内縁の妻の娘2人と性交をしたとして、監護者性交等罪に問われた建設業の男(42)の判決が24日、長崎地裁であった。小松本卓裁判長は「被害者の精神的苦痛は非常に大きく、刑事責任は相当に重い」として懲役9年(求刑懲役13年)を言い渡した。 判決などによると、男は2019年5月、長崎県内の自宅で内縁の妻の娘(当時15)と性交。同年7月には、その妹(当時14)と内縁の妻宅で性交をした。 男側は被害者の供述は信用できないと主張。性交を否定し、監護者わいせつ罪にとどまると訴えていた。 小松本裁判長は被害者の供述は信用できると判断。そのうえで、「被害者2人に対し数年にわたって監護者として影響力を及ぼしていた」と指摘。2人が「母親に助けを求めたら殺される」と考えていたことなどに触れ、「本来信頼を寄せるべき者に性的自由を侵害された精神的苦痛は非常に大きい」と述べた。 検察の冒頭陳述などによると、19年7月に妹が友人や担任に相談。学校が児童相談所に通告し発覚した。(米田悠一郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
NHK経営委、番組批判発言を認める 発言者名明かさず
かんぽ生命保険の不正販売を報じた番組を巡り、当時の上田良一・NHK会長を厳重注意した2018年10月23日の経営委員会で、委員から番組を批判する発言があったことを認める資料を、経営委が24日、公表した。番組批判は放送法が禁じる委員の番組への干渉にあたる疑いがある。経営委は誰が番組批判をしたか明らかにしていないが、関係者への取材によると、森下俊三委員長代行(当時、現委員長)らの発言があった。ただ、今回の資料でも発言者名は伏せられたままだ。 「郵政3社からの申し入れに関する経営委員会での対応の経緯について」と題された8ページの資料では、郵政側からの抗議を受けて会長への厳重注意に至った経緯を説明している。経営委で発言した委員の名前を特定せずに複数の意見の要約を列挙。「作り方に問題があるのでは」「ニュースなどでは批判的な意見やフォローする言葉も入るが、今回の件は一方的になりすぎた気がする」「(情報提供を呼びかけるネットの)動画で詐欺、押し売りなどと言っていることについて、郵政はNHKに対して抗議したのだろう」などが示された。 一方、「過去の番組に関する意… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
羽田新ルートの騒音「想定以上」地点が2割 想定以下も
29日に運用が始まる都心低空を通る羽田空港の新飛行ルートで、国土交通省は24日、2月上旬にあった試験飛行の騒音データを分析した結果を公表した。機体の大きさを踏まえて地点ごとに集計したところ、約2割の地点で想定より1~3デシベルほど大きな値が出た。想定通りが約6割で、想定以下は約2割だった。 赤羽一嘉国交相は24日の会見で、予定通りに運用を始めることを強調し、「騒音状況を継続してモニターする。想定を著しく上回る結果が出てきた場合は、必要に応じてさらなる騒音対策をしていく」とした。 国交省は、都心を通る南風時の… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ヘイト「断固許さず」 川崎市ふれあい館脅迫で非難 森法相(カナロコ by 神奈川新聞)
在日コリアンの虐殺宣言や爆破予告など、川崎市川崎区の多文化交流施設「市ふれあい館」を標的に続くヘイトクライム(差別に基づく犯罪)について、森雅子法相は24日、「ヘイトスピーチであり、断固許さない」と非難を表明した。参院法務委員会で有田芳生氏(立憲民主)の質問に答えた。個別の案件に法相が見解を示すのは異例。 森氏は年明けに同館へ送りつけられた脅迫年賀状のほか、新型コロナウイルスにかこつけ今月上旬、横浜中華街に届いた差別封書の文言を挙げ、「抹殺しよう、殺していこう、早く日本から出て行け、ごみだという文言はヘイトスピーチだ」と明言。「個別の事件への評価は適当ではないかもしれないが」と前置きした上で「このようなヘイトスピーチに対し、断固として許さないという姿勢を法務省は貫いていく」と述べ、非難と根絶に向けた態度を明確に示した。 森氏は質疑の当初「個別の事件への表明は難しい」と一般論を繰り返した。これに対し、有田氏は「公人はヘイトクライムに立ち向かう責任がある」と具体的な非難声明を求めた。 在日コリアン集住地区にあって、差別解消のために設置された同館への攻撃が地域社会に緊張を強い、利用者が激減するなど被害が継続している深刻な現状を紹介。「子どもたちは『なぜ在日だからといって殺されなければならないの』と訴えている」。川崎市長や市議会議長名による非難声明にも言及し、「生身の人間の苦悩を知るからこそ現場の警察官も懸命に捜査している。大臣にも人間の言葉を求めたい」と迫った。 踏み込んだ答弁について森氏は神奈川新聞社の取材に「本当に許されないと思った。特に子どもたちの話に胸が痛んだ」と話した。 この日の審議ではヘイトスピーチ解消法の発議者である矢倉克夫氏(公明)からインターネット対策を含む防止策を求められ、「ネット対策については国会の議論を見守っていきたい」と前向きな姿勢ものぞかせた。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
NY州知事「2週間後ピークも」 感染者数、3日ごとに倍増(共同通信)
【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は24日、州内の新型コロナウイルス感染者は3日ごとに倍増しており「予想以上の勢い」と懸念を表明し、感染のピークが早ければ今後2週間で訪れ、現状のままだと医療機器や人員が大幅に不足するとの危機感を示した。 知事は「われわれは炭鉱のカナリアだ。きょうのニューヨークは明日の米国だ」と強調、連邦政府が備蓄している2万台の人工呼吸器を直ちに放出するよう求めた。 知事によると、感染者治療用のベッドは最大で14万床必要だが現状は5万3千床しかない。最大4万台の人工呼吸器が必要だが、現状は7千台しかないという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コロナ、世界の感染者40万人超 欧州に続き、米国でも急増(共同通信)
【ジュネーブ共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が24日、世界全体で40万人を超えた。18日に20万人を超えてから、約1週間で倍増した形。欧州に続き、米国でも感染者が急増しており、感染拡大は新たな局面を迎えようとしている。 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が「今や欧州がパンデミック(世界的大流行)の中心地となった」と表明したように、3月は欧州の感染拡大が急加速。だが23日付のWHO状況報告では、前日からの新規感染者のうち、約4割を米国が占めるようになってきている。 米国の感染者数は中国本土、イタリアに次ぐ規模。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新型コロナ、世界の感染者40万人超える(共同通信)
3/25(水) 3:08配信 【ジュネーブ共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が24日、世界全体で40万人を超えた。23日に35万人を上回ったばかりだった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
連れ子に暴行とわいせつ行為、男に猶予判決 福岡地裁
同居する女児に対する暴行と強制わいせつの罪に問われた30代の男=福岡県=の判決公判が24日、福岡地裁であった。川口洋平裁判官は懲役3年保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役3年6カ月)を言い渡した。公判で検察側は、男が女児の部屋に監視カメラを置き、虐待を繰り返していたと述べていた。 判決によると、男は昨年11月9日昼、自宅で妻の連れ子である女児(当時12)の頭を数回殴り、11月19日午前0時ごろにはわいせつな行為をした。 検察側は公判で、男が女児の部屋に監視カメラを設置し、ピアノを練習しないと「やるべきことをやらなかった罰」として一晩中正座をさせたり、夕食を白米200グラムのみにしたりしたほか、昨年4月ごろからはわいせつ行為も繰り返していたと指摘していた。 12日の被告人質問で、川口裁判官は「言うべきか迷っている」と切り出すと「私自身、1人の親として許すことはできない。刑務所に入って当たり前と思う。その一方、公判を通じて真剣に考えていることはわかった。結論を悩んでいます」と異例の説諭をしていた。 判決で川口裁判官は「家庭内という逃げ場のない環境で相当期間にわたり、未熟な児童に加えられた常習的犯行の一環で、成育への悪影響が懸念される。酌量すべき余地はない」と指弾。一方、妻が男の監督を申し出たことや、男が性犯罪者対象の専門的処遇を受ける意思を示したことなどから「今回に限り、社会内での更生に委ねる余地がある」と述べた。(角詠之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
2020グッズに殺到? ネットショップつながりにくく
2020年東京五輪・パラリンピックの開催について、安倍晋三首相が「21年夏までに開催」と延期の時期に踏み込んだ24日夜、「TOKYO2020」の表記がある文房具や衣類など公式グッズを販売する「東京2020オフィシャルオンラインショップ」が一時利用できなくなった。 午後9時40分時点で、「ただいまご利用いただけません」「しばらく時間をおいてから再度アクセスください」と表示され、商品のページを閲覧できなくなっていた。ツイッター上には「2020の開催がなくなったからオンラインショップが混雑」などの書き込みが相次いだ。小池百合子・東京都知事は「名称はそのまま『東京2020』でいく」と説明している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
藤井聡太七段、今年度も勝率8割以上 王位リーグ3連勝
将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が24日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第61期王位戦(新聞三社連合主催)の挑戦者決定リーグ(通称・王位リーグ)白組の対局で、稲葉陽(あきら)八段(31)に129手で勝ち、リーグ成績を3勝0敗とした。リーグは残り2局。菅井竜也(たつや)八段(27)、阿部健治郎七段(31)に連勝すれば白組優勝が決まり、紅組優勝者との挑戦者決定戦に進む。 日本将棋連盟によると、藤井七段の2019年度の成績は52勝12敗(非公開の対局を含む)となり、年度内の残り1局に敗れても勝率8割となるため、17、18年度に続いて19年度の勝率8割以上が確定した。3年度連続の年度勝率8割以上達成は、「将棋大賞」という表彰制度が始まって記録が整備された1973年度以降では初めて。羽生善治(はぶ・よしはる)九段(49)が1987年度と88年度に達成した2年度連続8割以上という記録を更新した。藤井七段は「そのことは全く意識はしてなかったですけど、今年度も一局一局に全力を尽くしてきた結果、そういう結果を残せたことは良かったかな、と思います」と話した。 本局は午前10時に始まり、午後7時36分に終局した。勝った藤井七段は「(リーグ3連勝で首位での折り返しになったが)残り2局も最善を尽くして指したい」と話した。敗れた稲葉八段は「ある程度、研究どおりで、ある程度、有利に進んだかなと思うんですけど、時間が無い中で、藤井七段に勝負手を連発されて、(自分が)長考する場面が多かった。最後、▲6一飛という手への対応を間違ってしまった」と話した。 藤井七段の次の対局は31日。第91期ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)決勝トーナメントの準々決勝で菅井八段と対戦する。 1分将棋に入り、藤井聡太七段は「厳しいかな、と思って」と振り返りました。両対局者への一問一答も紹介します。 王位戦は将棋界に八つあるタイ… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル