千葉県は20日、県内の一人暮らしの70代女性が、新型コロナウイルスに感染し、肺炎と診断されたと発表した。女性は発熱後に約40人が参加する県外の観光バスツアーで旅行していた。県はツアー会社や他県の保健所と連携し、女性と接触した人の健康状態を調べている。県内の患者は7人目。 県によると、女性は14日夜に発熱し、翌日、県内の医療機関を受診したが、肺炎の症状はなかった。16日、羽田空港に移動し、県外の複数県を回るバスツアーに妹と参加。18日、熱が下がらないため、旅行先の医療機関を受診し、気管支炎と診断を受けた。 同日、羽田空港から電車を使って帰宅。症状は治まらず、19日に県内の別の医療機関を受診したところ、肺炎と診断された。症状が軽いため帰宅したが、20日夕、新型コロナウイルスへの感染が確認され、県内の感染症指定医療機関に入院している。現在も発熱があるが、症状は軽いという。 女性は発症前の2週間、発生元の中国・武漢市を含む海外への渡航歴はなく、ウイルス感染者との明確な接触も確認されていないという。(古賀大己) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ケフィア、配当遅滞は「システム障害」 支払いで偽装か
加工食品のオーナーを募るなどして多額の出資を集めた通信販売会社「ケフィア事業振興会」をめぐる出資法違反事件で、配当支払いの遅滞が始まった約3カ月後から、出資した会員に同社が「システム障害が原因」と説明していたことが、捜査関係者への取材でわかった。その半年余り後には、「新システムへの移行」を理由に支払いがさらに遅れるという内容のはがきも送っていたという。 しかし、障害は実際は起きていなかったことを警視庁は確認。厳しい資金繰りから同社が支払いを先延ばしするため偽装したとみて、経営破綻(はたん)に至る経緯を詳しく調べている。 捜査関係者などによると、同社は2000年以降、元代表鏑木(かぶらき)秀彌容疑者(84)が主導し、干し柿などの「オーナー制度」を中心に高配当をうたって資金を調達した。17年4月ごろから配当の支払いが滞るようになると、7月ごろに「システム障害が起きた」という説明を会員向けに開始。18年2月には「障害に伴う新システムへの移行のため、支払いは5月以降になる」と記載したはがきを送っていたという。 この間、会員への未払いはオー… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
長女揺さぶり死、父親の無罪判決受け控訴へ 東京地検
生後1カ月の長女を揺さぶり頭に大けがを負わせて死なせたとして、父親の中馬隼人被告(43)が傷害致死罪に問われた事件で、東京地検立川支部が一審の無罪判決を不服として、東京高裁に控訴する方針を固めた。期限の21日にも控訴する。捜査関係者への取材で分かった。 7日の東京地裁立川支部判決は、長女に暴力を振るったことのなかった中馬被告が突然激しく揺さぶる動機が見当たらないと指摘。「乳幼児揺さぶられ症候群」(SBS)の典型とされる急性硬膜下血腫、眼底出血、脳浮腫の3症状や肋骨(ろっこつ)骨折についても「揺さぶり以外の原因や心臓マッサージでも説明がつく」と述べ、暴力的な揺さぶりを認定するには合理的な疑いが残ると判断した。 中馬被告は2017年1月、東京都町田市の自宅で、妻の入浴中にベビーベッドにいた長女ひかりちゃんを揺さぶって傷害を負わせ、後遺症にもとづく肺炎で2カ月後に死なせたとして起訴されている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「イベント開催の必要性、検討を」 新型肺炎で厚労省
新型コロナウイルスの感染拡大にともない、国内でイベントの中止などが相次いでいることを受け、厚生労働省は20日、「開催の必要性を改めて検討するようお願いする」などとする声明を出した。一律に自粛を要請することは見送ったが、感染の広がりなどによって今後見直すとしている。 大規模なイベントの開催については、18日に開かれた政府の対策本部で安倍晋三首相が関係閣僚に、開催時期の見直しの必要性も含めて国民に適切な情報提供をするよう指示していた。厚労省は政府の専門家会議での意見を踏まえ、声明として発表した。 声明では「屋内などで、お互いの距離が十分にとれない状況で一定時間いること」が、リスクを高めるとされると指摘。イベントの主催者に、こうした例に当てはまらないかや、地域での感染の状況などを踏まえて、開催の必要性を改めて検討するよう求めた。 開催する際は、参加者に手洗いを勧めたり、アルコール消毒薬を設置したりするなどの対策や、風邪のような症状がある人には参加しないよう依頼することを求めている。ただ、イベント開催の最終的な判断は主催者に委ねるという。 国内で感染の広がりを受け、イベントの中止や延期が相次いでいる。3月1日に開催される東京マラソンでは、一般参加者の出場を全面的に取りやめることにしたほか、イタリアの高級ブランド「プラダ」は、5月21日に日本で予定していたファッションショー「プラダリゾート」の延期を決めている。大阪府は感染拡大を防ぐためとして、府が主催するイベントを1カ月間、原則中止か延期にすることを決めた。3月20日まで続ける予定で、府立高校などの卒業式は特例的に開催を認めるという。(姫野直行) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【まとめ】厚労省「開催の必要性、検討を」(20日)
中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染が日本国内でも拡大しています。新型コロナウイルスに関するニュースをタイムラインでまとめています。 「イベント開催の必要性、検討を」 新型肺炎で厚労省(20日) 新型コロナウイルスの感染拡大にともない、国内でイベントの中止などが相次いでいることを受け、厚生労働省は20日、「開催の必要性を改めて検討するようお願いする」などとする声明を出した。一律に自粛を要請することは見送ったが、感染の広がりなどによって今後見直すとしている。 クルーズ船、乗客の80代男女死亡(20日) 新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について、厚生労働省は20日、乗客の日本人2人が死亡したと発表した。神奈川県の80代男性と東京都の80代女性で、いずれも新型ウイルスに感染していた。クルーズ船の乗客が死亡したのは初めて。 拡大する乗客の下船が続く大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号=2020年2月20日午前10時45分、横浜市の大黒ふ頭、朝日新聞社ヘリから、山本裕之撮影 クルーズ船で下船開始(19日) 新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で、ウイルス検査で感染が確認されず、症状のない乗客の下船が19日始まった。初日は検査が早かった高齢者を中心に443人が帰途についた。 拡大する大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号から下船する乗客=2020年2月19日午前11時19分、横浜港・大黒ふ頭、朝日新聞社ヘリから、山本裕之撮影 東大は受験不可、大学入試対応分かれる 東京大はホームページで受験生向けに「罹患(りかん)者は本学の入学試験を受験できない」との方針を示している。追試は予定していないが、広報担当者は「今後の状況をみながら必要があれば対応を考える」。一方、東工大は追試を実施。佐賀大は一部の学部を除き、センター試験などで対応する。 WHO「8割は軽症、致死率2%」(18日) WHOのテドロス・アダノム事務局長は今回のコロナウイルスによる肺炎について、「重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)ほど致命的ではないようだ」と指摘。80%以上の患者は軽い病状で回復しており、肺炎や呼吸困難など重症になるのは14%程度、呼吸器不全、敗血症性ショック、多臓器不全などで重篤になるのは5%程度、致死率は2%とした。 受診目安を示す(17日) 政府の専門家会議(座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)は17日、医療機関の受診の目安をまとめた。発熱など風邪の症状が4日以上続く場合は、各地の保健所に設置されている「帰国者・接触者相談センター」に相談し、センターが指定する医療機関で受診するよう求めている。 目安によると、発熱など風邪の症状があればまずは学校や会社を休み、外出を控えるように求めた。そのうえで、風邪の症状や37・5度以上の発熱が4日以上続く時は、相談センターに相談する。強いだるさや息苦しさがある時はすぐに相談する。 政府のチャーター機第5便、羽田に到着(17日) 帰国を希望する湖北省在留の日本人と中国籍の配偶者ら計65人を乗せた日本政府のチャーター機第5便が17日午前、羽田空港に到着した。第5便を含め、チャーター機での帰国者は計828人になった。政府は今回の派遣で、帰国支援を一区切りとする方針。 新型コロナ、和歌山の医師が感染(13日) 和歌山県は13日、同県湯浅町の済生会有田病院に勤める50代の日本人男性外科医が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。 新型肺炎、国内初の死者(13日) 厚生労働省は13日、新型コロナウイルスに感染した神奈川県の80代の日本人女性が亡くなったと発表した。新型ウイルスの感染者の国内の死亡例は初めて。 第1便で帰国の宿泊者、全員陰性 帰宅始まる(12日) 中国・武漢市からチャーター機の第1便で帰国し、千葉県の「勝浦ホテル三日月」などに滞在していた197人の帰宅が12日夜、始まった。経過観察期間(12・5日)を終え、11日に新型コロナウイルスの検査を受けたところ、全員が陰性だった。 拡大する武漢からの帰国者を乗せ、ホテルを出発するバス。市民らが「おつかれ様でした」などと書かれた横断幕を掲げ、見送った=2020年2月12日午後7時2分、千葉県勝浦市、福留庸友撮影 中国での死者1千人超える(11日) 中国の国家衛生健康委員会は11日、中国本土の死者が計1016人に達したと発表した。最初の死者が確認されてから約1カ月で、死者が1千人を超えた。また、新たに2478人の感染が確認され、感染者は計4万2638人になった。 武漢で60代の邦人男性死亡(8日) 外務省は8日、新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市(湖北省)で、重度の肺炎を発症して入院していた60代の日本人男性が死亡したと発表した。入院先の医療機関から、日本国大使館に連絡があったという。 拡大する中国疾病対策センターが公開した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真 クルーズ船、10人感染(5日) 横浜港沖に停泊中の大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について、加藤勝信・厚生労働相は5日、乗客乗員のうち10人から新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。国内で集団感染が確認されたのは初めて。 クルーズ船、横浜港に着岸せず再検疫(2月3日) 香港政府は1日深夜、横浜から大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に乗って香港に帰国した男性(80)から新型コロナウイルスによる肺炎が確認されたと発表した。船は3日夜、横浜市鶴見区の横浜港・大黒ふ頭沖に到着し、着岸しないまま停泊。厚生労働省は同日夜、船内で乗客乗員約3500人の検疫を始めた。発熱などの症状がある人がいるという。 拡大する横浜港・大黒ふ頭の沖合に停船し、検疫に備える大型クルーズ船=2020年2月3日午後8時2分、横浜市、越田省吾撮影 TDRも対応(1月31日) 東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドは31日、ミッキーマウスなどのキャラクターが園内で来場者と触れ合う機会を当面の間、減らすことを決めた。感染症対策でこうした措置を取るのは、1983年の開園以来初めてだという。 WHOが「緊急事態」を宣言(31日) 世界保健機関(WHO、本部スイス・ジュネーブ)は30日に専門家委員会による緊急会合を開き、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。 拡大する新型コロナウイルスについて、緊急事態を宣言するWHOのテドロス・アダノム事務局長(右)=30日、スイス・ジュネーブ、河原田慎一撮影 千葉のホテルで帰国者を受け入れ(30日) 中国・武漢市(湖北省)から帰国した約200人が29日、千葉県勝浦市の「勝浦ホテル三日月」に経過観察のため、一時滞在することになった。 日本人乗せたチャーター機が第1便到着(29日) 新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市にいる日本人を帰国させる目的で、日本政府が派遣した民間チャーター機の第1便が29日午前、羽田空港に着き、206人が帰国した。30~50代の男性3人と代の女性1人の計4人が東京都大田区の病院に搬送された。 拡大する武漢から到着したチャーター機=2020年1月29日午前8時43分、羽田空港、高橋雄大撮影 新型肺炎、死者100人超える(28日) 湖北省政府は28日、死者が100人に達したと発表した。首都・北京でも27日に初めて死者1人が確認され、全土の死亡者数は少なくとも106人に達した。 新型肺炎、指定感染症に閣議決定(28日) 政府は28日、新型コロナウイルスによる感染症について、感染症法上の指定感染症に指定する政令を閣議決定した。2月7日に施行される。指定は2014年の中東呼吸器症候群(MERS)以来、5例目。 首相「希望者全員をチャーター機で帰国」(26日) […]
井山棋聖が開幕3連勝 囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦
芝野虎丸名人への挑戦権をかけた第45期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は20日、井山裕太棋聖(30)と村川大介十段(29)が大阪市北区の日本棋院関西総本部で対戦し、井山棋聖が白番中押し勝ちし、開幕3連勝を飾った。村川十段は1勝3敗となった。 本来は3月に予定された対局だが、井山棋聖が出場予定だった中国開催の棋戦が、新型肺炎の影響で延期に。東京五輪の開催に備え、リーグ戦を前倒しで進行させる必要もあり、日程が早まった。 井山棋聖は「厳しく攻めに来られ、序盤は苦しかった」というが、中盤以降は優位に立ち、午後9時20分に182手で勝利をあげた。許家元八段(3勝)、一力遼八段(2勝)とともに無敗。「いいスタートを切れたが、今後も厳しい相手ばかり。あまり先を見すぎず、これまで通り頑張りたい」と話した。 村川十段は、先週もリーグ戦で羽根直樹碁聖と対局し、接戦を制したばかり。2週連続のリーグ戦だったが、連勝とはいかなかった。「切り替えて頑張りたい」と話した。(渡義人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
特別支援学校生徒に暴力か、横浜 教諭逮捕、市教委公表せず(共同通信)
横浜市の特別支援学校で昨年11月、障害がある生徒に暴行してけがをさせたとして、神奈川県警が今月5日、傷害の疑いで、教諭の男を逮捕していたことが20日、分かった。市教育委員会や学校は「被害者などに配慮し、現時点では詳しく話せない」と公表していないが、取材に対し事件があったことは認めた。懲戒処分を検討する方針。 30代の教諭は昨年11月19日、トイレにいた10代の生徒に近づいた際、ふいに生徒の手が当たったことに激高。生徒の頭を車いすにぶつけるなどの暴行を加え、頭などに2週間のけがをさせた。生徒は体が不自由で、意思に反して手が動いてしまうことがあった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
つんく♂さん 万博パビリオン「ハッピー王国を」(ABCテレビ)
ABCテレビ 大阪・関西万博で地元パビリオンの特別アドバイザーを務めるつんく♂さんが大阪市役所を訪れ、有識者らと意見交換しました。 20日、大阪府出身で音楽プロデューサーのつんく♂さんは大阪の吉村府知事と松井市長を表敬訪問しました。その後、地元パビリオンの特別アドバイザーとして出展内容などを話し合う会議に参加。「子どもからお年寄りまで楽しめるものが必要」と話し、大阪を王国に見立てたパビリオン作りを提案しました。つんく♂さんは「笑いながら死ねるハッピー王国。来場者にはその国の国民になってもらう。パトロン的に税金を募ることにもなれる。そのお金をいろんな医療に使うこともできる」と提案。府と市は来年3月に出展基本構想を作成したいとしています。 ABCテレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コインロッカーに子猫遺棄 鎌倉の女、容疑で書類送検(産経新聞)
コインロッカーに子猫を遺棄したとして、神奈川県警大船署は20日、動物愛護法違反(遺棄)の疑いで、同県鎌倉市に住む会社員の女(30)を書類送検した。容疑を認めている。 書類送検容疑は令和元年12月10日午後7時45分ごろ、同市大船の商業施設に設置されたコインロッカーに、子猫1匹を遺棄したとしている。 同署によると、猫は生後推定3カ月で、猫用のケージに入れられた状態で遺棄されていた。防犯カメラの映像などから女が浮上。取り調べに対し、犯行の1週間前に職場の知人から猫を譲り受けたが、同居する家族に飼うことを反対され、仕方なくコインロッカーに入れたと供述している。 翌11日午後4時ごろ、通行人が猫の鳴き声に気付き、近くの店舗従業員を通じて施設の防災センターに連絡。担当者がロッカーを開錠したところ、猫を発見した。施設の入るビルの管理業者が里親を探し、猫は横浜市内の夫婦に引き取られたという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
中江滋樹元会長死亡か 投資ジャーナル、アパート火災(共同通信)
20日午前8時15分ごろ、東京都葛飾区南水元1丁目にある2階建てアパートの2階の部屋から出火、焼け跡から性別不明の遺体が見つかった。契約者情報から、1980年代に多くの投資家が詐欺被害に遭った投資ジャーナル事件で実刑判決を受けた同グループの中江滋樹元会長の可能性があり、警視庁亀有署が確認を進めている。 亀有署や関係者によると、近くに住む女性が「煙が出ている」と119番し、火元の部屋約25平方メートルが焼けた。この部屋の契約者は、中江元会長と氏名や年齢などが同じだという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース