中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染が日本国内でも拡大しています。新型コロナウイルスに関するニュースをタイムラインでまとめています。 クルーズ船の「陰性」客、下船後に陽性確認(22日) 新型コロナウイルスについて、国内では22日(午後10時現在)、新たに26人の感染が確認された。 東京都によると、都内の介護老人保健施設に勤務する60代男性の感染がわかった。男性は施設の利用者を送迎する運転手。介護に関わってはいないというが、保健所は施設に対し、消毒作業をするよう指示したという。 千葉市では、市立中学校の60代女性教諭が感染したことがわかった。市教委は勤務していた学校を連休明けの25、26日、臨時休校にすると決めた。北海道では広い範囲で計9人の感染がわかった。 栃木県は県南在住の60代の無職女性1人が新型コロナウイルスに感染したと発表。女性はダイヤモンド・プリンセス号に乗船し、PCR検査で陰性だったため、19日に下船して自宅に戻っていた。陰性と診断されて下船した乗客の感染が確認されたのは国内で初めて。 「イベント開催の必要性、検討を」 新型肺炎で厚労省(20日) 新型コロナウイルスの感染拡大にともない、国内でイベントの中止などが相次いでいることを受け、厚生労働省は20日、「開催の必要性を改めて検討するようお願いする」などとする声明を出した。一律に自粛を要請することは見送ったが、感染の広がりなどによって今後見直すとしている。 クルーズ船、乗客の80代男女死亡(20日) 新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について、厚生労働省は20日、乗客の日本人2人が死亡したと発表した。神奈川県の80代男性と東京都の80代女性で、いずれも新型ウイルスに感染していた。クルーズ船の乗客が死亡したのは初めて。 拡大する乗客の下船が続く大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号=2020年2月20日午前10時45分、横浜市の大黒ふ頭、朝日新聞社ヘリから、山本裕之撮影 クルーズ船で下船開始(19日) 新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で、ウイルス検査で感染が確認されず、症状のない乗客の下船が19日始まった。初日は検査が早かった高齢者を中心に443人が帰途についた。 拡大する大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号から下船する乗客=2020年2月19日午前11時19分、横浜港・大黒ふ頭、朝日新聞社ヘリから、山本裕之撮影 東大は受験不可、大学入試対応分かれる 東京大はホームページで受験生向けに「罹患(りかん)者は本学の入学試験を受験できない」との方針を示している。追試は予定していないが、広報担当者は「今後の状況をみながら必要があれば対応を考える」。一方、東工大は追試を実施。佐賀大は一部の学部を除き、センター試験などで対応する。 WHO「8割は軽症、致死率2%」(18日) WHOのテドロス・アダノム事務局長は今回のコロナウイルスによる肺炎について、「重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)ほど致命的ではないようだ」と指摘。80%以上の患者は軽い病状で回復しており、肺炎や呼吸困難など重症になるのは14%程度、呼吸器不全、敗血症性ショック、多臓器不全などで重篤になるのは5%程度、致死率は2%とした。 受診目安を示す(17日) 政府の専門家会議(座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)は17日、医療機関の受診の目安をまとめた。発熱など風邪の症状が4日以上続く場合は、各地の保健所に設置されている「帰国者・接触者相談センター」に相談し、センターが指定する医療機関で受診するよう求めている。 目安によると、発熱など風邪の症状があればまずは学校や会社を休み、外出を控えるように求めた。そのうえで、風邪の症状や37・5度以上の発熱が4日以上続く時は、相談センターに相談する。強いだるさや息苦しさがある時はすぐに相談する。 政府のチャーター機第5便、羽田に到着(17日) 帰国を希望する湖北省在留の日本人と中国籍の配偶者ら計65人を乗せた日本政府のチャーター機第5便が17日午前、羽田空港に到着した。第5便を含め、チャーター機での帰国者は計828人になった。政府は今回の派遣で、帰国支援を一区切りとする方針。 新型コロナ、和歌山の医師が感染(13日) 和歌山県は13日、同県湯浅町の済生会有田病院に勤める50代の日本人男性外科医が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。 新型肺炎、国内初の死者(13日) 厚生労働省は13日、新型コロナウイルスに感染した神奈川県の80代の日本人女性が亡くなったと発表した。新型ウイルスの感染者の国内の死亡例は初めて。 第1便で帰国の宿泊者、全員陰性 帰宅始まる(12日) 中国・武漢市からチャーター機の第1便で帰国し、千葉県の「勝浦ホテル三日月」などに滞在していた197人の帰宅が12日夜、始まった。経過観察期間(12・5日)を終え、11日に新型コロナウイルスの検査を受けたところ、全員が陰性だった。 拡大する武漢からの帰国者を乗せ、ホテルを出発するバス。市民らが「おつかれ様でした」などと書かれた横断幕を掲げ、見送った=2020年2月12日午後7時2分、千葉県勝浦市、福留庸友撮影 中国での死者1千人超える(11日) 中国の国家衛生健康委員会は11日、中国本土の死者が計1016人に達したと発表した。最初の死者が確認されてから約1カ月で、死者が1千人を超えた。また、新たに2478人の感染が確認され、感染者は計4万2638人になった。 武漢で60代の邦人男性死亡(8日) 外務省は8日、新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市(湖北省)で、重度の肺炎を発症して入院していた60代の日本人男性が死亡したと発表した。入院先の医療機関から、日本国大使館に連絡があったという。 拡大する中国疾病対策センターが公開した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真 クルーズ船、10人感染(5日) 横浜港沖に停泊中の大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について、加藤勝信・厚生労働相は5日、乗客乗員のうち10人から新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。国内で集団感染が確認されたのは初めて。 クルーズ船、横浜港に着岸せず再検疫(2月3日) 香港政府は1日深夜、横浜から大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に乗って香港に帰国した男性(80)から新型コロナウイルスによる肺炎が確認されたと発表した。船は3日夜、横浜市鶴見区の横浜港・大黒ふ頭沖に到着し、着岸しないまま停泊。厚生労働省は同日夜、船内で乗客乗員約3500人の検疫を始めた。発熱などの症状がある人がいるという。 拡大する横浜港・大黒ふ頭の沖合に停船し、検疫に備える大型クルーズ船=2020年2月3日午後8時2分、横浜市、越田省吾撮影 TDRも対応(1月31日) 東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドは31日、ミッキーマウスなどのキャラクターが園内で来場者と触れ合う機会を当面の間、減らすことを決めた。感染症対策でこうした措置を取るのは、1983年の開園以来初めてだという。 WHOが「緊急事態」を宣言(31日) 世界保健機関(WHO、本部スイス・ジュネーブ)は30日に専門家委員会による緊急会合を開き、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。 拡大する新型コロナウイルスについて、緊急事態を宣言するWHOのテドロス・アダノム事務局長(右)=30日、スイス・ジュネーブ、河原田慎一撮影 千葉のホテルで帰国者を受け入れ(30日) 中国・武漢市(湖北省)から帰国した約200人が29日、千葉県勝浦市の「勝浦ホテル三日月」に経過観察のため、一時滞在することになった。 日本人乗せたチャーター機が第1便到着(29日) 新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市にいる日本人を帰国させる目的で、日本政府が派遣した民間チャーター機の第1便が29日午前、羽田空港に着き、206人が帰国した。30~50代の男性3人と代の女性1人の計4人が東京都大田区の病院に搬送された。 拡大する武漢から到着したチャーター機=2020年1月29日午前8時43分、羽田空港、高橋雄大撮影 […]
Astros outfielder Josh Reddick says he, teammates have received death threats
PALM BEACH, FLORIDA – On the day Houston outfielder Josh Reddick said he and other players have received death threats in the wake of the team’s sign-stealing scandal, union head Tony Clark said safety had become an issue for some of his members. “There are undoubtedly concerns out there based […]
ウイルス検査保険適用へ 流行に備え病院でも可能に(共同通信)
新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べるウイルス検査について、厚生労働省が公的医療保険の適用対象とする方向で検討していることが22日、政府関係者への取材で分かった。全国の設備を備えた医療機関に検査に必要な試薬を送り、態勢が整った段階で、速やかに手続きを取る方針。医療現場でも広く検査ができるようにして、流行に備えるのが狙い。各地で検査に対応できる病院が増えると期待される。 検査は「リアルタイムPCR法」と呼ばれる。感染が疑われる患者から採った喉の粘液などの検体に試薬を加え、専用の装置でウイルスに特有の遺伝子配列を増幅して検出する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
1人は高速道路の料金徴収委託先の事務員…新型コロナ 名古屋で4人感染確認 それぞれ“屋内施設”利用(東海テレビ)
名古屋市に住む男女4人が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。愛知県内の感染者は15人になりました。 新たに感染が確認されたのは、市内に住む40代から60代の男女4人です。 4人は発熱などの症状で市内の医療機関を受診し、遺伝子検査の結果、22日に感染が確認されました。容体は安定しているということです。 このうち、40代女性と60代女性はハワイ旅行から帰国後に感染が判明した60代女性と、さらに、60代の男性2人は19日に感染が確認された50代の女性と、それぞれが同じ屋内施設で感染したとみられます。 また、60代男性の1人は名古屋高速の料金徴収を委託している会社の事務員でしたが、料金所での業務はしていなかったということです。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
陛下誕生日ご会見 五輪・パラリンピック 次世代へのまなざし温かく(産経新聞)
天皇陛下は即位前から、世界平和や自然環境などの観点から「次世代」を意識した発言が多かったが、今回の誕生日ご会見でも、令和とその先の時代を担う若年層に対する温かいまなざしが随所に見られた。 「特に若い人たちに、世界の人々への理解を深め、平和の尊さを感じてほしい」。今夏に開催される東京五輪・パラリンピックについて、陛下はそう期待を込められた。大会期間中は海外からの訪日客が増加することを踏まえ「取り分け若い人たちが彼らとの交流を通じ、世界の多様性に対する理解を深め、国際的な視野を広げる機会になる」とも付け加えられた。 また、東日本大震災の被災者を案じる中で「子供たちの心のサポートといいますか、心のケアの問題も大切であり、それはまだ残っている」とご指摘。近年で印象に残った出来事として、増加する児童虐待や子供の貧困を挙げ「心が痛みます」とした上で、「次世代を担う子供たちが健やかに育っていくことを願ってやみません」と述べられた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
天皇陛下「もうではなくまだ還暦」 即位後初の誕生日
天皇陛下が23日、60歳の誕生日を迎え、これに先立って即位後初となる記者会見に応じた。象徴天皇としての今後について「研鑽(けんさん)を積み、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、象徴としての責務を果たすべくなお一層努めてまいりたい」と言及。「憲法を遵守(じゅんしゅ)し、象徴としての務めを誠実に果たしてまいりたい」とも語った。 拡大する天皇陛下=2020年2月12日午後、赤坂御所、宮内庁提供 誕生日当日は、皇居で一般参賀が行われる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために中止となった。内外の要人らが出席する宮殿などでの祝賀行事は実施される。 拡大する60歳の誕生日を前に記者会見する天皇陛下=2020年2月21日午後4時8分、赤坂御所、代表撮影 天皇陛下は、近年は「変化の激しい時代」として、人工知能(AI)が話題になっていることや、生活を大きく変えているスマートフォンの普及、災害の深刻化を挙げ、「社会の変化や時代の移り変わりに応じた形でそれに対応した務めを考え、行動していくことは大切なことであり、その時代の皇室の役割」と語った。 陛下は明治以降、最も高齢で即位した。還暦となった心境については、「もう還暦、ではなく、まだ還暦という思いでおります」と返答した。陛下が今年1月、ご一家で観戦した大相撲初場所で優勝した力士の徳勝龍が「もう33歳じゃなくて、まだ33歳」と語ったのを受けた発言とみられ、報道陣の笑いを誘った。 拡大する天皇、皇后両陛下=2020年2月12日午後、赤坂御所、宮内庁提供 適応障害による長期療養が続く… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【写真まとめ】天皇、皇后両陛下 即位からの10カ月
朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
料金受け渡し会社員が感染、6料金所を閉鎖 名古屋高速
名古屋市は22日、いずれも市内に住む40代女性1人と60代男女3人の計4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。名古屋高速道路公社は22日夜、4人のうちの60代男性が、料金所で収受業務を行う会社の事務員であると発表した。 事務員と濃厚接触した疑いがある料金収受員ら52人に自宅待機を指示し、それによる人手不足で5料金所(六番南入口、木場入口、六番北入口、船見入口、烏森入口)をすでに閉鎖、23日からは東海新宝入口も加えた計6料金所を閉鎖する。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
皇后さまへ感謝のお気持ち 愛子さまのご進学を喜ばれ 天皇陛下60歳(産経新聞)
60歳の誕生日を迎えるにあたり臨んだ記者会見で、天皇陛下はご家族への思いも披露された。皇后さまには、陛下の活動をそばで支えられていることへの感謝を示すとともに、回復途上にある体調を気遣われる言葉もあった。長女の敬(としの)宮(みや)愛子さまについては、学習院大への進学を喜び、充実した学生生活と今後のご成長を期待された。 「常に私の傍らに寄り添い、相談に乗り、公務に共に取り組みながら支えてくれている皇后雅子に、感謝しております」。会見冒頭、陛下は即位から約10カ月を振り返る中で、皇后さまに謝意を示された。昨年の代替わりでは、皇后さまが「強い責任感を持って」行事に臨まれていたことをご紹介。一方で、ご体調に波がある現状を説明し「無理をすることなく、これからもできることを一つ一つ着実に積み重ねていってほしい」と願われた。 愛子さまは3月に学習院女子高等科を卒業し、4月から希望していた学習院大文学部日本語日本文学科へのご進学が決まった。陛下は皇后さまとともに、愛子さまから進路相談を受け「本人の意向を尊重しながら、できる範囲での助言をしてきた」とご家庭内の様子を明かされた。また、大学時代を「今まで以上に、様々な経験を積み重ねながら視野を広げていく時期」と位置づけ、愛子さまの今後について「成年皇族としての公務とのバランスを見出しながら将来への希望を描いていってもらえれば」と期待を込められた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「国民とともに」ご実践 触れ合いや日の丸を大切に、独自色も 天皇陛下60歳(産経新聞)
「多くの人々と触れ合い、直接話を聞く機会を大切にしていきたい」。23日、60歳の誕生日を迎えた天皇陛下は、即位後初の記者会見で決意を新たにされた。すでに被災地お見舞いや地方訪問を果たし、国民に寄り添われてきた上皇さまの思いを継承する一方、臨席する式典では、国歌斉唱に合わせて「日の丸」に向き合う独自のスタイルを取り入れられている。ご即位から約10カ月。理想の象徴天皇像に向けたご実践が始まっている。 昨年12月26日、陛下は皇后さまと、台風19号の被災地である宮城県丸森町と福島県本宮市を訪問された。「ご無事で何よりでしたね」「お大事に」。腰をかがめ、励ましの言葉をかけ続けられた陛下。被災者から差し伸べられる手を何度もやさしく握り返された。 丁寧なご交流は地方訪問でも見られる。昨年9月、「国民文化祭」のために訪れた新潟市では、障害のある児童、生徒が「大凧(おおだこ)」に色を塗る作業を視察された。予定時間を気にする案内役がご移動を促すと「まだ話していないんです」。目の前にいた男子生徒を素通りせず「大きいから色を塗るのも大変でしょう」と語りかけられた。 国民との触れ合いは、上皇さまが最も大切にされてきた象徴天皇の活動の一つ。陛下はそうした“平成流”を受け継ぐ一方、独自色も出されている。 昨年9月の「全国豊かな海づくり大会」(秋田市)。舞台の上で客席と対面して座っていた両陛下が、国歌斉唱の際に立ち上がり、客席に背を向けられる場面があった。「君が代」が流れる間、両陛下の頭上に飾られた「日の丸」に視線を向け、会場の人々とともに敬意を示された。こうした所作は、ご在位中の上皇ご夫妻には見られなかったが、陛下は皇太子時代から続けられている。 皇室の歴史に詳しい小田部雄次・静岡福祉大名誉教授は「陛下の新たなご所作は、国民が、国旗と陛下とを一体化して仰ぐのではなく、陛下も国民と同じ目線で、ナショナリティーの形象である国旗を仰ぐことを意味する。このことは、戦後の『国民とともに歩む皇室』というスタンスから、さらに踏み込んだご姿勢といえるのではないか」と話している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース