外務省は1日、新型コロナウイルスによる肺炎が拡大する韓国南東部の大邱市と慶尚北道清道郡について、感染症危険情報をレベル3に引き上げ、渡航中止を勧告した。大邱市と清道郡を除く韓国全土に対して十分な注意を促すレベル1は維持した。 危険度は4段階で、最も高いレベル4は退避勧告となる。レベル3はこれまで中国の武漢市を含む湖北省、浙江省温州市、イランのテヘラン、コム、ギラン3州に発令されている。レベル分けを導入した2015年以降、レベル4は例がない。 大邱市と清道郡については2月に、不要不急の渡航自粛を求めるレベル2を出した。その他の全土にはレベル1を発令した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
薬物を断つのは本当に無理なのか…治療的司法のススメ(TOKYO MX)
TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。2月21日(金)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、弁護士の三輪記子さんが“治療的司法”について見解を述べました。 ◆「無罪の推定」原則とは? 歌手の槇原敬之さんが2月13日、覚せい剤取締法違反などの疑いで警視庁に逮捕されました。槇原さんは1999年にも同容疑で逮捕されており、ネット上には「覚せい剤を断つのは無理なのね」、「薬物が怖いものだとわかった」、「刑罰をもっと厳しくすべき」などのコメントが並んでいます。 まず三輪さんは前提として「『無罪の推定』原則が忘れられていませんか?」、「その情報はどこから?」と、2点について案じます。 無罪の推定原則について、「『疑わしいときは被告人の利益に』というのは刑事裁判における鉄則。だから立証責任は全て検察官が負う」と三輪さんは解説。さらには、「被告人に無罪の立証責任を負わせてはならない、無罪の立証に失敗したから有罪というのはおかしい」と言います。 これは無実の人を罰するようなことがあってはならないからあるもので、国際人権規約にも明言されているそう。日本も批准しており、「刑事上の罪に問われている全ての者は、法律に基づいて有罪とされるまでは、無罪と推定される権利を有する」とありますが、「刑事上の罪に問われるかどうかわからない人まで、まるで有罪かのような報道がないかと懸念している」と三輪さん。 ◆問われるメディアリテラシー そして、「逮捕したらその人を罰していいみたいな空気になることが怖い」と世間の風潮を危惧し、「その情報はどこからきているのか?」と問いかけます。「誰が発した情報なのか、警察の情報を100%信用していいのか、メディアの情報の情報源はどこなのかを今一度見てほしいし、それらは100%正しいのかをよく考えていただきたい」と主張し、「警察の情報をそのまま流すことにどこまで意味があるのかと思う」と苦言を呈します。 ◆薬物依存は治療できる病気 一方で、薬物問題に関しては「あくまで一般論」と強調し、「薬物事案に厳罰は不要。世界では“非犯罪化”が主流になりつつある」と三輪さん。さらに、依存症は「回復可能」と言い、「排除したり、疎外することは回復にとって逆効果。依存症は再発を繰り返しながら治っていく病気ということを知らないから“厳罰に処せ”と言ってしまう」と指摘。 適正な罰を与えるだけでは再犯は防げないとし、「再犯が多いのは原因そのものにアプローチしていないから」と推察します。そして、再犯を防ぐべくケアの重要性を促し、「治療的司法という概念を知っていただきたい。それは社会全体で依存症の方を支えるなど、無罪推定の原則に基づいて報道を冷静に見ることが大事」と訴えていました。 スローニュース代表取締役の瀬尾傑さんも同意しつつ、三輪さんの意見に補足。覚せい剤で捕まった方の再犯率は65%。高いと言われていますが、「これは誤解」と断言する瀬尾さん。というのも、覚せい剤以外の軽犯罪など何かしらの犯罪を犯した人が65%であり、「この数字をもって覚せい剤をやった人は立ち直れないとか(覚せい剤を)繰り返すというのは全くの嘘。依存症であったとしても治療して向かい合えば治る」と言います。 4年以内の覚せい剤事犯再犯者もおよそ25%いるそうですが、「残りの約75%は再犯していない。それを考えれば、むしろこれは立ち直れる、治療できる病気であり、それを前提に考えてほしい。『あの人はまたやるよ』とかは全くの偏見」と話していました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
西宮市の男性が感染 兵庫で初(産経新聞)
兵庫県は1日、同県西宮市在住の40代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同県での確認は初めて。 県や西宮市によると、男性は軽症という。同居する家族2人について保健所が経過を観察している。 男性は2月23日に大阪市内の会社に出勤。翌24日以降、発熱などの症状が出て複数の医療機関を受診したが、エックス線撮影では異常はなかった。しかし同28日以降にせきが出て肺炎の症状もみられたため、県立健康科学研究所で検体を調べたところ、新型コロナウイルスの感染が確認された。 通勤には電車を利用。24日以降は出勤していない。中国への渡航歴はなかった。 県は今後、本人から聞き取りを行い、濃厚接触者の有無や感染経路を調べる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
変わらぬ友情誓う「白線流し」 マスク姿で別れ惜しむ
岐阜県高山市の県立斐太(ひだ)高校で1日、卒業後の変わらぬ友情を誓う「白線流し」があった。約80年前に始まったとされる伝統行事。今年は、全国的な新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3年生だけで母校や仲間との別れを惜しんだ。 卒業式を終えた3年生276人の多くがマスクをつけて学校脇の大八賀川に集まり、女子生徒のスカーフと男子の制帽の白線を1本に結んで川に流した。 例年は両岸に卒業生と在校生が… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
清原和博さん「悩み言うハードル高かった」 依存症語る
薬物やアルコール、ギャンブルなど様々な依存症についての理解を深めてもらおうと、当事者や専門家らが語る厚生労働省主催のイベントが1日、東京都千代田区の神田明神ホールで開かれた。元プロ野球選手の清原和博さん(52)や元俳優の高知(たかち)東生(のぼる)さん(55)らが登壇。「回復を支援してくれる仲間や友人たちとつながることで生きる勇気をもらった」などと語った。 清原さんも高知さんも、2016年に覚醒剤取締法違反などの罪で執行猶予付きの有罪判決を受けた。回復に向けたプログラムに取り組んでいる清原さんは「包み隠さずに自分の苦しみや悩みを言うことが、最初はハードルが高かった。いままで過去を振り返ることはなかったが、少しずつだが前へ進んでいるように思う」。この日は昨年亡くなった母の法要が大阪であったといい「命日には大阪に帰って(自身の現状を)報告したい」と語った。 高知さんは「依存症と闘っているさまざまな人と出会うことで、苦しんでいるのは自分だけではないということを知った」と気持ちを打ち明けた。 イベントにはNHKのアナウン… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
河井案里氏陣営の男性「96万円受領」と供述 地検聴取
昨年7月の参院選で、初当選した河井案里参院議員(自民、広島選挙区)への支持を働きかけた陣営関係者の男性会社員が広島地検の任意聴取を受け、約96万円を案里氏側から受領したとの趣旨の供述をしていることがわかった。関係者が明らかにした。男性は「違法性の認識があった」と説明。選挙運動員への報酬は公職選挙法違反罪に問われる可能性があり、同地検が報酬にあたるかどうか、慎重に趣旨を調べている。 関係者によると、男性は昨年6月上旬、広島市内で案里氏の陣営側から10万円を受領したと供述。その後、同28日~8月1日、男性名義の口座に対し、案里氏が代表を務める「自民党広島県参議院選挙区第7支部」名義で3回に分けて計約86万円の入金があったという。この入金の期間は、参院選の選挙期間(7月4日公示、同21日投開票)を含んでいる。男性は企業などを回り、案里氏を支持するよう訴えたなどと同地検に説明したという。 公選法は、候補者への支持を働きかける選挙運動員について、無報酬を原則としている。選挙運動への対価として報酬が支払われた場合、買収した側もされた側も、3年以下の懲役か禁錮、または50万円以下の罰金となる。 広島地検は男性を複数回、任意… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新型コロナウイルス 西宮の40代男性が感染 兵庫県で初めて(THE PAGE)
兵庫県は1日、同県西宮市に住む40代の会社員男性が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。兵庫県内で患者が確認されたのは初めてとなる。 発表によると、男性は2月25日から38度台の発熱が続き、同26、27両日に2つ医療機関を受診した際はインフルエンザ陰性、X線撮影も異常なしと診断された。 28日には咳が出始め、29日に再び受診したところX線検査で肺炎像があり、帰国者接触者外来の病院を紹介され、そこで、CT検査などを受け検体を採取。薬を処方され、自宅安静による経過観察が行われていたが、1日午後8時に感染していることが判明したという。男性は現在、感染症指定医療機関に入院している。 男性は大阪市内の会社に勤務し、2月23日は出勤しているが、24日以降の出勤はないという。 兵庫県では、井戸敏三知事を本部長とする「新型コロナウイルス感染症の発生に係る対策本部会議」を設置し、1日午後10時から開催している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
シンガポールで邦人が初感染 新型コロナウイルス(共同通信)
3/1(日) 22:23配信 【クアラルンプール共同】シンガポール保健省は1日、国内で働く日本人男性(54)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。シンガポールで日本人の感染が確認されたのは初めて。国内の感染者は計106人になった。 また、マレーシア保健省は1日、2月27日に感染が判明した日本人女性と同室の入院患者ら4人の感染が新たに確認され、感染者が計29人となったと発表した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
2人は感染女性と判明前“一緒に暮らす”…名古屋で新型コロナ3人の感染確認 1人はルート不明(東海テレビ)
名古屋市の50代から80代の女性3人が、新型コロナウイルスに感染していたことが新たに分かりました。このうち1人は今のところ感染経路がわかっていません。 感染が確認されたのは、それぞれ名古屋市内に住む80代、60代、50代の女性3人です。 このうち、60代の女性はこれまで愛知県内で陽性と判明した他の感染者との接触は確認されておらず、今のところ感染経路は分かっていません。 また80代と50代の女性は、緑区の南生協病院に入院し、29日に感染がわかった70代の女性と、入院前に一緒に暮らしていたということです。 名古屋市によりますと、3人の容体は安定しているということです。愛知県で感染が確認されたのは、これで32人になりました。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
60代タクシー運転手 新型肺炎確認 北九州市で初めて(西日本新聞)
北九州市は1日、同市小倉南区に住むタクシー運転手の60代男性が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。最近の海外渡航歴、他の感染者との明確な接触は確認されておらず、市は「感染経路は不明」としている。発熱などの症状が出た後も勤務していた。男性は現在入院中だが、容体は安定しているという。同市内の感染確認は初めてで福岡県内では3人目。九州では熊本県の5人を含め計8人となった。 【写真】「健康ならマスクをつけないで」と呼び掛ける海外の新聞広告 北九州市によると、男性は2月19日にせきが出て21日から発熱。38度台の熱と呼吸困難の症状があった25日に同区の医療機関に入院した。29日に転院した医療機関で肺炎と診断された。3月1日にPCR検査で陽性反応が出た。 男性は2月20~24日はタクシー会社で勤務。21、24両日は腎疾患による人工透析のために通院しており、市は行動履歴を調べている。タクシー会社から市に「男性が勤務していた事業所を2日から2週間閉める」と連絡があった。同居家族はいないという。(内田完爾、東祐一郎、野間あり葉) 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース