川崎市宮前区のトンネルで2006年9月、帰宅途中の女性が殺害された事件で、殺人の罪に問われた被告の男(39)は24日までに、懲役28年とした横浜地裁の裁判員裁判の判決を不服として控訴した。21日付。 公判は、事実関係に大きな争いはなく量刑が争点となった。13日の地裁判決は「見ず知らずの女性を襲った通り魔殺人で、人命軽視の程度が高い」と指摘。一方で、長らく未解決だった事件への関与を自ら神奈川県警に告白した点などを理由に、無期懲役からの減軽が相当と判断した。 判決などによると、被告は06年9月23日未明、同区の貨物駅直下のトンネル内歩道で、近くに住む女性=当時(27)=の腹や右胸を刃物で刺して殺害した。被告は約半年後の07年4月に同区の路上で別の女性を刃物で襲ったとして、殺人未遂容疑で逮捕され、その後懲役10年の刑が確定した。服役中の16年1月に、関与をほのめかすはがきを県警に送付した。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
仙台市の住宅で火災、3人と連絡取れず(共同通信)
12/25(水) 4:04配信 宮城県警によると、25日未明、仙台市青葉区の2階建てで家族6人が暮らす住宅から出火した。3人が意識がある状態で救急搬送された一方、3人と連絡が取れていない。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「開廷1回で判決」5割 名古屋高裁、請求退けた裁判長
名古屋高等裁判所の刑事裁判で2017年以降、1回の開廷で判決まで言い渡す「即日判決」が急増した。全国8高裁の平均が1割以下なのに対し、今年は5割超と突出。被告や弁護士が抗議する事態となっている。なぜこんなに多いのか。即日判決に問題はあるのか。 「控訴棄却」第1回公判10分で終了 「控訴を棄却する」。名古屋高裁で7月にあった恐喝罪に問われた被告の第1回公判は、10分ほどで終わった。 無罪を主張していた被告は、懲役2年の一審判決を不服として証人4人を調べるよう求めたが、裁判長は請求を退け、事前に用意した判決文の朗読手続きに入った。被告側は「憲法の適正手続き保障に反する」として上告。上告は後に棄却された。 高裁であった別の強制わいせつ致傷罪の公判も、同じ裁判長で即日判決。その場で退けられたものの、弁護人が「法廷で異議理由を述べても結論を決めているのだから無意味だ。公正な訴訟指揮は期待できない」として、裁判官3人の忌避を申し立てる一幕もあった。 名古屋高裁(金沢支部を除く)の即日判決は、15、16年は2~3件だったが、17年に26件に増え、18年は144件(39・77%)、19年は9月末現在で139件(54・72%)となっている。全国平均は18、19年とも7%台だった。 急増の年に男性裁判官が赴任 なぜ名古屋高裁で即日判決が増えたのか。 名古屋高裁には刑事部が2部あ… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
揺れる大学入試、専門家に聞く 英語力向上に必要なのは
2020年度から始まる大学入学共通テストで、英語民間試験の活用が見送られた。文部科学省は今後、新しい学習指導要領で学んだ受験生らが受ける24年度をめざし、1年かけて検討する。問題点はどこにあり、議論する上で大事な視点は何なのか、識者に聞いた。 寺沢拓敬・関西学院大准教授 英語民間試験の見送りのニュースを知ったとき、この間、理の通らない政策ばかりが続いていただけに、まともな決定がされたことに、皮肉にも驚きました。 てらさわ・たくのり 1982年生まれ。専門は言語社会学・応用言語学。著書は「『なんで英語やるの?』の戦後史」「『日本人と英語』の社会学」など。 ただ、きっかけになった萩生田文科相の「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえば」という発言が失言だったとは思いません。 民間試験の活用が経済的・地理的な格差を広げることは、研究者らが数年前から批判してきたことです。その意味で「身の丈」は的を射ています。発言で突然炎上したというより、反対の意見が浸透し、臨界点に達したと見るべきでしょう。 民間試験の制度上の問題は格差… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
チンパンジーもリズムに乗る テンポ変えたら動きも変化
チンパンジーが音楽に合わせて体を揺らしたり、頭を振ったりと、人間のようにリズムに乗る行動をすることが、京都大霊長類研究所の研究で分かった。人間が音楽を文化として楽しむ土台は、進化的に深く根ざしたものであることを示しているという。研究成果は24日、米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。 研究チームは、同研究所で飼育している大人のチンパンジー7頭に、8ビートのリズム音を聞かせて行動を観察した。すると、7頭すべてが体を揺らしたり拍手をしたり、足踏みをしたりと、リズムに合わせた運動を見せた。このうち1頭に、テンポを変えたリズム音を聴かせたところ、速さを変えた動きをしたという。 研究チームによると、10年ほ… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全日空の機長、ライセンス「家に忘れた」 1便が欠航
全日空は24日、60代の男性機長が乗務に必要なライセンス類を自宅に忘れたため、乗務予定だった1便が欠航し、1便が14分遅れたと発表した。機長は不携帯のまま1便に乗務していたという。 全日空によると、機長は24日午後3時に羽田を出発した福岡行きの便に乗務中、ライセンスを携帯していないことに気づいた。このため、その後に乗る予定だった福岡―伊丹便は人繰りがつかずに欠航し、伊丹―仙台便は出発が遅れた。 乗務前にはパイロット同士でライセンスを確認することになっており、機長がなぜ不携帯のまま乗務したのか、全日空が経緯を調べている。(贄川俊) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
阿蘇山ロープウェー、再建を断念 熊本地震や噴火で被害
九州産交ツーリズム(熊本市)は24日、熊本地震と噴火の被害を受けた「阿蘇山ロープウェー」の再建を断念すると発表した。噴火活動の長期化で工事や運営の見通しが立たないため。今後はバスで火口に観光客を輸送する事業を本格的に進める方針という。 阿蘇山ロープウェーは1958年に開業。中岳火口の見学区域と、ふもとの阿蘇山上広場を結び、多い時には年50万人が利用した。2016年の熊本地震と中岳の爆発的噴火で大きな被害を受け、もとの駅舎や支柱を撤去後、今年5月末から再建工事に着手した。 同社によると、ふもと側の駅舎に主要装置を置くための基礎工事を進めていたが地盤が想定よりも弱く、工法の再検討が必要になった。また、中岳は今年4月に噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に上がり、夏からは連続噴火が続く。火口側の駅舎の建設着手の見通しが立たないうえ、火山活動の推移によっては経営も厳しくなると判断した。 今後は、ロープウェーの代行で… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
会津鉄道で脱線、けが人なし 障害物に乗り上げる
24日午後7時10分ごろ、福島県下郷町の会津鉄道会津線の塔のへつり―弥五島(やごしま)間で、東武日光発会津若松行きの普通列車(1両編成)が脱線した。乗客3人と運転士にけがはなかった。 会津鉄道によると、線路上にあった何らかの障害物に乗り上げたという。会津線は全線で運転を見合わせている。 国の運輸安全委員会は24日、鉄道事故調査官2人を現地に派遣することを決めた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
厚労省が「氷河期世代」限定募集 中央官庁で初(共同通信)
厚生労働省は24日、バブル崩壊後に就職難だった「就職氷河期世代」を対象に、正規の事務職員の採用試験を実施し、来年5月に10人を採用すると発表した。25日から来年1月10日まで応募を受け付け、2月から試験を行う。政府は国家公務員の中途採用枠で重点採用することを決めており、具体的な計画を公表したのは厚労省が初めて。 受験の資格があるのは、1970年4月2日から85年4月1日までに生まれた人。過去1年間に正規雇用の実績がなく、さらに5年間に正規雇用の期間が通算1年以下の人が条件となる。 2月に筆記試験、3月に面接試験を実施する予定。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
電通・新入社員自殺から4年 遺族「政府、もっと危機感を」(共同通信)
広告大手電通の新入社員高橋まつりさん=当時(24)=が、長時間労働やパワハラに苦しんだ末に自殺してから25日で4年。母幸美さん(56)は「日本政府は若者が長時間労働やハラスメントが原因で亡くなっていることに、もっと危機感を持って対策に取り組むべきです」とする手記を公表した。 今年8月に三菱電機の20代の男性新入社員が過労自殺し、兵庫県警が自殺教唆容疑で教育主任の30代男性社員を書類送検した。他にも、長時間労働やハラスメントを巡る労災認定も後を絶たない。手記では「命がこれほど軽んじられていることについて、国民はもっと声を上げてほしい」とも呼び掛けた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース