【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は29日、新型コロナウイルスによる肺炎を巡る3回目の緊急委員会をスイス・ジュネーブのWHO本部で30日午後1時半(日本時間同午後9時半)に開くと発表した。「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言すべきか否かが専門家によって協議される。 WHOは22、23両日に緊急委を開催したが、その時点では中国国外への感染が依然限定的として「時期尚早」と、宣言を見送っていた。 テドロスWHO事務局長が中国を訪問して28日に習近平国家主席と会談するなどし、状況を慎重に見極めてきた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新型肺炎、ツアーガイドも感染 奈良の運転手と同乗
厚生労働省は29日、大阪府内の40代の女性が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。女性はツアーガイドで、28日に感染が確認された奈良県の男性が運転するバスに乗務し、武漢市からのツアー客のガイドを務めていたという。 厚労省によると、女性は20日に発熱し東京都内の医療機関を受診。発熱が続き、21日に別の医療機関を受診したが、肺炎の症状はなく経過観察となった。23日に症状が改善しないため保健所に相談し、大阪府内の医療機関を受診したところ肺炎の症状があり入院した。現在、症状はせきだけだが、入院を続けている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新型肺炎、SARSより強い感染力か 致死率は低く推移
中国国内の新型コロナウイルスによる肺炎の感染者は、中国政府の29日の発表で5974人。同じコロナウイルスによって起き、2002~03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の中国国内の感染者数5327人(世界保健機関=WHO調べ)を上回った。SARSと比べて、新型ウイルスはどんな特徴があるのか。 WHOなどによると、SARSでは患者のおよそ20%が呼吸不全などで重症化し、中国国内では7%、世界全体では9・6%が亡くなった。一方、新型ウイルスではこれまでに約20%が重症化し、2・3%が死亡している。 SARSの流行時にWHOで封じ込めに当たった東北大の押谷仁教授(ウイルス学)は、新型ウイルスによる致死率がSARSよりも低いことに着目。「重症な肺炎に進行せず、発熱やせき、くしゃみといった症状で収まる人が今回は多いのでは」とみる。 一方、患者数は最近急増している。WHOは23日、新型ウイルスが1人の患者から1・4~2・5人に感染していると発表したが、「実際にはもっと多く、感染はさらに広がるのではないか」。その理由として押谷さんは、新型ウイルスはより軽症の患者でも、感染力を持っているためではないか、と推測する。 SARSは、重症の患者を見つけて隔離して感染の広がりを防げたから封じ込めに成功した。今回は、軽症の患者が感染に気付かないまま、ほかの人に広げている可能性があるという。 いまのところ、今回の患者の8割ほどは軽症とみられている。ただ、東京医科大の濱田篤郎教授(渡航医学)は、軽症にみえても、高齢者では発熱しないまま呼吸不全に陥ることがあり、注意が必要だという。 感染者や死亡者についての情報… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
公道マリオカート、業者側に5千万円賠償命令 知財高裁
任天堂の人気ゲーム「マリオカート」のキャラクターの衣装を貸し出し、カートを公道で走らせる営業行為の是非が争われた訴訟の判決で、知財高裁(森義之裁判長)は29日、違法な営業行為と認めてレンタル会社側に対し、任天堂への計5千万円の賠償と衣装などの使用差し止めを命じた。 敗訴したのは、「マリカー」(現・MARIモビリティ開発、東京都品川区)と代表取締役。知財高裁は昨年5月、「任天堂から使用の許可を受けていると誤信させる行為」と認めた一審・東京地裁判決を維持したうえで、新たに代表取締役について「悪意または重過失がある」との判断を先行して示していた。 この日の判決で知財高裁は「高い顧客吸引力を不当に利用しようとする意図があり、マリカー側の売り上げに貢献した度合いは相当に大きい」と指摘し、任天堂が請求した全額を賠償額として認めた。 マリカー側は「当社の主張が認められなかった部分については誠に遺憾」とコメントした。(新屋絵理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
WHO、新型肺炎で緊急事態宣言を再度検討(共同通信)
1/30(木) 1:01配信 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は29日、新型肺炎を巡り、緊急事態宣言の是非を検討する会合を30日に再招集すると明らかにした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
JR東海が国内最大級シールドマシン公開…リニア中央新幹線工事に投入(CBCテレビ)
JR東海は、リニア中央新幹線の建設工事でトンネルを掘るシールドマシンを公開しました。 JR東海が公開したシールドマシンは、リニア中央新幹線のトンネル工事で使用されるもので、直径14メートル、重さおよそ3000トンと、国内最大級の大きさです。 JR東海によりますと、このシールドマシンは、回転する刃で地下40メートルの地層を削ってトンネルを掘り進めることが出来、早ければ2021年度にも、起点となる品川駅付近の工事に投入される見込みだということです。 リニア中央新幹線は、2027年の東京ー名古屋間の開業を目指しています。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
不特定多数と濃厚接触可能性「極めて低い」(共同通信)
1/29(水) 23:22配信 大阪府の担当者は新型コロナウイルスの感染が確認されたバスガイドの女性は大阪市在住で、「不特定多数の方と濃厚接触があった可能性は極めて低い」と説明した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
武漢から帰国・入院の5人は新型肺炎陰性 ほか7人が検査中(産経新聞)
厚生労働省によると、新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市を含む湖北省から29日に帰国し、入院した邦人12人のうち、5人は新型コロナウイルスの検査で陰性が確認された。 5人は発熱やせきの症状があり、帰国後に都内の病院に入院した。このうち40代男性と50代男性は肺炎と診断されたが、新型ではなかった。 この5人以外に、8人も発熱やせきなどの症状があり、頭痛の1人を除く7人が入院。新型コロナウイルスの検査結果を待っている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
武漢チャーター、2便目が羽田出発(Aviation Wire)
外務省は1月29日夜、中国・湖北省武漢へチャーター第2便が羽田空港から出発したことを明らかにした。中国国内で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、帰国を希望する日本人を乗せ、武漢天河国際空港を現地時間30日午前に出発し、羽田には午前中に到着する見通し。1便目と同様、マスクなどの支援物資も運ぶ。 チャーター機は、第1便と同じ全日本空輸(ANA/NH)のボーイング767-300ER型機の国内線仕様機(登録記号JA607A)を使用。29日午後9時57分ごろ羽田空港の105番スポット(駐機場)からNH1951便として出発し、午後10時15分に離陸した。30日は、1便目と同じく羽田国内線第2ターミナル北側のサテライト施設に到着する。 サテライトは、連絡バスを使用しなければ第2ターミナル本館と往来できないため、一般の空港利用者と動線を分けて感染拡大を防ぐ。 29日に羽田へ到着した第1便は、帰国希望者206人が利用した。同便では日本政府からの緊急援助物資として、マスク約1万5000個、手袋5万双、防護メガネ8000個、サージカルマスク2000枚、個人用防護服セット50セットを運び、29日に中国側に武漢空港で引き渡している。 Tadayuki YOSHIKAWA 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
夢洲-舞洲の架橋「740億円程度」大阪市が試算(産経新聞)
2025年大阪・関西万博の会場となる人工島「夢洲(ゆめしま)」(大阪市此花区)への交通アクセスをめぐり、大阪市は29日、隣接する舞洲とを結ぶ橋を新設した場合、約740億円程度の事業費がかかる試算を明らかにした。万博を運営する日本国際博覧会協会側は架橋の必要性を訴えているが、松井一郎市長は否定的な見方を示している。 同日開かれた市議会特別委員会で、自民党の委員が橋の整備費について質問。市港湾局は、夢洲-舞洲間に新たに橋を架ける場合、緊急時の航路を確保するため、橋梁を旋回させる特殊な構造の橋が必要だと説明。同様の構造で平成14年に供用を開始した夢舞大橋(全長約1100メートル)の事業費は約635億円だが、「現在の工事費に換算すると約740億円に上ると想定される」とした。 自民委員は「ありえない金額。本当に必要なのか疑問だ」と批判。松井市長は、交通アクセスについて、協会側に交通需要データに基づく検討を求めているとして「その結果と費用対効果を踏まえて必要性を判断する」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース