女性の生理をめぐり、「隠さなくてもいい」という考え方が少しずつ広がっている。生理についてオープンに語る女性タレントも出始めた。生理用品メーカーや百貨店などが進める新たな試みも「脱タブー化」の動きを後押ししている。 「これから生理を迎える君へ 『初めての生理』」。芸人のバービーさん(36)は2月、ユーチューブにそんなタイトルの動画を投稿した。生理の体験談を語り、ナプキンやタンポンなど生理用品の選び方や使い方を紹介する内容で、再生回数は180万回を超えた。 元AKB48の秋元才加さん(31)は1月、「性教育と生理について、(略)ぼんやり考えてる事が多い」とツイート。「私も関心あります」「どんどん発信してほしい」などと反響があった。元アイドルが生理を積極的に話題にするのは、あまりなかったことだ。 特に昨年以降、生理の捉え方を見直そうという動きが進んでいる。その一つが昨年6月に日用品大手ユニ・チャーム(東京都港区)が始めた企画「#NoBagForMe(私は袋はいりません)」だ。 購入した生理用品を中身が見えない袋に入れるコンビニなどのレジのサービスに「いりません」と言える選択肢を増やす試みだ。起業家のハヤカワ五味さん(24)らと協力し、生理用品だと分かりにくいおしゃれなデザインの限定パッケージを開発したところ、約1週間で完売した。 大丸梅田店(大阪市北区)は昨年11月、女性の性や生理に関連した商品を扱う常設の売り場を初めて開設。5階婦人服フロアの「mi(ミ)chi(チ) ka(カ)ke(ケ)」には、オーガニックコットンを使ったナプキンや月経カップなどの生理用品が並び、20~40代の女性に好評だという。 2月には、医師夫婦から体の仕組みを親子一緒に学ぶ性教育のワークショップも開いた。担当者は「女性が体と向き合うために役立つ商品だけでなく、必要な知識も一緒に提案していきたい」と話す。 脱タブー化の波は男性にも広がる。昨年末に完成したドキュメンタリー映画「LOOKING FOR THAT」(邦題・アレを探して)は、大学生やセックスワーカーなど様々な背景を持つ男女15人に「あなたにとって生理とは」と問いかける内容だ。制作したのは男性の朴基浩さん(33)。「男性も生理について知っておいて損はない。生理を深く知ることで、周囲の女性たちと気軽に語れるようになった」と言う。 生理を取り巻く状況に目をつけ、論文を完成させた大学生もいる。「生理についてもっと知りたいし、話したいけど、何だか話しにくい。もやもやした雰囲気があった」。上智大4年の吉川結衣さん(21)はそう感じてきた。 昨年11月に公開された生理を題材にした映画「生理ちゃん」を見て驚いた。ツイッター上でも生理にまつわる投稿が増え、「急に社会が変わり始めたのはなぜだろう」と興味を持った。 大学生の男女50人にアンケートをしたり、生理関連の番組を放送したテレビ局に取材したりして、生理の脱タブー化を2万字の論文にまとめた。「企業やインフルエンサー、メディアが一つの方向を向き、いろんな人の行動によって社会が変わり始めた」 「生理用品の社会史」の著作がある歴史社会学者の田中ひかるさん(49)は昨年を「生理元年」と呼ぶ人もいることに触れ、「背景にあるのは女性の社会進出。生理について語ることなしには社会が回らなくなってきたということ。『生理2年』のさらなる変化に期待したい」と語る。(半田尚子) 記事後半では、AKB48の元メンバーで女優の秋元才加さんへのインタビューをご紹介します 秋元さん「生理はファンタジーじゃない」 生理にどう向き合うべきか。ツイッターで生理について投稿したAKB48の元メンバーで女優の秋元才加さん(31)が、朝日新聞のインタビューに応じた。 ◇ 外国人の母親の人柄や考え方も… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
朝から強風吹き荒れ 関東では一部の電車で遅延も(ウェザーニュース)
昨日、関東に雨をもたらせた低気圧が東北の東の海上で発達している影響で、関東では今日2日(木)は朝から北西の風が強まっています。 特に沿岸部や川沿いなどで非常に強い風が吹いており、東京・羽田では25.7m/s、千葉では20.5m/sの最大瞬間風速を観測しました。 交通機関に影響も この強い風によって、一部の交通機関にも影響が出ており、電車が遅延したり、速度規制が行われいる高速道路もあります。 最新の電車の運行状況や高速道路の規制情報を確認してください。 強風は夜まで続く 花粉の大量飛散に注意 この強い風は今日の昼間も続く見込みで、収まるのは夜になる見込みです。 洗濯物を外に干す場合は、飛ばされないようにしっかりと留めるようにしてください。 また、雨上がり・風が強い・気温上昇の花粉が飛びやすい条件が揃うため、花粉の大量飛散にも注意が必要です。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】2日の天気 – 全国的に北風強まる 天気は回復 太平洋側は日差したっぷり(2日7時更新)(ウェザーマップ)
ウェザーマップ きのう(水)全国的に雨を降らせた低気圧は、きょう(木)さらに発達しながら北へと進み、日本付近は一時的に冬型の気圧配置となっています。 全国的に北風が強まり、日本海側は昼頃まで雨や雪の降る所が多そうです。 太平洋側は朝から日差したっぷりの一日となるでしょう。 日本海側の雨や雪は、西日本では昼前まで、北陸と北日本は昼過ぎまで続く予想ですが、夕方には天気が回復する見込みです。 太平洋側では大きな天気の崩れもなく、久しぶりにスッキリと晴れる所が多いでしょう。 ただ、天気が回復してからも風の強い状態は続きます。全国的に夜まで強い北風が吹き、特に東北の太平洋側では最大瞬間風速30メートルが予想されています。 関東も瞬間的には自転車が倒れる位の風が吹きそうです。沿岸部では高波にも注意が必要です。 日中の気温は、関東から西で18℃前後まで上がり20℃を超えるような所もあるでしょう。東京はきのうよりも5℃以上高く、久しぶりに日差しのぬくもりを感じられそうです。 一方で、きのう15℃以上まで気温の上がった札幌は大幅に下がって8℃の予想です。 日ごとの気温の変化が大きくなっていますので、体調管理にお気をつけ下さい。(気象予報士・池田沙耶香) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「マスク2枚」…自民・後藤田氏がツッコミ(スポーツ報知)
政府が全世帯(約5000万)に布マスク2枚(約1億枚)を配布するとした方針について、自民党の後藤田正純衆院議員(50)=徳島1区=は2日、自身のフェイスブックで「医療従事者、保育従事者に優先して配分すべき」と疑問を呈した。突然の表明に、与党内からも“ツッコミ”が入った。 【写真】古市憲寿氏「マスク2枚」写真に反響…「皮肉 マスク2枚って笑っちゃうね」 後藤田氏は「自粛、STAY HOMEと、言いながら、医療現場でなく、なぜマスクを全戸に配布? 家にいたらマスクはいらん」と指摘した。ツイッターではほかの国の経済支援策と比較して嘆く声や、「マスク2枚」がトレンド入りするなど話題だ。マスクは1住所に2枚郵送されるが、予算規模は数十億円に上るとみられる。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
志村けんさんの兄“最後の対面”できず…新型コロナで激変する葬式の未来、専門家の声は(ENCOUNT)
「ピリピリした状態でお見送りするのは故人、参列者ともに不幸」 新型コロナウイルス感染による肺炎で死去したタレントの志村けんさん(享年70)の兄、知之さんが取材に応じ、志村さんの遺体について、火葬され、知之さんが遺骨を引き取ったことを明かした。 【表】マスクはどこで手に入れた? 購入者は「どのように入手」、民間企業の調査レポート結果 ただし、感染予防のため、火葬場には入ることができず、遺体と最後の対面することもかなわなかったという。もし、家族や親せき、親しい知人が新型コロナウイルスにより、急逝した場合、どうなるのか。 ジャーナリストで僧侶の鵜飼秀徳氏がこう説明する。 「通夜・葬式の前に火葬を済ませておくことを『骨葬』と言います。現在でも北関東や長野などの一部地域では骨葬のスタイルを取っています。これはかつて養蚕が盛んだった地域に見られます。地域の人が死んで、葬式の準備に駆り出されてしまえば、蚕の面倒が見られなくなりますから、先に火葬を済ませておいてその後、ゆっくりと葬式をしたのです。東北の豪雪地帯などでも骨葬をするところは多いです。したがって、先に火葬することが仏教的におかしいということはありません。今回は、ご遺体からの感染を防ぐため、緊急避難的な措置として骨葬にせざるを得なかったのでしょうが、過去には天然痘などが流行した時に、同じようなことが行われたケースもあったようです」 普通の葬式との手順は“逆”になるが、弔いをすることそのものに意味があると、鵜飼氏は指摘する。しかし、愛媛県では葬式に参列した弔問客から、新型コロナウイルスに集団感染するケースも出てきた。 「大事なのは、心穏やかに故人を送ってあげられる環境をつくること。参列者が『遺体から感染しないか心配』などと、ピリピリした状態でお見送りするのは故人、参列者ともに不幸です。今回のような非常時は先にお骨にしておき、コロナの流行が収まってから葬式やお別れの会をされるのがよいかもしれません」(鵜飼氏) 新型コロナウイルスで亡くなった場合、遺体と最後の対面をすることは難しい状況が続きそうだ。遺族は“心の傷”を負ってしまわないだろうか。 「看取ることができなかったり、最後の対面ができなかった遺族にとって、心の整理のつけ方が難しい。だからこそ、新型コロナウイルスが終息してから、改めて、きちんとお葬式を開いてほしいと思います。それが心の傷を癒す唯一の方法ですから」(鵜飼氏) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
栗園10年地域元気に 「岸根ぐり」PR住民が結集 山口県岩国市美和町大根川集落(日本農業新聞)
山口県岩国市美和町大根川集落の住民14人で管理・運営する「大根川観光栗園」が、開園10年の節目を迎えた。地域ブランド「岸根ぐり」の認知度を上げ、栗拾いによる観光客の呼び込みで地域を元気づけようと開園した。昨年の来園者数は約1500人で、開園当初の10倍を記録。今年も秋の開園に向け、広大な敷地に腐葉土をまいて土づくりをするなど準備に汗を流す。 集落は市中心部から車で約40分の静かな山あいにある。2014年に県の「やまぐちブランド」に認定された「岸根ぐり」の産地だ。品種「岸根」は、1粒の重さが30グラム以上と栗では最大級の大きさで、60グラム超の果実もある。大きさと味の良さから高級栗ブランドとして人気は高いが、生産者の高齢化と収量の減少が課題となっていた。 地域活性化とブランド振興のため、住民が結集し、観光園を10年に開園した。約1ヘクタールに「岸根」200本の他、早生種「銀寄」30本を栽培する。 同園は品質の高い栗の安定供給へ試行錯誤する。安定した収穫量を維持するため、草刈り、施肥、剪定(せんてい)、害虫防除は特に徹底する。昨年初めて、敷地の半分に土づくりのため腐葉土を施した。通気性や保湿性が良く、土が柔らかくなる効果があり、今年は全面に腐葉土を入れた。果実の品質に効果が出るまでには2年ほどかかるが、土づくりは基本として続ける。 観光園の運営だけでなく、集落ぐるみで栽培を盛り上げる。栽培未経験者にはJA山口県岩国統括本部の「くり入門塾」で、剪定の基礎を身に付けてもらうなど、後継者育成にも力を入れる。 同園の藤本忠義園長は「わが子のように丹精して作った栗をもっと多くの人に広めて、収穫する楽しさを知ってもらいたい。秋には栗園を訪れてほしい」とPRする。 日本農業新聞 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
[農景 桜 2020] “円”たけなわ(日本農業新聞)
満開の桜「ソメイヨシノ」が、神奈川県川崎市の農業用水利施設「久地円筒分水」をのぞき込む。樹齢は約90年。地域の水田農業を支えていた頃の円筒分水を知る“生き証人”だ。今年は例年より10日ほど早い3月15日に開花した。 円筒分水は農業用水を複数の水路に分ける水利施設だ。久地円筒分水は1941年に建造。江戸時代に築かれた「二ケ領用水」から引き込んだ水を中央部からあふれさせ、四つの水路に分水。地域の水争いの解決に役立った。桜は円筒分水の完成後、地元住民が移植したといわれている。 農業用としての役目を終えたが、貴重な建造物として国の「登録有形文化財」に登録。地元住民でつくるボランティア組織「久地円筒分水サポートクラブ」が、かつての姿を伝えるため、清掃活動をする。代表の吉田威一郎さん(78)は「地域農業の歴史にも興味を持ってほしい」と話す。 桜と農業の関係は深い。花は農作業の合図となったり、農村の魅力を高めたりしている。満開に合わせて紙面で紹介する。新型コロナウイルスの感染拡大で花見が自粛される中、紙面で楽しんでほしい。(随時掲載) 日本農業新聞 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「落ち着いて指せたら」藤井七段、棋聖戦準決勝向け抱負
将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が3月31日、第91期ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)の決勝トーナメントの準々決勝で、菅井竜也(たつや)八段(27)に勝ち、渡辺明棋聖(35)=棋王、王将と合わせて三冠=への挑戦権獲得まで、あと2勝と迫った。午前10時に始まった対局は、午後6時24分、同一局面が繰り返される「千日手」(引き分け)が成立。30分後の午後6時54分に始まった指し直し局が終局したのは午後10時36分という激戦だった。藤井七段が今期棋聖戦で挑戦者になれば、将棋界のタイトル挑戦の最年少記録(17歳10カ月)を更新する可能性がある。 終局後の両対局者ヘのミニ・インタビューのうち、主なやりとりは、以下のとおり。 〈まず、勝った藤井七段へ〉 ――「千日手指し直し」になる、激しい戦いだった。今回の対局を振り返ると? 藤井七段「千日手局の方は、ちょっと、中盤以降は自信が無い展開になってしまったのかなあと思って、指していました。指し直し局は、少し、序盤で仕掛ける手を見つけることが出来ずに、少し不本意な展開になってしまったかな、と思っていたんですけど……」 ――(棋聖戦の決勝トーナメント… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
囲碁の一力八段が河北新報に 棋士と記者、二足のわらじ
囲碁の一力遼八段(22)が1日、東北の有力紙の河北新報社(本社・仙台市)に入社した。同社によると、東京支社編集部に在籍し、これまでどおり棋士活動に軸足を置きながら、記者として取材にも携わるという。一力は仙台市出身。同社創業家の一力雅彦社長のひとりっ子で、3月に早稲田大学社会科学部を卒業した。 一力は同社を通して「今後も棋士として囲碁中心の活動になりますが、新聞社の一員としても、一つずつ学びながら、社会に貢献できるように頑張ります。囲碁で培った経験は新聞社の仕事にも必ず生かされると思います」とのコメントを出した。(大出公二) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
緊急事態宣言で鉄道は? 停止要請はあり得るのか
新型コロナウイルスの感染者が東京都など都市部で増加するなか、特別措置法に基づく緊急事態宣言が出た場合、くらしにどんな影響が出るかに注目が集まっている。仮に宣言が出された場合、鉄道やバスなど公共交通機関はどうなるのか。道路の車両通行は制限されるのか。 赤羽一嘉国土交通相は3月31日の閣議後会見で、緊急事態宣言が出された場合、公共交通機関はどのような対応をするのか問われ、こう答えた。「公共交通機能を確保することが基本とされている。減便などの措置もありうると想定されるが、国民生活や経済活動などへの影響を最小限にとどめる」 つまり、宣言が出されても公共… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル