中国の湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で、中国国家衛生健康委員会は27日、湖北省でさらに24人が死亡し、全国の死者は計80人になったと発表した。感染者も全国で769人増えて計2744人に達し、ほかに5794人に感染の疑いがあるとした。 中国政府は27日、全国的な感染の拡大を受け、今月30日までだった春節(旧正月)の休日を2月2日まで延長すると発表した。各地の幼稚園や小中高校、大学の授業再開も延期される。 一方、中国中央テレビによると、武漢市の周先旺市長は26日夜に記者会見し、「春節や感染症の影響で、およそ500万人余りが武漢市を離れた」と語った。武漢市は人口約1100万人で、政府が感染拡大を避けようと住民の移動を規制するなか、すでに多くが市外に出ていたことになる。 【動画】中国で猛威を振るう新型肺炎。日本国内でも感染が確認された。心がける三つのポイントは? 周氏はまた、武漢市で確認済みの感染者500人超に加え、「さらに1千人ほど増える可能性がある」とも語った。会見に同席した湖北省の王暁東省長は感染の拡大について「責任を感じている」と謝罪した。(北京=高田正幸) 拡大する横浜の中華街で25日、マスク姿でパトロールする警察官=AP ■新型コロナウイルスによる肺炎… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
洲本5人殺害、一審の死刑破棄し無期懲役判決 大阪高裁
兵庫県・淡路島の洲本市で2015年3月、住民5人が刺殺された事件で、殺人罪などに問われた無職平野達彦被告(45)の控訴審判決が27日、大阪高裁であった。村山浩昭裁判長は、裁判員裁判で審理された一審・神戸地裁の死刑判決を破棄し、無期懲役を言い渡した。裁判員裁判の死刑判決が破棄され、無期懲役となったのは7件目。うち5件で無期懲役が確定している。 平野被告は事件前、乱用すると幻覚などを生じることがある向精神薬を大量に長期間服用し、精神障害による措置入院歴があった。このため一、二審とも、被告の責任能力の有無や程度が主な争点となった。 17年3月の一審判決は、被告を起訴前と起訴後にそれぞれ精神鑑定した鑑定医2人の意見を踏まえ、被告が薬の大量服用で薬剤性精神病になり、「被害者一家が電磁波兵器で攻撃してくる」という妄想を抱くようになったと指摘。だが、犯行当時は直接的に殺害を促すような幻覚・妄想の症状はなく、自分の行為が殺人罪になると認識していたなどとして、「殺害の実行に病気の影響はほとんど見られない」と結論づけた。 18年9月に始まった控訴審で… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
仏・米も武漢にチャーター機派遣 新型肺炎対策
フランス政府は26日、武漢に滞在する自国民を空路で退避させる方針を明らかにした。希望者を募り、中国政府の同意を得た上で週内に直行便で帰国させる。 仏ではこれまでに3人の新型肺炎感染が明らかになっている。仏政府は機内に医療従事者を同行させるほか、潜伏期間を考慮して2週間は専用の受け入れ施設に滞在させる計画だ。仏メディアによると、対象者は数十人~数百人になる見通し。 米国もこれまでにチャーター機を28日に運航し、武漢の米総領事館員と米国民を退避させることを表明。オーストラリアも同種の措置を検討している。 中国からの人の移動を制限し始めた国や地域もある。台湾当局は26日、中国からの観光客の受け入れを団体、個人を問わず当面停止すると発表した。ビジネスで訪問する人にも、発熱やせきなどの症状に留意し、報告するよう求める。 香港政府も湖北省の全ての住民… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新型肺炎を「指定感染症」に指定へ 強制入院や就業制限などが可能に 安倍総理が表明(AbemaTIMES)
1/27(月) 9:37配信 安倍総理大臣は27日午前、新型コロナウイルスの感染拡大について、患者の強制入院や就業制限など厳重な法的措置をとることが可能となる感染症法上の「指定感染症」に指定する方針を表明した。あす閣議決定する。 【映像】国会で答弁する安倍総理 また、武漢のある湖北省は、新型肺炎による死者が76人に増えたと発表した。これで中国での死者は、80人となった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
入院や公費による治療を可能にすると首相(共同通信)
1/27(月) 9:37配信 安倍首相は衆院予算委員会で、指定感染症への指定に関し「感染者に対する入院措置や、公費による適切な医療などを可能とするため」と理由を述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
四国電力社長、愛媛県知事に謝罪 伊方原発、相次ぐトラブル(共同通信)
四国電力の長井啓介社長は27日、伊方原発(愛媛県伊方町)で一時停電が起きるなどトラブルが相次いでいることを受け、同県庁を訪れ中村時広知事に謝罪した。 25日午後、伊方3号機の定期検査中に発電所内が一時停電するトラブルが発生。非常用ディーゼル発電機が起動するなどし、約10秒後に復旧したが、四国電は「ほぼ全ての電源が一時的に喪失した」と説明した。 今月12日には原子炉格納容器の燃料固定装置上部をクレーンで引き上げた際、制御棒1体が一緒につり上がり、約7時間原子炉から引き抜かれる状態となった。20日には使用済み核燃料プール内で燃料の落下を示す信号が発信された。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
28日にもチャーター機派遣 武漢滞在邦人帰国で日本政府(共同通信)
日本政府関係者は27日、新型コロナウイルスの肺炎が発生した中国・武漢滞在の邦人を帰国させるためのチャーター機などについて、早ければ28日にも派遣すると明らかにした。中国政府との調整が済み次第、速やかに対応する。 複数回飛ばす予定で、いずれも成田空港に発着する案を検討している。官邸筋によると、中国側から要請があれば、成田から武漢に向かう際に支援物資を運ぶ可能性もあるという。 成田―武漢間は全日空が1日1往復の定期便を運航していたが、1月中は運休すると発表している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新型肺炎、あす閣議で指定感染症にと首相(共同通信)
1/27(月) 9:33配信 安倍晋三首相は27日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスの肺炎について、感染症法上の「指定感染症」に28日の閣議で指定する方針を示した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「指定感染症」に28日指定 新型肺炎、衆院予算委で首相表明(産経新聞)
衆院予算委員会は27日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席して令和元年度補正予算案の基本的質疑を行った。首相は、新型コロナウイルスによる肺炎について、28日の閣議で「指定感染症」に指定する方針を明らかにした。指定感染症は、患者の強制的な入院や就業制限などの措置が可能となる。 首相は予算委で「感染者に対する入院措置や公費による適切な医療を可能とするため、明日の閣議で指定感染症に指定する」と述べた。 肺炎の感染が広がっている中国・武漢市に滞在する邦人については、チャーター機などで希望者全員を帰国させる方針で、首相は「感染の拡大防止に向けて全力で取り組んでいく」と強調した。自民党の福井照氏への答弁。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
天皇陛下、離任ケニア大使と面会 皇室27日~2月2日
天皇、皇后両陛下や皇族方の予定を毎週更新します。皇室の方々は様々な行事や式典、宮中祭祀(さいし)などで多忙な日々を送っています。紙面では掲載しきれない公務も紹介します。 宮内庁は27日~2月2日の予定を発表した。天皇陛下は28日、離任するケニアの大使夫妻と面会するほか、30日には、幕末に在位した孝明天皇の亡くなった日に合わせ、祭祀(さいし)に臨む。 秋篠宮ご夫妻の次女佳子さまは27日、憲政記念館で「第42回聴覚障害児を育てたお母さんをたたえる会」に出席する。(表記は宮内庁発表に準じます。予定は変更されることがあります) … 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル