3連休初日の2日、台風19号で甚大な被害が出た長野市北部の長沼地区には、約1800人のボランティアが集まり、災害ごみの搬出作業などに当たった。県などによる参加を呼びかける取り組みが一定程度、功を奏した形だ。 ボランティアの調整に当たる県社会福祉協議会によると、市北部の復旧を進めるには今後約1カ月にわたり、平日は約1千人、土日・祝日には約2500人のボランティアが必要という。 そのため、協議会は運営スタッフの増員をはじめ、自家用車で来るボランティアの専用駐車場を設けるなど、受け入れ体制の強化を図ってきた。 県でも多数のボランティアの協力を仰ぐことが早期の復旧につながるとして、参加者を対象に、松本空港で定期便を運航するフジドリームエアラインズ(FDA)による応援ツアーを用意するなど、独自の取り組みをしている。阿部守一知事は10月31日に記者会見を開き、「被災した方を応援してもらいたい」と呼びかけた。 晴天に恵まれた11月2日は、長野市だけでなく、関西や東北地方などから駆けつけたボランティアの姿もみられた。約2500人という目標には届かなかったが、北部ボランティアセンターは「本当にありがたい。明日は3連休の中日なので、さらに増えると思う」と話していた。(松本浩史) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風19号 東京五輪ホストタウン事業への影響懸念も ザンビアと交流の宮城・丸森町(産経新聞)
台風19号で大きな被害を受けた宮城県丸森町で、2020年東京五輪の「ホストタウン」への影響が懸念されている。農業を通じて交流を深めるアフリカ・ザンビアのホストタウンに指定されているが、台風被害の復旧が最優先で、ホストタウンの準備の見通しが立たないのが現状だ。町の担当者は「(スケジュールなどを)今後話し合う必要がある」としている。 同町は平成23年、国際協力機構(JICA)を通じてザンビアからの農業研修生の受け入れを決定。28年から3年間、同町の耕野地区を中心に地元農家が農業や養蜂知識を指導する「草の根協力事業」を展開してきた。 今年初めには来年から3年間、同様のプログラムによる研修生の受け入れをJICAに申請。台風19号の直撃を受ける直前に承認されたばかりだった。同町企画財政課の窪田高広主査は「今後も交流事業を続けていくスタンスに変わりはないが、現在の災害対応で今後の(スケジュールの)見通しはまだ考えられない」と語る。 窪田氏によると、ザンビア大使館などを通じて今年初めに東京五輪でのホストタウン登録の打診があり、5月には大会組織委員会に申請。6月には登録が決まった。 ホストタウンとしては、ザンビアの選手団が地域住民と交流したり、日本人選手が同町を訪問して地域住民と交流したりすることが予定されている。また、来年3月には平昌五輪カーリング女子銅メダリストの本橋麻里さんが訪れ、五輪での経験などを講演するプログラムも組まれている。しかし、「(講演などは)予定通り進める方向だが、(スケジュールを)今後話し合う必要がある」(窪田氏)という。 窪田主氏は「やっと断水状況が改善したり、自宅の片付け作業がひと通り終わったりしそうな町民もいる」とした上で、「五輪開催は待ったなしなので、復旧状況を見ながら話し合いを進め、(スケジュールの)見通しを立てたい」と話している。(塔野岡剛) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
北海道・稚内で初雪 平年より11日遅く(共同通信)
11/2(土) 21:49配信 北海道の稚内地方気象台は2日、稚内市で初雪を観測したと発表した。11月中旬並みの寒気が上空に流れ込んだことが影響した。道内の平野部で初雪を観測したのは今シーズン初めて。 稚内の初雪は平年より11日遅く、昨年より12日早い。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
小倉城包む幻想的な灯 初開催の「竹あかり」 4日まで(西日本新聞)
約1万1千個の竹灯籠などが鉄都の中心部を彩る「小倉城竹あかり」が2日、北九州市小倉北区の小倉城で始まり、天守閣周辺は竹灯籠の温かい光に包まれた。4日まで。 【写真】威勢よく掛け声を上げながら城下町を練り歩く唐津くんちの曳山 JR小倉駅前の商業施設コレットが2月に閉店したため、小倉城を活用して街を元気づけようと、まちづくり団体などで構成する実行委員会が初企画した。 タケノコの産地として知られる同市合馬地区の竹害軽減も兼ねた竹の伐採と灯籠作りには、4カ月間で延べ2千人が参加した。 メイン会場の天守閣広場には星の輝きをイメージした灯籠約4千個を設置。大型オブジェもある。午後5時半に点灯が始まると、暗くなるにつれ、多くの家族連れらでにぎわった。 観覧は一部有料で中学生以上300円、小学生以下100円。(金田達依) 西日本新聞 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大学入試 国語と数学の記述式問題って何?(日刊スポーツ)
英語の民間検定試験が延期された2020年度開始の大学入学共通テストで、国語と数学の一部に導入される記述式問題が、次の争点に浮上した。 文科省は予定通り実施する方針だが、教育関係者、高校生、野党らは目的、内容、公正性などに重大な問題があるとして、中止を求める声が高まっている。 国語と数学1・Aに導入予定の、記述式問題の概要と主な問題点は次のようなものだ。 ▼思考力、表現力、判断力などを測るため、各3問出題予定。 ▼国語は各問の結果を踏まえた5段階の総合評価(マークシートは別に200点)。数学は各5点(100点満点)。 ▼採点は、約50万人の2科目分を約1万人が十数日間で完了しなければならない。約61億6000万円で落札したベネッセグループ会社の学力評価研究機構が、24年3月末まで契約し担当。採点者はアルバイトが予定される。作業はまず一部を抽出して採点基準を決め、全体を採点。その後一部を点検する。全答案の点検は難しい。基準の徹底や質の担保が困難とみられる。 ▼国語の問題は採点にブレが出にくいよう、答え方にさまざまな条件を設定している。プレテストでは、同じ答えでも評価にブレが生じるケースがあった。自分の答えを書き写す時間がない場合もある。自己採点と実際の結果が一致しなかった人は3割に上り、2次試験の学校選択への影響が懸念される。 ▼数学のプレテストは、問題に日常生活の情景描写や太郎さんと花子さんの会話などが使われ、設問が長めだった。正答率も3~10%と低かった。本番では、文章で記述する問題は出題されない予定。 実際にプレテストを解いてみた都内の高校2年生は「国語は答えの記述にさまざまな制約がつけられ、単にマークシートをマス目に置き換えただけです。数学は、通常の数学の問題が要求する論理的思考を必要とせず、日本語で与えられた設問条件を数式に変換するといった機械的作業。思考力や表現力を問うはずが、形骸化しているように感じます。入試を変えるという人は、実際の問題をみているのでしょうか。内容について、議論されていないように思います」などと話した。 記述式については、大学教授や予備校講師らが10月13日に開催したシンポジウム「新共通テストの2020年度からの実施をとめよう!」の場でも、英語民間検定試験とともに大きなテーマとして取り上げられ、さまざまな問題点が指摘された。 英語の民間検定試験の延期で、各大学は20年度入試について、早急に見直しなどを求められることになったが、記述式問題、特に国語についての姿勢、対応も注目される。 国会内でも、論戦のテーマになる見通しだ。英語の民間検定試験延期で勢いづく野党は、記述式問題や民間検定試験の中止を求めていく構えだ。 【プレテストの国語の記述式回答指示例】 ……まことさんは、どのようにまとめたと考えられるか。後の<1>~<4>を満たすように書け。 <1>二つの文に分けて、全体を八十字以上、百二十字以内で書くこと。 <2>一文目は「話し手が地図上の地点を指す」行為が「指さされたものが、話し手が示したいものと同一視できないケース」であることを資料に示されたメニューの例に当てはめて書くこと。 <3>二文目は聞き手が「話し手が示したいもの」を理解できる理由について書くこと。ただし、話し手と書き手が地図の読み方について共通の理解を持っているという前提は書かなくてよい。 <4>二文目は「それが理解できるのは」で書き始め、「からである。」という文末で結ぶこと。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
那智の滝、宙に浮くランタン 世界遺産15年記念、和歌山(共同通信)
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録15年を記念して、和歌山県那智勝浦町の那智山青岸渡寺三重の塔前で2日、風船を入れた133個の和紙製ランタンを夜空に浮かべるイベントがあった。ライトアップされた熊野那智大社のご神体「那智の滝」や三重の塔とともに、幻想的な風景を描き出した。 ランタンの数は那智の滝の高さ133メートルにちなんだ。中に発光ダイオード入りの風船が入っており、空中に浮かぶ仕組み。糸を付け、回収できるようにした。 参加者らは願い事を記した短冊を付けた。三重県熊野市から家族と来た高須海吏君(9)は「家族が健康でいられますようにと書いた」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
寒さと睡魔で体は棒 元編集者は68歳で警備員になった
10月25日、記録的な豪雨に見舞われた千葉県内。風雨がふきすさぶスーパーマーケットの建設予定地で、73歳の柏耕一さんは、セメントを運ぶ大型トラックを誘導していた。コンビニで買ったレインコートでは完璧な防水とはいかず、尻までぬれた。「年に数回あるかないかのキツイ現場。それこそヨレヨレになりました」 日給9千円。柏さんがこんな厳しい現場に出続けるのは理由がある。 「65歳を過ぎると、警備員以外で雇ってくれるところがない」 30年以上、書籍の編集プロダ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
老後レス時代がやってくる 避けられない2040年問題
高齢になっても働くのが当たり前――。そんな時代の足音がひたひたと聞こえます。年金や貯蓄だけで足りるのか。人生終盤への不安が足元に忍び寄る今、働き続けるお年寄りは珍しくありません。国全体を眺めても、人口減少による現役世代の激減を前に、政府は「一億総活躍」という言葉で高齢層を労働力に繰り入れようとしています。私たちの人生から「老後」という時間が消えていくのでしょうか。「老後レス時代」の生き方を考えます。 「数十年先の老後のことを思うと怖くてたまらない。のたれ死ぬしかないんでしょうか……」 引きこもり経験のある30代の女性は、そう語った。 「年金だけでは施設に入ることも不可能。自分は孤独死するだろう」「安楽死施設を開設して欲しい」 30代後半から40代前半の非正規雇用につく単身女性たちを対象にした調査では、老後について、こんな回答が寄せられた。 老後が怖い。 喜ぶべきことであるはずの長寿化が不安をもたらし、人生最大のリスクとなる。そんな社会に私たちは生きている。国民生活基礎調査によると、全世帯中、年収300万円未満が全体の3分の1を占めている。また、国民の9割近くが「老後に不安」を感じているという調査結果もある。 老後資金の2千万円不足問題が… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
NHK「いだてん」1分短縮 徳井さん出演シーン再編集
お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さん(44)が設立した会社が、所得隠しなどを東京国税局から指摘された問題を受け、NHKは2日、徳井さんが出演を予定していた大河ドラマ「いだてん」の3日放送分、第41回について、放送時間を通常の43分から42分に1分間短縮すると発表した。徳井さんが出演するシーンは一部カット。NHK広報部は、「ドラマ全体の流れを損なわないよう、できる限り配慮し、再編集した結果」と話した。 NHKは先月29日、「いだて… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
あおり運転事件でデマ拡散 豊田市議が辞職届提出 またフェイスブックで謝罪 「これ以上迷惑かけられない」(中京テレビNEWS)
今年8月に茨城県の常磐自動車道で起きた「あおり運転殴打事件」で、無関係の女性を犯人扱いし、名誉棄損で訴えられている豊田市の原田隆司市議が2日、市議会議員の辞職届を提出したことがわかりました。 原田市議は2日、豊田市議会に辞職届を提出し受理されたということです。 原田氏は今年8月、茨城県の常磐自動車道で起きた「あおり運転殴打事件」で、事件とは無関係の女性の顔写真を容疑者と断定するデマ情報を、自身のフェイスブックで拡散し、間違えられた女性は名誉を傷つけられたとして、損害賠償110万円を求め提訴しています。 原田氏は10月29日にフェイスブック上で謝罪し、30日には記者会見を開いたものの、女性側は和解する意思はなく、裁判で争う姿勢を崩していません。 取材に対し「これ以上迷惑かけられない。女性にお詫びにも行く」などとコメントし、週明けには再び記者会見を検討しているということです。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース