大阪府警刑事部の30代の男性巡査部長が酒を飲んだ状態でミニバイクを運転したとして、減給の懲戒処分を受けたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。巡査部長は府警の調べに「事故さえしなければ、ばれないと思った」と説明。すでに依願退職した。 捜査関係者によると、男性は昨年12月6日午後10時半ごろ、和歌山市内の路上で、酒を飲んだ状態でミニバイクを運転したという。 飲み会後に帰宅するため、最寄り駅に止めていたミニバイクを運転。途中で和歌山県警が飲酒検問をしているのに気づき、引き返したが、不審に思って追いかけた警察官に呼気検査を求められた。 検査の結果、アルコール分を検出。政令で定める基準値に満たなかったため罰則は適用されなかったが、道交法は酒を飲んで車両を運転すること自体を禁じている。 府警は無届けでミニバイクで通勤していたことと合わせ、19日付で減給処分とした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
死亡女性、発熱から搬送まで1週間 菅氏「医師の判断」
菅義偉官房長官は21日午前の閣議後会見で、新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客で、20日に死亡した東京都の80代女性について、「船内の医師の判断で、乗客の健康を最優先に対応していると聞いている」と述べた。 80代女性については、発熱から医療機関への搬送までに1週間かかったことが明らかになっている。菅氏は会見で、記者団から高齢で発熱があったのであれば、すぐに下船させて搬送すべきだったのではないかと問われ、「発熱をしている方、80歳を超えている方は最優先で検査も行っている」と述べるにとどめた。 また、クルーズ船内で感染者と非感染者の動線などをすみ分ける「ゾーニング」などの感染防御対策について、菅氏は「専門の医師が船内巡回を定期的に行い、その指示によって適切に対応していると聞いている」と述べ、問題はないとの認識を示した。 ダイヤモンド・プリンセス号の乗客では、神奈川県の80代男性も新型コロナウイルス感染症で20日に死亡している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
推薦入試汚職、高校教諭に有罪判決 「権限を悪用」
福岡県立八幡南高校(北九州市)のスポーツ推薦入試をめぐる汚職事件で、飲食接待を受けたなどとして受託収賄の罪に問われた同県直方市の高校教諭本田竜大(りゅうた)被告(40)=起訴休職=に対する判決公判が21日、福岡地裁小倉支部であった。松村一成裁判官は懲役1年執行猶予3年、追徴金約13万円(求刑懲役1年、追徴金約13万円)を言い渡した。 判決によると、本田被告は同校サッカー部顧問だった2015年8月、16年度の部活動推薦入学を望む男子生徒の父親から便宜を図るよう頼まれ、16年3月までに3回、見返りとして計約3万円相当の飲食の接待を受けたほか、10万円分の商品券を受け取った。 松村裁判官は「権限を悪用し、推薦入学者選抜制度の公正と信頼を大きく害した。社会的な影響も大きい」と指摘。一方、罪を認めて反省しているなどとして執行猶予をつけた。(狩野浩平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
初公判で父親が起訴内容を一部否認 千葉・小4虐待事件
千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(当時10)が虐待死したとされる事件で、傷害致死や暴行、強要など六つの罪に問われた父親の勇一郎被告(42)の裁判員裁判が21日、千葉地裁で始まった。勇一郎被告は「娘を飢餓状態にしたり、強度のストレスを与えて衰弱させたりすることも構わないと考えたことは一度もない」と起訴内容を一部否認した。 起訴状によると、勇一郎被告は2018年12月30日~19年1月3日ごろ、自宅で心愛さんの両腕をつかんで引きずり、体を引っ張り上げた後に、腕を離して床に打ちつけるなど暴行。顔の打撲や胸の骨を折るけがを負わせたとされる。1月5日ごろには「立てよ。行けよ」と怖がらせ、首を振って嫌がる心愛さんを引っ張って、浴室や脱衣所に長時間立たせ続けたという。 1月22~24日には食事を与えないまま長時間立たせ続け、十分な睡眠をとらせなかったとされる。24日午後1時ごろは浴室で「5秒以内に服を脱げ。5、4、3、2、1」と言って冷たい水を繰り返し浴びせたという。 夜には寝室に入ろうとすると「なんでいるの。ちょっと来い」と言って、浴室で冷水を浴びせ続けるなど暴行。飢えや強いストレスを与え、ショックもしくは致死性不整脈、溺水(できすい)で死亡させたとされる。 捜査関係者によると、勇一郎被告は取り調べに対して、当初は「しつけだった」と述べ、その後「覚えていない」と話すようになったという。 心愛さんの母親(33)は、虐待を制止しなかったなどとして傷害幇助(ほうじょ)罪に問われた。昨年6月にあった千葉地裁の判決で、懲役2年6カ月保護観察付き執行猶予5年を言い渡され、刑が確定している。 公判は3月9日の結審までに計10回開かれる。証人尋問は延べ11人が予定され、4~6日は被告人質問がある。19日に判決が言い渡される見通しだ。(今泉奏、松本江里加) ■行政のずさん… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
クルーズ船、乗客下船へ 3日目、450人対象(共同通信)
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナウイルス集団感染で、ウイルス検査の結果、陰性だった乗客らの下船が21日も始まった。19日に始まり3日目で、対象は最大約450人。各国政府のチャーター機を待つ外国人や、感染者と同室だった濃厚接触者は待機が続くが、厚生労働省は21日をめどに、他の乗客らの下船を終える構えだ。 厚労省によると、乗客は陰性なら健康チェックをして下船し日常生活に戻る。19日には443人、20日には274人が下船した。感染者と同室だった濃厚接触者は14日間の健康観察期間の終了日が延びるため下船が遅れる。乗員の扱いも運航会社と調整する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
暴力団に「みかじめ料」払ったらアウト? 都内キャバクラ経営者が逮捕されたワケ(弁護士ドットコム)
暴力団にみかじめ料を支払ったとして、東京・大田区のキャバクラ店を経営する男性が2月中旬、都暴力団排除条例違反の疑いで、警視庁組織犯罪対策3課に逮捕された。 報道によると、男性は2019年10月、経営する2つのキャバクラ店のみかじめ料として、稲川会系暴力団の幹部=逮捕=に現金10万円を支払った疑いが持たれている。 10年にわたって、1000万円以上を渡していたとみられる。毎日新聞などによると、警視庁は、男性が幹部をかばって証拠提出を拒んだため、関係が深いとみて逮捕に踏み切ったという。 都暴力団排除条例は2019年に改正されて、みかじめ料を支払った側も罰則の対象となっていた。支払った側の逮捕は、今回が初めてだそうだ。 ●「暴力団側、みかじめ料を払う側に対する抑止効果がある」 ナイトビジネスの法律にくわしい若林翔弁護士は「今回の事件は、暴力団側、みかじめ料を払う側に対する抑止効果がある」と評価する。 風俗店や飲食店が集中して、暴力団が活発に活動していると認められる地域が「暴力団排除特別強化地域」と指定されている。 その地域で、キャバクラやホストクラブ、風俗店などの「特定営業者」が、暴力団員に対して、用心棒料・みかじめ料などの利益を提供することが禁止されたのだ。 つまり、摘発のあったキャバクラ店もその地域にあったというワケ。 違反した人は、「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」となる。もし暴力団から、用心棒料・みかじめ料をもとめられた場合は、どう対応すればいいのだろうか。 「暴力団からの恐喝などの被害にあった場合には、速やかに各警察本部の組織犯罪対策の部署に相談してください」(若林弁護士) ・暴力団排除特別強化地域(警視庁のホームページ) https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/anzen/tsuiho/haijo_seitei/haijo_q_a.files/bouhai_kyoukachiiki.pdf 【取材協力弁護士】若林 翔(わかばやし・しょう)弁護士顧問弁護士として、風俗、キャバクラ、ホストクラブ等、ナイトビジネス経営者の健全化に助力している。また、店鋪のM&A、刑事事件対応、本番強要や盗撮などの客とのトラブル対応、労働問題等の女性キャストや男性従業員とのトラブル対応等、ナイトビジネスに関わる法務に精通している。事務所名:弁護士法人グラディアトル法律事務所事務所URL:https://fuzoku-komon-law.jp/ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
武漢からの帰還者を巡ってウクライナで暴動 検疫所のある村の住民が投石(スポニチアネックス)
ウクライナのポルダバ郊外にあるノビ・サンザリーという村で20日、住民が暴動を引き起こして警察当局と衝突。新型コロナウイルスによる大量感染の中心地となっている中国・武漢からチャーター機で帰還した70人以上が乗車したバスに向かって石を投げたり、タイヤを燃やしたりするなどで進行を妨害した。ノビ・サンザリー村に設けられた検疫施設に帰還者が収容されることに対しての抗議行動と見られており、帰還者の中に負傷者はいなかったが、警官9人と民間人1人が負傷。24人が身柄を拘束された。 AP通信によれば、武漢からのチャーター機で帰還した45人はウクライナ人で、残りの27人の国籍はベラルーシ、カザフスタン、アルゼンチン、エクアドル、コスタリカ、ドミニカ共和国、パナマなど。このうちカザフスタン国籍の帰還者は、武漢からウクライナに到着する前に、母国カザフスタンでチャーター機から降りている。 暴動の現場に立ち会ったアバコフ内相は「恥ずべき行為。私の人生の中でもっとも残念な1日になった」とコメントし、ゼレンスキー大統領も「ウクライナの国民性を示していない。帰還者は健康であり、用心のために検疫施設に収容されるにすぎない」と暴動を引き越した村民を批判した。 抗議した中には泥酔した男性もいて、警察車両に車をぶつける暴徒もいたが、バスは無事に検疫施設に到着。ただしノビ・サンザリーの村議会議員は「施設の下水道は村の下水道とつながっている。村民の生命は危険にさらされている」として今後も抗議行動を続けるかまえを見せている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
クルーズ船客ら下船開始(共同通信)
2/21(金) 10:19配信 横浜港に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で21日午前、乗客らの下船が始まった。対象は最大約450人。厚労省は同日をめどに乗客らの下船を終える考えを示している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
カラ出張県議、277万円を返還 辞職の石川氏、福井(共同通信)
「カラ出張」を繰り返したとして、福井県議を12日に辞職した石川与三吉氏(89)が、2013~16年度に不正に受け取った政務活動費計約277万円を県に返還したことが21日、分かった。石川氏の関係者によると、県議会事務局から19日に石川氏に納付書が送付され、即日納付したという。 石川氏は、地元敦賀市の建設会社「塩浜工業」が手掛ける工事現場を計44回訪れたとする視察報告書を提出し、交通費や宿泊費を受給。12日に開いた記者会見で、実際は視察していないことを認める一方、「事務所の男性が勝手に視察報告書を作成した」と弁解した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
紙芝居で成年後見制度を紹介 フェスで社会福祉士が普及活動(埼玉)(福祉新聞)
埼玉県男女共同参画推進センター(WithYouさいたま)が主催する「第18回WithYouさいたまフェスティバル」が2月7日から9日までの3日間、さいたま市内で開かれた。福祉などの活動をする団体がワークショップを開催。同県社会福祉士会は紙芝居や芝居を活用し、成年後見制度の利用を訴えた。 社会福祉士の猿渡豊子さんが読み上げた紙芝居は、夫を亡くして家に引きこもる一人暮らしの80代女性が主人公。民生委員が女性宅を訪問すると、弁当の空き箱や公共料金の滞納通知、投資の営業資料などが散乱していた。そこで市役所を通じて裁判所が成年後見人をつけ、さまざまな在宅福祉サービスにもつなげた。後見人を活用したことで、自分らしい生活ができるようになるという物語。 話の監修は、埼玉県の弁護士で社会福祉士の村松綾子さん。自身も後見人をする中で、多くの人に制度を分かりやすく知ってもらう必要があると自費で製作したという。 村松さんは「暴力団に何千万円も搾取された障害者など、成年後見制度を活用していれば防げた事案にたくさん出合ってきた。弁護士や社会福祉士などの専門職は、もっと一般向けに制度を分かりやすく広める努力が必要だ」と指摘する。 このほか地域包括支援センターの役割などを紹介する芝居も披露された。その後、会場からは「実際に、どこに相談すればいいのか」「週刊誌には後見人制度の問題点しか紹介されていないので、とても不安」などの声が寄せられた。 終演後、本橋朝子・同県社会福祉士会長は「社会福祉士はさまざまな社会資源との連携が強み。どんなことでも断らずに相談支援ができるのが社会福祉士だということをもっと知ってもらえれば」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース