世界遺産で知られる岐阜県白川村の「白川郷」で4日午後、合掌造りの集落に近い建物で火事がありました。 4日午後2時半過ぎ白川村の「白川郷」で複数の観光客から消防に「小屋から火が上がっている」と通報がありました。 火はおよそ2時間後に消し止められけが人はいませんでしたが、この火事で、物置小屋と周辺の建物のライトアップに使うための配電盤などが置かれた小屋の2棟が全焼したということです。 火事があった場所は重要文化財に指定されている「和田家住宅」などのある合掌造り集落から500メートル以上離れていて延焼はありませんでした。 警察と消防は5日実況見分を行い火事の詳しい原因を調べる方針です。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
映画祭代表「主戦場」中止で表現自由問われ「驚き」(日刊スポーツ)
川崎市で4日、最終日を迎えた「KAWASAKIしんゆり映画祭」で、上映を1度中止した従軍慰安婦問題を描いた映画「主戦場」を上映した。映画祭の中山周治代表は「主戦場」の上映中に報道各社の取材に応じ、中止と撤回の背景を説明し、上映に踏み切った思いを語った。 【写真】「主戦場」上映の経緯を語る中、涙したKAWASAKIしんゆり映画祭の中山周治代表 中山代表は、上映中止の判断を1度、下したことが、表現の自由の問題が問われる事態に発展したことに「はっきり言って、ビックリしています。こんな小さな我々の団体が、世界を引き受けることになった…みたいな、本当に驚きの毎日だった」と語った。 「主戦場」の上映は、主催のNPO法人KAWASAKIアーツが、配給の東風に対し6月に上映の打診、8月に上映会申込書も出したが、一部出演者から上映差し止めを求めて訴えられている作品であることを受けて、共催の川崎市から上映への懸念が示された。 そのことを受け、映画祭は9月に東風に上映取り消しを伝え、10月27日には上映の見送りを発表した。 その判断に対し、映画界を中心に表現の自由を侵害しているなどと批判の声が多数出た。10月29日には、白石和彌監督と若松プロダクションが「止められるか、俺たちを」と「11・25自決の日~三島由紀夫と若者たち」の上映を取りやめたと発表。さらに是枝裕和監督も、同日の「ワンダフルライフ」の舞台あいさつで「共催者の懸念を真に受けて、主催者側が作品を取り下げるというのは、もう映画祭の死を意味する」と批判したことで、世論を巻き込んでの議論に発展した。 映画祭側は、同30日にオープンマイクイベント「しんゆり映画祭で表現の自由を問う」を開催。約170人の参加者と議論した末、メンバー全員で話し合いを行った。そして、今月2日になって上映中止を撤回し、同4日の最終日に上映すると発表。若松プロも「止められるか、俺たちを」の上映を4日に行うと発表した。 中山代表は「我々が最初に取った判断から、次に取った判断…その場、その場で、我々なりに、一番いい答えを出したつもりです。私も、ずいぶん批判されました。ただ、素人集団なりに一生懸命、判断した結果、どう受け止めたかは分からないが、まさかこういう大きなことになるとは思っていなかった」と率直な思いを語った。 その上で「そこでの判断は、世界に伝わることを意識していましたし1つ、1つ一生懸命やったつもりです」と誠意を持って対応したことを強調した。 中山代表は「市民、ボランティア団体として高校生、主婦、お年を召した方、会社員まで70人弱、活動しています」と主催者の体制を説明。その上で「毎日のお客さまの対応に加え、表現の自由の問題、お客さまの安全をどう守ろうかと、1人1人が心を引き裂かれんばかりに、モラルジレンマに陥っていた」と現場の苦悩と苦労を吐露した。 そして「表現の自由を考える集会を主催し、意見を受け止め、頭がパンクするくらい考えた。4日の最終日に上映するか、しばらく時間がたって条件が整ってからやるのか、上映しないのか…主に3択だったが結局、その日に話し合いが終わらなかった」と振り返った。 その上で「10月31日にインターネットの不在者投票を含めて投票し、ぜひ期間中にやりたいと、ベストの答えだと姿勢を出した。お客さまの安全の問題がクリアできないと、やらないよと言っていたので苦慮した」と、最後は全員投票で決めたと明かした。 中山代表は「いろいろ皆さんに、ご迷惑をおかけしました。特に配給、製作会社、さまざまな映画人にご心配をおかけしまして、本当に申し訳なく思っています。お客さまにも、ゆっくり、純粋に映画を楽しむ場を提供しようと思ってやって来た。いつか、そういう場が出来ればいいと思っています」と謝罪した。 川崎市からは今回も1300万円の予算のうち、600万円を負担してもらっており、中山代表は「25年、ともに歩んできたパートナー」だとした。ただ、今回の上映中止に当たり、観客の安全の確保を理由にした映画祭だが、川崎市から示された“懸念”を考慮したことへの批判は多い。 今後の川崎市との関わりについて聞かれ、中山代表は「やはり市は、我々市民活動を応援し下から支える立場と考えています。市が、今回のことをどう考えるか、我々は知りませんが、応援する立場はぜひ続けていただいて、我々も、どうやったら市民活動を、より盛り上げていくかだけを考えたい」と関係継続を望んだ。その上で「市にこうしてくれ、ああしてくれというのは全くないです」と言い、その場を後にした。【村上幸将】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
〔日本海東北道〕新潟県内で事故 一部通行止め(4日22時45分現在)(レスキューナウニュース)
NEXCO東日本などによると、新潟県胎内市の日本海東北自動車道中条本線料金所付近で事故が発生し、4日22:32から、上り線(新潟・長岡方面)の荒川胎内IC→中条IC間で通行止めとなっています。 レスキューナウ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
社保検討会議、医師会から聴取へ 患者負担増反発に配慮(産経新聞)
政府は4日、近く開催予定の第2回「全世代型社会保障検討会議」(議長・安倍晋三首相)で日本医師会(横倉義武会長)から聞き取りを行う方針を固めた。政府は当初、ヒアリングは与党で行い、党側は聴取した意見を踏まえて政府に申し入れをする段取りを描いていたが、政府内に浮上している医療政策をめぐる患者側の自己負担増に医師会が反発。検討会議が直接意見を聞くことで、医師会に配慮を示す。 検討会議のヒアリングでは横倉氏自らが首相官邸に赴き、意見を述べる予定だ。医師会にとどまらず、他の利害関係者からも意見を聴取する方向で調整している。検討会議は9人の民間メンバーに、首相や関係閣僚を含め計16人で構成。政府は同会議を利害関係者の間での調整の場ではなく、政策を決定するための舞台装置と位置づけている。 だが、政府内で議論の俎上に載っている政策をめぐり、医師会などが強く反発。医師会と立場が異なる経団連の中西宏明会長や経済同友会の桜田謙悟代表幹事が検討会議の民間メンバーに名を連ねていることも踏まえ、党側だけではなく検討会議も意見を聞く必要があると判断した。 具体的には、医師会は(1)75歳以上の後期高齢者の医療機関での窓口負担の原則1割から2割への引き上げ(2)花粉症薬など市販品で代用できる薬(市販品類似薬)の保険適用対象からの除外(3)外来で受診した人の窓口負担に一定額を上乗せする受診時定額負担の導入-に難色を示している。これに対し経団連などはいずれの政策にも前向きな姿勢を示している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「主戦場」上映に監督「勝利」も提訴藤岡氏“乱入”(日刊スポーツ)
川崎市で開催中の「KAWASAKIしんゆり映画祭」で4日、上映を1度、中止した従軍慰安婦問題がテーマの映画「主戦場」が上映された。ミキ・デザキ監督は舞台あいさつに登壇し、「本日は私の作品を上映することができ、本当にうれしいです」と喜びを口にした。その上で「日本の表現の自由の大勝利だと僕は思っております」と満面の笑みを浮かべた。 【写真】「主戦場」上映の経緯を語る中、涙したKAWASAKIしんゆり映画祭の中山周治代表 「主戦場」は6月に、主催のNPO法人KAWASAKIアーツから配給の東風に上映の打診があったが、共催の川崎市からKAWASAKIアーツに対し、一部出演者から上映差し止めを求めて訴えられている作品であることから、上映に対する懸念が示され、10月27日に上映の見送りが発表された。その映画祭の判断に議論が起こり、映画祭側は2日に、最終日の4日に中止を撤回し、上映すると発表していた。 デザキ監督は「日本のメディアが、あまり照明を当てない問題に語っていくことの大切さを知った。独立自主の映画、映画祭が政府からの圧力に負けずに、ずっと伝え続けることは大切。なぜなら、この映画に関するニュースは、絶対、NHKには報じられないだろうということを知っているからだ」と笑い飛ばした。 上映前には「学術研究及び卒業制作のため」と聞いて取材に応じたのに、商業映画として一般公開されたとして、デザキ監督と配給の東風を相手に上映禁止と総額1300万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝副会長が会場に姿を見せた。藤岡氏は「舞台あいさつをさせていただきたい。デザキさんがお話をされるということですから、私も出演者の1人だから、出演者の立場からお話をさせていただこうと」と主張した。 上映中止が撤回されたことについては「大変、遺憾なこと。私は当事者。一方の側の意見だけを聞いて(上映を)決めるのは、公的な税金を補助された立場として(映画祭は)アンフェア」と訴えた。さらに、藤岡氏は、映画祭側に出した、上映するか否かを問う公開質問状の答えを聞きたかったと主張。「返事なしに一方的に上映が決められている。(映画祭の)中山周治代表に公開討論を設定してもらいたいと、1日に、ちゃんと申し入れをしていますからね」とも訴えた。 ただ、この日、来場することを事前に映画祭側に通知していたかと問われると「事務局は電話がつながらないので」と“アポなし”で直撃したことを認めた。記者から「いきなり来て、舞台あいさつをさせてくれと言って、それが認められると思うのか?」と問われると、藤岡氏は「もちろん、フェアな観点に立てばいいのでは? 手作りの映画祭なんでしょ? あなた、主催者じゃないのに、何でこんなことを言うの?」と言い返した。 「主戦場」の上映には、約90人の観客が訪れた。【村上幸将】 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「うろつき交通」抑制—物流車両を優先予約する駐車場、実証実験へ(レスポンス)
国土交通省は、空き駐車場を探して「うろつき交通」による交通渋滞抑制に向けて物流車両を優先利用案内する予約専用駐車場の実証実験を実施する。 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関する駐車場対策協議会は、大会期間中の輸送対策の一環として、空き駐車場を探して移動する「うろつき交通」による交通渋滞抑制に向けて、会場周辺の駐車場対策の検討を進めている。 今回、国立代々木競技場周辺の時間貸駐車場を、予約専用駐車場に転換し、物流車両を対象に、優先利用案内した場合の予約・利用状況の確認や現地運用方法を検証する。 実験は11月13、14日の2日間、「タイムズ原宿第2」と「リパーク神南第4」の合計31台分で実施する。実験による物流車両の利用状況の変化や、時間帯予約実施時の運用対応について検証する。 《レスポンス レスポンス編集部》 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
一度中止の慰安婦映画上映、川崎 「表現の自由守れ」と監督(共同通信)
川崎市で4日に最終日を迎えたKAWASAKIしんゆり映画祭で、いったん中止された従軍慰安婦をテーマにした映画「主戦場」(ミキ・デザキ監督)が上映された。 舞台あいさつに立ったデザキ監督は「表現の自由の大勝利だ。上映を止めようとする人と戦い、勝利を重ねれば、表現の自由を守る流れができる」と強調した。 「主戦場」を巡っては、出演者の一部が上映中止を求めて提訴。映画祭を共催する川崎市から「裁判になっている作品を上映するのはどうか」と懸念を伝えられ、主催者側は観客の安全面も考慮して中止を決めた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
福島産食品の輸入停止撤廃へ 日本・シンガポール首脳が会談(共同通信)
【バンコク共同】安倍晋三首相は4日、訪問先のタイでシンガポールのリー・シェンロン首相と会談した。リー氏は、東京電力福島第1原発事故を受けて実施中の福島県産食品に対する輸入制限措置を、食品の輸出前検査を行うことを条件に撤廃すると伝えた。安倍首相は「輸入停止措置の解除を歓迎し、感謝する」と述べた。両首相は詳細について事務方で協議することで一致した。 農林水産省によると、シンガポールは原発周辺の7市町村の全食品および農産品を輸入停止としていた。このほか、福島県全域の水産物やキノコ類といった林産物の輸入も停止している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
〔北陸道〕石川県内で車両火災 一部通行止めは解除(4日23時45分現在)(レスキューナウニュース)
NEXCO中日本などによると、石川県の北陸自動車道で車両火災が発生し、4日21:40から、下り線(新潟方面)の白山IC→金沢西IC間で通行止めとなっていましたが、23:40までに解除されています。 レスキューナウ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
映画「主戦場」、一転上映で列 反対派が舞台上る要求も
川崎市麻生区で開かれてきた「KAWASAKIしんゆり映画祭」で、上映中止が撤回された映画「主戦場」が最終日の4日夜に上映された。会場近くの日本映画大学でもこの日、公開授業として「主戦場」が上映され、作品関係者のシンポジウムがあった。 88席の客席を求め、4日午前には観覧希望者約250人が列をつくり、整理券426枚が配られ抽選となった。前日には男性の声で「上映を阻止するため実力行使する」との電話が主催者あてに1件あったといい、4日は警察や市民の警備ボランティアが会場付近で警戒した。 上映中止に伴い設定された公開授業には約160人が参加した。「主戦場」のミキ・デザキ監督は「上映するなとか映像を削除せよといった圧力や威嚇に屈すると、検閲を容認することになる。政府が表現の自由を守らないときは、私たちが自分で守らなければ」と語った。 「主戦場」は慰安婦問題を扱っ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル