保釈中の被告への逃走罪適用を含む刑法改正などが21日、法制審議会(法相の諮問機関)に諮問され、保釈制度の見直しに向けた動きが世論の求めに応える形で本格化する。GPS(衛星利用測位システム)を使った行動監視についても審議される見通しだが、GPS導入には課題もあり、紆余(うよ)曲折も予想される。(大竹直樹) 保釈中の被告が逃走したり、再犯に及んだりするケースは後を絶たない。背景には、裁判所が保釈を広く認める傾向を加速させていることが挙げられる。実際、全国の地裁、簡裁が保釈を許可する割合(保釈率)は平成15年の11・4%から30年には32・1%と3倍近くに増加している。 1審で実刑判決を受け、逃亡の恐れがありながら再保釈を認められるケースも少なくなく、法曹関係者からは逃亡を防ぐための法整備を求める声が上がっていた。保釈保証金を没収することで公判への出頭を確保する現行制度は、限界にきているとの見方だ。 元検事の高井康行弁護士は「このまま保釈緩和の流れが進めば、逃走事案は増えることはあっても減ることはない」と指摘。法制審での審議については「不出頭罪の創設やGPS装着の可否、当否について密に議論を進め、速やかに結論を出してほしい」と話す。 審議の焦点はGPSを使った被告らの行動監視だ。森雅子法相は1月16日、諮問を前に有識者から意見を聞く勉強会を設置し、検討を重ねてきた。 ただ、GPSで被告を常時監視する場合は人権上の問題が懸念されるほか、各地に監視要員を確保しなければならない。監視主体を、保釈を許可する裁判所とするか、法執行機関である検察当局とするかなど、検討課題は山積している。 法務省内で実際に検討されているのはアラートシステムだ。海外逃亡の恐れが高い被告にGPSを装着し、空港など特定の場所に立ち入った場合に警告を発する仕組みという。 保釈条件で海外渡航禁止とされた日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)は昨年末、音楽コンサート設備用の箱に身を隠して関西国際空港のエックス線検査をすり抜け、プライベートジェットで不法出国した。今後の逃亡を防ぐためにも、GPS導入に向けた有意義な議論が期待される。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
“てんかん疑い”隠してバス乗務…高速走行中に意識失い乗客が停車させた事故 元運転手を書類送検(東海テレビ)
2018年、三重県紀北町でバスを運転していた男が意識を失い、乗客が停車させた事故を巡り、警察は「てんかん」の疑いがあるとの診断を隠して乗務し、事故を起こしたとして、男を危険運転致傷などの容疑で書類送検しました。 2018年11月、紀北町の紀勢道下りのトンネル付近で、当時観光バスの運転手だった男(47)が走行中に意識を失い、壁に衝突。乗客がハンドルを操作して停車させた事故では乗客の女性(60)が首などに重傷を負いました。 警察によりますと、事故の前に、男は「てんかん」の疑いがあると診断され、発作で意識を失ったこともありましたが、会社に報告していませんでした。 こうしたことから、警察は「てんかん」の疑いがあるとの診断を隠し乗務を続け事故を起こしたとして、男を危険運転致傷などの容疑で書類送検しました。 調べに対し、男は「持病を会社に報告すれば仕事を失うと思った」と容疑を認めているということです。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
医療機関関係者と連携強化し適切な精神科医療提供 – 愛媛県が第2次自殺対策計画案を公表(医療介護CBニュース)
愛媛県は21日、「第2次愛媛県自殺対策計画」の案を公表した。40歳代から60歳代までを中心に全ての年代で「うつ病」を発症して自殺に至るケースが多いことや、統合失調症やアルコール依存症による自殺者数が少なくない状況にあることを指摘。適切な精神科医療を必要な人に提供できるよう、医療機関などの関係者との連携を強化する必要性を挙げている。【新井哉】 計画案では、うつ病や精神疾患の改善について「患者本人や家族等の支援者が適切に理解し、対処することが求められる」とし、正しい知識の普及啓発の重要性を説明。自殺のリスクが高まる依存症や、中高年を中心としたひきこもりについても、専門機関や地域の関係者らと連携して支援を充実していくことが求められているという。 自殺未遂者に関しては、県内の一部圏域で、救急医療機関と保健所の連携による支援体制の構築に取り組んでいることに触れ、事例を通して連携体制が構築されつつあるとしている。 高齢者の自殺防止に向けた支援の方向性も示しており、「加齢とともに発症者が増える認知症やがんなどの患者は自殺リスクが高くなり、患者本人とその家族等の介護者への包括的な支援も重要」などとしている。 CBnews 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
サンリオピューロランド休館 3月12日まで新型肺炎で
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、テーマパークのサンリオピューロランド(東京都多摩市)が22日から3月12日まで臨時休館する。 運営するサンリオエンターテイメントによると、休館中に予定されていた日付指定のイベントのチケットは全額払い戻す。それ以外のチケットは対応を検討しているという。 広報担当者は「不測の事態を防ぎ、お客様と従業員の安全を守るための苦渋の決断だ」と話した。3月13日以降の対応は、感染状況を見て判断するとしている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ガン無視」されても街で叫ぶ 性暴力の無罪に憤怒した
花を手に、性暴力に抗議の意を示す「フラワーデモ」が広がっている。昨年4月11日、性犯罪の無罪判決が相次ぐ事態に憤った人たちが、東京駅前の広場に集まったのが始まりだった。その後デモは毎月11日の開催日ごとに増え、各地で人々が静かに街頭に立った。組織された運動ではない。たくさんの「1人」がそれぞれの土地で立ち上がり、輪がつながった。 40都道府県でデモがあった2月11日、富山市の富山駅前。約20人が花と「#MeToo」「#WithYou」と書かれたプラカードを持って立った。その1人、大学生の吉岡星(せい)さん(23)は「これからも力を寄せてもらえたらありがたいです」と呼びかけた。 「性暴力をなくし、被害者に寄り添う社会に!#WithYou #MeTooの声をあげましょう!お花や花柄の服を身につけるなどしてお越しください」。昨年10月、1人でツイッターを発信した。 拡大する「#MeToo」「#WithYou」と書かれたプラカードと花を手にする参加者=2020年2月11日、富山市新富町1丁目、竹田和博撮影 これまで元恋人によるストーカー殺人や、芸能人の未成年に対するわいせつ行為などの事件が起きるたび、女性側が自衛策を強いられ、被害者が批判されてきた。さらに昨年3月、性暴力事件で無罪判決が相次いだ。衝撃を受け、怒りがこみ上げた。 大学がある大阪のデモに参加し、「私も声をあげる1人になりたい」と強く思うようになった。地元の富山を「空白地」にしたくない、現状に抗議したい人はいるはず、と信じてデモを決意した。 当日、雨の中を6人が来てくれた。思いを分かち合える人に出会えたことが心強い。 「痴漢や性暴力は身近に起きているのに」 奈良県でも昨年11月、大学生のツイッターからデモが始まった。帝塚山大学(奈良市)法学部1年の飯沼莉子さん(19)。大きくなるにつれ、まだ男女平等が立ち遅れていることを感じてきた。 法学部を志すと「将来結婚する… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
チャーター機で帰国の未就学児が感染 父から感染か
埼玉県は21日、中国・武漢市から日本政府のチャーター機第2便で1月30日に帰国した県内居住の未就学の男児が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。男児の父親は今月10日に感染が判明しており、男児は経過観察中だった。県によると、未就学児への感染が判明したのは全国で初めてという。男児は幼稚園や保育園には通っていないという。 男児と父親はともに第2便で帰国。父親は帰国時の検査では陰性で、許可を得て今月1日に自宅に戻ったが、8日になって39・5度の熱が出たため再検査したところ陽性だった。 県は男児ら家族を濃厚接触者として、父親の発症後は経過を観察していた。男児は10日以降、ときどきせきが出るとともに37度台前半の熱が出ていた。20日夕に37・6度を記録したため、県内の医療機関を受診、21日に検査で陽性とわかった。 県は潜伏期間から、男児は武漢で感染したのではなく、父親から感染したとみている。埼玉県内では初めての人から人への感染例とみられるという。県は父親、男児とも住んでいる自治体名は明らかにしていない。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3連休 前半大荒れ 関東も春一番か 月曜は穏やかに(tenki.jp)
あす22日(土)から24日(月)は3連休。土曜日と日曜日の天皇誕生日は急速に発達する低気圧や前線の影響で、雨や風が強まり全国的に荒れた天気に。月曜日の振替休日は、穏やかに晴れそうです。 土曜日 雨・風強まる あす22日(土)は低気圧が発達しながら日本海を東へ進み、寒冷前線が本州付近を通過。 九州から東北の広い範囲で雨に。雨は長時間降ることはないですが、一時的に雷を伴って雨脚が強まることもありそうです。一方、北海道で降る雪は、湿った重い雪になりそうです。プレハブやビニールハウスなどは注意が必要です。また南よりの風が強く、九州や近畿、関東などでは春一番の吹く可能性があります。ただ前線が通過後は冷たい西、または北よりの風に変わるでしょう。 日曜日 強風続く 北日本は猛吹雪に警戒 急速に発達する低気圧は23日(日)の朝には北海道の北へ進み、日本付近は冬型の気圧配置に変わります。 北海道と東北は日本海側を中心に雪が降り、ふぶく所もあるでしょう。猛吹雪や吹きだまりで、前が見えなくなるほど視界が悪くなる所がありそうです。風は強く、瞬間的には外での活動が危険なくらいの風が吹きそうです。暴風や高波にも警戒して下さい。寒気が流れ込むため、北陸も山沿いを中心に雪が降るでしょう。九州から関東は広く晴れますが、風の強い状態が続きそうです。 月曜日 穏やかな陽気に 24日(月)は、冬型の気圧配置は解消され、本州付近は高気圧に覆われます。 沖縄と九州から関東、東北と北海道の太平洋側は晴れる見込みです。強い風も収まるため、3連休の中では一番穏やかに晴れて、暖かな日差しが届きそうです。東北と北海道の日本海側の雪も弱まるでしょう。最高気温は九州から関東で15度前後まで上がり、日差しのもとでは「ぽかぽか」と感じられそうです。 日本気象協会 本社 青山 亜紀子 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
氷の「宝石」が海岸覆う、北海道 十勝川河口近く、朝日浴びて輝き(共同通信)
北海道豊頃町の十勝川河口近くの海岸に、大小さまざまな氷の塊「ジュエリーアイス」が打ち上げられ、一帯を覆っている。21日は朝日を浴びて宝石のように輝く光景を目当てに、早朝から多くの人が訪れていた。 豊頃町などによると、十勝川でできた氷が太平洋に流れ出し、波に打ち上げられて海岸に戻ってくる。例年は1月中旬から3月上旬ごろまで見られるが、今年は暖冬の影響で、氷が打ち上がる時期が少し遅かったという。地元の写真愛好家浦島久さん(67)が2012年に名付けた。 友人と訪れた20歳の大学生は「珍しい風景で驚いた。きれいに光っていて、早朝に来たかいがあった」と笑顔。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
全省庁が障害者雇用率を達成 長期の職場定着が課題(共同通信)
厚生労働省は21日、中央省庁の障害者雇用水増し問題を巡り、昨年12月31日時点で国の全ての行政機関が法定雇用率(2.5%)を達成したと発表した。水増ししていた28行政機関が採用を進めた。当事者へのアンケートでは職場環境への不満も出た。2018年8月に発覚した問題は区切りを迎えたが、長く職場に定着できる環境づくりが求められそうだ。 採用者数が最も多いのは国税庁の1434.5人(短時間労働者は0.5人で計算)。1002.5人の国土交通省と712.5人の法務省が続いた。障害種別では精神障害者が2698人で全体の51.9%を占めた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
明日22日(土)の天気 三連休初日は全国的に雨や雪 関東は春一番の可能性(ウェザーニュース)
天気のポイント ・関東以西は穏やかな晴天 ・関東は春一番か 雨が降っても気温は高め ・関東~九州は花粉の飛散続く 明日22(土)は、日本海北部を低気圧が発達しながら通過します。 低気圧に向かって南から湿った空気が流れ込み、全国的に天気が崩れる予想です。 南寄りの風が強まり、関東地方では春一番が吹く可能性があります。 全国的に雨や雪 強風に要注意 西日本は午前中、東日本や東北は午後を中心に雨の降りやすい天気です。また、北海道も午後は雪の降るところが多くなります。 沿岸部を中心に全国的に風が強く吹きますので、飛びやすいものは家の中に片づけるなど対策をとってください。 なお、西日本は午後はだんだんと天気は回復に向かいます。 関東は春一番か 雨が降っても気温は高め 関東は、朝のうちと夕方以降は雨の降りやすい天気です。 昼間は南寄りの風が吹いて気温が高めとなり、春一番が吹く可能性があります。風が強いのでお出かけの際は丈夫な傘があるとよさそうです。 関東~九州は花粉の飛散続く 気温が上がるため関東から九州では太平洋側を中心に花粉の飛ぶ量が多くなりそうです。 西日本は雨が止む午後、関東や東海は昼間の雨がやんでいるタイミングに多くなる予想です。花粉症の方はしっかりと対策をとってください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース