囲碁のアマ強豪、東京理科大3年の栗田佳樹さん(21)が2日、アマ初参加となった第45期棋聖戦Cリーグ第1戦で、望月研一八段(36)に293手で白番5目半勝ちした。 持ち時間3時間の対局は、両者とも時間いっぱい使い、終盤に残り1分の秒読みに突入。互いにミスが出たが、最後に栗田さんが抜け出た。 栗田さんは予選でプロ相手に5連勝して枠抜け。Cリーグは3勝すればリーグ残留、4勝1敗でBリーグ昇格、5戦全勝でリーグ優勝すれば井山裕太棋聖への挑戦者決定トーナメントに進出する。次戦の相手は張豊猷(ちょう・りゆう)八段(38)。 栗田さんは「持ち時間がアマ棋戦にはない3時間もあり、落ちついてゆっくり考えられるのがプラスに働いているのかもしれない。次戦の張豊猷先生は対局中にすごい気迫があるイメージ。意識せず、いつもどおり打ちたい」と話した。(大出公二) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
更新されないSNS… 友人は話もできない状態になっていた 「都市封鎖」12日目のニューヨークから、日本に伝えたい事【新型コロナ】(ハフポスト日本版)
死者が1300人を超え「パンデミック」の事態に陥っているニューヨーク市。 「たった10日前まで元気だったのに」 ニューヨーク在住のライター、黒部エリさんは4月2日、友人が新型コロナウイルスに感染して入院し、深刻な状態だと知り言葉を失った。Facebookでは近くのスーパーに買い物に出たというのポストを最後に更新されていなかった。 新型コロナウイルス感染者には、感染の恐れから見舞いも許されない。「なんとか生き延びて欲しい」そう黒部さんは祈るように語る。 「こんなことになるとは、2週間前には思っていませんでした」。 3月3日、黒部さんは人がひしめき合うタイムズスクエアで、いつものように取材していた。新型コロナは、まだ「遠い国」の出来事だった。ニューヨークでは、ブロードウェイミュージカルのチケット売り場は混み合っていたし、人々は普通に生活していた。 しかし、あれよあれよという間に事態が急変する。 「それが一週間経ったところでガラッと変わりました。まず日本の雑誌からレストラン取材を依頼されたのですが、相手がクローズ(閉店)して連絡がつかなくなりました。また他の案件も、もはやエージェントが機能していないようで、連絡がつかない事態になっていました。日本ではまだふつうに働いていて取材ができるものとみなされていたので、ニューヨークの逼迫した空気との落差を感じました」と、環境の急変を振り返る。 ニューヨークは、ニューヨーク州知事令により3月22日夜から出勤停止、自宅待機となっている。そして、在宅を強いられて10日あまり経った今、友人が感染。ウイルスがひたひたと目の前に迫ってきているのを感じている。 先が見通せない日々に「いつ自分も感染して容体が急変するかもわからないという状況で暮らすことが心を圧迫している」と話す。 今の日本の状況がニューヨークの2週間前に見えるのは、黒田さんだけではない。 ニューヨークに約30年住む、ウェディングプランナーの千葉恵津子さんも「まさかこんなことになるとは」と語る。 千葉さんは、自宅に籠もってリモートワークをしている。窓から景色を眺めたり、部屋に花を生けたりして、前向きに生活を送ることを心掛けているという。たまに、生活必需品の買い物や散歩のため外に出る。必需品の買い物は許されているし、運動は奨励されているからだ。 ただ、外の光景は今まで見たことのないマンハッタンだ。 地元に愛されているスーパーTrader Joe’sは、1回に入る客の人数を制限しており、数100メートルにわたって並んでいる。客は、人同士の間隔を開けるソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンス)をとり、2メートルほどあけている。買い物はこれまで通りで、生鮮食料品は十分にあるが、消毒薬などはないという。酒店も「必需品」として認められており、開店している。 レストランは開いているところもあるが、デリバリーや持ち帰りのみだ。スターバックスやレストラン店内の椅子やテーブルは片付けられ、店内に客がとどまらないようにしている。 ジムは全て閉鎖されているため、日課の運動として、近くのセントラルパークへ散歩に出る。ランニングや散歩など屋外での運動は許されているので、この時期、桜の花が美しいセントラルパークは、ランニングする人がちらほらいるという。 “Stay Strong! ”とフェイスブックなどで友人らとやりとりし合うのが、慰めだ。籠っている中でもニューヨーカーは元気を見せるが、10日も経ち、先行きの見えない現実に、人々が疲弊してきているのを千葉さんは心配する。 営業休止に追い込まれたレストラン、バー、ホテル、小売店などの従業員が軒並み解雇されている。アメリカでは3月28日までの1週間で664万8千件となり、過去最大だった前週からさらに2倍に急増、過去最高を記録し続けている。失業保険の申請が多すぎてネットがパンクしたため、申請者ごとに申請時間を政府が指定している状況だという。千葉さん自身も、5月以降の仕事のスケジュールが見えない不安の中にいる。 それだけではなく社会の不穏さを敏感に感じている。 どこが安全でどこが危険かわからない中、自由に出歩けず、先が見通せない中、人々の緊張は張り詰めている。そんな時、レストランの店の窓に板張りがされているのに気づいたという。「(人々のやり場のない不満が)暴動などを起こしてしまうのを恐れ始めているのではないか」と千葉さんは懸念を吐露する。 (ハフポスト日本版・井上未雪) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
あっという間に友人は話もできない状態になっていた 「都市封鎖」12日目、ニューヨークの今【新型コロナ】(ハフポスト日本版)
死者が1300人を超え「パンデミック」の事態に陥っているニューヨーク市。 「たった10日前まで元気だったのに」 ニューヨーク在住のライター、黒部エリさんは4月2日、友人が新型コロナウイルスに感染して入院し、深刻な状態だと知り言葉を失った。Facebookでは近くのスーパーに買い物に出たというのポストを最後に更新されていなかった。 新型コロナウイルス感染者には、感染の恐れから見舞いも許されない。「なんとか生き延びて欲しい」そう黒部さんは祈るように語る。 「こんなことになるとは、2週間前には思っていませんでした」。 3月3日、黒部さんは人がひしめき合うタイムズスクエアで、いつものように取材していた。新型コロナは、まだ「遠い国」の出来事だった。ニューヨークでは、ブロードウェイミュージカルのチケット売り場は混み合っていたし、人々は普通に生活していた。 しかし、あれよあれよという間に事態が急変する。 「それが一週間経ったところでガラッと変わりました。まず日本の雑誌からレストラン取材を依頼されたのですが、相手がクローズ(閉店)して連絡がつかなくなりました。また他の案件も、もはやエージェントが機能していないようで、連絡がつかない事態になっていました。日本ではまだふつうに働いていて取材ができるものとみなされていたので、ニューヨークの逼迫した空気との落差を感じました」と、環境の急変を振り返る。 ニューヨークは、ニューヨーク州知事令により3月22日夜から出勤停止、自宅待機となっている。そして、在宅を強いられて10日あまり経った今、友人が感染。ウイルスがひたひたと目の前に迫ってきているのを感じている。 先が見通せない日々に「いつ自分も感染して容体が急変するかもわからないという状況で暮らすことが心を圧迫している」と話す。 今の日本の状況がニューヨークの2週間前に見えるのは、黒田さんだけではない。 ニューヨークに約30年住む、ウェディングプランナーの千葉恵津子さんも「まさかこんなことになるとは」と語る。 千葉さんは、自宅に籠もってリモートワークをしている。窓から景色を眺めたり、部屋に花を生けたりして、前向きに生活を送ることを心掛けているという。たまに、生活必需品の買い物や散歩のため外に出る。必需品の買い物は許されているし、運動は奨励されているからだ。 ただ、外の光景は今まで見たことのないマンハッタンだ。 地元に愛されているスーパーTrader Joe’sは、1回に入る客の人数を制限しており、数100メートルにわたって並んでいる。客は、人同士の間隔を開けるソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンス)をとり、2メートルほどあけている。買い物はこれまで通りで、生鮮食料品は十分にあるが、消毒薬などはないという。酒店も「必需品」として認められており、開店している。 レストランは開いているところもあるが、デリバリーや持ち帰りのみだ。スターバックスやレストラン店内の椅子やテーブルは片付けられ、店内に客がとどまらないようにしている。 ジムは全て閉鎖されているため、日課の運動として、近くのセントラルパークへ散歩に出る。ランニングや散歩など屋外での運動は許されているので、この時期、桜の花が美しいセントラルパークは、ランニングする人がちらほらいるという。 “Stay Strong! ”とフェイスブックなどで友人らとやりとりし合うのが、慰めだ。籠っている中でもニューヨーカーは元気を見せるが、10日も経ち、先行きの見えない現実に、人々が疲弊してきているのを千葉さんは心配する。 営業休止に追い込まれたレストラン、バー、ホテル、小売店などの従業員が軒並み解雇されている。アメリカでは3月28日までの1週間で664万8千件となり、過去最大だった前週からさらに2倍に急増、過去最高を記録し続けている。失業保険の申請が多すぎてネットがパンクしたため、申請者ごとに申請時間を政府が指定している状況だという。千葉さん自身も、5月以降の仕事のスケジュールが見えない不安の中にいる。 それだけではなく社会の不穏さを敏感に感じている。 どこが安全でどこが危険かわからない中、自由に出歩けず、先が見通せない中、人々の緊張は張り詰めている。そんな時、レストランの店の窓に板張りがされているのに気づいたという。「(人々のやり場のない不満が)暴動などを起こしてしまうのを恐れ始めているのではないか」と千葉さんは懸念を吐露する。 (ハフポスト日本版・井上未雪) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
メルカリで松ぼっくりが売れるわけ。ちょっとした時間と能力を誰かのために(BuzzFeed Japan)
不用品を捨てるよりは、誰かに使ってもらいたい。誰かの役に立つなら、料理を教えてあげたい。モノやコトをシェアする動きが生まれています。広がる理由は「それが心地よいから」。【BuzzFeed Japan / 小林明子】 今回は、BuzzFeedが主催するオンラインイベント「未来をつくる仕事のこと #就活で聞けないリアル」の一環で、4人で「『やさしさ』とビジネスが両立する仕事の話」を話していきます。 (お断り:3月29日に番組としてライブ配信する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、テレビ会議で収録した内容を記事化しました) これまでの消費スタイルへの違和感って? ハヤカワ まず前提として、最近「シェアリングエコノミー」という言葉をよく聞くようになりました。 まず牛窪さん、「シェアリングエコノミー」について教えていただけますか? 牛窪恵 「シェアリングエコノミー」の定義は、個人が持っている遊休資産を有効に貸し出したり、交換したりすること、そしてその仲介をするビジネスのことです。 例えば、持っている家が夏休みの間に空くなら、誰かに貸し出したほうがいいんじゃないか? 今使わない物でも誰かの役に立つなら、売ったほうがいいんじゃないか? といった、一つの物や場所を共有する発想ってありますよね。 マンパワーもあてはまり、家事代行とかベビーシッターサービスなどもそうです。「私が力になれるんだったら」と個人間の取引の仲介も行われています。 ベースには「社会の役に立ちたい」「誰かの役に立ちたい」という意識や、余っている物は共有したほうが有効なんじゃないのかという考え方があります。環境に優しい、持続可能な社会ということにもつながってくる概念ですね。 ハヤカワ 例えば自転車や家具なども結構シェアされていて、その根底として「所持しない」という考えがあるのかもしれません。シェアリングエコノミーの概念を知ったところで、今日はそれをベースに、新しい価値を生み出している仕事について話していきます! ハヤカワ 若い人からも、環境に不安を感じるという意見をいただいています。 若い人が中古品をやりとりする場の代表が「メルカリ」ですが、2013年のサービス開始から今まで、ユーザーの意識の変化を感じることはありますか? 上村一斗(メルカリ Community Marketing Team マネージャー) 私はメルカリに勤めて5年目になりますけど、サービス開始当初は、他のサービスと比べて簡単に出品できるという機能的な価値をテレビCMでも強めていました。なので簡単に小遣い稼ぎができることに魅力を感じてもらっていたのではないでしょうか。 最近は、いわゆるヘビーユーザーの方は月に何度も使ってくださるので、そのための梱包の資材を、できるだけ家にあるもので代用できるようにしたいというニーズもあります。 また、特に数千円、数万円の利益は、ゲーミフィケーション的な感覚で、「自分の信用が溜まってくる」感覚でメルカリを使ってくださっている方も、肌感としては増えているイメージです。 ハヤカワ 5年前よりユーザーが増え、多様な方が利用しているんでしょうか。 上村 おっしゃる通りで、ユーザーは20、30代が多いんですが、直近1年だと65歳以上のいわゆるシニアの方が増えているんです。 私は昨年から全国で、オフラインでメルカリの使い方を教える「メルカリ教室」の講師をしているんですが、ほとんどの参加者が70、80代で、そこに混じって20代と40代の方が親子で参加したりもしている。幅が出てきたな感じます。 ハヤカワ 最近は、Amazonで在庫がない、絶版になっている本などまで、たいていのものがメルカリにあるという状況があります。私自身もメルカリヘビーユーザーなので(笑) ここで、本日もう一つのシェアリングエコノミー「Airbnb」のサービスについても聞いていきます。 松尾崇(Airbnb広報部長) Airbnbは2008年に創業しまして、11年の若い会社なんです。基本的には、お部屋やお家を貸したい人と借りたい人のマッチングサービスです。 いま世界では「宿泊」と「体験」という大きく2つのカテゴリーがあります。220以上の国と地域で展開し、日本もその一つで非常に大きなマーケットになっています。10万都市以上で泊まれるのですが、最近の人気都市ランキングでは、東京と大阪と2つの都市がランクインした国は日本だけ、というくらい、日本は世界の旅行者に人気があるのです。 700万カ所以上の宿泊可能な物件があって、日本にも9万カ所あります。体験サービスでは世界各国で4万のサービスがあり、うち国内には約3000のサービスがあります。世界でも日本での体験は非常に人気です。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
小中学生家庭にモバイルルーター 低所得対象に貸与、全世帯の2割(共同通信)
新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校の休校が長期化する中、政府が、小中学生がいる低所得世帯でインターネット環境がない全ての家庭を対象にモバイルルーターを貸与する方針を固めたことが2日、関係者への取材で分かった。家庭のネット環境を整備し、学校のパソコンを自宅へ持ち帰って学習に活用するのが目的で、対象は小中学生がいる全世帯のうち2割程度に上る見通し。 政府は4月中の成立を目指す2020年度補正予算案に関連費用として100億円超を計上する方針。ただ、毎月発生する通信費は含まず、国や自治体、家庭の負担の在り方をさらに詰める。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「初診からオンライン診療」条件付き容認へ 政府(産経新聞)
政府は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、インターネットを使って自宅で診療を受ける「オンライン診療」を初診から条件付きで容認する方向で検討に入った。政府の規制改革推進会議(議長・小林喜光三菱ケミカルホールディングス会長)は同日、特命タスクフォースの初会合を開き、オンライン診療を議題に上げた。近く意見書をまとめる。 同会議側は厚生労働省に、院内感染や医療崩壊を防ぐため、受診歴のない初診の患者をオンラインや電話による診療の対象にすることや、それらの診療の報酬が対面診療と同等とすることなどを求めた。現状では初診では対面診療が原則となっている。 厚労省が難色を示したため、小林氏は会合後の記者会見で「遠隔診療を求める国民の声に応えることができないと危惧している」と再考を促した。 これを受け、厚労省は同日夜の有識者検討会で対応を協議した。感染拡大の状況を踏まえ、厚労省が定める期間や地域などに限定して、初診からオンライン診療を一部容認する方向になりそうだ。 タスクフォースの初会合では、小中高校の児童・生徒の学習機会を確保するため、遠隔教育についても議論。会議側は自宅などでオンラインで授業を受けられるよう、早期に端末を届け通信環境を整備する▽授業に参加していると認められる基準の緩和▽高校や大学の単位取得数の制限の緩和-を求めた。文部科学省側は前向きな姿勢を示した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大阪府、緊急事態制限時は生活維持除き外出制限(産経新聞)
大阪府は2日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、オーバーシュート(爆発的患者急増)が発生し、政府が緊急事態を宣言した際の行動計画をまとめた。学校や介護施設に使用制限を求め、生活維持に必要な場合を除き外出自粛を要請する。重症者向けの病床確保のため、軽症者らは宿泊施設で療養とする独自の体制整備も盛り込んだ。 政府の専門家会議はオーバーシュートを、2~3日で累積患者が倍増するペースが続く状態と定義づけている。府の対応策は、1日の平均感染者数に応じて4段階に整理。フェーズ1(40人)を感染拡大期、2を危険水域(67人)とし、オーバーシュートとなる1千人を3、ピーク時を4とした。吉村洋文知事は現状を感染拡大期としている。 計画では、ウイルス検査は入院が必要な肺炎患者を優先し、新型コロナウイルス専用の集中治療室(ICU)を拡充する。府独自の「オーバーシュート対策チーム」のメンバーを複数班に分け、業務を細分化。患者を迅速に搬送したり、軽症や無症状の感染者を宿泊施設に振り分け、病床の空きを確保したりする。 フェーズ2以降で首相が緊急事態宣言を出すことを前提とし、知事は府民に対し通院や通勤、食料の買い出しなど生活維持に不可欠な場合を除き、外出の自粛を要請する。府内の公立学校や保育所、介護施設の使用制限を要請・指示。百貨店や宿泊施設などには「要請への協力」「要請」「指示」へと段階的に運用することを検討する。 食料や燃料確保をめぐる混乱が予想されるため、物価高騰や買い占め、売り惜しみを調査・監視。警察の犯罪取り締まり徹底も盛り込んだ。 また、府は7日までとしていた府立学校の休校期間を大型連休最終日の5月6日まで延長することを決めた。週1~2回、児童・生徒の登校日を設け、健康状態などを確認。課題提出も求め、学習状況を確認する。登下校時間は混雑時を避けて設定、学年ごとに分散させ、校内滞在時間も2時間程度に限定する。市町村立学校にも同様の対応を要請する方針。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「自分にはもっとふさわしい場所がある」と考えていた、新入社員の私に言いたいこと(BuzzFeed Japan)
BuzzFeedが主催するオンラインイベント「未来をつくる仕事のこと #就活で聞けないリアル」。今日は、働きかたの異なる4人のゲストと「働くことのやりがいとリアル」について話していきます。【BuzzFeed Japan / 小林明子】 (お断り:3月29日に番組としてライブ配信する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、テレビ会議で収録した内容を記事化しました) ーーゲストの4人には、就職活動を経験した人も、していない人もいます。どんなふうに働き始めたのか、それぞれにうかがっていきます。 就職について悩むのはどうして? りゅうちぇる 高校生のときにTwitterが流行りだしてて、僕は原宿ファッションが好きだったので、自分のコーディネートや自撮りをよくのせていたんですね。 そうしたら、のちに働くことになる原宿の古着屋さんからDMをもらい、「ショップ店員として働きながら読者モデルとして活動してくれないか」とスカウトされました。それで「あ、上京しよ」と思って上京したので、面接もしていないです。 まずショップで働き始めて、読者モデルとして雑誌に出たり、プリクライベントやチェキイベントなどもアパレルの仕事のかたわらでやっていたら、事務所にスカウトされました。 ぺこりんと付き合っていたので、ド派手なカップルがいるぞとテレビの関係者に見つけてもらって、最初は思い出づくりだと思ってテレビに出ていました。ずっと続くものだはと思っていなかったので、本当に「デート」みたいな感じで収録に行きました。 迷いや悩みですか? 今でもそうなんですけど、直感で生きてきたので、別に深く考えたりということはなかったですね。この道に進むことに少しでも迷いがあれば進まなかったです。直感で生きているので、きれいな、かっこいいことは言えないんですけど、ふふ。 工藤瑞穂 私は幼少期の最初の記憶が、野口英世の伝記を読んで感動したことと、テレビでキョンキョン(小泉今日子)が歌って踊っているのを見て感動したことなんです。 小さい頃からバレエやピアノを習っていて、中学高校はストリートダンスにはまっていました。大学時代もクラブでダンスショーに出たり、仲間たちと一緒にダンスイベントをしたりするのが好きで、音楽やダンスで自分を表現することや、人前に出ることが好きでした。 それが大学の後半になって、自分がいざ就職をするというときに、ダンスや音楽よりも、憧れていた野口さんのような生き方をするにはどうしたらいいかと考えるようになったんです。 野口さんの、病気で苦しむ人のために人生を投げうって治療法を探していく生き方に感銘を受けていたものの、弱い立場にある人の力になるにはどうすればいいのかがわからなくて、とりあえず公務員なのかな、と就活はしないで公務員試験の勉強をしていました。 そんなとき、たまたま大学の就職課で赤十字の募集要項を見かけたんです。赤十字は世界中のどの国にもあるんですけど、「人間を救うのは、人間だ。」という思想を持っています。もともと創設者でスイス人実業家のアンリ・デュナンが戦時下で抱いた、「敵国の兵士であっても、人間が傷ついたときには救護しなければならない」という思いから生まれた理念です。 どんな立場の人であっても苦しんでいる人を助けられるのは赤十字だ!と思って、他の企業は1社も受けず、赤十字に就職しました。仕事内容はほとんど知らなかったんですけど、「自分は何が得意か」「誰と働くか」というより、どういう理想に向かって働くかというのが、自分にとっては大事だと思っていました。 ところが……。赤十字で国際的な活動ができると思っていたんですが、全然そんなことはなくて。私は献血の部署に配属されて、輸血用の血液の製造という地道な作業を担当しました。 「思ってたのと違う!」という反発が自分の中に芽生え、身の丈もわかってなくて、「なんでこんなことを私がしなければいけないの」「私にはもっとふさわしい場所があるはず」「私が本気を出していないから叱られているだけだ」などと思っていたので、仕事に向かう姿勢はまあできてなくて(苦笑)。 理想と現実のギャップにすねていたのが最初の1、2年だったと思います。人を助ける仕事が、地味で地道なことの積み重ねのバトンによってできているというのを当時は理解できていなかったんですね。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
軽症者は自宅やホテルで療養 借り上げ費、補正予算へ盛り込み(共同通信)
厚生労働省は2日、新型コロナウイルス感染症の軽症者や症状が出ていない感染者を巡り、状況によっては自宅や自治体が借り上げたホテルで療養してもらう考えを明らかにした。ホテルの借り上げ費用に関し、政府は新型コロナの緊急経済対策の財源を裏打ちする補正予算案へ盛り込む方向だ。 入院患者で症状が改善した人の退院基準も見直して緩和する方針。病床不足による医療崩壊が懸念されている状況を踏まえ、重い患者を優先して対応する。3日にも具体的な内容を自治体に通知する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
カラオケ店も続々「ジャンカラ」19日まで全188店を臨時休業「ビッグエコー」は東京&大阪196店(スポニチアネックス)
「ジャンカラ」こと、カラオケボックスチェーン「ジャンボカラオケ広場」は2日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、この日深夜0時から19日まで全国の全188店舗を臨時休業すると公式サイトで発表した。「ビッグエコー」も2日、東京都と大阪府の196店舗を3日から12日まで臨時休業すると公式サイトで発表した。 ジャンカラの運営会社TOAIグループは「地域の多くの方がご来店される施設を運営する企業として、現状の新型コロナウイルスの感染拡大に対する社会的責任を強く認識し、最大限の事業活動の自粛と同時に、安全確保に対する十分な準備期間を取る決断に至りました」とした。 「カラオケルーム歌広場」は3月31日に東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の店舗を臨時休業(4月2日午前6時~13日午前6時)すると発表済み。串カツ田中や鳥貴族などの居酒屋チェーン、パチンコチェーン「マルハン」などに続き、カラオケ店も外出自粛要請などを踏まえ、臨時休業が相次いでいる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース