保釈中に日本からレバノンに逃亡した仏自動車大手ルノーのカルロス・ゴーン前会長に対し、フランスで予審判事による本格捜査が始まった。裁判を開くかどうかを決める予審判事の権限は大きく、捜査次第でゴーン前会長がフランスでも刑事裁判の対象となる可能性がある。 フランス検察当局は昨年2月、日本当局からの司法共助要請による情報提供を受け、ルノーと中東オマーンの販売代理店「SBA」間の資金移動について調べ始めていたという。予審判事は今後、日本側から提供された情報をもとに、関係者から事情聴取などを進めるとみられる。 フランスの刑事法に詳しい神奈川大の白取祐司教授(刑事訴訟法)は「予審判事の捜査は数カ月から1年程度かけるが、実際に裁判が開かれるのは全体の半分弱ほど」とした上で、「(ゴーン前会長)本人から聴取をせず、裁判にかけることはない」と指摘している。 今後の捜査は、現在レバノンで暮らすゴーン前会長のほか、仏、レバノン両政府がどのように対応するかが焦点となりそうだ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
死亡女性、発熱1週間後に搬送 厚労省「最善尽くした」
大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客は、新型コロナウイルスで重症化しやすい高齢者が多く、感染拡大はより深刻になりやすい側面があった。乗客2人の死。脅威を軽く見ていなかったか。 厚生労働省によると、亡くなった東京都の80代女性は5日に熱があった。船内で集団感染が発覚し、感染防止策が始まったその日だ。女性は翌6日に医師の診察を受けたものの、ウイルス検査や病院への搬送までに1週間あいた。 もっと早く対処できたのではないか。厚労省が急きょ開いた20日午後の会見で担当者は、「迅速に搬送し、最善の努力を尽くしてきた」と否定。だが女性を6日に診た医師の判断やその後の診療状況については、「現時点で伝えられる情報がない」と繰り返すにとどまった。 一方、神奈川県の80代男性は… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
はやぶさ2、次の小惑星到達は10年後? JAXA検討
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、小惑星探査機「はやぶさ2」の地球帰還に向けたイオンエンジンの前半の噴射が予定通り終わったと発表した。5月に後半の噴射を始め、11~12月に小惑星の石や砂が入ったカプセルを地球に送り届ける。はやぶさ2はその後、軌道を変えて別の小惑星に向かう予定だ。関係者によると、2030年ごろ到着できる数十の小惑星を候補に検討しているという。 発表では、はやぶさ2は昨年11月に小惑星「リュウグウ」を出発してからイオンエンジンで加速し、現在、帰路の5分の1ほどを終えた。昨年から断続的に続いていた噴射が20日に終了し、久保田孝教授は会見で「イオンエンジンも機体も順調。予定通りの軌道を飛行している」と話した。 はやぶさ2は今後、5月から再びイオンエンジンを噴射し、さらに加速しながら地球に近づく。カプセルを豪州上空に向けて放出するのは11~12月の予定だ。 はやぶさ2はその後、どこに向かうのか。 JAXAがその目標となる小惑… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
自粛求める夜間射撃訓練、米軍が繰り返す 知事が抗議
陸上自衛隊日出生台(ひじうだい)演習場(大分県由布市、九重町、玖珠町)で実施されている在沖縄米海兵隊の実弾射撃訓練で、地元が自粛を求める午後8時以降の訓練が繰り返された。さらに予定を過ぎた20日にも実弾射撃訓練が行われ、広瀬勝貞知事は防衛省に抗議した。 日出生台演習場での実弾射撃訓練は1999年、沖縄の負担軽減を目的に始まった。県などは2007年、米軍との調整役を担う九州防衛局との間で、「小火器訓練は実弾射撃訓練に含まれる」ことなどを定めた協定を締結。12年には、夜間の騒音防止などのため午後8時以降は射撃しないことを含む覚書を結んだ。 県などは、米軍が直接交渉に応じないため防衛局を通じて要望を伝えている。 今回の訓練は12~21日。155ミリ榴弾(りゅうだん)砲などによる実弾射撃は8日間の予定で19日まで行われ、20日は予備日だった。午後8時以降の実弾射撃は15、17年も行われ、県が防衛局に抗議した後は夜間射撃は確認されなかった。 県によると、今回の午後8時以… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
投資ジャーナルの中江滋樹元会長が死亡か(共同通信)
2/20(木) 23:38配信 警視庁によると、20日午前、東京都葛飾区でアパート火災があり、性別不明の遺体が見つかった。契約者情報から、投資家が詐欺被害に遭った投資ジャーナル事件で実刑判決を受けた中江滋樹元会長の可能性があり、確認を進めている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
埼玉・川口に新警察署 ベッドタウン化進み人口増(産経新聞)
埼玉県は、人口が増加傾向にある埼玉高速鉄道沿線の川口市北東部に新たな警察署を設置することを決め、建設用地取得費など約13億円を新年度一般会計当初予算案に盛り込んだ。川口市は、さいたま市に次ぐ県内第2の人口規模の自治体だが、警察署は2つしかなく、地元では新設を求める声が根強かった。警察署の新設は平成17年の大宮東署以来で、県内40署目となる。 人口約130万人のさいたま市に7つの警察署がある一方、約60万人の川口市は川口、武南の2署だけだ。当然、既存の署の負担は大きく、平成30年の川口署の110番有効受理件数は県内最多の3万659件で、2番目に多かった草加署の2万9011件を大きく引き離した。 川口市北東部は、東京のベッドタウンとして人口増加が著しい。加えて、東北自動車道と東京外環自動車道が交わる交通の要衝でもあり、治安対策強化は喫緊の課題だった。地元では、以前から住民らが警察署新設を要望していたが、東日本大震災を機に警察署の庁舎耐震化が優先されるようになり、建設に着手できなかった経緯がある。 新警察署の仮称は「川口北署」で令和8年度の開署を予定している。建設地の川口市西立野は、東北道と東京外環道を結ぶ川口ジャンクション(JCT)や埼玉高速鉄道戸塚安行駅に近い。奥ノ木信夫市長は19日の記者会見で「警察署の新設は川口市民にとって長年の悲願だった。実現が決まり大変うれしい」と語り、県の方針を歓迎した。 県は、川口市に隣接する越谷市でも、老朽化が進む越谷署の建て替えに着手する。署員数が昭和57年の開署時の約1・7倍に増加、庁舎が手狭になったことから、用地を拡張して7年度の新庁舎完成を目指す。 (竹之内秀介、内田優作) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
特殊詐欺グループ「指示役」逮捕 神奈川県警、窃盗の疑い(産経新聞)
高齢の男性からキャッシュカードを盗んだうえ、そのカードを使って現金を引き出したとして、神奈川県警特殊詐欺対策室は20日、窃盗の疑いで、住所・職業不詳の坪山希将(きしょう)容疑者(25)を逮捕した。認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は同県横須賀市の無職、三宅英樹容疑者(47)=窃盗容疑で再逮捕=らと共謀して令和元年11月15日、横浜市栄区に住む80代の無職男性宅に「不正にカードが使われています」と嘘の電話をかけさせ、同日、三宅容疑者が財務局職員を装って男性宅を訪れ、カードを封筒に入れるように指示。男性が目を離した隙に別の封筒とすり替えてカード2枚を盗み、直後にこのカードを使って同区内のATM(現金自動預払機)で、3回にわたって現金計約50万円を引き出したとしている。 同室によると、坪山容疑者は特殊詐欺グループの指示役。共犯の三宅容疑者は1月15日、同容疑で再逮捕された。同室は坪山容疑者がほかに50件を超える特殊詐欺に関わった可能性があるとみている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
公判中にも空き巣重ねる 容疑の男を追送検 埼玉県警(産経新聞)
埼玉、千葉両県で空き巣を繰り返したとして、埼玉県警捜査3課は20日、窃盗などの疑いで、東京都足立区竹の塚、無職、菅原裕隆被告(37)=同罪などで公判中=を追送検し、捜査を終結した。 追送検容疑は昨年5~11月、両県の民家など37カ所に侵入し、現金約319万円と指輪など158点(時価計約185万円)を盗んだなどとしている。容疑を認めている。 同課によると、菅原被告は昨年1月に警視庁に別の窃盗容疑で逮捕され、同年6月に有罪判決を受けた。逮捕後に釈放されるなどして収監されておらず、公判中も犯行を重ねていたという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
暴力団幹部にみかじめ料渡す 神奈川県公安委、食品卸売業者に勧告 (産経新聞)
暴力団幹部にみかじめ料名目で現金を渡したとして、神奈川県公安委員会は20日、同県暴力団排除条例に基づき、県内の食品卸売会社で代表取締役を務める男(76)に対し、利益供与をしないよう勧告した。 県警暴力団対策課によると、男はトラブルなどの際に暴力団の力を借りる目的で、指定暴力団稲川会系組幹部の男(34)=覚せい剤取締法違反罪で起訴=に対し、平成30年1月から令和元年11月までの間、みかじめ料の名目で毎月現金1万円、合計23万円を渡したとしている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
福岡で2人目の感染確認 60代男性の妻、渡航歴なし(共同通信)
福岡市は20日、新たに同市中央区の60代のパート女性が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。同居する60代夫の感染を既に確認しており、同市の感染確認は2人目。いずれも最近の海外渡航歴はないといい、市は「市中感染が否定できない」としている。女性は医療機関に入院しているが、重症ではない。 市によると、夫は13日から発熱があり、19日に医療機関で肺に影が確認され20日未明、ウイルス検査で陽性と判明した。 一方、妻は17日に悪寒を訴えたが、風邪と診断され、18日に発熱。19日もマスクを着用してタクシーで出勤した。 同居の子どもは陰性と判明した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース