相次ぐ台風などの豪雨災害を受け、環境省は河川流域の湿地を天然のダムとして活用する方策を検討する。昨年の台風19号で被災した河川から二つの流域を選び2020年度に調査を始める。雨水や川からあふれた水を一時的にため、住宅地などの浸水を防ぐ。多くの動植物が生息する湿地の保全により、豊かな生態系の維持・回復を図る狙いもある。 東日本を中心に大きな被害があった台風19号では、栃木、群馬など4県にまたがる渡良瀬遊水地が東京ドーム約130杯分(1.6億立方メートル)を貯水し、下流部の被害を軽減した。生態系を守るラムサール条約にも登録され、住民の憩いの場となっている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新型コロナ対策、従業員の「体温」を掲示板に記入させて公開 こんな職場は問題では?(弁護士ドットコム)
新型コロナウイルスの対策として、従業員に「毎朝の体温測定と体温報告」を求める企業もあるという。報告先は上司や総務課など、会社によってさまざまだ。 しかし、中には全社員の体温を共有し、誰もがお互いの体温を見ることができる状態になっている会社もあるようだ。弁護士ドットコムにも、「全員が見る掲示板に体温を記入しなければならず、とても嫌です」という女性から相談が寄せられている。 相談者の会社では、仕事が始まる前に全員が検温をしなければならない。ここまでは許容できるとしても、問題はその先だ。会社内の掲示板に張り出した用紙に自分の体温を記入しなければならず、その掲示板は誰もが見ることができるのだという。 「男性が多い職場のため、抵抗があります。拒否することはできないのでしょうか」と相談者は聞いている。会社のやり方に問題はないのだろうか。濵門俊也弁護士に聞いた。 体温の公表は「プライバシー権の侵害」にあたる可能性も ーー体温を公表することについて、「プライバシーの侵害」ではないかという声もある。法的な問題はあるのだろうか 「プライバシー権は『私生活をみだりに公開されない権利』(伝統的古典的定義)や『自己の情報をコントロールする権利』(憲法学の通説的見解)などと定義されます。 もし、プライバシー権を『自己の情報をコントロールする権利』と解した場合には、毎朝の体温を公表されることは個人のプライバシー権を侵害する行為に該当し得ると思われます。 特に、妊娠・出産を望んでいる女性従業員にしてみれば、公表の期間が1か月にも及べば、自らの基礎体温を公表するに等しいといえます。そのため、プライバシー侵害の程度は男性従業員のそれに比して極めて強いと考えます」 ●体温の情報を全社員が共有する必要はない→別の方法を ーー相談者の会社のように、体温の情報を全社員がみられるという状態は望ましくはないということになる。そうなると、会社はどのような方法で体温の報告を求めるべきだろうか 「そうですね。今回のケースの場合、使用者側が体温の情報を全社員に共有する目的がよく分かりません。このように共有した場合、従業員間で監視し合うような状態にもなりかねず、企業全体の士気も下がるのではないかと思います。 たしかに、高熱が続く従業員には自宅待機をしてもらう等の措置をとってもらう必要があります。そのため、使用者側にしてみれば、各従業員の体温を把握する必要があることは理解できます。 しかし、一般の従業員がほかの従業員の体温の情報を把握できたところで、同じ立場なわけですから、何らの措置もとることができないことは明らかです。 上述のとおり、体温の公表はプライバシー侵害に該当し得るものであると思われます。そのため、体温を報告する手段は、必要最小限度の方法(たとえば、単なる上司に報告するのではなく、自宅待機などの命令を下せる人が情報を把握できるような社内の「報告窓口」に報告するなど)を選択すべきではないでしょうか」 【取材協力弁護士】濵門 俊也(はまかど・としや)弁護士当職は、当たり前のことを当たり前のように処理できる基本に忠実な力、すなわち「基本力(きほんちから)」こそ、法曹に求められる最も重要な力だと考えている。依頼者の「義」にお応えしたい。事務所名:東京新生法律事務所事務所URL:http://www.hamakado-law.jp/ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
藤井聡太七段、最年少タイトル挑戦へラストチャンス 強敵・斎藤慎太郎八段と初戦/将棋・棋聖戦決勝T(AbemaTIMES)
将棋の藤井聡太七段(17)がヒューリック杯棋聖戦の決勝トーナメント1回戦で、斎藤慎太郎八段(26)と午前10時から対局を開始した。藤井七段は、史上最年少でのタイトル挑戦へのラストチャンスだ。 【中継映像】藤井聡太七段、初戦突破なるか 藤井七段は、早指しの朝日杯将棋オープン戦で2回優勝したほか王位戦、王将戦で挑戦者決定リーグ入り。初のタイトル挑戦に確実に近づいている。特に王将戦では、リーグ最終戦で勝利すればタイトル挑戦というところまで近づいた。最年少での挑戦記録は、屋敷伸之九段(48)が保持する17歳10カ月で、藤井七段が今期挑戦権を得れば、ギリギリでこれを更新する。 対戦相手の斎藤八段は先日、自身初の順位戦A級入りを決めた若手実力者の一人でタイトル経験もある。両者の対戦成績は2勝2敗の五分で、好勝負必至のカードだ。 持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は藤井七段。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
仙台市で新型コロナ感染を確認 東北初、クルーズ船乗客(共同通信)
仙台市は29日、同市の70代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客。東北での感染確認は初めて。 市によると、クルーズ船内での検査は陰性で、20日に下船した。28日に微熱やのどの痛みを訴えたため検査したところ、29日朝に陽性と判明した。入院中だが、重篤な状態ではないという。 濃厚接触者の家族1人も同時に検査したが、陰性だった。 男性は下船後、新幹線と在来線を利用して帰宅したという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
実技は動画で 名古屋芸大、休校要請で「来校不要」入試
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、名古屋芸術大学(愛知県北名古屋市)が、受験生から送ってもらった動画や電話での質疑で合否を決める「来校不要」の入試を実施する。 来校不要の入試は、芸術学部と人間発達学部で合計13人程度を定員とする「3期」(3月24日)で行う。安倍晋三首相が全国の小中高校に一斉休校を要請したことをふまえ、自宅からの外出に抵抗感のある受験生もいると考え、実施を決めたという。 通常の入試では、音楽専攻を希望する受験生に楽器演奏やダンスの実技試験を課している。美術や文芸、デザインを学びたい受験生には、絵画や小説などの作品を大学に持ってきてもらい点数をつけていた。 来校不要の入試では、受験生が自らの演奏やダンス、美術などの作品がわかる動画を撮影し、大学に送信。試験官が動画を見たうえで、受験生が都合のつく時間に電話をかけ、質問をするという。大学の担当者は「どんな境遇でもやるべきことができるよう頑張ってほしい。我々もその気持ちに応えたい」と話している。(江向彩也夏) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
緩和ケア医ががんに 涙・お守り・免疫療法…その先に
東京都の行田泰明(ぎょうだ・やすあき)さん(59)は、緩和ケア医として激務の日々を送っていました。長引く胸焼けに、以前からの逆流性食道炎の再燃を疑い、職場で内視鏡検査を受けます。モニターに映った食道の様子は、予想とは違っていました。 胸焼けで検査「これは…」 また、悪くなってきたかな。 2014年1月、行田さんは胸焼けが続くのが気になっていた。 30代のころから逆流性食道炎を患っていた。食道と胃がつながる場所に問題があり、本来は胃の中にとどまるはずの胃液などが食道に逆流しやすい。ときどき胸焼けの症状が起き、そのたびに胃酸を抑える薬をのんでいた。ただ今回はいつもと違い、薬を続けてもよくならない。食べものがのどにつかえる感じもした。 拡大する患者宅を訪問する行田泰明医師(左)=2008年6月(画像の一部を加工しています) 行田さんは、もともとは麻酔科医だった。癌研究会(現・がん研究会)病院などで手術を受けるがん患者の全身状態の管理や、痛みを取り除く治療をしてきた。 痛みをなくせば、患者は楽になると思っていた。でもモルヒネで痛みがひいても、沈んだ表情のまま亡くなった女性がいた。家に帰りたいけれど、帰れない。そんなこころの痛みを抱えていた。 体の痛みだけでなく、こころも含めて患者をトータルに支えたい。03年に要町病院(東京都豊島区)に移り、緩和ケアに本格的に取り組み始めた。 そこには、大学病院やがん専門病院などで「もう治療法はない」とされた患者らが移ってきていた。在宅の人も含め、多いときは1人で50人ほどを担当。帰宅するゆとりがなく、しばしば病院に泊まり込んだ。体はいつも疲れていたが、気持ちは充実していた。 13年、誘われて都内の診療所に移った。ここでより充実した緩和ケア態勢づくりに取り組むつもりだった。だが施設側との行き違いもあって、実際には難しそうなことがわかり、近くここも退職することを決めていた。胸焼けを感じたのは、そんな時期だった。 14年2月の朝。在宅診療のた… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新型コロナ、簡易検査開発へ寄付募る 6時間→15分
大阪大学発バイオベンチャー「ビズジーン」が、新型コロナウイルスの感染を判定する簡易検査キットの開発を始めた。のどなどから採取した粘液と試薬を混ぜて垂らすだけで15分ほどで判定でき、小さなクリニックなどでも使えるのが特徴。開発費をまかなうため、クラウドファンディングで寄付を募っている。300万円が目標だ。 同社はデング熱を引き起こすデングウイルスの検査キットを開発中。今回は、その技術を応用し、新型コロナウイルスの遺伝物質やたんぱく質をとらえる試薬の開発を進めている。発熱などの症状が出ている人の鼻やのどなどから採った粘液と試薬を混ぜるだけで、15分ほどで感染の有無が判断できるようにする。 現在、新型コロナウイルスの感染の有無は、「PCR検査」というのどの粘液やたんからウイルスの遺伝物質を検出する方法で調べている。ただ、機械のある検査機関で検査しなければならず、遺伝物質の量を増やす必要があるため、結果が出るまでに6時間程度が必要だった。 簡易検査キットができれば、小さなクリニックでもその場で検査が可能になり、素早い対応につながると期待される。同社は4月中にも試作品を完成させることをめざすが、最終的な製品化には数年かかる可能性もある。同社の開發邦宏代表は「なるべく早く試作品をつくりたい。現在の感染拡大がいったん収まっても、また流行する可能性もある。将来に備えるという点でも、開発が成功すれば大きな意味がある」と話す。 寄付はサイト(https://readyfor.jp/projects/visgene01)で4月17日まで受け付けている。(杉浦奈実) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
TOKIO城島、安倍首相の臨時休校要請に「保護者にとって突然のこと。どう受け止めればいいのか…」(スポーツ報知)
2/29(土) 7:25配信 TOKIO・城島茂が、キャスターを務めるテレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(土曜・前6時)に生出演した。 番組では、安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国の小中高校に臨時休校を呼び掛けたことを報じた。 今回の方針に城島は「保護者の方にとっても突然のこと。どう受け止めればいいのか」と指摘した。番組では、休校により、経済活動が停滞する懸念を指摘する意見と政府の対策を報じたが「対策はもちろんしなくてはいけないですけど、どこが責任を持つのかっていう部分」とコメントしていた。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
働く「チャレンジド」 知的・精神障害の受け皿「特例子会社」とは(産経新聞)
社会参加を果たそうとする「チャレンジド」(米国発祥の障害者の新呼称)が増えている。令和元年の雇用障害者数(民間企業)は前年より2万5839人増えて56万608人(厚生労働省)と過去最高を更新。一昨年4月に企業の法定雇用率が2%から2・2%に引き上げられた影響で、障害者の雇用促進・安定を図るために設立される「特例子会社」という就業の受け皿が広がっている。企業側にとっては障害者の採用が親会社と企業グループの雇用率に反映されるというメリットがあり、障害の特性が仕事によっては強みになる場合もあるという。そんな職場の今をリポートする。(重松明子) 【写真】インターンとして働く特別支援学校の生徒たち 東京都西東京市の「SOMPOチャレンジド」は、SOMPOホールディングスの特例子会社として一昨年4月に設立。現在、知的・精神障害者42人が働き、3年後には100人体制を目指す。仕事は損保ジャパン日本興亜などのグループ会社から受託した業務だ。取材当日には、来年就職予定の特別支援学校生のインターンシップが行われていた。 資料をPDF化する作業。「スキャンできましたか? 原本と違いがないかチェックしてください」。指示された女子生徒が書類を凝視して「大丈夫です」と答える。 「知的・精神障害者は臨機応変な対応が苦手な半面、定型化された作業は黙々とやってくれる人が多い。健常者が見逃してしまった間違いに気付いてくれたこともある。これは強みです」と総合企画部の上田展裕課長(55)。 インターンの山下華香さん(17)に卒業後の進路希望を尋ねると「福祉(介護)か事務かで迷っています。色々な職業を体験させてもらいたい」と意欲的。渡邉祥太朗さん(17)は「パソコンが好き。カフェの接客にも興味がある。でも、朝から夕方まで働くのは疲れる」。職業体験3日目の感想を正直に話してくれた。 グループ会社から受注した書類の照合や仕分け、データ入力などを行う知的・精神障害の社員は1年契約更新(正社員登用制度あり)で、原則午前9時~午後5時(休憩1時間)勤務。週休2日制で基本給14万~16万円。 入社2年目の男性(45)は、以前は健常者として職を転々としたという。「今、こちらで働かせていただき肩の荷が下りました。社交不安障害を持っていまして、人と接すると汗だくになって、辛かったことは…」 「話しづらかったら無理に話さなくていいから」。サポーター社員の足立吉央さん(25)が待ったをかけた。 精神保健福祉士などの資格を持つ専門職。「人間関係が苦手ゆえに突然の取材に対してしゃべり過ぎ、無理をしているように見えた」。サポートで大切なのは、個々の特性を理解し信頼関係をつくっていくことだという。 特例子会社には「親会社との緊密な人的関係」が求められ、これまで障害者と接点のなかった“損保マン”の出向も多い。インターン運用を担当する佐藤真吾課長(59)もその一人。「障害者への理解は実際に接することで進む。仕事を発注している側の社員たちも、ここまでやってくれるんだと驚きと感謝を持ってみている」と好影響を語った。 そのうえで「配慮は必須だが、腫物に触る態度は禁物。一般社会に参加したくて『作業所』ではなく『企業』に入ることを選んだ人たちなんだから。厳しさも自覚してもらいます」。同社では障害者雇用のノウハウを蓄積し、知見をグループ全体で共有する方針だ。 昭和62年、障害者雇用促進法の改正により法制化された特例子会社はここ10年で倍増し、令和元年6月時点で517社にのぼる。 内臓疾患による障害を持ちながら有名大学を卒業した長女(24)が特例子会社に入社、知的障害の次女(22)が自宅から数駅先のスーパー銭湯でパートをしている男性会社員(54)にも話を聞いた。 「特例子会社は親会社が大企業なので安心感がある。長女は都心で一人暮らしも始めた。次女の場合は、体は健康だが勤務先に1日4時間勤務と制限されており、もっと働けるのに残念。特例子会社に就職してほしいが、郊外の地元では採用枠が少ない」 筆者は、特例子会社に障害者雇用を集約するのは、多様性社会の推進と矛盾するのではないかとも感じる。そう水を向けると「すべての職種・職場で障害者に配慮できるか、それは無理。労使双方に都合が良い仕組みですよ」。理想と現実のはざまで、正解は見えにくい。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
石原良純、安倍首相の臨時休校要請に「子供を持つ家庭の方はいろんな複雑な思いがある。うちも中学生と高校生います…」(スポーツ報知)
俳優の石原良純がメインパーソナリティーを務めるテレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(土曜・前6時)に生出演した。 番組では、安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国の小中高校に臨時休校を呼び掛けたことを報じた。 今回の方針に石原は「子供を持つ家庭の方はいろんな複雑な思いがあると思います。うちも中学生と高校生いますから、いきなり春休みになってしまう」とコメントした。 さらに「パートとか生活に差し支える方もいらっしゃるでしょうし、一概に正しいかどうかまだまだ分からないですけど、言えませんけど安倍総理の政治的決断という」と話した。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース