1928年に京都で挙行された昭和天皇の即位礼や大嘗祭(だいじょうさい)などの昭和大礼で使用された後、京都市上京区の光照院に移築された建物が、昨年から相次いだ台風で深刻な被害を受け、維持が危ぶまれる事態となっている。昭和大礼の建築物で現存する貴重な建物であり、1日始まった京都非公開文化財特別公開(京都古文化保存協会など主催、朝日新聞社特別協力)で公開されている。光照院は10日までの会期中に修理費用の寄付を募り、寄付者に飛び出す御朱印帳を贈る。寄付の申し込み・問い合わせはメール(emuck97267@yahoo.co.jp)で。 この建物は、尼門跡寺院の光照院の境内に立つ「常磐(ときわ)会館」。昭和大礼の際に京都御苑に設けられた大嘗宮(だいじょうきゅう)の南側に、参列者が集まる朝集所として建てられた。その後、代々の皇女が住職を務めていた光照院に下賜(かし)され、境内に移築された。常磐会館はホールと和室3室からなり、ホールは柱のない大空間に赤じゅうたんが敷かれている。主に生け花の稽古や文化行事の会場として使われてきた。 京都市文化財保護課の原戸喜代里(はらときより)さんによれば、大礼のために大規模な建物を建てたのは大正と昭和の2回だけで、昭和大礼では全国の95団体に建物が下賜・移築されたが、現存が確認されているのは20件程度しかないという。 だが、昨年9月の台風21号の… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宝塚で火災、資材倉庫から煙 阪急小林駅そば
2日午前8時半ごろ、兵庫県宝塚市塔の町(とうのちょう)の資材倉庫付近から出火した、と近くの住民から110番通報があった。県警宝塚署によると、午前9時半現在、鎮火に向かっている。けが人はなく、倉庫内の建築資材が燃えたとみられるという。 現場は阪急今津線小林駅の南約500メートルで、近くに小林聖心女子学院がある。現場近くに住む女性は「黒い煙がもくもくと上がっていた。近くに燃え広がらなくて良かった」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「国会議員の“質問通告”と霞が関官僚の“国会待機”、根本的解決のための知恵出しを」堀潤氏(AbemaTIMES)
国民民主党の森ゆうこ参議院議員による「質問通告」に端を発する騒動が注目を集めている。国会で使われる答弁の作成のため、国会議員からの質問案を待つ「国会待機」に拘束され、長時間労働が常態化してきた霞が関の官僚たち。「働き方改革」が叫ばれる中、「質問通告」、「国会待機」そしてこのままで良いのだろうか。ジャーナリストの堀潤氏は、国会における議論のあり方こそ問われるべきだと指摘する。 ■「未来について語り合り国会を」 官僚の皆さんは、これからの日本にどういった点を取り入れていけばいいのかといったことも含めて、色々なことを良く知っています。さらに見聞を広めてもらうなど、その時間やエネルギーをもっと別のことに使って欲しいですよね。今の状況は非常にもったいない感じがします。 だからこそ情報漏洩だと言って犯人探しをしたりするより、こういう事態が起きる根本にある問題を解決するための知恵出しをしてはどうでしょうか。役人が働きづらい環境を国会議員が作ってしまっているのはそのとおりでしょうし、そもそも質問内容の事前通告は情報公開の対象でしょう。森さん自身も“来週はこういうテーマの話をします”ということでツイートされていますし、むしろここは“違う観点のアイデアがあれば教えて下さい”と、開かれたものにしていく努力をした方が良いのではないでしょうか。 ですから、これは国会議員の質の問題でもあると思いますよね。先日『朝まで生テレビ!』に出演して、各党の若手議員に話を聞いたのですが、官僚制度の改革が必要だとか、そんな話は昔からしてきたし、わかっている、もういいと思いました。そもそも官僚が議員の質問に付き合って夜中まで残業しないといけないのは、答弁する大臣のためでもある。派閥の“待機組”を入れてバランス良く人事を配置します、みたいにしているからこうなる。その分野の専門知識がある議員、場合によっては民間登用でいいじゃないかと、そのくらいの改革が必要でしょう。 さらに言えば、国会では後ろ向きの話が多いですよね。ちょうどフィンランドからの視察を終えて帰国した森まさ子・元少子化相とイベントを開いたのですが、フィンランドの国会には“未来委員会”というのがあり、50年後、100年後のあり方を議論するそうです。 日本の国会にも各種の委員会がありますが、実際、予算委員会などは与党を追及する場になってしまっているし、資料は黒塗りだったり、改ざんされていたり、破棄されていたり。そんな中で攻める側はファクトがきちんと得られていない中、ただ“問題じゃないか”と指摘するだけで終わってしまう。そういう姿ばかり見せられていたら、若い世代はうんざりするでしょう。 ここは過去の問題の検証の場と、未来についての提言を語り合う場を明確に分け、メディアやIT企業と連携して、国民の関心事をすくい上げ、未来について語り合っているという実感ができる場を設ければ、国会中継の目玉のひとつになるでしょう。 先日、自民党本部で青年局が全国の若手地方議員を集めた会合を開いたので見に行ってきました。先ほどの『朝まで生テレビ!』にも出演していた小林史明議員が青年局長に就任していますが、そこではLINE、Facebook、Twitterの3社から担当者が来ていて、災害時の活用方法など、ITを使った課題の解決について情報を共有していました。やろうと思えばできるはずです。 とにかく今の日本は足踏みをしている状況にはありません。現場と政治を直結するためにも国会にもっとテクノロジーを導入し、未来について各論を丁寧に議論してほしいですよね。 ■プロフィール1977年生まれ。ジャーナリスト・キャスター。NPO法人「8bitNews」代表。立教大学卒業後の2001年、アナウンサーとしてNHK入局。岡山放送局、東京アナウンス室を経て2013 年4月、フリーに。現在、AbemaTV『AbemaPrime』(水曜レギュラー)などに出演中。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
北海道 ついに平地で雪か!?(tenki.jp)
今夜(2日)からあす(3日)朝にかけて、北海道の上空1500メートル付近には、氷点下6度以下と平地でも雪を降らせるくらいの強い寒気が流れ込む予想です。道北では平地でも、雨が雪に変わる所がありそうです。 内陸ではうっすら積もるかも 上空に流れ込む寒気の影響で、道北では今夜から再び雨が降りやすく、内陸では雪に変わる所がありそうです。宗谷地方の内陸や上川北部などでは、あす朝にかけて平地でもうっすら雪の積もる所があるかもしれません。路面が凍結する恐れもありますので、3連休でお出かけされる方は、路面状況に十分お気をつけ下さい。また、きのう(1日)から北見峠など、峠ではすでに積雪状態となっている所もあります。あす朝にかけて、標高の高い峠では積雪状態となる恐れもあります。峠越えは冬タイヤが必要です。 3連休のお出かけは寒さ対策を! 3連休は気温も上がらず、この時期らしい初冬を思わせるような寒さとなります。きょうの最高気温は広く2ケタとなりますが、あす、あさっては道北やオホーツク海側などで最高気温でも1ケタどまりとなりそうです。冬物のコートやマフラー、手袋など、お出かけの際は寒さへの対策を心がけましょう。 日本気象協会 北海道支社 杉山 友衣可 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「か、かわいい…」人気のねこ駅長、お昼寝ばかり? 実は復興託された“招き猫”(西日本新聞)
JR博多駅から特急「ソニック」で約2時間。別府湾やサルで有名な高崎山自然動物園を過ぎると、大分市の市街地が見えてきた。大分駅で豊肥本線に乗り換え、渓谷や石橋を眺めながら1時間ほど電車に揺られ、ようやく駅長の勤務先であるJR豊後竹田駅に到着した。 【動画】動かない…お昼寝中の猫駅長「ニャー」 学生さんにスーツ姿の会社員、色とりどりのウェアに身を包んだ登山のグループ、それに負けないほど大きな荷物を背負った外国人観光客-。行き交う人の傍らで「駅長」はごろごろしていた。気が向いたら伸びをして…またごろごろ。 愛くるしい姿で乗客を和ませるキジトラ猫の「ニャー」は昨年4月、JR豊後竹田駅(大分県竹田市)の駅長に就任した。 「駅長は本棚の上でお休み中です」 ホームには市ゆかりの作曲家、滝廉太郎の名曲「荒城の月」のメロディーが流れる。北西方面を見上げると、「落門の滝」という滝まで見ることができる風光明媚(めいび)な駅だ。 さて、駅長にあいさつを。 「駅長は本棚の上でお休み中です」。竹田市観光ツーリズム協会の藤野めぐみさん(47)が教えてくれた。本棚へ急ぐと、茶色のしま模様で毛並みの良い駅長が、すやすやと寝息を立てて眠っていた。か、かわいい…。 ニャーは推定12~13歳のメスで、人間でいうと高齢の女性。もとは駅に住み着く野良猫だった。利用客やタクシーの運転手にすり寄る人懐っこい性格。「ニャー、ニャー」と近づいてくる様子を、藤野さんがそのまま名前にした。 のどかな駅の風景を一変させた熊本地震 のどかな駅の風景を一変させたのが、2016年4月の熊本地震だった。 各地の交通網が被災し、大分市と熊本市を結ぶJR豊肥線も線路が寸断される被害を受けた。 豊肥線は「阿蘇高原線」の愛称でも親しまれる、阿蘇に向かう観光の主要ルート。だが震災から3年半がたった現在でも、肥後大津駅-阿蘇駅間の27・3キロは不通で、全面再開は2020年度までかかる見込みだ。豊肥線が寸断されたため、豊後竹田駅には熊本市からの乗り入れができず、利用客は減少した。 次ページは:駅に少しでもにぎわいを取り戻したい 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「他の誰にもできない表現」福祉施設発のアート 制作現場で記者が感じたこと(西日本新聞)
福岡空港から車で約10分、博多の森陸上競技場にほど近い住宅街に2002年にできた「アトリエブラヴォ」(福岡市博多区)。おじゃますると、11人が思い思いに絵を描いていた。 【写真】「アトリエブラヴォ」で生まれた作品 昨年から通い始めたばかりという田中睦師さん(22)が描く絵に、思わず「きれい」と声が出た。赤く色づいたモミジが目を引く。何十色もの透明水彩絵の具を使い、パレットで混色したり何回も塗り重ねたり。そうして生まれたにじみやムラが、本物の紅葉のような美しいグラデーションをつくる。 今はもう走っていないという西日本鉄道の特急列車が走り、その光景を眺めたり写真に収めたりしているオリジナルキャラクターも描かれている。「青い髪のキャラは電車オタク、緑色の髪のキャラは昆虫マニアという設定」と田中さん。 キャラクターたちはカメラマンで、九州を旅しているという設定だ。キャラクターが好きなものは、田中さんが幼いころから好きだったもの。自身を投影している部分があるといい、同じキャラクターが田中さんの多くの作品に登場する。 アニメや漫画が好きで、人気漫画「デスノート」などで知られる漫画家、小畑健さんに大きな影響を受けたという。作品「21歳の自由な旅路」は人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズを意識した。アトリエブラヴォで手掛ける作品は繊細な線や色使いで表現したほのぼのとした作風が多いが、家で描く時はダークな世界観の作品も多いという。 「絵を描くことで自分の何かしらを表現できる。好きだからこそ、絵に思いがこもる」。田中さんにとって、幼い頃から絵を描くことはライフワークだ。 ◆ ◆ 大量のアクリル絵の具をこんもりとパレットに乗せ、無心に筆を走らせている近良輔さん(38)が目に入った。 近さんが好んで描くテーマは、自然や動物、故郷静岡出身の偉人、徳川家康など。近さんの作品を見せてもらうと、全体としてグレーがかっているのが特徴だと感じた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
モロゾフ三宮センター街の店舗 装い新た神戸本店に(産経新聞)
老舗洋菓子メーカー「モロゾフ」(神戸市東灘区)は1日、三宮センター街(同市中央区)内の店舗を「神戸本店」としてリニューアルオープンした。同店の大幅な改修は30年ぶり。県産品を使用した限定商品もあり、「神戸らしさ」を強調した店舗となっている。 センター街の店舗は昭和46年の開店以来親しまれてきたが、阪神大震災で同社工場や本社が被災した。経営改善を進める中、同店は平成元年以降大幅な改修が行われておらず、今年7月から改修に着手。同社で初めて「本店」を冠した旗艦店として再出発した。 神戸本店のテーマは「モロゾフの伝統と革新、そして神戸らしさ」。重さ21キロのチョコレートが24時間流れ続ける「チョコレートの滝」や、木の葉菓子「ファヤージュ」に見立てた動く彫刻が彩る店内では、県産牛乳を使った「こだわりミルクのカスタードプリン」(378円)や県産小麦を使った「神戸チーズケーキ」(130円)といった限定商品が楽しめる。 1日の内覧会では同社の山口信二社長があいさつ。「モロゾフは神戸の地に生まれ育てられた。全国、海外へ心をつなぐスイーツを発信したい」と意気込んだ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「ミュシャ」展、ポスターなど400点 和歌山(産経新聞)
19世紀後半~20世紀前半に活躍したチェコ出身の芸術家、アルフォンス・ミュシャとエミール・オルリクの作品を集めた特別展「ミュシャと日本、日本とオルリク」が2日、和歌山市吹上の和歌山県立近代美術館で開幕する。ジャポニスム(日本趣味)の影響を受け、異国趣味にあふれたポスター作品など約400点を展示する。12月15日まで。 日本とチェコの交流100周年を記念した特別展。アール・ヌーヴォーを代表し、繊細な曲線と印象的な構図で日本でも人気のミュシャの演劇用ポスターなどを並べる。 1日には内覧会があり、招待者らは、草花や女性を装飾的に表現したミュシャ独特の表現方法などをひと足早く楽しんだ。 担当者は「ジャポニスムの影響を受けた海外画家の作品は、日本の美術家にも刺激を与えた。美術の表現技法の変遷にも注目しながら鑑賞してほしい」と話している。 4日と30日、12月14日には午後2時から、学芸員らが作品を解説する連続講座も開催する。問い合わせは美術館(073・436・8690)。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
夜も色めく紅葉の名所 京都・永観堂でライトアップ
紅葉の名所として知られる永観堂禅林寺(ぜんりんじ、京都市左京区)で1日夜、ライトアップの試験点灯があった。色づき始めた境内の約3千本のモミジが約700基の照明で浮かび上がり、放生(ほうじょう)池の水面にも映し出された。 夜の特別拝観「もみじのライトアップ」は6日から12月4日まで(受け付けは午後5時半~8時半)。寺によると、見ごろは20日ごろという。「みかえり阿弥陀(あみだ)」の名で親しまれている本尊の阿弥陀如来像(国重要文化財)も参拝できる。中学生以上600円。問い合わせは同寺(075・761・0007)へ。(大村治郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
2時35分、正殿内には煙充満… 巡回から50分で何が
世界遺産の「首里城跡」(那覇市)上に復元された正殿などが焼損した火災で、首里城を管理運営する一般財団法人が1日、出火前後の状況を説明した。警備員が巡回をした約50分後に、報知機が異常を検知したと明らかにした。 火災は10月31日午前2時40分ごろ発生。市消防局によると、正殿と北殿、南殿・番所が全焼し、奉神門(兼事務所)、書院・鎖之間(さすのま)、黄金御殿(くがにうどぅん)、二階御殿(にーけーうどぅん)も延焼した。警察と消防は、警備員の話などから正殿内部から出火したとみている。 記者会見をしたのは一般財団法人「沖縄美(ちゅ)ら島財団」の花城良広理事長ら。 火災前日の10月30日、首里城では「首里城祭」が開催中だった。花城氏らによると、正殿前のスペースでこの日夜、業者らが祭りのメインイベント「組踊(くみおどり)300周年記念 首里城公演・式典」のステージの設営をしていた。電気工事もあったが、正殿から電源は取らず、火気は使っていなかった。 31日午前1時5分、祭りの実行委員と業者計69人が財団職員の立ち会いの下、正殿前のスペースを出た。 正殿付近にいたのは警備会社の警備員2人と監視員1人。警備員の一人が1時20分から、正殿内を含む首里城内を巡回。異常はなく、巡回を終えた警備員は奉神門にある事務所に戻り、午前1時43分、センサーなどで異常を察知する「機械警備」を作動させた。 2時34分、警備員が異常を知… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル