試験が見送りになったことについては「制度設計、民間任せのスキームに問題があった。試験会場も各都道府県の教育委員会が公立学校を会場に提供し、先生も試験官をやってもらえば、やれたと思う」などと主張した。 やはり中止を求める声が噴出している記述式問題については「民間は何十万人を対象に記述式問題もやっており、実績がある」と答えたが、民間業者が実施する模擬試験のことを指しているとみられる。 自民党の会合で、東大に英語の民間試験を活用するよう圧力をかける発言をしたとの指摘については否定し、「東大の学長はやる気はあったみたいなので、大学のガバナンスについて話した」とした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
生命のメッセージ展 神戸であす開催(MBSニュース)
MBSニュース 交通事故や犯罪に巻き込まれた被害者の等身大パネルなどを通じ、いのちの大切さを伝える「生命のメッセージ展」が、30日、JR三ノ宮駅の地下広場で開催されます。 「生命のメッセージ展」とは犯罪や事故、いじめ、医療過誤などによって、理不尽に命を奪われた被害者たちのアート展です。被害者らの等身大のメッセージパネルや遺品などを展示することで、遺族の悲しみを知り、命の尊さを考えるイベントです。 兵庫県で大規模に開催するのは初めてで、関西学院大学の学生らが実行委員会のメンバーとなって準備を進めてきました。 「自分たちが想像できるくらいの悲しみどころではないし、一人一人にちゃんと人生があって、それを伝えられる、残せるのがいいと思う。」(学生) 生命のメッセージ展in神戸は30日午前10時から午後4時までJR三ノ宮駅の地下広場で開催されます。 MBSニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース