象印マホービンは5日、子会社が運営するインターネット通販サイト「象印でショッピング」が外部からの不正アクセスを受け、最大28万52件の個人情報が流出したと発表した。サイトは改ざんの被害にも遭い、偽の決済画面に誘導された一部の利用者はクレジットカード番号などを抜き取られていた。 個人情報は顧客の名前、住所、注文内容など。電子メールのアドレスも漏えいし、犯人からクレジットカード情報を抜き取るページに誘導するメールが送られた。 問い合わせは通話無料のお客様相談窓口、電話(0120)345135。9日以降は専用ダイヤルを設けており、電話(0120)120450。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【解説】『裁判員裁判の意味がない』 問われる“死刑の基準“(関西テレビ)
破棄された死刑判決 7年前に大阪の繁華街、心斎橋で通行人の男女2人を包丁で刺し殺害した罪に問われた被告の裁判。1審の裁判員裁判では死刑。2審では犯行の計画性が低いことなどを理由に1審の死刑を破棄し無期懲役としていました。 最高裁の判断は、覚せい剤中毒の後遺症で「刺せ刺せ」という幻聴が連続的に聞こえていた被告が、事件の約10分前に凶器の包丁を購入して犯行に及んだことなどを総合的に考慮して、「場当たり的な犯行であることも否定できない」「無期懲役が甚だ不当だとは認められない」として、検察側、被告側の上告を棄却し、2審の無期懲役判決が確定することになりました。 判決後、被害者の南野信吾さん(当時42歳)の家族が記者会見し、事件当時6歳で今14歳の長女は「裁判員の人たちの気持ちが無駄になった」と話し、妻の有紀さんは「裁判員裁判が始まって10年。今回の判決で5件の死刑判決が覆りました。裁判員の民意が反映されませんでした」と述べ司法判断への不満をあらわにしました。 死刑には市民感覚ではなく別の基準 遺族の指摘の通り裁判員裁判の死刑判決が破棄され、無期懲役に減刑されて確定することになった判決は5件。最高裁は、従来の判断基準から逸脱することを認めませんでした。 そもそも裁判員制度は、市民の感覚を刑事裁判に反映する目的で導入されました。裁判員裁判では1審の裁判員の判断を上級審でも重視する「1審尊重」を原則としていますが、死刑に関しては過去の事例と公平性の観点から別の判断基準を援用します。 死刑に関しては、連続で4人を射殺した永山規夫元死刑囚に対する1983年の最高裁判決が示した死刑適用の基準、いわゆる「永山基準」があります。 1:犯行の罪質2:動機3:犯行態様、特に殺害方法の残虐性4:結果の重大性、特に殺害された被害者数5:遺族の被害感情6:社会的影響7:被告の年齢8:前科9:犯行後の情状 …の9項目を考慮し、やむを得ない場合に死刑選択が許されるとしています。 確かに裁判を受けた時期によって、死刑の基準が異なれば、不公平であり「法の安定性」が著しく損なわれることになります。一方で、裁判官の基準を押し付けるのであれば、市民の感覚を反映させる裁判員制度は導入した意味がなくなってしまいます。 今回の最高裁判決でも「死刑は究極の刑罰であり、その適用は慎重に行わなければならない」として、永山基準を参考にした判決になっていると見られます。 次ページは:問われる裁判員裁判の在り方 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
昭恵夫人の「桜を見る会」推薦枠私物化に公開質問状(日刊スポーツ)
「桜を見る会」における安倍晋三首相の昭恵夫人の推薦枠が「私物化」と問題視されていることを受け、野党追及本部のメンバーは5日、衆院議員会館の安倍事務所を訪れ、「アッキー枠」などについてただした公開質問状を渡した。6日昼までの回答を求めた。 政府は夫人を「私人」としているものの、知人らが多数、会に招待を受けたとされる。野党側は、かつての自民党政権で開かれた会では「首相夫人枠」は存在しなかったのではないかと分析。野党追及本部で問われた内閣府の担当者は「以前のことは分からない」と、述べるにとどめた。 一方、夫人と親交があるビジュアル系バンド「Versailles(ヴェルサイユ)」のボーカルKAMIJOが、首相公邸での夫人とのツーショット写真をSNSに投稿していたことが判明。場所が場所だけに野党側は警備上の問題をただしたが、政府側は「セキュリティー上問題ある場所は遠慮いただくが、公になっている所は特に制限はかけていない」と答えた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
病院承認の1カ月前に契約日ずらす 岸和田病院贈収賄(産経新聞)
岸和田市民病院(大阪府岸和田市)の花粉症研究をめぐる贈収賄事件で、収賄容疑で逮捕された同病院の呼吸器センター長で医師、加藤元一(もとかず)容疑者(62)が贈賄側の一般社団法人との共同研究について、病院での承認手続きが終了する約1カ月前の日付で契約していたことが5日、病院などへの取材で分かった。大阪府警捜査2課は同日、病院を捜索。契約書の日付を早めた経緯などを調べている。 同課や病院によると、加藤容疑者は3月11日、着衣についた花粉を粘着クリーナーで除去した場合の花粉症の改善効果に関し、東京の一般社団法人「医療健康資源開発研究所」と共同研究するとの申請書を病院の倫理委員会に提出。医師や看護師、外部の大学教授など9人で構成される倫理委での審査を経て、同29日に承認された。 共同研究は承認から7月まで実施されたが、法人側とは3月1日付で契約を締結していたという。 同課によると、加藤容疑者は今年4月、病院の倫理委で研究の承認などが円滑に進むよう便宜を図った見返りに、同研究所の代表理事、小嶋純容疑者(63)=贈賄容疑で逮捕=から、現金20万円を受け取ったとされる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
あの時、父が持ち帰った金属片は? B29、それとも…
【動画】喫茶店の壁に掛けられた金属片。1945年に墜落した米軍機の一部と伝わる=臼井昭仁撮影 愛知県三河地方の山間部。ダム湖に近い一軒家に、大きな金属片が保管されている。太平洋戦争末期の1945(昭和20)年に墜落した米軍機の一部と伝わるものだ。果たして本当に米軍機の破片なのか。 愛知県豊田市羽布(はぶ)町。羽布ダムがある三河湖の北、標高650メートルの山中に喫茶店「茶店こびそ」がある。平成の大合併前までは下山村だった地域だが、店のある集落は電気が通った1981年から、経営する原田まり子さん(62)の家族の1軒だけになっていた。 木造平屋建ての店へ入ると、壁に掛けられた大きな破片が目につく。高さ1メートル、幅80センチの灰色の金属片の表面には「大東亜戦 B29米軍キ 下山村上空に落下 昭和20年三月」とある。 「『三月』となっていますが消えかかっていた字を上書きしただけで、詳しいことは今に至るまでわからないままなんです」と原田さんは言う。 半世紀前、三河湖の釣り客相手に民宿を経営していた父親が、客間に置いていた破片のエピソードを教えてくれた。 父親が17歳だった45年、衝… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
iPS備蓄で山中さん「事業化への橋渡しに国の支援を」
iPS細胞を備蓄する事業(ストック)の予算を政府が削る検討をしていることについて、事業を進める京都大iPS細胞研究所(CiRA)の山中伸弥所長が11月下旬、朝日新聞のインタビューに応じた。iPS細胞を使った再生医療の開発は、米国が急速に追い上げてきているとし、「今が踏ん張りどころだ。(研究段階を越えて企業が実用化できるまでの)『橋渡し』として公的資金が必要だ」と語った。 iPS細胞は体のどんな細胞にもなれる万能細胞。山中さんが2006年に作製法を発見、12年にノーベル医学生理学賞を受けた。再生医療の切り札として期待され、CiRAは拒絶反応を少なくできるよう複数の免疫の型のiPS細胞を備蓄して短期間に低コストで患者に移植できる体制をめざしてきた。 政府も重点的に支援してきて、昨年度は13億円、これまでに90億円以上を投じている。だが、ストックが7年目を迎えた今年、事業化段階に入りつつあるなどとして、政府が予算の打ち切りも含めた削減を検討していることが発覚した。 iPS細胞で再生医療を実現し… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
耐性菌で年8千人超が死亡 国内初推計、大腸菌など2種
抗菌薬(抗生物質)が効かない薬剤耐性菌により国内で年間8千人以上が亡くなっているとの推計を、国立国際医療研究センター病院のグループがまとめ、5日公表した。耐性菌は世界的な脅威になっているが、国内での推計死者数が示されたのは初めて。 今回は血液に細菌が侵入して起きる菌血症での2種の耐性菌を調べた。耐性菌が問題になる重い感染症は肺炎や髄膜炎など他にもあり、全体の死者数はさらに多いとみられる。 感染症を起こす細菌は様々な種類があり、特徴に合わせて抗菌薬も数多く開発されている。しかし薬を使うほど菌は耐性化しやすく、治療で重要な抗菌薬が効かない耐性菌の拡大が問題になっている。米国では、年約3万6千人死亡していると見積もられ、対策をとらなければ世界の死者は2050年に年1千万人に達するとの推計もある。 国内でも政府が16年に行動計画を作り、耐性菌対策に取り組んでいる。ただ、どのような病気でどの程度死亡しているか、詳しくわかっていなかった。 グループは、医療機関でよく見… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Cole Hamels, Braves agree on one-year deal
ATLANTA – Alex Anthopoulos believes Cole Hamels can help the Atlanta Braves win big next season— and help the team’s young starters have more success for years to come. Hamels, who turns 36 this month, agreed Wednesday to an $18 million, one-year contract with the busy Braves, one of the […]
荷物運ぶ「ソフトロボット」実験 どんな階段でも上り下り(共同通信)
慶応大発のベンチャー企業「アメーバエナジー」(神奈川県藤沢市)は5日、どんな階段でも上り下りができる荷物運搬用「ソフトロボット」の実証実験を藤沢市の団地で行った。走行用ベルトがスポンジでできており、段差に合わせて変形しながら階段を昇降する。環境に合わせて自在に形を変えるアメーバから着想を得て開発した。 入居者の高齢化が進む団地では、買い物した商品やごみの持ち運びに苦労する住民が増えており、特にエレベーターがない建物での利用を見込む。2021年度の製品化を目指している。 全長約77センチ、幅約62センチ、高さ約61センチ、重さ約24キロ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
薬剤耐性菌、国内で年8千人超が死亡 – 国際医療センター病院など調査(医療介護CBニュース)
抗菌薬が効かない薬剤耐性菌によって、2017年に国内で推計8,000人超が亡くなったとする調査結果を、国立国際医療研究センター病院が公表した。薬剤耐性菌による死亡者数の調査は、国内で初めて。特に、フルオロキノロン耐性大腸菌の菌血症による死亡が近年増加しており、早急な対策が求められている。【松村秀士】 調査を実施したのは、同病院のAMR臨床リファレンスセンターと、国立感染症研究所薬剤耐性研究センターの研究チーム。調査では、薬剤耐性菌の中でも検出の頻度が高いとされるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)と、フルオロキノロン耐性大腸菌(FQREC)の菌血症による国内の死亡者数を検証した。 その結果、MRSA菌血症による17 年の年間死亡者数は推定4,224人で、11年の推定5,924 人と比べて3割近く減少した。一方、FQREC菌血症による死亡者数は推定3,915人で、11年の推定2,045人と比べて9割近く増えていることが明らかになった。 同病院は、薬剤耐性菌の種類によって増加や減少の傾向が異なることから、その原因を検討し、それぞれの特徴に合わせて対策を行う必要性があるとしている。 薬剤耐性菌については、抗菌薬の不適切な使用などによって世界的に増加している。一方で新たな抗菌薬の開発は減少傾向にあり、国際的に大きな問題となっている。厚生労働省によると、薬剤耐性に対する有効な対策を講じなければ、50年には世界で年間1,000万人が、薬剤耐性菌によって死亡すると推定されている。 CBnews 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース