新型コロナウイルスへの感染が確認された大阪市内の40代女性について、大阪府の吉村洋文知事は30日、府内での大まかな行動歴を公表した。今月15日は大阪湾近くの「ベイエリア」を訪れていたという。厚生労働省は行動歴を公開しておらず、「府民の冷静な判断のため、一定程度公表すべきだ」との知事判断で明らかにしたという。 外国籍の女性は、今月12日に来日した中国・武漢市(湖北省)からのツアー客のガイドを務めた。12~14日は府外で過ごし、15日に大阪市内のベイエリア、16日に府外と大阪市中央区の大阪城エリアと心斎橋エリア、17日に関西空港、大阪城エリア、心斎橋エリアを訪れていたという。 また、この女性と接触した医療従事者についても、濃厚接触者に該当するかどうかを含めて現在調査中で、遅くとも31日までに結果が判明するという。(吉川喬) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
チャーター第2便到着、13人が体調不良 210人帰国
新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市(湖北省)から、帰国を希望する日本人を乗せた日本政府の民間チャーター機の第2便が30日午前8時50分ごろ、羽田空港に到着し、210人が帰国した。 菅義偉官房長官は30日午前の記者会見で、到着時に13人の体調不良者がいたことを明らかにした。東京都内の医療機関に搬送されて受診する。また、政府関係者によると、搭乗前の中国当局の検査で、2人の出国が認められなかった。 チャーター機は第1便と同じく、成田と武漢を結ぶ定期路線を持つ全日本空輸(ANA)が、ボーイング767で運航。29日午後10時すぎ、羽田空港を出発。第2便には陸上自衛隊の看護官2人が搭乗した。 第1便と同様に、機内で検疫を行い、発症が疑われる人や症状のある人は、都内の感染症の医療機関に搬送される。症状がない人も、政府が用意したバスで国立国際医療研究センター(東京都新宿区)に移り、ウイルス検査をするよう政府は求めている。第2便の帰国者の当面の滞在先は警察大学校(府中市)や財務省の研修所(北区)など都内の施設を中心に調整中だ。帰国者が今後増えることを見越し、防衛省がチャーターしている民間貨客船「はくおう」を使う検討もしている。 30日午前時点の帰国希望者は約300人。中国側との調整がつき次第、政府は30日以降もチャーター機などを派遣し、全員を運ぶ方針だ。 政府は30日、安倍晋三首相を本部長とし、全閣僚でつくる対策本部を立ち上げた。 国会内で開いた初会合で、首相は「水際対策などのフェーズをもう一段引き上げていく必要がある」と述べた。新たな対策として、「武漢市などに滞在歴のあるすべての入国者」を対象に、症状の有無に関係なく、日本国内での連絡先を確認し、健康状態を把握する仕組みを導入することを表明した。 国が持つ研修所などの施設を武漢から帰国した人の当面の滞在先として全面的に提供することや、災害派遣医療チーム(DMAT)の仕組みを活用し、医師の派遣も迅速に行うことも表明した。 菅義偉官房長官は30日の記者会見で対策本部立ち上げについて、「できることを全て行える態勢をつくっておくため」と語った。(野平悠一) ◇ 警察庁の松本光弘長官は30日の定例の記者会見で、「到着する空港での混乱を防止するため厚生労働省などと連絡体制を確立し、必要な警戒を行っており、引き続き関係機関と連携を強めていく」と述べた。 また松本長官は、帰国した人たちを警察庁の警察大学校(東京都府中市)で受け入れることについて、内閣官房などと調整していることを明らかにした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
スギ花粉 近づく「飛散開始」 早めの対策を(tenki.jp)
今日(30日)も関東などでは春のような陽気となっており、そろそろ気になるのがスギ花粉。今年は2月上旬に九州、四国、東海、関東の一部から、花粉シーズンがスタートする予想です。花粉症の方は早めの対策を。 スギ花粉の飛散開始時期 今日(30日)も関東などでは季節先取りの暖かさとなっています。春のような陽気で、日差しが心地よいですが、そろそろ気になるのが今シーズンのスギ花粉。 日本気象協会が1月22日に発表した花粉飛散予測(第3報)では、スギ花粉の飛散開始時期は、九州から近畿、東海、関東にかけて、おおむね例年並みかやや早くなりそうです。2月上旬に九州、四国、東海、関東の一部から、花粉シーズンがスタートするでしょう。近畿、長野、北陸、東北では、例年並みか、例年より少し早く花粉が飛び始めるところがある見通しです。 すでに近畿や関東などでは、わずかながら飛散が確認されているところもあるため、本格的な飛散が始まる前に早めに対策しましょう。 ※飛散開始日とは1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した場合の最初の日 各地のピーク予測 スギ花粉飛散のピークは、福岡で2月下旬から3月上旬、高松・広島・大阪では3月上旬から中旬の予想です。ピークの時期は例年並みとなる所が多いでしょう。名古屋は3月上旬から中旬、東京は2月下旬から3月下旬で、例年より早く飛散のピークを迎える見込みです。また、東京では飛散のピーク時期が例年より長くなりそうです。金沢・仙台では3月上旬から下旬にかけて飛散のピークとなり、例年よりピーク時期は早まりそうです。 スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉が飛び始め、その後ピークが始まります。福岡では3月下旬から4月上旬、高松・広島・大阪では4月上旬から中旬の見込みで、ピーク時期は例年並みでしょう。名古屋では4月上旬から中旬、東京では4月上旬から下旬にヒノキ花粉の飛散のピークとなる見込みです。金沢と仙台は、4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他の地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはないでしょう。 花粉飛散量は、九州から関東甲信にかけて、例年より少ない見込みです。特に、九州では非常に少なく、中国や近畿でも非常に少ない所があるでしょう。東北南部は、おおむね例年並み、東北北部と北海道ではやや多い見通しです。一方、前シーズンと比較すると、九州から東海にかけては、広い範囲で非常に少ないでしょう。北陸、関東甲信、東北南部も少ない予想です。東北北部は前シーズンよりやや多いでしょう。北海道と青森では非常に多くなる予想ですが、これは前シーズンの飛散量が例年に比べて非常に少なかったためです。 なお、tenki.jp では日々の「花粉飛散情報」を随時更新します。花粉対策にお役立て下さい。 日本気象協会 本社 吉田 友海 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
19年度補正予算案、予算委採決で午後合意(共同通信)
1/30(木) 12:22配信 与野党は30日の参院予算委員会理事会で、2019年度補正予算案を同日午後に採決することで合意した。補正予算案は同日中に本会議でも採決され、成立する見通し。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
不法投棄ゴミの中に…『偽5千円札』十数枚見つかる 山中に家電や衣服等と共に捨てられる(東海テレビ)
東海テレビ 愛知県西尾市の山中で不法投棄されたゴミの中から、偽の5千円札が十数枚見つかり、警察は通貨偽造の疑いもあるとみて捜査しています。 捜査関係者によりますと偽の5千円札が見つかったのは、西尾市吉良町の山中で、1月27日、「ゴミが不法投棄されている」と通報を受けた警察が駆け付けたところ、ゴミの中に10数枚入っていました。 偽の5千円札はいずれも旧札で、両面をカラー印刷して偽造されたものとみられ、これまでに、西尾市内でこの偽札が使われたなどの被害は確認されていません。 また、偽札は家電製品や衣服などと共に捨てられていたということで、警察は不法投棄した人物を調べるとともに通貨偽造の疑いもあるとみて捜査を進めています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
A級順位戦8回戦が終了 渡辺明三冠が全勝継続、久保利明九段は降級(マイナビニュース)
降級枠はあと1つ。残留を懸けて3人が争う 1月29日に東西の将棋会館で第78期A級順位戦8回戦(主催:朝日新聞社、毎日新聞社)の5対局が一斉に行われました。すでに7連勝で、豊島名人への挑戦を決めている渡辺明三冠は8勝目をあげました。また、久保利明九段は最終局を残して降級が決まってしまいました。 【写真】全勝中の渡辺明三冠 7回戦終了時点での成績は以下の通りです。(かっこ付き数字は順位) 7勝0敗:渡辺明三冠(9) 4勝3敗:広瀬章人八段(3)、佐藤康光九段(5)、三浦弘行九段(7) 3勝4敗:佐藤天彦九段(1)、羽生善治九段(2)、糸谷哲郎八段(4)、稲葉陽八段(8)、木村一基王位(10) 1勝6敗:久保利明九段(6) 渡辺三冠が独走する一方、4勝と3勝には8人が固まっている団子状態。残留に向けて1勝の価値が非常に高い展開です。 8回戦で一番早く決着したのが、▲渡辺三冠-△糸谷八段戦。渡辺三冠が糸谷八段得意の阪田流向かい飛車を真っ向から迎え撃ち、21時44分に117手で勝利を収めました。 これで渡辺三冠は8連勝。中原誠十六世名人、森内俊之九段、羽生善治九段に続く、史上4人目のA級順位戦全勝達成まであと1つとなりました。また、前期B級1組から継続中の、順位戦での連勝を20にのばしています。これは歴代4位タイの記録です。 次に終わったのが、▲広瀬八段-△佐藤天九段戦。前名人の佐藤天九段は名人3期獲得の原動力となった横歩取りを採用するも、22時31分に81手で敗北。横歩取りの後手番勝率は近年低迷しています。かつてのドル箱戦法であまり勝ち星をあげられなくなってしまったのが、佐藤天九段の不振の一因と言えそうです。 ▲稲葉八段-△佐藤康九段戦は23時37分に決着。変則的な角換わりから角を再び両者が打ち合い、矢倉のような戦いになった本局は、127手で稲葉八段の勝ち。稲葉八段が4勝目をあげたため、この時点で久保九段の降級が確定しました。これは久保九段が仮に残り2局を勝って3勝5敗になっても、現時点で自身より順位の低い3勝者が木村王位以外いないためです。 3勝4敗同士の対決で、残留争いの大一番となった▲羽生九段-△木村王位戦は、23時52分に羽生九段の勝利で決着。羽生九段は残留を決めた一方、順位が最も悪い木村王位は厳しい状況で最終戦を迎えることになりました。 最後まで残っていた▲久保九段-△三浦九段戦は、日付の変わった0時42分に久保九段が大逆転で勝利を収めました。終盤、苦しい形勢の久保九段は必死に粘ります。その粘りに手を焼いた三浦九段、最後の最後に痛恨の失着を指してしまい、まさかのとん死を喫してしまいました。 執念で勝利をつかみ取った久保九段でしたが、前述の通り残留のライバルだった稲葉八段がすでに勝っていたため、B級1組への降級となりました。 8回戦の結果、降級の可能性があるのは3勝5敗の佐藤天九段、糸谷八段、木村王位の3人です。佐藤天九段は稲葉八段と、糸谷八段は久保九段と、木村王位は広瀬八段と対戦します。それぞれの残留条件は以下の通りです。 佐藤天九段:自身が勝つ。もしくは糸谷八段か木村王位のどちらかが負ける 糸谷八段:自身が勝つ。もしくは木村王位が負ける 木村王位:自身が勝ったうえで、佐藤天九段か糸谷八段のどちらかが負ける つまり佐藤天九段と糸谷八段は自力、木村王位は他力で最終戦を迎えることになりました。 三者の残留争いと、渡辺三冠の全勝達成なるかが注目されるA級順位戦最終局は、2月27日に静岡県静岡市「浮月楼」で一斉に行われます。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
サザエさんに託した「いとおしい日々」 思い受け継ぎ町づくり(西日本新聞)
「思い出が埋められていくようで、寂しい」-。漫画「サザエさん」の作者、長谷川町子さん(1920~92)は晩年、福岡市早良区西新にあった百貨店、旧西新岩田屋の屋上で、こうつぶやいた。視線の先には、市街地の向こうで埋め立て工事が進む百道海岸があった。 【写真】西南学院大図書館前に設置された長谷川町子さんとサザエさんの銅像 89年に開かれたアジア太平洋博覧会「よかトピア」の会場にもなったシーサイドももち地区を整備するため、かつて松林が広がり海水浴客でにぎわった浜辺が消えてしまおうとしていたのだ。 長谷川さんは44年、一家で西新に疎開。百道海岸近くの家で母親と姉、妹と暮らした。サザエさんの連載は終戦翌年の46年、福岡の地方紙「夕刊フクニチ」で始まった。サザエさん、カツオくん、ワカメちゃん…。海産物の名前が付いた登場人物は、この浜辺を散歩しながら思い浮かべたことを、漫画の自叙伝で明かしている。 「屋上から見ていると、西新で暮らした日々がいとおしくなって」。長谷川町子美術館(東京)の川口淳二館長(74)は、長谷川さんからこんな話を聞いたことがある。戦中戦後の3年近くを過ごした西新は、長谷川さんにとって思い入れのある地だった。 国民的な人気があるサザエさん。その「古里」として、西新地区一帯をアピールしようと動きだした福岡商工会議所の職員がいた。2003年、西新にあった西部支所に赴任した三角薫さん(61)だ。 「サザエさんの古里を広めるプロジェクトを立ち上げ、町を活気づけたいんです」。三角さんは赴任のあいさつで早速、商店街や地元の人たちに、こう持ちかけた。というのも、西新地区の商店街は当時、大きな危機感に駆られていた。副都心の顔として買い物客を呼び寄せていた西新岩田屋が閉店。市営地下鉄七隈線の開通が2年後に迫り、それまでバスで西新に買い物にきていた周辺地域の住民が、地下鉄一本でつながる天神へと引き寄せられようとしていた。 さらに、長谷川さんの思い出が詰まった浜辺は住宅地などに姿を変え、都市化が進むとともに、新たな住民が増加。三角さんは、西新とその周辺地域に愛着を持ってもらうにはどうすればいいか、思いを巡らせた。サザエさんは新たなまちづくりのシンボルになる-。 「町子先生がサザエさんを生みだした足跡を西新にしっかりと残していこう」。だが、三角さんが動きだしたばかりのころ、解決しなければならない大きな課題があった。 サザエさんの著作権を侵害するグッズが出回るなどしたため、長谷川町子美術館はキャラクター使用について厳格に対応していた。「まずは、信頼関係を築かないといけない」。三角さんの熱い思いから始まったプロジェクトは、やがて地域を挙げての動きになっていく。 ◆ ◆ 長谷川町子さんの生誕100年を30日に迎えるのに合わせ、サザエさんが生まれた町やサザエさんを生かしたまちづくりに取り組む人々の物語をつづる。 (下村佳史が担当します) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
第2便の有症者を都内4病院に搬送(共同通信)
1/30(木) 12:06配信 東京都によると、中国・武漢から30日に到着したチャーター機の搭乗者のうち発熱などの症状があった人は都内の駒込病院、墨東病院、豊島病院、荏原病院に搬送された。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
納豆1日1パック、死亡率10%減 9万人を追跡調査
納豆やみそなどの発酵性大豆食品をよく食べる人は、そうでない人と比べて10%死亡率が下がるという調査結果を、国立がん研究センターの研究チームがまとめた。 チームは、国内の成人男女約9万人を1995年以降、平均15年間追跡調査した。食事内容を聞き、大豆食品や発酵性大豆食品を食べた量により五つのグループに分類。ほかの食品による影響や、降圧薬を使用しているかなどの影響を取り除いて分析した。 発酵性大豆食品を最も多く取るグループ(1日に50グラム以上)は、最も少ないグループと比べて男女ともに約10%死亡率が低かった。50グラムとは納豆1パック程度。食品別に見ると、女性では納豆やみそを多くとると、死亡リスクが下がる傾向が顕著だった。 納豆を多く食べると、男女とも… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
29日帰国の3人、新型肺炎感染を確認 2人は症状なし
中国の湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で、厚生労働省は30日、チャーター機の第1便で帰国した日本人のうち3人の感染を確認したと発表した。うち1人は発熱の症状があり、ほかの2人は今のところ、症状は出ていないという。 症状があるのは50代男性で、29日に日本に着いた後、鼻水やのどの痛みがあった。医療機関に入院したあとに体温が38・7度に上がった。同日午後11時ごろ、ウイルス検査で陽性の結果が出た。 あとの2人は40代の男性と50代の女性。症状がないのに感染が確認されたのは今回の新型コロナウイルスをめぐり、国内で診断された人では初めて。 29日のチャーター機の第1便では、206人が帰国。症状の有無を問わず204人がウイルス検査をしていた。帰国時に症状のなかったうち2人は検査を断った。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル