インフルエンザの感染が心配される時期ですが、虐待などで親と離れた子どもたちが暮らす児童養護施設で、予防接種を受けられない場合があることがNPO法人の調査でわかりました。「親権者の同意」が必要なことが壁になっているといいます。 東京都内の21歳の男性は、高校受験を控えた中学3年生の時、インフルエンザの予防接種を受けられないと知った。「みんなが普通にできることをなぜ自分ができないのか。理解できなかった」 幼い時から18歳まで児童養護施設で育った。イラン出身の父は母と婚姻関係になく、不法滞在で国外退去になり、日本人の母とは連絡がとれない。男性の親権は母がその後結婚した相手が持っていたが、会ったことはなく、接種に同意してくれなかったためだ。 施設長らと相談し、家庭裁判所… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
なぜ名古屋で? 全112万戸に消防士訪問 防災点検へ
名古屋市消防局の消防士らが2020年度以降、市内の全世帯を訪ねて災害への備えを呼びかけようとしている。19年度には家具の転倒防止器具を必要に応じて配るモデル事業を一部の地域でスタートさせた。人口約233万人の大都市で、なぜ労力のかかる取り組みに挑むのか。 「自分の身を守ってもらうために器具の設置は大切ですよ」 昨年11月上旬、名古屋市中川区の住宅街で中川消防署員が活動服で民家を一軒一軒訪ね歩き、住人に注意を呼びかけながら、家具の転倒防止器具を渡した。この日は署員26人で約500世帯を手分けして回った。火災があればすぐに出動できるように、消防車を持ち込んでの戸別訪問だった。 市消防局は昨年夏からモデル学区に選んだ約5万2千世帯を対象に戸別訪問を続ける。足を運ぶのは消防署員が中心で、区役所や消防団、住民も協力する。土日を中心に2人1組で規模に応じて数十チームが1地域に入る。 拡大する消防隊員たちは季節を問わず消防の活動服で戸別訪問している。出動に備えるためだけでなく、消防士の姿を見せて危機意識を持ってもらう狙いがある=2019年11月9日午前10時38分、名古屋市中川区、竹井周平撮影 訪問回数は1世帯当たり原則3回と手厚い。1回目は家具の転倒対策の状況を聞き取り、2回目で防災用品を手渡す。3回目は設置されたかを確認する。訪問前から転倒防止器具を設置している世帯には、スイッチに取りつけた重りが地震の揺れで落下して遮断する簡易型の感震ブレーカーや簡易消火スプレーを渡す。 市はこうした方法を軸にして、呼びかけを市内の全112万世帯に段階的に拡大する方針だ。人口規模が大きい政令指定市では消防の全戸訪問は初めての試みだという。背景には大規模災害を見据えた「発想の転換」がある。 ■訓練時間を訪問へ、南海トラフ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
SF映画風?パッケージが話題 近未来のカレーを販売へ
食品メーカーのヤマモリ(三重県桑名市)は、人口増加によって肉が不足する近未来を想定してつくったレトルト食品「2050年カレー」を、31日に売り出す。大豆を加工した具材を代替肉として使っている。SF映画の宣伝のような商品パッケージやPR動画がSNS上ですでに話題になっている。 「ガーリックチリ」「ペッパーチリ」「麻辣(マーラー)」の三種の激辛キーマカレーだ。電子レンジで1~2分ほど温めるだけで食べられる。希望小売価格は360円(税抜き)。当面はインターネット通販サイト「アマゾン」で買える。今後は、スーパーなどでの販売も検討するという。 国連の推計では、世界の人口はいまの77億人から、50年には97億人に増える。食糧危機ともいえる状況が訪れて、肉などの動物性たんぱく源が世界的に足りなくなるとみられる。そこで注目されるのが大豆などを使った代替肉で、ヤマモリは開発に力を入れている。食感や風味を肉に近づけようと、構想から2年ほどを費やして完成にこぎつけた。ひき肉に近い食感を実現したという。 広告戦略にもこだわる。商品パッケージでは「来たるべき近未来、世界的な食糧危機が訪れる……。君の備えはできているか?」と訴えかけ、その背景には、荒れ果てた地球の姿が描かれている。カレーの写真はどこにもなく、SF映画のポスターのようだ。 商品のPR動画を作り、動画投稿サイトのユーチューブで公開している。肉を求める人びとがデモ行進するなど、肉不足が深刻になった近未来の様子を描き、映画の予告編のように仕立てた。同社の広報担当者は「これまでにないような、『とがった』商品にした。食糧危機について考えるきっかけにもしてほしい」。 大豆などを使った代替肉市場は… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
今夜は東京周辺で眠りを妨げる程の雷雨 ピーク時間は?(ウェザーニュース)
今日28日(火)の夜は、低気圧が接近するのに伴って、関東から東北にかけての太平洋側では雨や風が強まります。 特に千葉県や茨城県を中心とした関東南部では、ピーク時には眠りが妨げられるほどの雷雨となるおそれがあります。 東京23区は日付をまわる頃 活発な雷雲は南から近づいてくるため、雷雨のピーク時間は神奈川や千葉の房総南部から始まり、時間を追うごとに北へ範囲が移動していくと見ています。 東京23区は日付をまわる頃となり、眠っていても雷鳴で目が覚めてしまうかもしれません。 千葉や茨城では、去年2019年10月の台風21号からの湿った空気の影響で大雨となり、河川氾濫や浸水、道路の冠水など大きな被害が出ましたが、今回も似たような雨雲発達のパターンとなるリスクがあります。 また、低気圧が発達するため、沿岸部を中心に風も強まり、瞬間的には25m/sを超える突風が吹くおそれがあります。終電に近づくほど、雨や風により鉄道の運行に影響が出るなど交通機関に影響が出るおそれがあるため、早めの帰宅がおすすめです。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「ポチなのか」立民・枝野代表、衆院予算委員長を批判(産経新聞)
1/28(火) 16:35配信 立憲民主党の枝野幸男代表は28日、国会内で開いた党会合で、棚橋泰文衆院予算委員長(自民)の委員会運営の手法について「日常的に完全に与党寄りの委員会運営を公然と行ってはばからない」を批判した。 「また入閣したいということで、首相に尻尾を振っているポチなのか」とも語った。さらに「あんな姿を1日7時間も国民の前に放送されている。『棚橋委員長、恥を知れ』と申し上げたい」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
70歳女性が金づちで殴られ重傷 男が逃走 大阪(産経新聞)
28日午前9時半ごろ、大阪府松原市南新町の長屋前の路上で、この長屋に住む無職女性(70)が男に金づちで頭を殴られた。女性は頭に重傷を負って病院に搬送されたが、命に別条はないとみられる。男はその場から逃走しており、大阪府警松原署が殺人未遂容疑で捜査している。 同署によると、女性は男と面識はなく、玄関から自転車を出して自宅横の路上に置いていたところ、後ろから突然襲われた。捜査関係者によると、現場に金づちが落ちていたという。 男は20歳くらいで、茶色のジャンパー姿でマスクを着用しており、徒歩で東へ逃げた。現場は近鉄南大阪線布忍(ぬのせ)駅から南西約350メートルの住宅街の一角で、近くには小学校もある。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
明日29日(水)から北日本は荒天へ 北海道で大雪、暴風に警戒(ウェザーニュース)
明日29日(水)から明後日30日(木)にかけては、低気圧が発達しながら関東から東北の太平洋沿岸を通って北海道の南東海上へと進んでいきます。この低気圧の影響で、明日から明後日にかけては北日本で荒れた天気になる見込みで、暴風が吹き、北海道の道南や道東太平洋側、オホーツク海側では大雪に警戒が必要です。 東北北部や北海道で大雪のおそれ 明日の昼頃にかけて、東北南部の太平洋側で雷を伴った強い雨が降ったり、大雨になるリスクがあります。東北の山沿いや山間部ではまとまった雪が降る見込みです。 その後は東北北部や北海道で大雪となる見込みです。道南や道東の太平洋側の雪のピークは明日後半から明後日にかけて、オホーツク海側では明後日がピークで31日(金)にかけても大雪のおそれがあります。 ◆積雪予想(29日9時~30日9時) 東北北部 :10~20cm 道南 :20~30cm 道東太平洋側 :30~40cm オホーツク海側:5~10cm 交通の影響や停電に注意 また、北日本を中心に風が強く吹き、瞬間的には25~30m/sの暴風となるおそれがあります。西日本や東日本でも沿岸部を中心に風が強く吹く見込みです。 北日本では暴風や大雪により交通機関に影響が出るおそれがあります。また、北海道では湿った重い雪が降るため、倒木や電線が断線すると停電などの可能性もあります。最新の情報を確認し、停電対策もしておくと良さそうです。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「減胎手術ミス」訴訟、夫婦の請求棄却 大阪地裁(産経新聞)
不妊治療で五つ子を妊娠し、子宮内の胎児の数を減らす「減胎(げんたい)(減数)手術」を受けたが、病院側のミスで1人も出産できなかったとして、大阪府の30代の女性と夫が産婦人科医院を運営する医療法人に約2300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、大阪地裁であり、冨上智子裁判長は夫婦側の訴えを棄却した。 判決理由で冨岡裁判長は「減胎手術は相当数行われているが、実施を公表している医療機関はほぼなく、医例報告や文献も少ない」と指摘。夫婦側は、腹部に30回以上にわたって減胎のための薬物を注射され、医院側に注意義務違反があったと主張したが、冨岡裁判長は「医学的知見が一般的に確立していたと認めるに足りる証拠はない」と退けた。 訴状によると、医院で不妊治療を受けていた女性は平成27年4月、妊娠確率を上げるため排卵誘発剤を複数回投与され、五つ子を妊娠。医師の勧めに従い、妊娠8週時の同6月、減胎手術を複数回受けた。しかし、最終的に残った2児も9月に流産し、1人も出産できなかった。 原告側は、女性が妊娠した五つ子の中には一卵性の双子が2組含まれていたのに、医師は術前のエコー検査でそれを見落とした、などと訴えていた。 薬物注入による減胎手術は、母体保護法が定義する人工妊娠中絶に当てはまらず法的な規制がない。また医療現場でのルール作りも進んでいないとの指摘がある。 原告の女性は判決を受け、「結果は残念だが、減胎手術を知ってもらうきっかけになり、手術ルールの整備につながれば」などとコメントした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ソメイヨシノの花びら、なぜ発色 鍵は「青と赤の光」(共同通信)
ソメイヨシノの花びらがピンクに色づく鍵は、つぼみに当たった青と赤の光だった―。弘前大(青森県弘前市)で果樹園芸学を専門とする荒川修教授(63)らの研究チームが突き止め、国際園芸学会誌で発表した。桜の名所として有名な弘前公園で剪定された枝が実験に使われ、発見に一役買った。 外で切り出して室内に置いたソメイヨシノは花びらが白っぽいままであることが知られていたが理由は不明だった。しかし照明を工夫すれば、室内でもピンク色に咲かせることが可能になる。 研究チームは開き始めのつぼみに発光ダイオード(LED)の光を当てて、花びらの色づき具合や色素の量を調べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新型肺炎、感染4千人超 チャーター機「2便で足りず」
中国で新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で、中国国家衛生健康委員会は28日、感染による死者が中国全土で106人に達したと発表した。首都北京でも初めて死者が確認された。感染者は1771人増えて4515人となり、経済活動への影響も拡大している。 同委員会によると、27日に中国全土で新たに26人の死亡が確認された。 北京で死亡が確認されたのは50歳の男性で、死因は呼吸不全という。8日に湖北省武漢市を訪れ、15日に北京に帰った後、発症した。感染が始まった同省に続き、いち早く移動制限措置を敷いた首都で死者が確認され、中国政府は事態を重視しているとみられる。 感染者が確認されていないチベット自治区でも世界遺産のポタラ宮の参観が中止されるなど、全国の主な観光地や観光施設が軒並み営業停止になった。北京の地下鉄駅でも乗客の体温検査やマスクの着用が義務づけられるなど、各地で大がかりな感染防止措置が始まっている。上海や深圳の証券取引所も、春節連休後の取引再開を2月3日に延期するなど経済活動への影響も広がっている。 感染の拡大が続くなか、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長が、北京入りしたことを自身のツイッターで明らかにした。 アダノム氏は26日、「最新の状況を知り、さらなる感染拡大を防ぐための連携を強化したい」と書き込んだ。WHOで中国を含む地域を担当する西太平洋地域事務局の葛西健事務局長も、アダノム氏と中国側との会合に加わるために北京に到着したことをツイッターで明らかにした。 WHOは23日、新型肺炎が国際的な「緊急事態」には当たらないと判断したが、事務局長が自ら中国に入り判断を再検討するための情報収集を進めているとみられる。 ロイター通信などによると、ドイツでも新たに感染が確認された。(北京=西村大輔、ローマ=河原田慎一) チャーター機「おそらく2便では足りない」 中国・武漢市(湖北省)で発生した新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、現地邦人の帰国を支援するため日本政府が用意するチャーター機の第1便を28日夜に派遣する方向で最終調整に入った。茂木敏充外相が記者団に明らかにした。約200人が搭乗し、帰国は29日午前になる見通しだ。 政府は当初、28日午前に出発させる方向で調整していた。日本政府関係者によると、中国側の受け入れ態勢の事情だという。菅義偉官房長官は同日午前の閣議後会見で「中国から許可を得られれば、出発できる態勢は整えている」と述べた。 茂木氏によると、28日朝時点で帰国希望者は約650人。第1便は中国到着後、29日午前に現地を出発して午前のうちに帰国する予定だという。第2便も派遣する方向だが29日以降の日本出発となる見通し。28日朝の公明党会合では、外務省の担当者がチャーター便の運航に関して「おそらく2便では足りない。政府専用機(使用)の可能性も排除していない」と説明した。 厚労省は28日、武漢市からの帰国者を乗せるチャーター機に医師1人、看護師2人、検疫官1人を同乗させることを明らかにした。機内で検疫を行う。高熱などで移動が難しいと医師が判断した場合は、搭乗を見合わせてもらうこともあるという。菅氏は会見で、チャーター機でマスクや防護服など支援物資の輸送も検討しているとした。 また、政府は28日午前、新型… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル