隣家の火災を自宅の消火器などで消し止めた父子に新潟県上越市の上越南消防署が感謝状を贈った。現場は住宅街で、地元の寺町2丁目町内会(約460世帯、約1200人)も「大惨事を未然に防いだ」と新保敬儀(としのり)会長が表彰状を渡した。 表彰されたのは、同市寺町2丁目の大坪敏英(としえい)さん(68)と克也さん(36)。2月24日夜、大坪さん方の隣にある高齢夫妻の住宅で石油ストーブから出火。叫び声で火災に気づいた克也さんが通報し、敏英さんとともに消火した。消防隊の到着時には消えていたという。 22日の表彰式で宮﨑和浩署長は「いち早く火災を察知し、通報と初期消火の連携、迅速果敢で適切な行動によって、住宅密集地で火災の拡大を未然に防いだことは地域の安全に大きく貢献した」と感謝。新保会長は「なかなかできることではない。もう少し遅ければ、大変な火災になっていた」とたたえた。 敏英さんは「火柱が上がっていたが、体が反射的に動いて親子でいい連携が取れた。感謝状や表彰状と聞いてかえって驚いている」と話した。一方で「熱さと煙の勢いがすごく、数日たっても目を閉じると火柱が見える錯覚があった」と振り返った。克也さんは「いざという時のために消火器は家に置いておいた方がいい、と宣伝したい」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「騒音対策」羽田新ルートの着陸角度、米軍側に配慮?
東京都心の低空を通る羽田空港の新ルートで導入される急角度(3・45度)での着陸について、政府が米軍と合意した上で導入を決めていたことが政府関係者への取材でわかった。政府は急角度で着陸する目的を騒音対策としているが、米軍の意向を踏まえた点については説明していない。 新ルートは29日に運用が始まったが、この日は南風が吹かなかったため、都心低空を通るルートの運用開始は30日以降に持ち越しになった。 拡大する新ルートでは横田空域を通過して着陸する 新ルートの一部は、米軍が管制する「横田空域」を横切る。そのため、日本政府と米軍側が日米合同委員会の分科会などで調整にあたった。日本側が空域内を通る旅客機を管制することで昨年1月に合意したが、より高高度から急角度で着陸することもこの際にまとまった。政府は着陸方法の安全性を確かめ、昨年7月に公表した。 なぜ急角度になったのか。 米軍側には新ルートの運用時間… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
無職独身40~50代が親の収入頼み、推計57万世帯
無職で独身の40~50代の子が高齢の親と同居し、生活費を親に頼っているとみられる家庭は2013年時点で推計約57万世帯あり、1995年からの18年で約3倍に増えていたことがわかった。このうち子が40代の家庭は推計約38万世帯で、50代の家庭の約2倍だった。朝日新聞と立命館大の山本耕平教授(精神保健福祉論)が、国の統計情報から試算した。 こうした家庭は、ひきこもりなどの課題を抱えて社会から孤立する「8050(ハチマルゴーマル)問題」に陥りやすい。この問題に詳しい山本教授は「7年後の今、事態はさらに深刻化している可能性が高い」と話す。 8050問題の公的な定義はないが、山本教授によると、無職、独身の子が高齢の親の収入に頼って同居する中で、ひきこもりや介護、貧困などを抱えて孤立しがちになる実情がある。 今回、試算に使ったのは厚生労働省の審査を経て提供された国民生活基礎調査の匿名データ(95、04、13の各年版)。13年版が最新で、家族構成や就業、健康、年金受給の状況など約10万人分の情報を含む。情報処理などの作業は専門機関「統計情報研究開発センター」に委託した。 8050問題の特徴を踏まえ、匿名データから無職(または家事従事)で独身の40~50代の子と、60代以上の親が同居し、親の所得(年金を含む)が子より高い世帯を抽出。「8050問題に陥るリスクを抱えやすい家庭」と位置付け、集計した。 13年は、データ上の全3万8882世帯のうち440世帯(1・1%)が該当した。厚労省が全国の推計値を出す際の計算方法に沿い、該当世帯主の数(440)に人口比ベースの係数を掛けると、推計約56万8340世帯だった。95年データを基にした推計世帯数の3・2倍、04年の1・6倍だった。 ■識者「リスクさらに高… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
週間天気 週中頃は急発達の低気圧で荒天のおそれ(ウェザーニュース)
■この先1週間の天気のポイント■ ・週中頃は雨風強まるおそれ ・三寒四温 寒暖差に注意 ・桜の開花前線は東北へ 週中頃は雨風強まるおそれ 週中頃にかけて前線が日本の南岸に停滞し、西日本や東日本の太平洋側を中心にスッキリしない天気が続く見込みです。 新年度を迎える4月1日(水)頃に低気圧が急発達しながら日本付近を通過します。広く雨も降りますが、それ以上に強まる風に注意が必要で、荒れた天気になるおそれがあります。最新の情報に注意してください。 週後半になると低気圧は離れて、西日本と東日本では広く晴れる見込みです。 三寒四温 寒暖差に注意 この先、西日本や東日本ではこの時期らしい気温の日が多い予想です。 ただ、低気圧通過後は上空に冷たい空気が流れ込むため、北日本や東日本で気温が大きく下がります。 日本海側は1日(水)と2日(木)、太平洋側は2日(木)と3日(金)の気温差が大きくなる見込みです。 また、この時期の晴れる日は朝が寒く、昼間は暖かくなるため、1日の寒暖差や日々の気温変化で体調を崩さないようにご注意ください。 桜の開花前線は東北へ 週末には福島や仙台でソメイヨシノの開花が発表され、開花が遅れている鹿児島を残し開花前線は東北南部まで北上しています。 月末までには北陸東部や東北南部でも開花の便りが届き、暖冬の影響で開花が遅れている九州南部でもようやく開花が見込めそうです。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
父の遺品、捨てられず…異色の寄贈美術館へ千キロの旅路
記者の父が81歳で世を去り、家の歴史を担った多くの物が残された。母に先立たれて4年、都内の一戸建てに住んでいた。どこの家庭でも遺品整理は気が重い作業だろうが、我が家の場合とりわけ難題だったのが、父がむかし買った現代美術の絵画作品の処分だ。途方に暮れた私を助けてくれたのは、北海道東部の小さな美術館「置戸ぽっぽ絵画館」だった。 捨てがたい遺品 父が他界したのは2018年2月。のどのがんが原因で髄膜炎を発症、人事不省のまま入院していた。かつて6人家族が暮らし、主をなくした屋敷は散らかり放題だった。本やオーディオ、ピアノは古物商らに引き取られたが、困ったのが父が約30年前に交際していたという画家本人から購入した、3枚1組の大きな抽象画だった。 実家は更地にして売却することが決まり、私たち子供の家には飾れる場所がない。画商に売却を打診したが、「流通性がない」と断られた。近年まで父と同居していた弟は「作者は亡くなったと聞いた」という。電話番号簿に残っていた連絡先に電話したが「現在使われていません」だった。 困惑の中で思い出したのが、以前小耳に挟んだ「寄贈された絵だけを集めた、全国的にも珍しい美術館が北海道置戸(おけと)町にある」という話だ。翌19年、私自身が東京から札幌へ5月10日付で異動することが内定。何かの縁を感じ、思い切って連絡した。「うちの絵、もらっていただけませんか?」 それが「置戸ぽっぽ絵画館」だった。 拡大する旧置戸駅舎の「おけとコミュニティホールぽっぽ」の2階ほぼすべてが「置戸ぽっぽ絵画館」。ボランティアが集まって年に1度の展示替えが行われた=2019年10月24日午前10時40分、置戸町置戸、戸田拓撮影 道東の小さな美術館をめぐる物語。記事後半、ある事実が記者を驚かせます。 立派だった廃駅 「ぽっぽ」の名は、廃止された旧置戸駅の建物を利用していることに由来する。12年に開設され、館内に約270点を展示。町内の廃校の体育館を収蔵庫に活用し、収蔵作品総計は800点を超えるという。窓口となっている都内の画廊に絵を持ち込んで審査を依頼。幸い受け入れていただけることになり、19年3月に北海道に送った。 絵画館によると、運営はボラン… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中山競馬場、雪でレース中止 JRA「安全に行えない」
日本中央競馬会(JRA)は29日、千葉・中山競馬場の降雪が激しくなり、安全にレースが行えないと判断し、第3レース以降を中止した。同日の阪神、中京競馬は平常通り行われる。中止になった中山競馬のレースは改めて出馬投票を行い、31日(火)に開催することになった。 中央競馬は新型コロナウイルスの影響で2月29日から無観客でレースを続けている。馬券の発売は電話・インターネット販売のみに限られている。29日は中京競馬場で高松宮記念が行われるが、GⅠレースが無観客で開かれるのは史上初めて。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「俺コロナだよ」と叫んで営業妨害の疑い 会社員を逮捕
「俺コロナだよ」と叫び店の営業を妨害したとして愛知県警中村署は29日、名古屋市中村区賑町、会社員岸野尚史容疑者(42)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。 署によると、岸野容疑者は29日午前11時15分ごろ、同市中村区の家電量販店で、店員に「俺コロナだよ」と叫び、店に消毒作業をさせるなど営業を妨げた疑いがある。岸野容疑者は「弁護士と相談してから話す」と容疑の認否を保留しているという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高速道路歩いて逃げたか…東名のICで酒飲んで運転し中央分離帯に衝突 車放置して逃走の男逮捕(東海テレビ)
名古屋市名東区の東名高速・名古屋インターチェンジで、酒を飲んで車を運転して物損事故を起こしたにもかかわらず、車を放置して逃げたとしてブラジル国籍の25歳の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、ブラジル国籍で福井県鯖江市のアルバイト、イワシマ・ビクター容疑者(25)です。 イワシマ容疑者は、29日午前6時半過ぎ、名古屋市名東区の東名高速・名古屋インターチェンジで、酒を飲んだ状態で車を運転し、中央分離帯に衝突する事故を起こしたにもかかわらず、車を放置して逃走した道路交通法違反の疑いです。 事故を起こした車の目撃者からの通報を受け、警察が駆け付けた際、現場にイワシマ容疑者はいませんでしたが、その後名古屋インターチェンジ近くの一般道でイワシマ容疑者を見つけ、逮捕しました。 イワシマ容疑者は、歩いて高速道路上を逃げたとみられていて、調べに対し容疑を認めているということです。 警察はイワシマ容疑者が酒を飲んで車を運転した経緯などを調べています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新型コロナ 関西で1日最多31人感染確認(読売テレビ)
読売テレビ 大阪府によると、29日に感染が確認されたのは、10歳未満の小学生から70代までの男女17人。 □このうち、堺市の60代の男性は堺市内の朝日新聞販売所の配達アルバイトで、朝日新聞は30日から当面の間、この男性が勤務している販売所を閉鎖し、近隣店が配達するとしている。 このほか、29日には兵庫県で7人、京都府では集団感染が発生した可能性のある、京都産業大学の学生を含む7人の感染が新たに確認された。 □関西では、1日で過去最多の31人の感染が確認され、感染者の総数は422人となった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
家電量販店で「俺コロナだよ!」…店の業務妨害した42歳男逮捕「弁護士来てから話す」と認否留保(東海テレビ)
29日午後、名古屋駅前の家電量販店で「俺コロナだよ」などと叫び、店の業務を妨害したとして42歳の会社員の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、名古屋市中村区の会社員・岸野尚史容疑者(42)で、29日午前11時すぎ、名古屋駅前の家電量販店で、「俺コロナだよ、コロナだよ」などと叫び、業務を妨害した疑いです。 従業員から警察に通報があり、防護服を着た警察官が現場に駆けつけ、岸野容疑者の身柄を取り押さえました。 岸野容疑者が新型コロナウイルスに感染しているかどうかはわかっていませんが、警察によりますと、咳や発熱などの症状は出ていないということです。 調べに対し、岸野容疑者は「弁護士と相談してから話します」と認否を留保しています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース