新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、不要不急の外出を控えるよう求められている。しかし、家に閉じこもる生活が続くと、筋肉が減り、関節は硬くなり、様々な不調がおきて気分もめいる。これまで活動的だったお年寄りならなおさらだ。自粛生活を少しでも快適に過ごすにはどうしたらいいのか。 「長いトンネルに入ったような先の見えない状態。『外に出るな』『距離をあけて』と諭され、自粛生活が何カ月も続くと、お年寄りのフレイル(虚弱)が進むのではないかと心配だ」。日本老年医学会理事の飯島勝矢・東京大教授(老年医学)はそう話す。 学会は3月、新型コロナ感染症について、高齢者として気をつけたいポイント(https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/citizen/coronavirus.html)をまとめた。 それによると、ずっと家に閉じこもり、一日中テレビを見ていたり、ボーッとしていたりして、食事もたまに抜かしてしまう、誰かと話すことも少なくなった、といった生活が毎日続くと、フレイルになりやすくなる。フレイルが進むと、体の回復力や抵抗力が低下し、疲れやすさが改善しにくくなり、感染症も重症化しやすくなる。 どうしたらいいのか。飯島さんは「動かない時間を減らすことが大切。家の中でもできることはある。立ったり座ったり、足踏みをしたり、ラジオ体操をしたりするとよい。人混みを避けての散歩もおすすめです」と話す。 食事にも注意が必要だ。1日3食、バランスの良い食事をして栄養をとることは免疫力の維持にもつながる。筋肉のもとになるたんぱく質は、体重60キロの人なら計60グラム以上、70キロの人なら計70グラム以上を毎日、いろんな食材からとってほしいという。年をとると、たんぱく質が筋肉になりにくい。意識して食べることが重要だ。 口周りの筋肉も加齢とともに衰え、滑舌が悪くなったり、食べこぼしが増えたりする。かめないからと軟らかいものばかり食べていると、さらにかめなくなる。少し歯ごたえのある食材を選ぶとよいという。 地域の集まりやサークル活動も中止になり、一人暮らしの人などは誰とも話さず、一日が過ぎていくことも多い。意識して会話することで、口の力や認知機能の衰え防止になる。飯島さんは「今こそ家族や友人、近所の人たちで支え合ってください。高齢の親や祖父母に『動こう、話そう』と促すとよいでしょう。電話をして、いつもより少し長く話をすると、距離感が縮まるのではないでしょうか」と助言する。 健康政策が専門の久野譜也・筑波大教授は「外出を控えた高齢者の高血圧や糖尿病といった持病が、悪化し始めているという報告が増えている。今こそ、筋肉トレーニングや有酸素運動をしてほしい」と話す。 筋肉量の低下は足腰から進みやすい。つまずいて転びそうになると運動や歩くのがおっくうになり、筋肉量が減って悪循環に陥るという。一方で高齢になっても筋トレの効果はみられることがこれまでの研究からわかっている。筋肉にはコルセットのように正しい姿勢を保つ機能もある。正しい筋トレをすると、ひざの痛みや腰痛の改善につながる。 久野さんが副理事長を務める、スマートウエルネスコミュニティ協議会は、自宅でできる筋トレをホームページ(https://www.swc-kyogikai.jp/)で紹介している。週に3日以上、1回2、3種目の筋トレがおすすめという。 下半身を鍛えるにはスクワットがよい。股関節を意識して4秒間かけて腰を落とし、4秒間かけて元に戻す。ゆっくり8秒、声に出してカウントしよう。10回1セットで、ひざは、つま先より前に出ないように注意しよう。足腰が弱い人は、いすの背もたれに手をかけて行う。 股関節周りの大腰筋や腹筋を鍛えるには、もも上げがおすすめだ。背筋を伸ばしていすに浅く座り、両手でいすの座面の前側を軽く押さえる。両足を肩幅くらいに開き、ひざに力を入れて、4秒間かけてももを胸に近づけ、上体をかがめる。4秒間かけて元に戻す。左右それぞれ10回ずつ繰り返す。 ただし、体調が悪い場合は無理をせず、痛みがあれば中止し、かかりつけ医に相談してほしいという。 ウォーキングやジョギングといった、有酸素運動にも、血流をよくする▽疲れにくい体にする▽動脈硬化を防ぐ▽脂肪を減らす、など様々な効果がある。久野さんは「運動を続けると、多くの酸素を供給するため毛細血管が増える。やめると毛細血管は消滅するので、続けることが何よりも大事。運動をすると、気持ちがいいと脳が感じるホルモンも分泌され、抑うつ軽減にもなる」と話す。(編集委員・辻外記子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
関西囲碁将棋記者クラブ賞決まる 将棋の豊島名人ら
関西囲碁将棋記者クラブ(加盟19社)は21日、第28回関西囲碁将棋記者クラブ賞に、囲碁部門で村川大介十段(29)=関西棋院所属、兵庫県西宮市出身=、将棋部門で豊島(とよしま)将之名人・竜王(29)=日本将棋連盟関西本部所属、兵庫県尼崎市在住=を選んだと発表した。囲碁の仲邑(なかむら)菫(すみれ)初段(11)=日本棋院関西総本部所属、大阪府出身=には特別賞を贈る。 関西在住か所属の棋士が対象。囲碁は2019年、将棋は2019年度の活躍を対象に、関西の囲碁将棋担当記者が投票で選んだ。 村川十段は初めての受賞。19年4月、第57期十段戦五番勝負で当時五冠だった井山裕太三冠(30)を3勝1敗で破ったことなどが評価された。囲碁部門は大接戦となり、村川十段と井山三冠が同じ票数で並んだ。「同数の場合は、過去に同賞の受賞歴がない棋士を優先」という規定で村川十段に決まった。 将棋部門は、名人と竜王を併せ持つ史上4人目の快挙を成し遂げた豊島二冠が圧倒的な支持を集め、2年連続2度目の受賞となった。 囲碁の仲邑初段は19年4月、当時10歳の最年少棋士としてプロデビュー。19年の公式戦で17勝7敗と勝率7割を超す健闘をみせ、自身初の特別賞となった。クラブ賞の票数も村川十段、井山三冠と僅差(きんさ)だったうえ、「ぜひ特別賞を」という意見も多く、受賞が決まった。父、仲邑信也九段(47)は第15回の囲碁部門で記者クラブ賞に選出されている。 受賞した3人は、所属団体を通… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ休館中、「無観客」で演じるラッコの高速スピン
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、臨時休館している鳥羽水族館(三重県鳥羽市)。いわば「無観客」の状態だが、そんな時だからこそフィギュアスケーターも顔負けの美しい高速スピンを惜しげもなく披露してくれる生き物がいる。 ラッコのメイは2004年5月に鳥羽水族館で生まれた。体長は130センチ、体重は20キロ。エビやカニ、貝が大好物のメスだ。 メイが動き出すのは、たいてい飼育員が出勤し始める午前7時ごろだという。 水槽の中で頭を下にして勢いよく回り始めたと思えば、次は頭だけ水の上に出して高速でスピン。途中でひねりを加えたり横向きでスピンしたりすることもあり、興に乗ってくると自分で手拍子まで入れてくる。 飼育研究部の石原良浩次長(58)によると、エサを与える際にもメイはスピンするが、その速度は格段に遅いという。 「高速のスピンはひとり遊びの一種でしょうが、なぜあれだけ速く回るのかは不明です」と石原さん。 実は、誰かに見られていることに気がつくと、メイはスピンをやめてしまうという。なので、通常営業中はめったにお目にかかることがない。 臨時休館中、高速スピンするメイを偶然見つけた飼育員が物陰から動画の撮影に成功。この様子は鳥羽水族館のツイッターにアップされている。 ツイッターを担当する企画広報室の榊原麻友さん(24)は「あんなに速く回れるなんて、本当にフィギュアスケーターみたいと思った。びっくりしましたが、とにかくかわいい」と話す。(安田琢典) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
22日 気温急降下 西日本で15度前後の所も 風強まり一層寒い(tenki.jp)
きょう22日(水)は、日本海側は大気の状態が不安定で、雨や雷雨の所が多い見込みです。太平洋側は大体晴れますが、前日より気温がグッと下がり、近畿から九州でも最高気温は15度前後の所があるでしょう。風が強まり、一層寒く感じられそうです。 日本海側は大気の状態が不安定 関東も夜は雨の所も きょう22日(水)は気圧の谷や寒気の影響で、日本海側を中心に大気の状態が不安定になりそうです。北海道は雨や雪が降りやすく、雷を伴う所があるでしょう。東北も日本海側を中心に昼頃まで雨や雪の降る所が多い見込みです。太平洋側は晴れ間が出るでしょう。北陸も雨や雪が降ったりやんだりで、局地的に雷を伴う見込みです。近畿北部や山陰は夕方から所々で雨や雷雨となりそうです。関東から九州は太平洋側を中心に晴れ間の出る所が多いですが、関東では夜に雨の降る所がありそうです。沖縄は前線の影響で午前中は雨や雷雨となるでしょう。 最高気温 3月中旬から下旬並みの所も 風が冷たい きょうは、上空1500メートル付近で0度以下の寒気が、九州付近まで流れ込む見込みです。そのため、最高気温はきのうより低くなる所がほとんどでしょう。きょうは北海道や東北では10度に届かない所が増えそうです。関東から九州は、きのうは20度近くまで上がった所が多かったものの、きょうは近畿から九州を中心に15度前後まで下がる所もあるでしょう。3月中旬から下旬並みの所もありそうです。冷たい北よりの風も加わり、晴れていても一層ひんやりと感じられるでしょう。きのうとの寒暖差が大きくなりますので、体調には十分に気をつけてお過ごしください。 日本気象協会 本社 小野 聡子 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
GW中は“閉鎖”…岐阜・白川郷の全観光施設や駐車場 村長「感染者出ると医療体制たちまち窮地へ」(東海テレビ)
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、岐阜県白川村は、ゴールデンウィーク期間中、白川郷の全ての観光施設や駐車場を閉鎖すると発表しました。 白川村によりますと、5月2日から6日のゴールデンウィーク期間中、白川郷内の全ての観光施設や駐車場を閉鎖するほか、白川郷発着のバスも全便運休にするということです。 岐阜県は4月17日、国の緊急事態宣言が全国に拡大された際に「特定警戒都道府県」にも指定されていて、白川村でもすでに5月6日まで学校や博物館など公共施設の閉鎖を決めています。 白川村の成原茂村長は21日、ホームページで「緊急メッセージ」と題した文章を掲載し、「感染者が出ると、飛騨の医療体制はたちまち窮地へ陥る」と閉鎖の理由について説明しています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新型コロナで修学旅行の中止や延期相次ぐ 各校、対応に苦慮(産経新聞)
新型コロナウイルスの感染拡大で、修学旅行の中止や延期を決める学校が相次いでいる。いつまで休校が続くのか先行きがわからない中で秋以降の実施を目指す学校が多いが、日程の調整や宿泊先の確保といった課題があり、学校現場からは「子供たちにとって大事な行事。中止は避けたいが、見通しが立ちにくい」と不安や困惑の声が上がっている。(木ノ下めぐみ) 【グラフ】子供たちの困りごと・心配ごと 「高校生活で一番楽しみにしていたのに最悪や」。大阪府内の私立高校に通う3年生の男子生徒(17)は悔しそうに語る。2年生だった3月上旬にグアムへの修学旅行が予定されていたが、中止に。知らされたのは出発数日前で、中には「まさか…」と涙ぐむ生徒もいたという。男子生徒は「あのときは残念で仕方なかったが、(緊急事態宣言が全国に拡大された)今となっては中止も仕方なかった」と話した。 兵庫県香美町の県立村岡高校も6月に沖縄への修学旅行を予定していたが、延期することに。秋の実施を目指したが、体育祭や文化祭などの学校行事が多数あるため、日程調整が難航。「コロナが秋に収束するか不安」(岡田厚志教頭)もあり、12月頃で調整を進めているという。行き先も費用を抑えるため、九州方面に変更した。岡田教頭は「宿泊先の確保もまだできておらず、具体的なことはこれから決める。急がなければ」と気をもむ。 大阪府豊中市の市立第八中学校も5月の長野県白馬村行きを延期。六嶋明宏校長は「修学旅行は生涯心に残る大イベント。なるべく中止は避けたい」と話す。2学期が始まる8月下旬から体育大会がある9月下旬までの間で調整しているが、「春の修学旅行を延期する学校が集中する可能性がある」と危惧。学校再開を予定する5月7日に生徒たちに今後の方針を説明したいとしている。 こうした状況を受け、文部科学省は今年度の補正予算案で、修学旅行の中止や延期に伴うキャンセル料の支援として6億円を計上。小中高校などの児童生徒1人当たり約1万2千円を上限に補助する。ただ、対象は3月に実施予定だった修学旅行のみで、4月以降は対象外。文科省は「今後、何らかの形で支援したいと考えている」としている。 ■5、6月に集中 公益財団法人「全国修学旅行研究協会」が平成30年度に関東、東海、近畿地方の公立中学校を対象に行った調査では、修学旅行の実施時期は5月が50・6%、6月が31・7%で、この2カ月で8割以上を占める。 例年100万人前後の修学旅行生が訪れる京都市も、これからが受け入れの最盛期だ。京都観光推進協議会によると、日程振り替えの依頼が多数寄せられており、毎年5月にJR京都駅で行う修学旅行生の歓迎式についても中止の方向で検討中。担当者は「修学旅行は京都の魅力を知ってもらう大きなきっかけ。コロナが収束して安心安全になれば、また来てほしい」と話す。 日本修学旅行協会(東京)の高野満博事務局長によると、一般の旅行客も多い秋に修学旅行が集中する可能性も出ており、「予約が取りづらくなりそうなことから、ふだんならほとんど実施されない卒業直前の3月上旬や夏休み中などで検討する動きもある」と指摘している。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
IOC、五輪追加費ちゃっかり発表…安倍首相が3000億円負担「同意」も組織委は削除要求…ドタバタ劇、互いの「本音」は(スポーツ報知)
国際オリンピック委員会(IOC)は20日に公式サイトで、新型コロナウイルスの影響による東京五輪の1年延期に伴う追加費用に関し、安倍晋三首相の名前を引用し、日本側が負担に同意したとする見解を発表した。これに五輪組織委、政府も含め日本側が猛反論。組織委は該当箇所の削除をIOCに申し入れ、即座に文面が変更された。3000億~6000億円に上るとみられる巨額の追加費用を巡る駆け引きがさらに激しくなっていきそうだ。 東京五輪のカネを巡り、ジャブの応酬が繰り広げられた。発端はIOCの公式サイト。20日に更新された「東京五輪に関するよくある質問」という合計31個のQ&Aの中の「大会の延期にかかる追加経費」だった。3000億円とも6000億円ともいわれる追加費用に関し、IOCは「現行の契約条件に沿って安倍晋三首相が、引き続き日本が負担することに同意した」とちゃっかり発表。これが日本国内で大きな波紋を呼んだ。 16日にIOCと組織委、双方の幹部会議が行われ、費用に関しても可能な限りの節約を行う方針を定め「双方の共通課題として、今後議論する」との合意がなされたばかり。組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「3月24日の安倍首相とIOCのバッハ会長の電話会談では費用負担について取り上げられた事実はなく、双方合意した内容を超えて、総理の名前が引用され、さも合意したかのように表現されているのは適切ではない」と強い不快感をあらわにし、削除を求めた。菅義偉官房長官、橋本聖子五輪相らも「合意の事実はない」と完全否定した。 組織委の要請を受け、IOCは21日、即座に公式サイトの文面を訂正。安倍首相の名前を削った上で「今後も延期によるそれぞれの影響を評価し、議論していく」と実質わずか1日で見解を変更した。 ドタバタ劇には互いの本音も見え隠れする。もともとの開催経費総額は1兆3500億円。IOCの負担金は850億円に過ぎず、その他の財政的義務もない。新型コロナウイルスの影響で日本の経済活動が機能不全に陥る中、組織委、東京都、政府に青天井で延期に関わるカネを出す余裕はなく、IOCに一定の負担を望むのは当然だ。とはいえ、IOCも日本側から延期の提案を引き出した以上、さらなるカネの拠出は避けたい。 前例のない緊急事態にもかかわらず、五輪の開催権と引き換えに開催都市に大きな財政負担を強いるIOCの手法は従来通り。組織委は文面訂正に「先週(16日)の共同声明の合意事項に沿って議論を進める」と改めて強調したが、一枚岩にはほど遠い現状が浮き彫りとなった。(太田 倫) ◆組織委・高谷氏会見のその他の概要 ▼会場確保問題 所有者らと今後、注意深く交渉する。 ▼来夏以降の開催の可能性 コロナに関する将来の状況が予測できない中、憶測に基づいて何かを示唆することは適切ではない。 ▼費用分担の決定時期 IOCと組織委双方にタスクフォースがあり、それを統括する会議の開催は適宜行う。具体的にコストについて、時間軸を伝えられることはない。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ブルー・コメッツのジャッキー吉川さん、81歳で死去…「ブルー・シャトウ」が大ヒット(スポーツ報知)
ヒット曲「ブルー・シャトウ」で知られるグループサウンズ「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」のリーダーを務めたジャッキー吉川(本名・板岡公一=いたおか・こういち)さんが群馬県内の自宅で死去していたことが21日、分かった。81歳。葬儀・告別式の日取り、喪主は未定。1961年に人気グループサウンズ「ブルー・コメッツ」にドラマーとして加入し、グループサウンズ黄金期の一翼を担った。 昭和のグループサウンズ黄金期を支えた「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」のリーダーが天国へ旅立った。所属事務所によると、関係者が20日午後3時ごろに吉川さんの自宅を訪問した際に、ベッドで横たわって亡くなっていた吉川さんを発見した。死因は分かっておらず、一人暮らしで、家族はいないという。同関係者が最後に会ったのは今月5日夜。自宅を訪問し、「ちゃんと食べなよ、と話しました」。最近の様子については「足腰が弱くなっていました。高齢でしたので、老衰ではないかと思います」と話した。 吉川さんは61年にブルー・コメッツに加入。66年、「青い瞳」「青い渚」がヒットすると、同年に来日したビートルズの公演ではザ・ドリフターズや故・内田裕也さんらとともに前座を務めた。同年から3年連続でNHK紅白歌合戦に出場した。 67年に発売した「青」シリーズ第3弾「ブルー・シャトウ」が130万枚の大ヒットをし、第9回日本レコード大賞を受賞した。「♪森と泉に囲まれて」の歌い出しは、子供たちから「♪森トンカツ、泉ニンニク~」の替え歌で親しまれた。 学生時代に水泳の選手として全国大会で入賞したほどの運動神経の持ち主。そこに資質も加わり、シャープでドラマチックな奏法は、「他の追随を許さないほどのレベルの高さ」と評価された。プライベートでは釣りに熱中し、腕前はプロ級。米アラスカにフィッシングツアーに行くと、その模様が専門雑誌で紹介されたこともあった。 72年にメンバーチェンジ、74年にはグループは事実上解散したが84年、若いメンバーを加えて再結成した。元祖フルート、サックス、リードボーカル担当・井上大輔(本名・忠夫)さん(享年58)が2000年に自殺するという悲劇を乗り越え、01年には約30年ぶりに残されたオリジナルメンバーでワンマンライブを開催。「70歳になってもロックンロールをやっていたい」と意気込み、02年には新曲も発売した。 10年には転倒が原因で頭を強打。脳出血を患ったが、12年に行われたギターの三原綱木(74)の活動50周年コンサートでは、元気な姿を見せていた。 ◆ジャッキー吉川(じゃっきーよしかわ)本名・板岡公一。1938年8月1日、東京都出身。法政大学経済学部中退。高校2年時に映画「グレンミラー物語」を見てジーン・クルーパに憧れ、独学でドラムを学ぶ。58年、先輩の大橋道二の紹介で「ブルー・コメッツ」のバンドボーイに。「ジミー時田とマウンテン・プレイボーイズ」などで腕を磨き、61年「ブルー・コメッツ」の正式メンバー。63年にバンドリーダーになり、「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」として黄金時代を築く。 ◆メンバーもショック 小田啓義「10代からずっと一緒だったので、本当にショックで言葉が出ません。彼は器用なドラマーでなく、努力一筋でやってきた。リズムを一つ覚えると、誰もまねできないリズムになる。ブルコメサウンドの要と言っていい彼のドラムと、もう一緒に演奏できないのがつらいです」 三原綱木「別れは悲しいが、きっと天国でドラムをたたいてくれると思います。僕はまだまだこっちでギターを弾きますが、いずれ向こうへ行ったら再会して、一緒に演奏したい」 高橋健二「ジャッキー吉川のドラムでしかベースを弾いたことがないので、今後どうしていけばいいのか分からない」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
喫煙で重症化リスク、新型コロナ 専門家「今すぐ禁煙を」(中国新聞デジタル)
新型コロナウイルスによる感染症は、高齢者や持病のある人が重症化しやすいとされるが、喫煙との関係も注目されている。津谷内科呼吸器科クリニック(広島市東区)の津谷隆史理事長は「喫煙は肺の機能や免疫を低下させる上、手を口元に持っていく動きも感染リスクを高める」と警告し、禁煙を呼び掛ける。 【動画】立体マスクの作り方 ▽肺機能低下/喫煙所は「3密」 津谷理事長が評議員を務める日本禁煙学会は、喫煙と重症化リスクに関する中国の二つの論文を分析した。喫煙が病状を悪化させる大きな要因であることが分かったという。一つ目は中国国内の患者1099人のデータ。非喫煙者927人のうち重症だったのは134人(14・5%)だったのに対し、現在喫煙中と過去に吸っていた人を合わせた喫煙経験者では158人中38人(24・1%)に上る。喫煙経験者の重症化リスクは約1・7倍で、死亡リスクも約3・2倍だった。 最初に感染が拡大した武漢で入院した78人の症例を分析したもう一つの論文でも、悪化するリスクは、喫煙者が非喫煙者の約14倍だった。約8・5倍だった高齢のリスクを大きく上回っている。 津谷理事長は「持病がない元気な人が重症化する背景に喫煙が関係している可能性がある」とみる。3月に70歳で死去したタレントの志村けんさんも、かつては1日60本以上吸うヘビースモーカーだったという。 たばこに含まれる有害物質を長期間吸い込むと肺胞が壊され、呼吸機能が低下する慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)などを引き起こしかねない。COPDの人はウイルスや細菌による肺炎を起こしやすく、発熱や呼吸困難の症状が急激に悪化しやすい。同じコロナウイルスである重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)が流行したときも、喫煙者は重症化しやすいことが指摘されていた。 喫煙所の感染リスクの高さも懸念されている。今月施行された改正健康増進法では飲食店や職場などを原則屋内禁煙とし、喫煙は煙の漏れない専用室などに限られる。たばこを吸える場所が少なくなったこともあり、「これまで以上に喫煙者が1カ所に集まりやすくなる」と津谷理事長は危惧する。「3密」(密閉、密集、密接)の状態になりやすい。 日本禁煙学会は喫煙所について「マスクを着用せず、2メートル以内で平均5、6分滞在する場所」と指摘。会話やせき、くしゃみが届く距離だ。仮に喫煙所内に感染者がいた場合、「濃厚接触」の状態に匹敵するとの見方を示している。 喫煙所のドアノブや手すりなどを触った手で、たばこを口元に持っていく動きや、煙を深く吸い込むこともウイルス侵入のリスクになる。全国では既に、喫煙所で感染したと推測される事例も発生。学会は喫煙所を緊急に閉鎖するよう求め、禁煙を促す呼び掛け文をホームページに掲載している。 禁煙しても壊れてしまった肺が元に戻るわけではないが、残った肺の機能と免疫力は回復する。長年たばこを吸っていても、禁煙するのに遅すぎることはないという。 厚生労働省の推計では、国内では年間約12万人が喫煙に関する病気で亡くなっている。受動喫煙が原因の死者も年間1万5千人に上る。新型コロナウイルスによる国内の死者271人(20日午後7時半現在)と比べても、はるかに多い。津谷理事長は「もともと喫煙は健康を害する大きな要因。これに新型コロナの重症化リスクが加わっている。喫煙者自身はもちろん、周囲の人のリスクを減らすためにも今すぐ禁煙すべきだ」と呼び掛ける。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
South Korean baseball resumes with preseason game in front of empty stands
Seoul – Professional sport returned to South Korea on Tuesday as coronavirus restrictions ease in the country, with the first pitch thrown in a baseball preseason derby in front of empty stands. The Seoul-based Doosan Bears and LG Twins are Korea’s biggest rivals in the country’s most popular spectator sport […]