日本を覚醒剤の消費大国と見定めた海外の犯罪組織が国内の暴力団と組んで大量に運び込んでいる――。覚醒剤の密輸入に関与したことがあるという暴力団元幹部が、朝日新聞の取材に明かした。熊本県天草市の漁港で見つかった約600キロもその一例という。 「天草は『瀬取り』で入手した覚醒剤の荷揚げ先として、以前から暴力団に重宝されていた」。元幹部が、複数の指定暴力団の名を挙げながら話す。 「瀬取り」は、海外から船で運んできた覚醒剤を日本近海で受け渡しする密輸入方法の一つだ。訪日外国人や海外に渡った日本人を「運び屋」に仕立てて持ち込ませる手法もあるが、空港での取り締まり強化に伴う摘発増加で、最近は敬遠気味という。「運び屋に持たせる量とは桁違いの覚醒剤を一度に仕入れ可能な瀬取りを国内外の犯罪組織は狙う」(元幹部) 天草の事件では覚醒剤取締法違反容疑で、これまでに13人が逮捕された。うち4人が台湾人で、捜査当局は海外から運んできた覚醒剤を鹿児島県沖の東シナ海で瀬取りし、国内に持ち込もうとしたとみている。天草が本来の寄港地だったかは不明だが、元幹部は「捜査当局の監視が緩く、回収に使う漁船の調達が近辺で容易な港を選ぶ」と話す。天草もその条件を満たすという。 元幹部は数年前、同じ理由で荷揚げ先とした沖縄県内の港で、覚醒剤の回収に関わったという。 ■釣り人を装い船に近… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
病の柴犬、引き取った女性 愛犬が生きる希望くれた過去
保健所に保護されたものの病気で引き取り手が現れず殺処分の可能性があった柴(しば)犬(いぬ)を沼津市の女性が世話をして里親を探せるまでに回復した。引き取ったのは、かつて自分を救ってくれた犬への「恩返し」でもあった。 沼津市足高の別荘地。一軒の庭で小型の柴犬が走り回っていた。 「デンデンおいで!」。飼い主の望月紗貴さん(37)の呼びかけにも応じず、少し前まで病気だったとは思えないはしゃぎっぷりを見せるのはオスの柴犬デンデン(推定8歳)だ。 望月さんとデンデンが出会ったのは8月。富士市内で保護されたデンデンが富士保健所に収容されていた時のことだ。 愛護団体の「しずおかセラピードッグサポートクラブ」がSNSに投稿した柴犬の写真は、お世辞にもかわいいと言えなかった。皮膚の病気で毛がほぼ抜けた足や腹は炎症で赤黒くなっていた。かゆくてかきむしったのか、目の周りの毛もなかった。病気は他の犬にうつる可能性がある。「ひどい状態。誰も引き取らないだろうな」と思った。 里親が現れないと、殺処分になる可能性がある。保健所の担当者は「病気もあり、引き取ってもらう『譲渡』には向いていなかった」と振り返る。 望月さんの自宅には犬や人から隔離し、治療に専念できる空き部屋があった。体に良い食事を与え、ストレスなく過ごさせれば回復の可能性があると考え、引き受けることにした。 「私にもできることがある」実感 自宅で犬や猫を飼い、犬の管理栄養士などの資格を持つ望月さんは、免疫力を高めるためシカ肉や野菜を与えた。触れるときは消毒して手袋をはめ、部屋やケージは1日に3度拭き掃除をした。保護団体や友人からの支援を受けながら、デンデンと向き合った。 効果はすぐに現れた。初めは寝てばかりいたデンデンは元気に動き回るようになった。やがて毛が生え始め、2カ月後には生えそろった。多少、夜鳴きをするが、見た目には他の柴犬と変わらない甘えん坊で、里親を探せるまでになった。 望月さんは、過去に犬に救われた経験がある。社会に出てから、うつ病や統合失調症を発症。生きるのがつらくなり、大量の薬を服用し、自傷行為に及んだこともあった。 そんな時、ペットショップで出会ったのが、「ちょこ」だ。左目がブルー、右目がこげ茶のバーニーズマウンテンドッグ。一目惚れして購入した。 ちょこは3年後に悪性腫瘍を患った。2度手術も経験した。望月さんはペットの栄養や介護について勉強し、資格を取って世話をした。懸命に生きようとするちょこと向き合ううち、自らの死にたい気持ちは薄れていった。「ちょこと一緒だと、遠出も楽しくって」。犬を通じて人との関わりも増え、睡眠薬もいらなくなった。 今でも外で働くのは難しいが、ちょこのために取った資格を生かし動物関係の記事を書く仕事をしている。デンデンを迎え入れたのは自分を救ってくれた犬への恩返しになると思ったから。どんどん元気になっていくデンデンを見て、「私にもできることがある」と実感できた。 飼い主に捨てられ、殺処分されるペットは後を絶たない。病気と向き合い、決して暮らしに余裕があるわけではなかった自分にもちょこやデンデンを育てることができたのは家族や支援してくれた人たちがいたからだ。 「自分も一人では育てられなかった。絶対に安易にペットを飼うのはいけないとも痛感した」。寄付などを通じ、より多くの人に犬の保護活動に関与してほしい。そう願っている。(堀之内健史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
900人集うフットサル「W杯」 仕掛け人はトヨタ社員
ひと 草の根フットサル「W杯」を立ち上げた会社員 政田盛拓さん(41) 日本に住む外国人らが競い合うフットサルの「ワールドカップ」を立ち上げた政田盛拓さん(41)。トヨタ自動車で働きながら、参加者やスポンサー企業集めに走り回る日々を送る。6年目の今年は総勢17カ国、900人が参加したが、目的は規模の拡大ではなく、自身が異国で体験した喜びを多くの人に知ってもらうことだ。 「日本に住む外国人がスポーツを通じて、違う国の人たちと交流を深めてほしい」。その思いひとつで、国別で競い合うアマチュアフットサルの「ワールドカップ(W杯)」を立ち上げた。 神奈川県出身。中央大学を卒業後、トヨタに入社した。転機は2007~09年のベネズエラ駐在。スペイン語は話せなかったが、大学から始めた極真空手の道場で現地の人と汗を流すと、意気投合した。「空手の仲間を通じて、言葉や文化が体に染み込んでいった」 帰国後、周りで外国人が、日本… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Carlos Ghosn, ex-PDG de Renault-Nissan, a quitté le Japon, où il était assigné à résidence, pour le Liban
Carlos Ghosn, le 25 avril à Tokyo. 223628+0900 / AP Carlos Ghosn ne passera pas le Nouvel An au Japon. L’ancien PDG du groupe Renault-Nissan, poursuivi par la justice japonaise pour quatre chefs d’accusation, est arrivé lundi 30 décembre en avion privé à Beyrouth, au Liban, selon une information du […]
週間天気予報 年始は厳しい寒さ続く(ウェザーニュース)
年始の1週間は冬型の気圧配置の日が続き、日本海側の地域ほど雪や雨が降りやすく、太平洋側の地域ほど晴れや曇りの日が多くなる予想です。各地ともこの時期らしい寒さが続きます。 ■この先1週間のポイント■・元日は日本海側で雪 全国的に極寒に・週末は関東で雨の可能性・しぶんぎ座流星群の出現ピークに 元日は日本海側で雪 全国的に極寒に 大晦日から襲来する強い寒気は1月1日元日には弱まり始めるものの、日本海側の地域では元日も雪の降り続く所が多い予想です。 太平洋側の地域では晴天の元日となる所が多いものの、朝の冷え込み・昼の寒さともに一段と厳しくなり、極寒のお正月となる予想です。初日の出を見に出かけたり、初詣などへおいでの方は、万全の防寒が必須です。 週末は関東で雨の可能性 三が日は日本海側の地域ほど雪や雨が降りやすく、太平洋側の地域ほど晴れや曇りの所が多くなる予想です。 4日(土)から5日(日)にかけては、関東の沖合で低気圧が発生する可能性があり、雨雲が本州の陸地にも広がって、関東などで雨を降らせるかもしれません。 西日本の太平洋側などは引き続き晴れて乾燥する所が多いため、火の取り扱いなどに注意するようにしてください。 しぶんぎ座流星群の出現ピークに 2020年になって早々に、「しぶんぎ座流星群」の活動がピークを迎えます。活動のピーク(極大)は1月4日(土)の17時頃と予想されているため、観測は4日(土)夜~5日(日)夜明け前がおすすめ。 北日本中心とした冬型の気圧配置になると予想されており、太平洋側ほど観測に適した空模様となる見込みです。ただ、関東では雲が多くなる可能性もあるため、天気予報も小まめに確認するようにしてください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
北は冬の嵐 東京は昼18℃夜4℃ 今日31日(火)大晦日の天気(ウェザーニュース)
大晦日の今日12月31日(火)は、低気圧が発達して冬型の気圧配置が強まり、日本海側の地域では雪が降り、北日本を中心に吹雪いて荒れた天気となる見込みです。昼間は暖かかくなる所があるものの、夜は全国的に寒くなり極寒の年越しとなりそうです。 ■ 天気のポイント ■・西日本でも雪 北日本は猛吹雪に警戒・全国的に強風吹き荒れる・季節外れの暖かさから夜は極寒に 西日本でも雪 北日本は猛吹雪に警戒 オホーツク海で低気圧が発達するため、冬型の気圧配置が強まって強い寒気が南下します。朝は北海道でも雨の降っている所がありますが、だんだんと雪に変わり、午後は東北や北陸、山陰などでも雪が降る予想です。 ウェザーニュースの予想では、明日1月1日にかけて多い所では30cm以上の雪が積もるおそれがあるとみています。 風も非常に強く吹き、猛吹雪となるおそれがあるため、運転の際は路面の悪化によるスリップ事故だけでなく、視界不良や吹き溜まりにも注意・警戒が必要です。 全国的に強風吹き荒れる 強い風は北日本だけでなく、全国各地で吹き荒れます。西日本や東海、関東は瞬間的に20m/s以上、北陸や北日本は30m/s以上の暴風の吹くおそれがあります。 鉄道やバスなどの交通機関に遅延等のダイヤ乱れが生じる可能性があるため、運行情報や交通情報をよく確認して行動するようにしてください。車の運転時の横風、飛来物などにも十分ご注意ください。 季節外れの暖かさから夜は極寒に 今朝は全国的に冷え込みの弱い朝となっています。さらに関東では昼間の気温が上がり、季節外れの暖かさになる見込みです。東京の予想最高気温は18℃と、大晦日としては記録的な暖かさになる可能性があります。 ただ、夕方以降は気温が急降下し、全国的に朝より夜のほうが寒くなる見込みです。東京も15℃近く気温が下がり、年越しは4℃予想です。 冷たい風の影響もあって極寒の年越しとなるため、うっかり薄着で外出してしまわないようお気をつけください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ひと目でわかる傘マップ 12月31日(火)(ウェザーニュース)
きょう12月31日(火)のお出かけに傘が必要なエリアを解説します。 ◆大きい傘がいるエリア 北海道や東北、北陸から山陰にかけては雪や雨が降ります。北海道の太平洋側ではだんだんと止みますが、その他のエリアでは、暴風雪や暴風雨になるおそれがあります。外出にはしっかりとした傘があるとよさそうです。 ◆折りたたみ傘がいるエリア 東海西部や近畿中部、瀬戸内、九州北部では、一時的に雨の降る可能性があります。もし降ったとしても長い時間の雨ではないので、折りたたみ傘がよさそうです。 沖縄や奄美も時々雨の降るタイミングがありそうです。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
12月31日の呼び方は「大晦日」のほかにも……(ウェザーニュース)
今日は「大晦日(おおみそか)」です。毎月の月末は「晦日(三十日=みそか)」と呼ばれますが、1年の最後の月末なので「大」を付けて「大晦日」となりました。大晦日の別名はいろいろあります。 小説のタイトルにもなった「おおつごもり」 「大晦日」の別名として比較的知られているのが「大つごもり」でしょう。作家の樋口一葉(ひぐち・いちよう)が1894(明治27)年に発表した小説のタイトルとして知られています。 主人公のお峯が育ての親である伯父宅を訪ねると伯父の安兵衛が病に伏せっていて、高利貸しから借りた金が返せず、延滞金が必要だと聞く。お峯は奉公先に借金を申し込むが、借りられずにお金を盗んでしまう。それが「大つごもり」の日だったことがタイトルの由来です。 「つごもり」は「月が隠れる日」、すなわち「月隠(つごもり)」が訛ったもので、毎月の末日を指します。1年の最後の「つごもり」なので、「大」を付けて、12月31日が「大つごもり」と呼ばれるのです。 「大年」「大歳」と呼ばれることも 大晦日の別名に「大歳」「大年」(どちらも読みは「おおとし」あるいは「おおどし」)があります。大晦日と同じように、「大」を付ければ年の最後というのです。 俳句の季語にもなっていて、<大年にかぎって雪の降りにけり>(一茶)、<ふさはしき大年という言葉あり>(高浜虚子)などと詠まれています。 「除日」も大晦日の別名だった 大晦日は1年の最後の日で、古い年を除き去り、新しい年を迎える日という意味から「除日(じょじつ)」ともいいます。その日の夜は「除夕(じょせき)」とか「除夜(じょや)」というので、大晦日の夜から年明けにかけて寺院で打ち鳴らす鐘を除夜の鐘というのです。 <水撒きし舗道にうつれ除夜の星>(山口誓子)、<鳴り終わる一瞬の息除夜の鐘>(山口青邨) 1年の終わりは心静かに、かすかに聞こえる除夜の鐘に耳をすませてみませんか。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
寝る時間を削って大量の文書を読む外務官僚~外交文書の一般公開の裏側(ニッポン放送)
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月27日放送)に外交評論家・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦が出演。外務省による外交文書の一般公開について解説した。 国際答弁の作成の後など深夜2時から読む 外務省は今月12月25日作成から30年以上経過した外交文書の一部を公開した。そのなかには1988年の中曽根康弘元総理と当時のソビエト連邦のゴルバチョフ書記長との会談や1955年8月にアメリカを訪れた重光葵外務大臣とダレス国務長官の会話の内容が記されているということだ。 飯田)26日の新聞には特集記事などもありましたが、この文書の公開。 宮家)みなさんご存じないと思いますが、文書公開は私も(外務省時代に)やったことがあります。30年はあっという間に過ぎますよ。当時から外交にはいろいろな秘密があり外に出せないこともあります。だけど30年経ったら原則公開するというルールができてからは大変でした。何でも出すというわけにはいかないので、結局文書を全部読んで大丈夫なものを出します。読むといっても文書は1枚2枚ではなく、何十巻もあります。それを国際答弁作成作業のあととか、夜中の2時くらいから読んだりします。私はなんだかんだ日米安保を4年やりました。2回、日米安全保障条約課で仕事しましたから。とにかく、文書を公開するにはまず読まなければなりません。もちろん外交文書を公表するための特別なグループはあって、その人たちが別途読んではいますが、最後は担当課が結局全部自分たちでやらなければなりません。そうすると作業が大変で、実は毎年憂鬱でした。 飯田)そうすると宮家さんがその安保課で現役となると。 宮家)80年代の終わりと90年代の終わりと2回勤務しました。 飯田)30年ルールが適用される文書は、50年代から60年代、アジアの周り、それこそベトナム戦争が絡んで。 宮家)今回も1988年のものが出たり、1955年のものが出ていますね。 飯田)1955年のものは、集団的自衛権の行使、グアムを守るときにどうするかなどの話ですよね。 宮家)これはきっと30年後、すなわち1985年の段階で、そのときは「ちょっと早いかな」ということだったのかもしれません。 飯田)それこそ集団的自衛権、安全保障法制に絡む問題だからあれが成立してようやく出せるということですか。 宮家)かもしれませんね。恐らくそういう判断があったのでしょう、とにかくできるだけ多く公開しようとしていることだけは間違いありません。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 12月31日(火)大晦日の天気 北日本は猛吹雪に警戒(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 大晦日の今日は、日本海側で風が吹き荒れます。雪や雨も降るため、大雪や吹雪、横殴りの雨に警戒が必要です。北日本だけでなく、全国各地で強い風が吹きます。交通機関の乱れや飛来物にお気をつけください。関東は晴れて、昼間は季節外れの暖かさ。ただ夕方以降はグッと冷え込むため、体感の変化にご注意ください。 動画で詳しく解説します。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース