吉本興業は2月29日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月2日以降に予定しているすべての主催公演を中止または延期すると発表した。再開時期は状況をみて判断するという。 対象となるのは、なんばグランド花月(大阪市)やよしもと祇園花月(京都市)など全国15の直営劇場の公演のほか、同社主催の興行やイベント。振り替えが決まっている一部公演をのぞき、順次払い戻しに対応する。詳しくはチケットよしもとのウェブサイト、問い合わせは電話(0570・550・100)へ。(田中ゑれ奈) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
藤井聡太七段が勝利、挑戦権獲得まであと3勝 棋聖戦
将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が29日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第91期ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)の決勝トーナメントの初戦で、斎藤慎太郎八段(26)に93手で勝った。渡辺明棋聖(35)=棋王、王将と合わせて三冠=への挑戦権獲得まで、あと3勝となった。藤井七段が棋聖戦で挑戦者になれば、将棋界のタイトル挑戦の最年少記録(17歳10カ月)を更新する可能性がある。 棋聖戦での次の対戦相手は、行方(なめかた)尚史(ひさし)九段(46)と菅井竜也(たつや)八段(27)の勝者。 将棋のタイトル挑戦のこれまでの最年少記録は、屋敷伸之九段(48)が四段時代の1989年12月に第55期棋聖戦で挑戦した際の17歳10カ月24日。 棋聖戦は例年、6~8月に五番… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
院内感染? 20代の女性看護師が新型コロナ 東京
東京都は29日、新たに都内在住の20代の看護師女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。女性は軽症で、26日に亡くなった80代男性が入院していた病院で働いていたという。都は院内感染の可能性があるとみている。都内の感染者は計37人となった。 都によると、20代女性は24日夜に発熱やせきの症状が出たため自宅待機を続けていたが、29日に陽性と確認された。女性は看護業務で、13日には、亡くなった男性の妻で入院して感染が確認された70代女性に接触。さらに14、15日には男性に接触していた。海外渡航歴はないという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国内で新たに8人感染 宮城や新潟、高知でも(共同通信)
国内では29日、新型コロナウイルスの感染が新たに8人確認され、感染者数はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を含め計946人となった。各自治体によると、新たな感染者の内訳は北海道4人、宮城県1人、東京都1人、新潟県1人、高知県1人。宮城、新潟、高知の各県での確認は初めて。 北海道では札幌市の20~60代女性会社員3人と苫小牧市在住の90代女性。宮城県の1人は、クルーズ船の乗客で仙台市の70代男性。下船時には陰性だった。東京都の1人は、20代女性看護師。ウイルスに感染し26日に死亡した男性の看護をしていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
安藤忠雄氏寄贈の「こども本の森」開館延期に(産経新聞)
建築家の安藤忠雄氏が設計し、大阪市に寄贈した児童向け図書施設「こども本の森 中之島」(大阪市北区)で29日、報道向け内覧会が開かれた。開館は3月1日を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、当面の間の延期が既に決まっている。 こども本の森は3階建てで、3フロア全ての壁が本棚になっている。絵本や児童文学、図鑑など約1万8千冊の本が壁一面にずらりと並ぶ様子は圧巻だ。貸し出しはしないが、子供が中之島公園の広場や芝生などで自由に読書することを想定しており、施設外への本の持ち出しができる。 安藤氏は内覧会で「ここから考える力を持った子供たちが世界に羽ばたいていってほしい」と期待。松井一郎市長は開館延期について「残念だが仕方がない。感染拡大が収束した後に、大勢の子供に利用してもらいたい」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
首相会見「あらゆる手段」に疑問 具体性乏しく、「もっと説明を」(共同通信)
安倍晋三首相は29日の記者会見で「あらゆる手段を尽くす」と訴え、改めて小中高校の休校に理解を求めたが、具体性の乏しい内容に、各地から「休校の意味はあるのか」「もっと説明を」と疑問や要望が相次いだ。 保護者の所得減少対策として、助成金制度を創設すると説明した首相に対し、大阪府枚方市の美容師喜岡順子さん(71)は「保護者に休んだ分の収入が助成されるとしても、そもそも休みづらい人もいる」。大阪市中央区の50代の男性会社員も「所得の補填により、どこまでカバーされるのかは疑問だ」と指摘した。感染者が確認されていない地域では、休校自体を疑問視する声も上がった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「検査の簡略化はいい」「根拠の説明はなかった」「病床どう増やす?」 安倍首相の会見、専門家たちはどう評価したか?(BuzzFeed Japan)
新型コロナウイルスが国内でも拡大する中、安倍首相は2月29日午後6時から、国民に感染拡大の防止に協力を呼びかける記者会見をした。 検査を含めた医療体制の充実、休校要請の影響や経済的なダメージへの財政支援などを行うことを約束し、「政府だけの力でこの戦いに勝つことはできない。医療機関、自治体を含め一人一人の国民の皆様のご協力が必要」と語りかけ、理解を求めた。 医学的な見地から、感染症の専門家たちはどう評価したのだろう。【BuzzFeed Japan Medical / 岩永直子】 「検査の手続きの簡略化はいいこと」「5000床確保はどう実現する?」 感染対策のスペシャリストである聖路加国際病院、QIセンター感染管理室マネジャーの坂本史衣さんは3点、検査の拡充について、病床の確保について、そして休校について触れた部分が気になった。 「既に断片的に報じられてはいますが、PCR検査について保険適用をし、医師が必要だと判断したら、保健所を介さずに直接検査会社に検体を出し、結果も保健所を通さずに戻してもらえるようにするという点は、医療機関としては良かったなと改めて思いました」 「手続きの手間が省けますし、結果がダイレクトに返ってきて時間も短縮できるかもしれません」 そして検査のところである言葉が繰り返されたことが印象に残った。 「意図的かどうかわかりませんが『医師が必要と判断した場合に』とは繰り返していました。保険が通ることで求めれば誰でも気軽に受けられるわけではないことを強調したかったのかどうかは分かりませんが、いずれにしても患者さんが外来に殺到することを避けることは、これ以上の医療現場の疲弊や院内感染のリスク増加を抑えるためには必須です」 また、感染者が拡大した場合に備えて、「5000床を確保する」と明言したことも気になった。 「どうやって実現するのかと思いました。何も変えずに今のまま5000床確保は厳しい。軽症の患者の外来診療や入院に積極的に協力してくれるクリニックや小中規模病院の協力が必要になります。それがないと結局、感染症協力医療機関を中心とした大病院の『帰国者・接触者外来』に流れます。そこでは同時並行で重症者も診ているのにです」 「専門家会議の見解を受けた政府の方針は『帰国者・接触者外来』を縮小すると書いてはいたものの、具体的にどう縮小するのか不明です。今の基準では陽性の確認まで院内に留め置き、陽性になると、容易に退院させられません」 「大病院では入り口が溢れ、出口が詰まっている状況がある中で、検査の手続きを簡便化して、必要な患者に検査ができるようになっても、病院のキャパシティーは増えません。どういう風にして5000床と考えているのか、謎が残りました」 次ページは:休校はやはり根拠が示されなかった 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
整備した土地26%が未利用 震災被災後、東京ドーム50個分(共同通信)
東日本大震災を受けて岩手、宮城、福島3県の市町村が行った土地区画整理事業で整備済みの土地計約895ヘクタールのうち、少なくとも26%に当たる232ヘクタールが利用されていないことが29日、共同通信の自治体アンケートで分かった。未利用地は、東京ドーム約50個分の広さに相当。造成に時間を要し、別地域での住宅再建者が多いためで、にぎわい復活にはほど遠い。 土地区画整理事業は、津波で被災した土地をかさ上げするなどして区画を再編、地権者に配分したり、公共施設を整備したりする。 未利用率が最も高かったのは88ヘクタールを整備済みの岩手県陸前高田市の61%だった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
浜辺にこたつ、味わう海鮮 鳥取・皆生温泉で実験イベント(共同通信)
鳥取県米子市の皆生温泉で29日、こたつを置いた透明のドーム型テント5基が日本海沿いの浜辺にお目見えした。地元の人々を中心に約30人が、波音に耳を傾け夕焼けを眺めながら、海鮮鍋を味わった。 市や旅館組合の有志らでつくる「皆生温泉街歩き魅力増進事業実行委員会」が、実験的に企画したイベント。海に面した温泉街の立地を生かし、地域のブランド力を高める狙い。「UMICOTA(うみこた)」と銘打って、3月以降も複数回実施。観光客向けに展開していくことも視野に、参加者から意見や助言を求める。 実行委は今後もさまざまな企画を実験しながら、誘客方法を探る。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「全面的に協力」首相会見に与党 内閣支持率、下落への不安も(共同通信)
与党は29日、新型コロナウイルス感染拡大阻止に向けた安倍晋三首相の記者会見を受け「総力を挙げて全面的に協力する」(岸田文雄自民党政調会長)と政府を支持した。終息が見通せないため内閣支持率下落への不安も上がった。 首相から国民の緊急対応を呼び掛けたことについて、自民党の下村博文選対委員長は取材に「勇気ある決断だ」と歓迎。今村雅弘政調会長代理も「広がる不安を抑える意味がある」とした。公明党の斉藤鉄夫幹事長は「率直に国民に協力を求めた点は評価できる」との談話を発表した。 週末の記者会見に、あるベテラン議員は「支持率が下がって慌てたのではないか」と苦言を呈した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース