新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市(湖北省)から帰国した約200人が29日、千葉県勝浦市の「勝浦ホテル三日月」に経過観察のため、一時滞在することになった。地元の観光関係者からは風評被害を心配する声が上がるが、県は「症状がなく、感染リスクは極めて低いと理解してほしい」と呼びかけている。 午後6時過ぎ、大型バス7台が次々とホテルに到着。政府の用意した民間チャーター機で帰国し、国立国際医療研究センター(東京)で感染の有無の検査を受けたとみられる人たちが、建物の中に入っていった。県によると、体調を崩している人はいないという。 通常、検査結果が出るまでに数日かかるといい、帰国者には期間中の外出は控え、風呂などの共用部分も極力利用しないよう求めているという。従業員はマスクの着用と手洗いを徹底。使い捨ての食器を使うなど、万が一に備える。 ホテルには看護師や情報連絡担当の県職員を派遣し、発症者が出た場合は、県内の感染症指定医療機関で対応する方針だ。元々の予約者は別の施設へ振り向けた。県が国から帰国者を勝浦市へ搬送する連絡を受けたのは28日夜。県は「急だったが、人道的観点から受け入れを決めた」という。 勝浦市観光協会の渡辺幸男会長は「協会の会員からは不安の声も上がっているが、帰国した人の役に立てるのは良いこと。本当に安全なのか、具体的にどういう対策を取っているのか、風評被害が起きないよう、国には正確な情報を出してほしい。早く平常に戻って安心したい」と話した。 県の久保秀一健康危機対策監は「感染リスクはきわめて低い。国や医療機関、県の3者で健康管理や不安回復に努めるので、県民には理解いただきたい」と話していた。(稲田博一、古賀大己、上田雅文、熊井洋美、寺沢知海) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中国の感染者、7711人に(共同通信)
1/30(木) 9:29配信 【北京共同】中国政府は30日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、中国本土の感染者が7711人、死者は170人になったと発表した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
高須院長、感染者拡大の新型コロナウイルスへの対策に「政治の力でできることをしない日本の政治家に失望しつつあります」(スポーツ報知)
高須クリニックの高須克弥院長が30日、自身のツイッターを更新。感染者が拡大している新型コロナウイルスについて見解を示した。 高須院長は「治療は今のところ対症療法しかありません。現時点では医療に過大な期待はしないでください。専門家なる方々もよくご存知のはずなのに本当のことをおっしゃいません。感染拡大を防止はキャリアーとの接触を防ぐのが確実。僕は政治の力でできることをしない日本の政治家に失望しつつあります」とつづった。 さらに連続ツイートし「とりあえずコロナウイルスに感染した可能性が少しでもあったら、2週間は誰にも会わずにひきこもってくださるようお願いいたします。風邪なら治ります。進化したコロナウイルスは潜伏期でも感染します。僕たち老人は感染したらいちころです」と記していた。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
政府、新型肺炎の対策本部初会合を正午開催(共同通信)
1/30(木) 9:27配信 政府は30日、新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、安倍晋三首相を本部長とする対策本部の初会合を同日正午から国会内で開くと発表した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
橋下徹氏、新型肺炎でのチャーター便に疑問「感染者のためだけのチャーター便を飛ばして、日本の病院での治療を受けてもらうべき」(スポーツ報知)
元大阪府知事の橋下徹氏が30日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国湖北省の武漢市に滞在していた邦人206人を乗せた日本政府の全日空チャーター機が羽田空港に到着したことに見解を示した。 【写真】帰国者のうち発熱などの症状がある人を受け入れた「荏原病院」 橋下氏は「(新型肺炎)邦人帰国のチャーター便に乗れず武漢に残された日本人がいるとの報道があった。これは絶対に違う。チャーター便内での感染を恐れてのことなら、感染者のためだけのチャーター便を飛ばして、日本の病院での治療を受けてもらうべきだ」とつづった。 さらに連続ツイートし「どうも役人の判断はおかしい。ここまで機内の感染を恐れるなら、まず中国人観光客の入国を保留しなければならないのに、それは法的根拠がないからといってやらない。ところが今回の邦人感染者のチャーター便搭乗拒否は、法的根拠がなくてもやる。日本人を守るという意識が日本政府に弱い」と訴えていた。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
29日に武漢から帰国の日本人3人が新型コロナウイルスに感染(AbemaTIMES)
厚生労働省によると、29日に武漢から日本にチャーター便で帰国した搭乗者のうち、3人が新型コロナウイルスに感染していたことがわかった。 1人は現地に住んでいた50代の男性で、29日に喉の痛みなどを訴え検査をして入院後、38.7度の発熱。その後、新型コロナウイルスの感染が確認された。 この男性以外にも、40代の男性と50代の女性も新型コロナウイルスに感染していたことがわかっている。この2人ついては、症状は出ていないということだ。(AbemaTV/『AbemaNews』より) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
バス運転手の「新型コロナウイルス」感染、労災になる? 武漢ツアー客と接触(弁護士ドットコム)
中国の湖北省武漢市を中心に、新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている。1月28日には武漢への渡航歴がないバス運転手の男性が、日本人では初めて新型コロナウイルスに感染していると確認された。 朝日新聞(1月28日)によると、男性は1月6~11日、12~16日の2回、武漢市からのツアー客を乗せた。1月14日に寒気やせき、関節の痛みが出て、22日に症状が悪化。25日に病院で肺炎の症状が確認されたという。 また、1月29日には、同じバスに乗っていたバスガイドの女性も新型コロナウイルスに感染していると確認された。 長い時間同じ空間にいたため、ツアー客から感染した可能性が高いと考えられている。業務中に感染したとすれば、労災になるのだろうか。労働問題に詳しい波多野進弁護士に聞いた。 ●「労災認定される可能性が十分ある」 ーーこれは業務上災害と言えますか。 労働基準法施行規則をもとに考えると、今回の新型コロナウイルス感染は「その他細菌、ウイルス等の病原体にさらされる業務に起因することの明らかな疾病」に該当し、労災認定される可能性が十分あると思います。 ただし、これは裁判所の判断を拘束するものではありません。 ーー労災認定のポイントはなんですか。 因果関係が問題になります。男性の新型コロナウイルス感染に「業務起因性」が認められるかを考えていきます。 まず、今回の件は、男性が業務のため観光バスを運転していた際に、コロナウイルスに感染している可能性のある観光客とバス内で長時間一緒にいたという客観的な事実があります。 一方、男性の居住地である奈良県において、コロナウイルスの感染報告はそれまで他になく、ご本人も感染の中心となっている中国への渡航歴もありません。 バス乗務以外の私的な原因でコロナウイルスに感染したとは考えがたい状況からすると、今回のコロナウイルスの感染はバス乗務中に引き起こされた可能性が高いと考えられます。 【取材協力弁護士】波多野 進(はたの・すすむ)弁護士弁護士登録以来、10年以上の間、過労死・過労自殺(自死)・労災事故事件(労災・労災民事賠償)や解雇、残業代にまつわる労働事件に数多く取り組んでいる。事務所名:同心法律事務所事務所URL:http://doshin-law.com Source : 国内 – Yahoo!ニュース
西宮病院、CTで肺がん見落とす 治療開始が5年遅れる
兵庫県西宮市の県立西宮病院で、2014年にCT検査を受けた男性患者の肺がんが見落とされるミスがあり、治療開始が5年後になっていた、と県が29日発表した。男性は現在「ステージ3」と診断されて治療中。病状が進んで手術はできない状態だという。 県によると、男性患者は現在50代。14年4月、胸の痛みを訴えて同病院の救急外来を訪れた。当直だった消化器内科の女性医師(現在は退職)は男性のCT検査を実施し、いったん気管支肺炎と診断。翌日、画像を確認した放射線科医師が肺がんの可能性を指摘するカルテを作成したが、女性医師はその内容を確認しなかったという。 男性は昨年8月、みぞおちの痛みなどを訴え再び来院。別の医師が過去の受診記録を確認し、5年前の肺がんの見落としがわかった。県は見落としがなければ、がんを切除できた可能性があったとしている。 八木聡・県病院事業副管理者は「大変申し訳なく思う。安全対策を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
感染検査、運転手は対象外 取りこぼし防ぐ「重大局面」
武漢への渡航歴がない人の新型コロナウイルス感染が確認され、国内でも感染拡大の恐れがある。厚生労働省はこれまで、感染確認の検査をする対象の人を絞ってきたが、28日に感染が確認された奈良県のバス運転手の男性は、この対象にあてはまらなかった。対象にこだわりすぎず、取りこぼしがないようにしていく必要がある、と専門家は指摘する。 新型コロナウイルス感染の検査について厚労省は、「疑い例」の定義を決めて検査してきた。定義は①発熱と呼吸器症状②(ア)武漢に渡航歴がある、または(イ)「武漢への渡航歴があり、発熱かつ呼吸器症状がある人」と接触したケースなどで、①と②を満たす場合だ。 この定義は、症状がない人からは感染しないという前提だ。疑い例を広げると検査数が増えすぎて対応できなくなるとして、厚労省は検査対象を絞ってきた。 武漢から来た人と長時間接触がある肺炎患者でも、接触した武漢の人の症状が確認できないと、この定義にあてはまらない。奈良の男性は武漢からのツアー客をバスに乗せて運転したが、ツアー客の症状は確認されていないため、定義からもれていた。 ほかにも、医師が新型コロナウ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
感染拡大どう防ぐ 新型肺炎、症状有の帰国者5人は陰性
新型コロナウイルスの感染が広がる中国・武漢市から第1便のチャーター機で帰国した日本人は29日、医師の診察やウイルス検査などを受けた。政府は、症状がない人にも外出の自粛などを求めている。感染経路がはっきりしないなか、国内での感染拡大をどう防ぐのか。 チャーター機で帰国した日本人らは29日、医療機関でチェックを受けた。同乗した検疫官は「みなさん、心配でパニックになっているかと勝手に思っていたが、円滑に進んで感動した」と話した。 症状ない2人、検査できず 帰国した206人への対応は様々だ。到着時に発熱や頭痛などの症状が出た30代~50代の男女5人は、羽田空港から救急車で荏原病院(東京都大田区)と都立駒込病院(文京区)に搬送された。CT検査などを受け、男性2人は肺炎と診断されたが、関係者によると、ウイルス検査の結果は全員陰性だったという。 一方、到着時に症状がなかった人は201人。このうち2人はウイルス検査の同意を得られず、検疫官が自宅に送った。厚生労働省は電話やメールで健康状態の確認を続けるという。政府高官は同日、「武漢を出発する際に診断を受けることを条件にしたい」と述べ、今後、帰国者が確実に検査を受ける態勢を整える考えを示した。 症状出た13人、うち12人が入院 ほかの199人は、政府が用意したバスで国立国際医療研究センター(東京都新宿区)に移動し、診察を受けた。うち191人は症状がなかったが、無症状でも感染の可能性があるため、ウイルス検査の結果が出るまで全員ホテルで待機する。 厚労省によると、8人は国際医… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル