神戸市立東須磨小学校の30~40代の教諭4人が職場の後輩に暴力や暴言を繰り返していた問題で、市教育委員会の外部調査委員会は21日、調査報告書を長田淳教育長に提出した。調査委は管理職からの行為も含む125項目の暴力やハラスメントを認定。こうした状況を容認、助長する職場の空気を管理職が主として作り上げていたと指摘し、市教委に再発防止を求めた。 この問題は昨年9月、採用3年目の男性教諭(25)が心身の不調を訴え、欠勤したことで発覚。市教委は加害側の4人を学校業務から外し、弁護士3人でつくる外部調査委に事実関係や背景の調査をゆだねた。 調査委は関係者からの聞き取りに基づき、被害者の男性教諭に対し、「くず」「死ね」などの日常的な暴言▽体当たりやひざ蹴りなどの日常的な暴力▽激辛カレーを顔に塗りつけ、無理やり食べさせる▽プールに放り投げる▽自家用車を汚す――などの行為があったと認定した。昨春に転任した前校長も、恫喝(どうかつ)的な言動で懇親会への出席を強要していたなどと指摘した。 また、別の20代の男女教員3人も、加害側の教諭から侮蔑的な呼び名で呼ばれ、悪質なセクハラ行為を受けていたとした。 報告書は、歴代の管理職の責任にも言及し、前校長は「言動が威圧的で、被害教員らが相談しにくい環境だった」とした。主因は加害側教諭の規範意識やハラスメント意識の低さにあるとしつつ、前校長の振る舞いは加害行為を違和感なく生じさせる素地となり、「間接的とはいえ原因の一端となった」と述べた。 現校長は威圧的言動はなかった… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新型コロナから子どもを守るために 症状の訴え、注視を
北海道や埼玉、和歌山で10代や10歳未満の新型コロナウイルス感染が相次いで確認された。これまで高齢者や持病がある人が感染した場合、重症化しやすいとされてきたが、子どもはどうなのだろうか。保護者が注意すべき点は何か。専門家に聞いた。 小児ぜんそくなどは要注意 流行が広がる中国では子どもは軽症が多い 小児科専門医らでつくる日本小児科学会の予防接種・感染症対策委員会は、新型ウイルスに関する2月12日時点の情報に基づき、一般向けの一問一答をウェブサイト(https://www.jpeds.or.jp/)に掲載した。今後状況に応じて内容を更新する予定だ。 武漢市を中心に大規模な流行が広がった中国では、1月30日時点で感染が確認された9692人のうち生後1カ月~17歳は28人。発熱、乾いたせき、だるさといった症状があった。一部で吐き気や腹痛、下痢など消化器症状もあった。一方、鼻水や鼻づまりは少なかった。 拡大する中国疾病対策センターが公表した論文 ■子どもが感染しないために ほとんどの子どもが1~2週間で回復した。ただ、学会は子どもの感染者が大人と同じように、感染後1週間ごろから呼吸状態が急に悪化する可能性も指摘されていることや、小児ぜんそくなどの持病がある子どもは重症化のおそれがあることについて、注意を呼びかける。 子どもの予防で気をつけるべき点は? 予防については、小さい子どもがマスクをきちんとつけることは現実的ではないとして、感染者から1~2メートル以上の距離を保つことや、保護者が感染しないことが子どもの感染予防につながると指摘。ウイルスがついたおもちゃや本にふれた手で口や鼻、目をさわることでも感染するため、手洗いや消毒も訴えた。 ■風邪の15%はコロナウ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
月桂冠も大関も獺祭も… 海越えて「地酒」を造る事情
熱かん、冷酒、カクテルにも使える。そんな多彩な日本酒人気が海外で高まっている。立役者のひとつが京都の老舗・月桂冠(げっけいかん)。30年前に米国に工場を建て、食卓に「SAKE」を定着させてきた。それに続けと現地生産に挑む酒蔵も登場。世界の和食ブームも追い風となり、海外発の「地酒」が次々と生まれている。 メイド・イン・USA ワインの産地で有名な米カリフォルニア。肌寒い1月上旬、州都・サクラメント近郊の大型リカーショップ(酒店)を記者が訪れると、日本酒が棚いっぱいに並ぶコーナーがあった。 「GEKKEIKAN SAKE」のボトルを手に取った高齢の白人男性が「家でよく飲むよ。ホットも、冷たいのも。妹の家族も好きだよ」と話しかけてきた。1本750ミリリットル入りで市場価格は6ドル前後(約670円)。このお酒、月桂冠が米国で仕込んだ「メイド・イン・USA」の製品だ。 工場は店から近い住宅街にある。敷地には日本庭園が広がり、その脇に発酵用のタンクが立ち並んでいた。工場に入ると、大柄な米国人男性が蒸し米を手にとって仕上がりを確認していた。酒のできばえを左右する大事な作業だという。27人いる従業員の大半は現地採用。米国月桂冠のビル・パイパー副社長は「みんな、ここで一から日本酒造りを学んだ」と話す。 拡大する蒸し米の仕上がりをチェックする米国月桂冠の従業員。大半は地元の人たちだ=米カリフォルニア州フォルサム パイパーさんも20年ほど前にビール会社から転職した。酒造りのかたわら、工場見学の案内もする。工場では試飲会や、すし教室も開き、日本酒の普及に努めてきた。レストランで飲む「特別な酒」からの脱却をめざし、地元のスーパーで買えるよう営業も重ねた。「まずは興味をもち、味を知ってもらうことが大切」 その成果もあって生産量は順調に伸び、今は年約6千キロリットル、一升瓶で330万本分超をつくる。豊かな風味の純米酒は各国で評判を呼び、欧州や南米、韓国にも輸出。国際的な品評会で入賞もしている。 月桂冠が米国生産に乗り出した… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
県、政府にマスクの安定供給を要請 神奈川の医療機関で不足(カナロコ by 神奈川新聞)
横浜港に停泊中のクルーズ船の新型コロナウイルス集団感染による患者受け入れなどに伴い神奈川県内の医療機関でマスクが不足しているとして、県は21日、政府に医療用マスクの安定供給を要請した。県内では42医療機関に183人(20日現在)の患者を受け入れており、中には約1週間分の在庫しか残っていないケースもあるという。 【写真】クルーズ船乗客ら下船の状況 県によると、医師や看護師はウイルスを通しにくい医療用のN95マスクを着用しているが、中国の工場が生産停止していることなどから供給が停滞。県は「このままでは院内感染防止策を講じることができなくなる」として、各都道府県などからマスクを提供してもらうなど、国が支援策を講じるよう要請した。 このほか、入院中の感染者らに富士フイルムが開発した抗インフルエンザ薬「アビガン(一般名ファビピラビル)」の投与を認めることも要望した。同薬は新型肺炎(COVID19)の臨床試験未実施だが、中国では同成分の医薬品で効果が見られているという。 黒岩祐治知事は緊急会見で「緊急非常事態と認識している。人道的見地から他にやることがないなら使ってみたらどうか」と述べた。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Former Hawks pitcher Matt Skrmetta influenced Carter Stewart’s journey
When records are set in baseball, they so often occur at the confluence of favorable circumstances, the right player in the right place at the right time. Pitcher Carter Stewart may not have set any records last year, but by signing with the Fukuoka SoftBank Hawks instead of an MLB […]
百貨店売り上げ15%減 コロナ影響「休む店出るかも」
日本百貨店協会は、全国各地の百貨店で2月1~17日の売上高が前年同期に比べて15%減ったと21日発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が響いた。中国人ら訪日外国人客の売上高が7割減っただけでなく、大多数を占める日本人客の売り上げが1割ほど減ったことが影響した。国内での消費の手控えが、日本人にも広がってきた。 会員企業75社のうち数十社に聞き取り調査した。協会の山崎茂樹専務理事は日本人の消費行動について「外出を控える人や、混雑している場所に出たくない人が増えた」と話した。 今後の見通しについて、山崎氏… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中居さん番組「続くのか」 「新しい地図」3人の場合は
元SMAPの中居正広さんが21日、ジャニーズ事務所を退所した。今後の活動はどうなるのか、「SMAPはなぜ解散したのか」(SB新書)の著書があるライターの松谷創一郎さんに、今回の退所について読み解いてもらった。 ◇ 報道で退所のうわさは出ていたが、ジャニーズとの業務提携を想像していたので、完全に関係がなくなるということには驚いた。 (稲垣吾郎さん、草彅剛さん、… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
つり革から顔へと触る危険性 新型コロナで学会が警告
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、日本感染症学会と日本環境感染学会は21日、市民向けの注意点を発表した。1週間以内に症状が軽快しそうな場合は、自宅で安静にして、家族にうつさないようにマスクをつけ、こまめに手洗いと手指の消毒をするよう呼びかけている。 糖尿病や心不全の患者、透析を受けている人、抗がん剤や免疫抑制剤を使っている人、高齢者は、感染すると重症化しやすいとされる。両学会は、こうした人は多くの人が集まる場所に行くことは控え、毎日、朝と夕方に体温測定するよう求めた。また、病院や介護施設は高齢者らが多いため、ウイルスの持ち込みに注意が必要だと指摘。病院や施設での面会は控えるよう求めている。 市民が注意すべきこととして▽電車やバスでつり革や手すりなどを触ったら、鼻や口、目などを触らない▽会社や学校、自宅に着いてから手洗いをしっかりする▽時差通勤やテレワークを活用する▽37・5度以上の発熱やせき、倦怠(けんたい)感があるときは会社や学校はなるべく休んで自宅で安静にし、マスクをつける、などを挙げた。 風邪やインフルエンザなら、3~4日たつと改善傾向がみられるが、新型ウイルスは症状が長引く特徴があると指摘。4日たっても発熱が続き、息が苦しい、呼吸器症状が悪化しているときは肺炎が疑われるため、すぐに帰国者・接触者相談センターに相談するよう求めた。(福地慶太郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
熊本の感染者は20代看護師 新型コロナ 渡航歴なし、同居の父も陽性(西日本新聞)
熊本市は22日、市内在住の20代の日本人女性看護師1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。肺炎の症状で医療機関に入院しているが、重症化はしていない。ここ1カ月間、中国を含め海外渡航歴はない。感染経路は不明で「市中感染の可能性も含めて調査中」という。熊本県内で感染者が確認されたのは初めて。九州では20日に感染が確認された福岡市在住の60代の夫婦に次いで3例目。 【写真】「健康ならマスクをつけないで」と呼び掛ける海外の新聞広告 熊本市によると、女性と同居する50代の父親も陽性反応があり、最終確認している。母親は陰性だった。2人とも入院している。 女性は熊本託麻台リハビリテーション病院(同市中央区)に勤務。17日にせきの症状があり、18日に発熱。19日までに市内の二つの医療機関を受診したが、20日もせき、発熱のほか、頭痛、嘔吐(おうと)、下痢の症状が出て夜間に再度、医療機関を受診。自宅待機を指示されたという。 21日朝、市環境総合センターでウイルスの検査を実施。同日正午、ウイルスを高精度で検出するPCR検査の結果、陽性反応が出たため、感染症指定医療機関に入院したという。22日現在、38・6度の熱があるが体調は安定しているという。女性は17日以降、勤務先には立ち寄っていないが、病院での濃厚接触者や院内感染の有無も含めて確認する。 大西一史市長は22日午前0時から記者会見を開き、「迅速かつ正確な情報提供をし、感染拡大を防いでいく」と述べた。(古川努) 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
法務省、深夜につじつま合わせか 検事長定年延長、説明矛盾(共同通信)
黒川弘務東京高検検事長の定年延長に関する森雅子法相の国会答弁の信頼性が21日、大きく揺らいだ。森氏は20日の衆院予算委員会で、法務省が法解釈変更の経緯を示した文書について「部内で必要な決裁を取っている」と答弁。しかし21日の予算委理事会で法務省と人事院は、正式な決裁は取っていないと明らかにし、説明の矛盾が露呈した。 法務省は21日深夜、文書に関し「口頭による決裁を経た」と突然発表し、森氏の答弁との整合性を取った。野党は口頭決裁は存在しないと主張しており、法務省の対応を批判するのは必至だ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース