米紙ニューヨーク・タイムズは2日、レバノンに逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が昨年12月、東京都内の住居で、ハリウッドの映画プロデューサーと面会していたと報じた。ゴーン前会長は日本の司法制度への不満を語っていたといい、同紙は「2人の会話が、ゴーン前会長の当時の思考の一端を知るヒントになるかもしれない」としている。 同紙によると、ゴーン前会長が面会したのは、米アカデミー賞作品賞などを受賞した「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014年)のプロデューサーを務めたジョン・レッシャー氏。ゴーン前会長はレッシャー氏に対して日本の司法制度を批判し、無実の証明に苦心していることを説明。映画をつくれば、人びとがより自らに同情的になってくれるかどうかを気にしていたという。 ゴーン前会長を知る複数の人物… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
舛添要一氏、カルロス・ゴーン被告の逃亡出国に「ゴーン逃亡という大失態を演じながら、政府や司法当局はいつまで正月休みを楽しんでいるのか」(スポーツ報知)
元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(70)が3日、自身のツイッターを更新。レバノンに逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告について自身の見解を示した。 舛添氏は「レバノンのアルベール・サラン法務大臣は、Interpol(ICPO、国際刑事警察機構)からゴーン逮捕の手配書を受け取ったことを明らかにし、ゴーンを召喚して事情を聴く可能性についても言及した。しかし、日本とレバノンの間には容疑者の引き渡し条約はないので、ゴーンの逃げ得であることに変わりはない」とつづった。 さらに「ゴーンは1月8日に記者会見する。自らの無実と日本の人質司法制度批判を展開するだろう。フランスに入国しても身柄は日本に引き渡れないと仏政府高官が保証しているが、日産・ルノーの一連の脱税などの容疑でフランス司法当局から訴追される可能性がある。ゴーンにはレバノンが最適の逃げ場なのである」と指摘した。 続けて「ゴーン逃亡という大失態を演じながら、政府や司法当局はいつまで正月休みを楽しんでいるのか。ICPOを通じてゴーンを国際手配したことくらい国民に知らせてはどうか。レバノン政府から教えてもらい恥をかいた。トルコはすでにパイロットらを拘束。危機管理失格の政府を持つ日本は世界の笑いものである」と指摘し「ゴーンの逃走は日本の司法制度の根幹を揺るがし、国家の権威に関わる大問題なのに、政府から日本国民に何の説明もない。正月休みというのは言い訳にならない。官房長官が正式に会見し、現況を国民に伝えるべきではないのか。海外の情報に頼るしかないのでは、何のために政府があるのか分からない」とつづった。 その上で「ゴーン逃走劇について、日本政府から日本国民に対して、いまだ何の説明もない。国民にすら説明しないのだから、世界に対しては何も言っていない。これでは、最初から情報戦に負けている。日本政府、司法当局の国際的発信力の欠如は深刻だ」と連続でツイートしていた。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
銀座線渋谷駅がリニューアル M字形屋根の新駅舎、ホーム広く(共同通信)
渋谷駅周辺の大規模再開発に伴う移設工事が進められてきた東京メトロ銀座線渋谷駅が3日、リニューアルオープンした。新駅舎はM字形の屋根が特徴で、柱が少なく、壁は一部がガラス張りの開放的な構造。ホーム幅は約2倍の約12メートルに広がった。 この日朝、開業式典があり、東京メトロの山村明義社長は「旧駅舎は狭い改札やホームなど課題を抱えていた。安全で便利な駅としてこれからも愛されてほしい」とあいさつした。 利用客はスマートフォンで撮影しながら、浅草行き一番列車に次々と乗り込み、午前5時1分、駅長の「出発進行」の合図とともに関係者らの拍手に包まれて出発した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
橋下徹氏、カルロス・ゴーン氏のレバノン入国に「明治発祥の壬申戸籍システムにしがみついている結果」(スポーツ報知)
元大阪府知事の橋下徹氏が3日までに自身のツイッターを更新。「ゴーン被告、法的措置取られず 合法的に入国 レバノン治安当局」とのネット記事を貼り付け、カルロス・ゴーン氏の出国問題への見解をつづった。 【写真】テレビ朝日・玉川徹氏「極めて不適切でした」と謝罪 橋下氏は「明治発祥の壬申戸籍システムにしがみついている結果。グローバルな時代においては現戸籍制度を廃止して、個人管理に移行すべき」と提言した。 その上で「マイナンバー+生体認証+出入国管理と連動。もちろん国籍や続柄情報は付加する。こう言うと国籍と戸籍を同一視しているバカたちが怒るだろうが」とつづっていた。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
オリンピック前の就活生は「勝ち組」か?2020年にかける大学生の思いとは(BUSINESS INSIDER JAPAN)
東京オリンピック・パラリンピックイヤーがいよいよ幕を開けた。高度経済成長さなかの前回五輪から、実に56年ぶりの東京開催となり、2020年を特別な年ととらえている人も多い。 【全画像をみる】オリンピック前の就活生は「勝ち組」か?2020年にかける大学生の思いとは 大学生も同じだ。就職活動を控えた学生は「この時期に就活できる大学3年生は勝ち組」と話し、五輪が生む経済効果に期待を膨らませていた。 中学時代に五輪誘致成功を体験し、五輪開催と共に大人になった世代に、この夏に訪れる一大イベントは、どんな心理的効果をもたらしているのだろう。 「私たちは恵まれている」 2013年9月、国際オリンピック委員会(IOC)総会で2020年のオリンピック・パラリンピックの開催都市が東京に決まった。都内の大学に通う大学3年のチヒロさん(21歳・仮名)は、当時をこう振り返る。 「滝川クリステルさんが『おもてなし』のスピーチをして、東京での開催が決まった時、家族3人でテレビ中継を見ていました。当時は中学生でしたが、テレビの前でお父さんとお母さんが歓声をあげて喜んでいました。 特にお父さんはすごく興奮していて、最初は『そんなに喜ぶことなの?』と、あまりピンと来なかった。けれどお父さんから、『東京オリンピックが開かれる時代に生まれて、お前は本当にラッキーだ。しかも2020年に大学生でいられるなんてうらやましい』と聞かされて。 日本の未来は明るく、私は恵まれているのだと誇らしい気持ちになったのを覚えています」 大学でも「五輪が節目」 都内の大学に進学してからは、就職活動について東京オリンピック・パラリンピックが大きな節目になると周囲から聞かされ、五輪の存在を強く意識するようになったという。 「大学1年生のキャリアデザインの講義で、教授から『日本の景気は東京五輪後に悪くなり、就活が難しくなる。日本の経済は2020年にピーク』と言われました。学生がキャリアを本気で考えるように、教授が発破をかける意味もあったとは思いますが。 オリンピック前の2020年の春に就職活動を行うことになるので、『もし1年遅れてして就活が五輪後になれば、壊滅的かもしれない』という危機感を持っています。オリンピック開催直前の就活はステータスですね。 次ページは:「人生で一度のチャンス」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東京都心で1.4℃の冷え込み 今季最低気温の記録更新(ウェザーニュース)
今日1月3日(金)も全国的に寒い朝を迎え、特に関東や東北などで冷え込みが強まっています。 東京都心では今季最低気温の記録を更新して、1.4℃まで気温が下がりました。 東京、横浜、さいたま等で今季最低気温 関東や近畿では前日よりも寒くなった所が多く、6時までの集計で、全国922地点のうち26地点で今季の最低気温の記録を更新しています。 ▼今季最低気温記録を更新した主な地点(7時30分まで) 五城目(秋田) -5.0 ℃ さいたま -1.8 ℃ 東京 1.4 ℃ 横浜 3.3 ℃ 名護(沖縄) 11.8 ℃ 昼間は少し寒さ緩む 東日本や西日本では、昼間は晴れて気温が10℃を超える所が多い予想です。風も比較的弱く、初詣などには最適な天気となりそうです。 年末の季節外れの暖かさからの寒暖差が大きくなっているため、体調を崩さないようお気をつけください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】北日本 雨や雪で正月らしい寒さ 西日本は週末にかけて3月頃の陽気続く(3日7時更新)(ウェザーマップ)
ウェザーマップ 冬型の気圧配置はやや緩みますが、上空の寒気は居座ります。このため、東北や北陸の日本海側を中心に雲が広がりやすく、雨や雪の降る所が多いでしょう。特に北陸は大気の状態が不安定ですので、夜にかけて落雷や突風に注意をしてください。 関東から西の太平洋側は広く晴れる見込みです。九州・沖縄も穏やかでしょう。 日中の気温は、西日本や東日本で10℃以上になる予想で、寒さは控えめです。3月上旬から中旬くらいの気温になりますので、日差しの下では温もりを感じられそうです。一方、北日本は正月らしい寒さとなるでしょう。風もやや強く吹きますので、初詣など行かれる方はしっかりと寒さ対策をしてお出かけください。 週末も西日本では晴れて、3月くらいの気温が続く見込みです。ただ心配なのが、北日本や北陸の雪です。週末にかけてUターンラッシュが予想されていますが、北日本や北陸、関東甲信の山沿いでは、土曜日の夜から日曜日にかけて、雪が強まるおそれがあります。交通情報をこまめに確認して、安全運転をお願いします。 (気象予報士・柴本愛沙) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「人あっての社会」障害の娘から学んだ 元全共闘の教授
元東大全共闘活動家で、和光大名誉教授。そんな肩書で紹介されることが多い最首悟さん(83)だが、本人は自分を「星子(せいこ)の父親をさせてもらってる人」と笑う。横浜市旭区の自宅で共に暮らす娘の星子さん(43)は、盲目で重い知的障害があり、一人では水も食事もとれない。そんな娘の誕生で新しい世界が開け、いのちを深く思索する豊かな日々が始まった、と最首さんは話す。頼り、頼られなければ生きられない関係が身近にあるからこそ、見える何かがある。パラリンピック開催の年の初めに、一緒に考えよう。 さいしゅ・さとる 1936年福島県生まれ、千葉県育ち。東大に進み、理学部動物学科でウナギの内分泌などを研究。教養学部助手時代に東大全共闘に参加。その後、和光大教授などを務め、現在は横浜市旭区在住。 最首さんと妻の五十鈴(いすず)さん(77)の間に、4人目の子である星子さんが誕生したのは1976年8月。当時40歳を前に、最首さんは生き方に迷っていた。 68年に始まった東大闘争では、助手という立場にいながら「先進的学生諸君」の全共闘に参加した。目指したのは、義務と責任をわきまえた「近代的個人」の確立。しかし、「自分の社会改革には芯が欠けている」と行き詰まりを感じていた。日本では「責任の所在」は横のつながりの中で曖昧(あいまい)にしておくもので、個人と神が垂直に向き合う西欧流がなじまない。大学の権威を解体しようと教授たちを批判するなら、その予備軍である助手も同罪だ――と。 星子さんが生まれた東京・府中の産院で、担当の女性医師は「ダウン症です。奥さんには2週間伏せておいた方がいい」と“助言”した。「私は泣いたり笑ったり、興奮状態だったそうです」 それまでにも重度障害の子を持つ大学の同僚や、筋ジストロフィーを患う少年と親交があり、障害者との付き合いに「それなりに準備はできている」と思っていた。「しかし、自分の身に起こることとは思っていなかった。やっぱりひとごとだったんです」 一方で「助かった」という思いも確かにあった、と言う。「これでもう自立しなくていいんだ、星子にすがって生きていけば非難されない、と思ったんです」 2週間後に事実を知らされた五十鈴さんには、ものすごく怒られたという。「『何が問題なの、育てるしかないでしょ! 私を、母親をなんだと思ってるの』と。それで目覚めた。決定的に頭も上がらなくなった(笑)」 星子さんの誕生で始まった新しい人生は、「思ってもみなかったこと」が次々に起き、生物学研究に明け暮れた日々や、大学闘争の中心にいたころにはなかった彩りに満ちていく。 大手予備校の駿台で論文を教え始めたのは、一足先にスター講師になっていた闘争の同志・山本義隆氏に誘われて。助手の薄給では子ども4人を養えない。表向きは禁止の「兼業」は、27年間勤めた東大助手を辞める1994年まで続いた。昨年2月には山本氏と共に駿台創立100周年功労者表彰を受けた。「大学解体を叫んだ自分たちなのにねえ」 児童書の書評もこの頃から。最初の1冊は、がんで死を意識した父親が妻の苦労を思って障害のある娘と自殺する物語。美談仕立てを「殺される子の思いはどうなる」と激しく批判した。「一読して、冗談じゃないぜ!と思った。でも、星子が生まれていなかったら、自分も父親の方に感情移入していたでしょう」 障害のある子を「お荷物」と感じる意識が、最首さんになかったわけではない。 「これまで、夫婦どちらも1回… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「逃亡あり得ない」胸張った弁護側 「甘かった」指摘も
ゴーン前会長の保釈をめぐっては、検察側が証拠隠滅や逃亡の恐れがあると一貫して反対してきたが、裁判所は弁護側の監視を条件に認めてきた。前会長の逃亡を受け、保釈保証金だけでは被告の逃亡を完全に防ぎきれない側面が浮かび上がり、今後、保釈制度のあり方が議論を呼びそうだ。 「日本の司法制度をバカにした話だ。有罪になると判断したから逃げたんだ」 ゴーン前会長の逃亡が明らかになってから丸2日。警視庁の協力も得て逃走経路の解明に乗り出した検察幹部は2日、いまだに怒りが収まらない様子だった。 前会長は2018年11月、プ… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ノンアルが「酒の場」に新風 ゲコノミストにゲコナイト
お酒の機会が増えるこの季節。とは言え、「とりあえずビール」も今や昔。ノンアルコール飲料を売りにしたレストランやバーが相次いで生まれている。酒離れや健康志向の高まりが後押ししているようだ。 東京・六本木ヒルズのフランス料理店「レグリス」。12月中旬、照明を落とした店内で、ソムリエの波多野香織さん(44)が、ビールに似た黄金色の飲料をグラスに注いでいた。 「アルコールは一切入っていませんが、お酒のような味わいです」。英国で人気のノンアルコール炭酸飲料「シュラブ」だ。ビネガーにハーブやスパイスを漬け込み、甘みがないのが特徴だ。 店では、コース料理に合わせてソムリエが相性の良い飲み物を選ぶ「ペアリング」を採り入れる。通常は、数種類のワインから選ぶが、波多野さんはシュラブからも選ぶ。かつて勤めたバーで自家製ノンアルを出し、手応えがあった。 11月下旬のオープン以降、注文はまだ少ない。初めて口にしたという東京都大田区の会社員、白石翠さん(26)は「鶏肉の味が引き立った」と話した。酒が苦手ではないが、友人との食事ではもっぱらノンアル。「人前で酔うのは恥ずかしいし、メリットが少ないので」 2月には、アルコール度数の低さを売りにしたバー「Low―Non Bar」(東京都中央区)も東京駅近くにオープンする。度数5%以下が中心の低アルコールカクテルとノンアルカクテルを約20種ずつそろえ、ノンアルカクテルだけの日も設けるという。 経営するのは、バーテンダーとしてカクテルの世界大会で優勝経験がある宮沢英治さん(42)だ。都内を中心に七つのバーを展開している。健康のため、3年前からお酒を一切飲んでいない。他の店を巡る中で、アルコールがなくてもバーの雰囲気は楽しめると気づいた。「技術があれば、アルコールのないカクテルでも客を魅了できる」と自負する。 ノンアル専門の輸入商社「アルト・アルコ」(東京都荒川区)は2018年夏に設立。ワインの輸入商社に勤めていた安藤裕社長(28)は英国でのノンアルブームを目の当たりにし、「健康志向の強い日本でも商機がある」と見込んだ。 「飲まない」人たちにも変化がある。 投資信託会社「レオス・キャピタルワークス」を経営する藤野英人さん(53)は昨年6月、酒を飲まない人たちが情報交換する集まり「ゲコノミスト」をフェイスブックに立ち上げた。メンバーは徐々に増え、1900人を超えている。 下戸の藤野さんは「当然のように渡されるワインリストを断るたびに、肩身の狭い思いをさせられた」。お酒を飲まない食事会「ゲコナイト」を都内で2度開催。会費は1人2万円だったが、定員(16人)はすぐ埋まった。「酒離れや健康志向の高まりを考えると、ノンアル市場は投資家としても魅力的だ」と話す。(鶴信吾) ■「酔うこと」よりも雰囲気… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル