桜の名所として知られる青森県弘前市の弘前公園。桜田宏市長が公園の桜の写真や開花情報を会員制交流サイト(SNS)に投稿しないよう求める異例の呼び掛けを行った。花見客が殺到し、新型コロナウイルスの感染が拡大するのを防ぐため。理解を示す市民が多いが、中には「せめて写真ぐらいは見たい」と首をかしげる人もいる。 市は人の密集を避けるため5月6日まで公園を封鎖しているが、周辺の道路から見られる外堀の桜は見頃を迎え、通行人が撮影している。仕事帰りの同市の40代女性は「こんな状況なのでしょうがない。今年は個人で桜の写真を楽しむ」と苦笑する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
オーディション「合格」 署名したらレッスン料78万円
タレントやモデルになりたい――。そんな憧れにつけ込み、「オーディション」に合格させた後、高額なレッスン料を請求するトラブルが後を絶ちません。経験した女性が語るその手法とは。 「2千人から選ばれました」 「デビューの夢かなう 新人発掘ミュージックオーディション」。医療関係の仕事をしている東京都内の女性(27)は昨年12月、こんな広告をSNSで見た。子どものころに市民劇団でミュージカルの経験があり、俳優として舞台に立つことは、ずっと捨てきれずにいた夢だった。 迷いもあったが、「ここで一歩踏み出そう」と決心して応募。すると、翌日にその事務所から「才能のありそうな方にお電話しています。いつならオーディションに来れますか」と電話があり、翌月、受けに行くことになった。 オーディションは15分程度だった。3人の男性の前で、歌ったり、歩いたり、セリフのようなものを言わされたり。終わると「ウォーキングは正直汚い。特訓が必要です。セリフは気持ちが見えましたが、ちょっと癖がある」などと講評を受けた。「他に参加者は見当たらなかったけど、こんなものなのかなと思ってしまった」という。 結果が出るまでの数十分間、別室で収入額や口座番号、貯金額などを聞かれた。担当者は「合格したらあなたのプロデューサーになります。絶対に必要な情報です」と説明。女性は、合否に影響するかもしれないと考え、答えてしまったという。 結果は「合格」だった。「今回… 月980円で有料会員限定記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ムツゴロウ、雄々しく優しく 卵を守るのは雄の仕事
九州の有明海周辺にすむムツゴロウはそろそろ繁殖期を迎える。雄たちは干潟で雌にアピールするジャンプをしたり、雌をめぐってけんかをしたりと忙しい。そんな姿を写真に収めてきた藤松政晴さん(56)は「ジャンプの前には体をくねくねさせるが、けんかは前ぶれなく始まるので撮影が難しい」と話す。この写真は本紙「声」欄にも掲載された。 拡大する雄同士でけんかするムツゴロウ。昨年の「日本の自然」写真コンテスト(全日本写真連盟など主催)で入賞した作品=2018年4月、佐賀県小城市で藤松政晴さん撮影、全日本写真連盟提供 気性の激しそうな雄たちも、子育てでは優しくけなげだ。干潟に掘った巣穴に雌を誘って産卵を促すが、孵化(ふか)までの約1週間、卵を守るのは雄。長崎大の石松惇名誉教授は「卵は産卵室の天井に産み付けられる。雄は潮が引く度に干潟の表面で新鮮な空気を口にふくみ、室内を空気で満たす。卵は水中でなく空気中で発育する」と説明する。 一方で孵化のとき、卵は水につ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
長崎に停泊、別の客船が離岸 コスタ社のもう1隻も近く
長崎市の三菱重工業長崎造船所香焼(こうやぎ)工場に停泊中のイタリアのクルーズ客船コスタ・アトランチカで、新型コロナウイルスの感染者148人が確認されるなか、同工場に停泊中だった同じの船会社の別のクルーズ船2隻のうち1隻が、26日午前11時過ぎに離岸した。 離岸したのはコスタ・ネオロマンチカ(5万6769トン)。もう1隻のコスタ・セレナ(11万4261トン)も近く離岸する予定。長崎県などの説明では、2隻の乗員は計約1千人で、これまでのところ感染を疑わせる症状を訴えている人はいないという。 運航するコスタ社は24日、ホームページ上で「(2隻について)必要な補給を近日中に完了後速やかに長崎港を出港し、日本国外に向かう」と公表していた。(横山輝) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夜空に注目 26日(日)は細い月と明るい金星が接近(ウェザーニュース)
26日(日)の夜は、細い月がマイナス4.5等以上の明るい金星に接近して見えます。 <いつ・どこに見える?> 4月は日の入り直後のまだ明るい西の空で、金星が明るく輝きます。28日(火)に最大光度に達する金星は、4月中旬以降はマイナス4.5等以上の明るさを保ちます。これは1等星と比べて100倍以上の明るさです。 26日(日)は金星の左下に細い月が輝きます。夕闇が迫る中で、鋭く輝く金星と細い月が一緒に地平線へ近づいていく様子は見ものです。 金星や月は、スマートフォンのカメラでも簡単に撮影することができるので、地上の景色を入れるなどしながら、是非撮影してみてください。 気になる天気は? 夕方は前線や寒気の影響で雲の広がる所があります。 関東南部は遅い時間に雲が増えるため、月の出直後がチャンス。西日本は日本海側で良く晴れて、太平洋側も遅くなるにつれて、次第に晴れてくる見込みです。 北日本の日本海側や北陸は雲が多く、隙間からわずかにチャンスがあるかどうかです。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「手術できなくなる。早くマスク、ガウンを」医療現場の人々がTwitterで訴えたこと(BuzzFeed Japan)
新型コロナウイルスの感染が広がる中、医療関係者や介護関係者が写真を撮り、医療用品の不足や危険手当、補償の必要性をTwitterで訴えている。メッセージを書いた紙を掲げ、必死の訴えをするのは、北海道の医師や看護師、介護福祉士らだ。BuzzFeed Newsは、写真でメッセージを発信した看護師らにテレビ電話で話を聞いた。【 BuzzFeed Japan / 冨田すみれ子】 「早くマスクとガウンを!!」そう書かれた、北海道医労連・道東ブロックによる投稿は、5千リツイートを超えた。 国内での感染が急増する中、医療や福祉の現場は刻一刻と厳しさをましている。その一方で、国などに要請しているマスクやガウンは一向に届かないままという。 他の医師や看護師も、マスクやガウンの他に、医療用キャップ、エプロンなどが「今すぐ必要」とのメッセージを発信した。 「危険手当を支給して」 「医療従事者に『危険手当』を支給して」 そう書かれたメッセージを発信したのは、看護師の女性。女性はそう書いた思いをこのように語る。 「(ウイルスは)見えない敵なので、いつどのような形で感染するか分かりません。それでも仕事しなくちゃならないし、現場に出なければいけないんです。危険な要素がいっぱいありますよね。それに対する手当を、きちんと国の方から出してほしいと思います」 現状、女性らは危険手当などはなしで平時と同じ給与で勤務している状態という。 危険手当に関しては、日本看護協会が4月15日、新型コロナウイルスの感染症に対応している看護職に対し危険手当を支給するよう、厚生労働相と内閣府特命担当相に要望書を提出している。 「医療人として」 また女性は、自身が写真に写って危険手当などについて訴えかけた理由についてはこう語った。 「私たち医療人として、ここで諦めてしまうと、ずっと諦めることになってしまうと思いました。なんとかここで一致団結して、コロナに立ち向かい、皆と共にやっていきたいなという思いで参加しています」 女性は医療用品の不足についてこう語る。 「自分たちの命を守るためにも必要なもの。なかなかそれが手に入らなくなると、先が見えないなと思う。国へは要請はしていますが届いていません」 女性の職場ではマスクやエプロンが品薄で、現在は1日、1人1枚とはなっているが、現在病院にある在庫が無くなり次第、使い捨てのものを洗って使うなどの方法を検討している。 次ページは:「命を守る給付を」「今まで通り手術を続けたい」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
26日ぶり名古屋で“感染確認ゼロ”…東海3県で新型コロナ陽性判明者1人も「偶然の可能性 油断は禁物」(東海テレビ)
25日、新型コロナウイルスの感染が判明していた名古屋市の80代の男性が死亡したほか、愛知県豊橋市では新たに20代の男性の感染が確認されました。 25日に死亡したのは、感染が判明し名古屋市内の病院に入院していた80代の男性です。男性はクラスターの感染者には含まれておらず、感染経路はわかっていません。 25日、名古屋市では新たな感染者はゼロで、新規感染者が確認されなかったのは、26日ぶりということです。 東海3県でも25日の新規感染者は愛知県豊橋市の20代の男性1人だけでしたが、愛知県の担当者は「偶然少ない日だった可能性もある油断は禁物」とコメントしています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
杉村太蔵、休業補償問題に「日本はまだ消費税10%。低負担・高福祉を求めるのは、通用しない」(スポーツ報知)
4/26(日) 12:12配信 26日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・前9時54分)で、世界中で感染が拡大する新型コロナウイルスについて特集した。 【写真】不織布マスク10回は洗えます…アベノマスクよりベターとの声も… 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(40)は休業補償などについて「欧州なんかでは手厚い補償があるという報道がありますけど、ドイツは消費税が19%でイギリスも20%なんです。日頃、国民が負担してるんです」とした上で、「日本はまだ消費税10%。低負担・高福祉を求める。これは、これからなかなか通用しないんではないかというのが私の考え」と主張した。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
休校中の高校生の思い「外出する若者が恥ずかしい」「若者・大人全員で闘いたい」(高校生新聞オンライン)
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全国を対象に非常事態宣言が出されています。外出を自粛し家で過ごす時間が増えるなかで、高校生たちはどのような思いでいるのでしょうか。高校生として同世代の行動について感じていること、テレビや新聞での報道への意見を聞きました。 まだ外出している人が多いかも 周りのことを考えて行動しよう 外出自粛が強く呼び掛けられていますが、まだ外出をしている人が多いように感じているという声が聞かれました。家にいる時間が長くなりストレスが溜まってきている人も多いですが、もう少し我慢……! 周りにいる人のことも考えて行動することが大切ですね。 【何のため、誰のための外出自粛なのか考えてほしい】さらなる感染拡大を防ぐために、不要不急の外出の自粛が呼び掛けられています。しかし、私がテレビのニュースで見るのは、老若男女問わず街へ繰り出すたくさんの人々です。何のための、誰のための外出自粛か、考えられる人がもっと増えてほしいと思います。(りぃ=2年) 【周りの人のことを考えて行動しよう】私はコロナウイルスの中でも出回る若者について本当に恥ずかしいと思います。周りにも、今日くらい……と出掛けている友人を見かけると本当に不安です。学校が始まったとき、自分は外出を控えていたのに身勝手に外出した人によって感染したらと不安です。こんなときだからこそ、周りの人のことを考えて行動できるようになることを願っています。(mayuyun=3年) 【外出している人がまだ多いように感じる】私は神奈川県に住んでいますが、犬の散歩などで外出すると、いまだに外に人が多いと感じました。海外のようにより厳しい規制も検討すべきだったのではないかと思いました。(AM=3年) 若者への当たりが強くて肩身が狭い…… 若者の外出が多いと感じている人もいる一方で、「周りに遊んでいる人はいないのに……」と感じている高校生からの意見も寄せられました。世代を問わず、みんなで危機感を持って過ごしたいですね。 【若者への風当たりが強いと感じる 活躍も取り上げてほしい】ニュースを見ていて、若者への風当たりが強いなあと日に日に感じます。休校中だからといって遊んでいる人は私の周りにはいません。それどころか、若者の動きによって社会は良い方向に進んでいると思います。例えば、私の住む県では、高校生の呼び掛けにより休校が決定したのです。ニュースでは、非難だけするのではなく、高校生の活躍も取り上げてほしいなと思います。(りんご=3年) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
チーフ作家から「お金は後からついてくる」デビュー作で実感(西日本新聞)
放送作家・海老原靖芳さん聞き書き連載(28) いよいよ本番が迫ってきました。1982年3月30日放映の日本テレビ「ゲバゲバ90分!+30」。新人の私を含む放送作家たちは、前年の9月からチーフ作家の河野洋さんの事務所に集まってコントのネタを出し合いました。 【写真】笑いあり、涙ありの半生を振り返る海老原靖芳さん 木枯らしが吹いた晩秋、東京が白い雪に染まった新年、日差しにぬくもりを感じた春。充実していた時期でした。新人放送作家の私はコピーライターで日銭を稼いでいましたが、「テレビの世界で働きたい」との熱い思いを胸にせっせと書いていました。 才能も経験も豊富な喰始(たべはじめ)さんが書いたのはスーパーマンの15分コントでした。日本の一般家庭の設定で、西田敏行扮(ふん)するお父さんがスーパーマン役。一家そろって食事の最中に「ニューヨークで電車が転覆しそうだ」「ビルが崩壊しそう」とSOSの電話を受け、あの「S」が胸に書かれたスーツで東京から飛んでいくストーリー。「あなたインターポールからよ」「今度はCIAから」って電話を受けるたび、泣きそうな顔をして家の窓から飛び立つ西田は印象的でした。 15分のコントはもう1本必要でしたが、誰も書きたがりません。斎藤太朗ディレクターのチェックが厳しいからです。経験を積みたい私は「ここだ!」と直感し、手を挙げました。書いたのは、月見うどんを食べようとするとオオカミ男に変身する男などが登場する怪物家族のコント。 初心者の私は、河野さんや喰さんのアドバイスで手直し。日本テレビを辞めてフリーとなり、当時ハワイに住んでいた番組総指揮の井原高忠さんにも台本を郵送し、チェックを受けました。「井原チェック」がハワイから届いていたのを覚えています。お酒や遊びのことで盛り上がる会議ですが、コントに取り組む姿勢は別。私の台本をチェックするときは、みな背筋を伸ばし、一字一字見入っていました。情熱を感じ、オンとオフを使い分ける、この空気が好きでした。 放映当日は喰さんの自宅に集まりました。大画面テレビで展開されるギャグ。ビールを飲みながら笑っていた記憶があります。番組の終わりのエンドロールには「海老原靖芳」の名前もありました。 翌月20万円が振り込まれました。放送作家として初めて手にしたギャラです。「大丈夫。ちゃんとやったら、お金は後からついてくるから」。河野さんのささやきは本当でした。 (聞き手は西日本新聞・山上武雄) ……………… 海老原靖芳(えびはら・やすよし) 1953年1月生まれ。「ドリフ大爆笑」や「風雲たけし城」「コメディーお江戸でござる」など人気お笑いテレビ番組のコント台本を書いてきた放送作家。現在は故郷の長崎県佐世保市に戻り、子どもたちに落語を教える。 ※記事・写真は2019年07月19日時点のものです Source : 国内 – Yahoo!ニュース