国民民主党の大塚耕平参院議員会長は20日の記者会見で、新型コロナウイルスに関する政府対策本部の会合を小泉進次郎環境相ら3閣僚が欠席したことについて「論外だ。今、野党が非力な上、政権がそれなりの支持率を維持しているから、あのような国会答弁で許されているが、辞職を求められても不思議でない怠慢と職務放棄だ」と批判した。 大塚氏は「野党の質問に『お望みなら何とか』と答えていたが、ああいうふまじめな答弁はやめたほうがいい。国会が空転してもおかしくない、ふまじめな、不誠実な、国民が苦しんでいることへの自覚のない発言だ」とも語った。 小泉氏は19日の衆院予算委員会で、本多平直衆院議員(立憲民主党)から欠席理由を「新年会」だと自らの言葉で説明するよう求められた際、「本多先生がお望みになる『新年会』という言葉と…」などと前置きして答弁していた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画解説】3月中旬にかけて暖かさ続く 桜の開花 平年より大幅に早い可能性も(ウェザーマップ)
向こう一週間は、本格的な春先取りの暖かさが続くでしょう。その後も3月20日ごろにかけて、全国的に平均気温が平年よりも高くなる見込みです。この暖かさで桜のつぼみの成長が促され、桜の開花は平年より1週間以上早くなる所も多いでしょう。 予想最高気温は水曜日ごろにかけて、東北で10℃以上、東日本から西日本で15℃以上の所も多く、全国的に3月下旬から4月上旬並みの暖かさとなるでしょう。その後、一時的な寒の戻りもありそうですが、先ほど発表された1か月予報では、3月20日ごろにかけての平均気温は全国的に平年より高くなる見込みです。ちょうどこの時期は桜のつぼみが成長するころですが、暖かさで全国的に桜の開花が早まりそうです。 先ほどウェザーマップが発表した最新の桜の開花予想では、東日本や東北を中心に、前回の予想よりもさらに数日早くなっています。平年よりも1週間以上早い所も多く、2週間ほど早まる所もありそうです。東日本から西日本では3月中、北日本でも東北南部などでは4月上旬に見ごろを迎えてしまう可能性もあり、記録的に早い開花となるかもしれません。(気象予報士・宮崎由衣子) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
再審請求中の執行は適法 死刑囚の訴え退ける、大阪(共同通信)
京都府などで1990年代、男女2人を殺害したとして強盗殺人罪などに問われ、最高裁で死刑が確定した松本健次死刑囚が、再審請求中に刑を執行するのは違法だとして、執行に応じる義務がないことの確認を求めていた訴訟で、大阪地裁(松永栄治裁判長)は20日、請求を棄却した。 松本死刑囚側は、再審請求中の執行が、裁判を受ける権利を保障する憲法32条に違反すると主張。しかし松永裁判長は「同条は刑罰について、裁判所の公開法廷での審理と判決によるべきだと定めたもの」と指摘。「その後の非常救済手続きである再審請求中に執行されても、権利が侵害されたとはいえない」と判断した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
橋本岳・厚労副大臣が「清潔ルート」「不潔ルート」の写真を投稿。まもなく削除(ダイヤモンド・プリンセス号)(ハフポスト日本版)
新型コロナウイルスの集団感染が発生したダイヤモンド・プリンセス号の対応に当たっている橋本岳・厚生労働副大臣が2月20日、船内に「不潔ルート」と張り紙されたスペースがあることを示す写真をTwitterに投稿した。写真は、まもなく削除された。(ハフポスト日本版・安藤健二) 橋本副大臣が写真を投稿したのは20日午前11時ごろ。「ちなみに、現地はこんな感じ。画像では字が読みにくいですが、左手が清潔ルート、右側が不潔ルートです。」と説明が添えられていた。 船内の広い部屋の入口と見られるが、左側の扉付近に黒い文字で「清潔ルート」。右側の扉付近に赤い文字で「不潔ルート」と書かれた紙が貼られている。 ダイヤモンド・プリンセス号の船内の様子について、中に入った神戸大学感染症内科教授の岩田健太郎さんは2月18日から20日まで告発動画をYouTubeで公開。「どこが危なくてどこが危なくないのか全く区別がつかない」と批判していた。橋本副大臣はこの指摘に反論するために、ルートを分けていることを示そうとして写真を投稿したようだ。 これについてネット上では「不潔ルート」という言葉や、区域の隔離が不十分ではないかという批判が相次いだ。前述の岩田さんは橋本副大臣の写真について「この手前(写真撮ってるとこ)が清潔不潔が完全にクロスするゾーンになる、ということがおわかりいただけますでしょうか」とTwitterで批判した。 橋本副大臣が投稿した写真付きツイートは、午後1時頃に削除された。 ハフポスト日本版・安藤健二 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
クルーズ船乗客で初の死亡者 新型ウイルス、80代の日本人男女 ―厚労省(THE PAGE)
厚生労働省は20日、記者会見し、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で新型コロナウイルスに感染し、入院して治療を受けていた80代の日本人の男女2人が死亡したと発表した。死因は男性が新型コロナウイルス。女性の死因は肺炎だが、新型ウイルスに関連したものとみられるという。同ウイルス感染が確認されたのちに死亡したクルーズ船乗客としては初めてという。 厚労省によると、男性は神奈川県在住。10日に発熱を訴えて入院し、その後に新型ウイルスの陽性が判明。呼吸状態が悪化し、20日に死亡が確認された。女性は東京都在住。12日発熱して医療機関に搬送され、翌13日に新型ウイルスが陽性と判明し、呼吸状況が悪化し、20日に死亡が確認されたという。 また、クルーズ船内で事務作業していた40代の厚労省職員1人と、30代の内閣官房の職員1人が新型コロナウイルスに感染したことも公表。2人とも男性で、厚労省職員は東京都、内閣官房職員は埼玉県在住。厚労省によると、2人とも公共交通機関の利用はない。都内の別々の医療機関に入院しているが、双方とも搬送時の熱は36度台だという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
これはラッパ?鳥のあし? 奄美の森に近づく春
ラッパに鳥のあし、寺社の鰐口(わにぐち)――。奄美大島の森で、そんな姿に例えられるユニークな形の希少種や固有種の花が咲き、亜熱帯の島に近づく春を感じさせている。 拡大する林床で咲いたアマミテンナンショウ。薄緑の筒状部分が花で、細長い鳥足のような葉が特徴=2020年1月15日、鹿児島県奄美大島 林床で咲いているのが同島と徳之島の固有種アマミテンナンショウ。高さ20~50センチの多年草で、「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる筒状の緑の花と鳥のあしのような葉が特徴だ。盗掘や森林伐採で数が減り、環境省レッドリストの「絶滅危惧ⅠB類」。中国に自生する仲間は、古くから薬用植物として利用されているという。 拡大する管楽器のような花が個性的なリュウキュウウマノスズクサ=2020年2月3日、いずれも奄美大島 ラッパやサックスに似た独特の形の花をつけたのはリュウキュウウマノスズクサ。林縁に生えるツル性植物で、奄美大島以南の琉球列島の固有種とされる。果実が馬につける鈴に似ているのが名前の由来という。「この花を見たら、春はもうすぐ」と話す自然ガイドもいる。 拡大するワニグチモダマの花。種子の形が鰐口に似ている=2020年2月11日、奄美大島 奄美市の朝仁海岸では、マメ科のワニグチモダマが淡い黄緑の花を咲かせている。十数年前、同海岸で初めて確認され、自生の北限とされる。和名は、寺社の軒下などにつるされた音響具「鰐口」に種子が似ているからといわれる。準絶滅危惧種だが、巻き付いたアダンとともにつるが刈られたこともあり、町内会などが保護を呼びかけている。(外尾誠) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
麻薬譲渡の疑いでDJ逮捕 「CHIDA」名義で活動
徳島県警は19日、音楽プロデューサーの千田信介容疑者(46)=東京都国立市=を麻薬取締法違反(譲渡)容疑で逮捕し、発表した。「間違いない」と供述している。県警によると、千田容疑者は「CHIDA」の名義でDJとして国内外で活動しているという。 阿波吉野川署によると、千田容疑者は昨年2月上旬ごろ、知人の男性と共謀し、東京都内のクラブで徳島市の40代会社員男性に合成麻薬MDMA数十錠を譲り渡した疑いがある。この会社員に対する捜査の過程で、千田容疑者が浮上したという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
私産む前の母に会いたい 娘が始めた長旅とコラージュ
大好きだった母は、私を産む前にどんな日々を過ごしていたのだろうか――。第29回林忠彦賞に選ばれた現代美術家、笠木絵津子さん(67)=千葉市=の写真集「私の知らない母」は、「空白の時代」を埋める長い旅を経て誕生した異色のフォトコラージュだ。 「このシリーズは、母の死をきっかけに自分の存在を探る旅として始まるが、アジアの歴史に翻弄(ほんろう)される家族の物語として終わる」。写真集の「あとがき」で笠木さんはこう記した。 母久子さんが亡くなったのは1998年。大切な人を失った喪失感に苦しむ日々が続いた。自分は彼女のことをどれだけ知っていたのだろう。母の話を聞こうと訪ねた伯母(おば)の家で、祖父が残した古いアルバムと出会う。100枚ほどの家族写真が貼られていた。 新潟の寒村に生まれた祖父は東京高等師範学校を卒業。日本統治下の朝鮮へと渡り、教師として働いた。その官舎で母が生まれたのは1924年。2歳になると台湾へ移り、旧満州で敗戦を迎えた。 パソコン上で、モノクロ写真の… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ダイヤモンド・プリンセス号、下船までの経緯は?【新型コロナウイルス】(ハフポスト日本版)
新型コロナウイルスの集団感染が発生している大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の感染対策に世界中から注目が集まっている。日本の水際対策の要となったクルーズ船のこれまでの経緯をまとめた。 どんな船 ダイヤモンド・プリンセス号は、2004年に三菱重工業長崎造船所で建造された。アメリカのクルーズ会社「プリンセス・クルーズ」が運航しており、日本発着クルーズは2014年から開始された。 1月20日、横浜から出航 今回は1月20日に横浜を出港し、香港やベトナム、台湾、沖縄をまわって2月4日午前に横浜に帰港するスケジュールだった。 2月1日、香港で下船した乗客の感染が確認 衝撃が走ったのは、2月1日。香港政府は25日にダイヤモンド・プリンセス号に乗って香港に帰国した男性(80)から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が確認されたと発表。 2月3日、検疫開始 クルーズ船は2月3日夜に横浜港に到着。着岸せずに停泊し、日本政府の検疫下に置かれた。発熱などの症状がある人を確認。 2月5日、隔離開始 2月5日、乗員乗客のうち10人に新型コロナウイルスの感染が確認された。この日の朝以降、感染拡大を防ぐために乗客全員を自室待機として事実上の隔離措置を開始。 発熱などの症状がある人を中心に、新型コロナウイルスの検査も順次行い、検査結果が発表されるたびに感染者の数は増加。2月15日までに計218人の感染者が確認された。 海外の批判 船内での感染者が日々拡大していくことに、海外からは懸念の声も上がった。 特に日本人に次いで乗客が多かったアメリカでは、「感染拡大の第二の震源地を作った」(ABCニュース)「公衆衛生の危機対応で『こうしてはいけません』という教科書の見本のような対応」(ニューヨークタイムズ)などの批判も。 海外からは続々とチャーター機派遣へ アメリカ政府は2月16日から17日にかけて、ダイヤモンド・プリンセス号に乗っているアメリカ国民を退避させるためのチャーター機を派遣して帰国させた。 これに続き、イギリスやイタリア、カナダ、オーストラリアなどの国も検査で陰性だった自国民を退避させるためのチャーター機を派遣する意向を明らかにした。 2月19日、下船開始 ウイルス検査で陰性が出た乗客の下船が2月19日から始まった。19日は、乗客443人が下船。バスで横浜駅などのターミナル駅に移動し、帰宅の途についた。 厚生労働省によると、これまでに検査された3011人のうち陽性が確認されたのは19日時点で621人。うち322人は無症状という。 また、この日、神戸大学感染症内科教授の岩田健太郎さんが船内の感染対策の不備を訴える動画を公開(翌日に自ら削除)。 これに対し、加藤勝信厚労相は同日夜に記者会見を開き、「明らかに検疫期間に発症者が減少しており、隔離が有効に行われた」として検疫が有効に作用したとの認識を示した 中村 かさね (Kasane Nakamura) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
福岡市の新型コロナ感染者、海外渡航歴や国内旅行なく 市は感染経路調査(西日本新聞)
福岡市は20日、市内在住の60代の日本人男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。発熱や肺炎の症状で県内の感染症指定医療機関に入院しているが、自分で食事は取れており、重症化はしていないという。感染が拡大している中国を含め最近の海外渡航歴や国内旅行はなく、市は感染経路を調べている。九州での感染確認は初めて。 【写真】「健康ならマスクをつけないで」と呼び掛ける新聞広告 市によると、男性は無職で、妻と子どもの2人と同居している。13日に37・5度の発熱があり、市内の医療機関を受診。せきの症状はなく、自宅療養を指示されたという。その後も発熱が続くため、19日に再度受診したところ、エックス線検査で肺炎の症状を確認。保健所を経て感染症指定医療機関を受診、入院し、20日未明、ウイルスを高精度で検出するPCR検査の結果、陽性が判明した。 同居する家族2人についても感染の有無を調査しているが、現時点で発熱やせきの症状はないという。 同日午前に記者会見した高島宗一郎市長は「感染の拡大防止や自己の予防のため、こまめな手洗いやせきのエチケットを守っていただきたい」と呼び掛けた。 市は同日、感染症危機管理対策本部会議を開き、本部長の高島市長が各局に対応策などを指示した。午後にも会議を開き市内でのイベントや公共施設での対応を検討する。(福岡市政取材班) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース