詐取金の受け取り役として特殊詐欺に関与したとして、警視庁は11日、東京都新宿区の無職藤代雅美容疑者(68)を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。自身も特殊詐欺の手口で110万円をだまし取られたといい、調べに対し、「言うとおり動けばお金が返ってくる」と電話があり、その指示に従っただけ、と供述。容疑を否認しているという。 牛込署によると、逮捕容疑は昨年12月、何者かと共謀し、埼玉県内の40代女性に対し、携帯電話のショートメッセージや電話で「利用料金の支払いがない」「示談金を支払えば民事訴訟を取り下げる」などとうそを言い、2回に分けて現金計718万1千円を詐取したというもの。藤代容疑者は池袋駅周辺などで現金を受け取る役で、調べに「書類だと思っていた」と述べているという。 警視庁は同11月4日、藤代容疑者から被害届を受理し、特殊詐欺事件の被害者として事情を聞き取るなかで今回の事件を把握したという。ほかにも関与をほのめかしているといい、さらに詳しく調べる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
パチンコの営業再開、福岡で急増 店「経営厳しくて」
新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴う要請を受け、休業していた福岡県内のパチンコ店が相次いで営業を再開している。5日時点で県が確認したのは6店だったが、39店に急増。一方、店側からは県が休業に応じない店の名前を公表したことに「差別的だ」との不満の声も上がっている。 県は先月14日に県内の365のパチンコ店に休業を要請。29日には応じなかった6店に改めて休業を要請した上で、店名を公表した。今月5日には、営業を続けたこの6店に休業指示を出した。 だが、県が7~10日に調査したところ、この6店を含む計39店で営業していることを確認。県によると、店側は「経営が厳しい」「感染対策はやっている」などと訴えていたという。 パチンコ店関係者は11日、朝日新聞の取材に「パチンコ店だけ名前を公表したり休業指示を出したりするのは差別的だ」と指摘。福岡市のパチンコ店の男性客(83)も「マスクもしている。なぜパチンコだけだめだというのか」と憤った。 小川洋知事は11日の記者会見で、営業するパチンコ店について「みんなが協力している中で(休業)要請を受けていただけない方々、その存在は(自粛の)緩和を考える上で考えないといけない」と述べた。(山田佳奈) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
10万円給付、窓口混乱 マイナンバー手続き停止も
新型コロナウイルス対策として国が支給する1人10万円の「特別定額給付金」のオンライン申請を巡り、全国各地の自治体の窓口が混雑している。申請に必要なマイナンバーカードの暗証番号の再設定などの手続きのため、国のシステムにアクセスが集中。受け付けを取りやめる自治体も出ている。 11日からオンライン申請が始まった大阪市の中央区役所では午前中、窓口サービス課の周辺が混雑し、受付番号の発券機に行列ができた。申請に必要なマイナンバーカードの暗証番号を思い出せなかったり、番号入力を誤って操作ができなくなったりした人たちが相談に訪れたためだ。 新型コロナの感染予防のため、待合席で密集しないように椅子が間隔をあけて置かれ、立ったまま待つ人の姿も。マイナンバーカードの暗証番号などを管理するシステムがつながりにくくなるトラブルも起き、手続きの終了まで2時間以上かかる人もいた。 10万円の給付は、自治体から届く申請書に記入して返送するか、マイナンバーカードがあれば専用サイトで申し込める。ただ、カードの暗証番号が分からない場合は役所に行かないと再設定できないという。 岡山市でも7日に北区役所に約150人が詰めかけ、最長3時間待ちが発生。システムがつながりにくい状態で、8日から窓口業務を断続的に停止している。11日も手続きする人が殺到し、2時間で業務を停止した。市は12日以降の再開については、システムの稼働状況を見て決めるとしている。(小林太一、吉川喬) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
週間天気 晴天続くが週末は雨 日差しの活用を(ウェザーニュース)
■この先1週間の天気のポイント■ ・西日本や東日本は晴天続く ・気温高め 30℃近くまで上がる日も ・次の週末は各地で雨の可能性 西日本や東日本は晴天続く 今週は高気圧に覆われて、14日(木)頃にかけて広く穏やかな晴天が続く予想です。 空気も乾燥していて、洗濯や布団干しなどが捗ります。 ただ、北日本では低気圧の影響で北海道を中心に雨や曇りのスッキリしない天気が続く予想です。 気温高め 30℃近くまで上がる日も 15日(金)頃にかけては気温が高めで、最高気温が30℃近くまで上がる日もありそうです。 水分補給はもちろん室内の気温調整や、食料の買い出しなどで車を利用される方は車内の温度管理にもお気をつけください。 また、昼間は暑さを感じても朝晩はまだ冷える日もあるため、一日の気温差で体調を崩さないよう注意が必要です。 次の週末は各地で雨の可能性 15日(金)以降、西から低気圧や前線が接近し、天気下り坂に向かいます。 週末は西日本から東日本、東北にかけて広く雨が降る予想です。 ただ、雨のタイミングや強さは、まだ予想に幅があるため、随時最新見解をご確認ください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【新型コロナ】全国でクラスター250件、厚労相答弁(カナロコ by 神奈川新聞)
加藤勝信厚生労働相は11日の衆院予算委員会で、全国の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)について10日時点で約250件確認されていると明らかにした。3月末時点は26件で、約1カ月で10倍近く増加した。国民民主党の後藤祐一氏(比例南関東)への答弁。 【特集】新型コロナ、神奈川の感染拡大 加藤氏によると、主な発生場所として医療機関85件、福祉施設57件、飲食店23件とした。詳細は「都道府県と協議が必要」として明らかにしなかった。 厚生労働省では「1カ所で5人以上のつながりのある感染者が出たケース」をクラスターとし、3月から都道府県別の状況をホームページ上で公表。同31日時点では全国で26件、神奈川県内は医療機関と福祉施設による2件だったが、以降は更新が止まっていた。加藤氏は理由として感染者数の増加などを挙げた。 後藤氏は、緊急事態宣言を受けた休業要請の対象業種を巡っても、データがなければ適切な選定はできないと指摘。「持っている情報を開示し、客観的なデータに基づいて先の予測がつくような方針を示してほしい」と政府に求めた。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
マイナンバー暗証番号間違えロック…10万円申請、混乱
新型コロナウイルス対策として政府が国民に一律10万円を支給する「特別定額給付金」のオンライン申請。5月1日から順次始まり、8割ほどの自治体ですでに始まっている。ただ、申請にはパソコンのカードリーダーやスマートフォンのアプリなどを用意する必要があり、ハードルが高くなっている。 10万円給付の申請方法は郵送とオンラインの二通りある。オンライン申請にはまず、マイナンバーカードが必要で、各世帯に配布されている個人番号付きの「マイナンバー通知カード」は使えない。さらに、カード作成時に設定した暗証番号(英数字6~16桁)が必要。この番号を申請時に5回間違うと、ロックされて手続きができなくなる。役所に多くの人が殺到しているのは、これらの問い合わせと見られる。 大阪府吹田市でも11日朝からマイナンバーカードの暗証番号などの問い合わせ約100件を受け付けた。市はホームページで、感染拡大を防ぐため、給付金を受け取るためのマイナンバーカードの申請などは自粛してもらうよう呼びかけていた。しかし、この日も午前中に30人程度が待つ状態が続き、システムにもつながりにくくなったため、受け付けを午前11時で打ち切った。 11日にオンライン申請が始まった大阪市の中央区役所。2年前に韓国から来日した留学生の女性(24)はスマホで申請を試みたが、うまくいかずに区役所に相談に訪れたという。区職員から「しばらく待ってもらうかもしれない」と説明を受け、「明日も来るけど、まただめかもしれないですね」と肩を落として立ち去った。 総務省によると、マイナンバーカードの交付率は7日時点で16・4%にとどまるが、各自治体とも郵送申請に先立って、オンライン申請から始めている。マイナンバーカードの発行手続きには約1カ月かかり、今からでは間に合わないという。(小林太一、波多野大介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新たに24人死亡 感染者減るも死者数増加ペース落ちず
11日の新型コロナウイルスの国内感染者は午後9時時点で、新たに45人が確認され、計1万5905人となった。東京都の報告漏れの影響で、国内感染者の総数は76人増える見通し。死者は24人増え、計657人。新たな感染者数は減少傾向にあるが、死者数の増加ペースは落ちていない。 東京都では9人が死亡し、神奈川県では新たに70代以上の男女4人の死亡が確認された。大阪府では、80代男性と100歳代の女性が亡くなった。石川県では90代女性が死亡したほか、新たに90代女性2人の感染が確認されており、いずれも集団感染が起きたかほく市の「二ツ屋病院」の入院患者だという。 東京都で新たに確認された感染者は15人。新規感染者が50人を下回るのは6日連続で、10人台となるのは3月30日以来だ。埼玉県では新たな感染者が2人にとどまり、大阪府でも新規感染者は1人だけだった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
通天閣・太陽の塔、初日は黄色に 大阪モデル3色で周知
新型コロナウイルスの感染状況を示すライトアップが11日、太陽の塔(大阪府吹田市)や通天閣(大阪市浪速区)で始まった。休業や外出自粛要請の段階的な解除に向けた「大阪モデル」の達成度を色で示す。初日は基準を満たしたので、黄色に照らされた。 基準は①感染経路が不明な新規感染者が10人未満②検査を受けた人に占める陽性者の割合が7%未満③重症病床の使用率6割未満――の三つ。①②は日々の変動が大きいため、過去7日間の平均(移動平均)をみる。11日までに4日連続で基準を満たした。 14日まで1週間連続ですべて満たせば、外出自粛要請を段階的に解除し、ライトアップは緑色に。一つでも満たさない日は赤色となり、注意を呼び掛ける。(森下裕介) 【動画】黄色にライトアップされた通天閣と太陽の塔=依知川和大撮影 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪・吹田で民家火災 1人死亡、3人不明(産経新聞)
11日午後9時半ごろ、大阪府吹田市南清和園町の芝竹治さん(88)方で、「黒煙が上がり、火の手が上がっている」と近隣住人から110番があった。大阪府警吹田署によると、木造2階建て住宅が全焼し、玄関先で性別不明の1人の遺体が見つかったという。 同署によると、芝さんと妻(81)、次男(55)の3人と連絡が取れていない。隣に住む男性(41)が煙を吸って救急搬送されたが、命に別条はないという。同署は出火原因などを調べている。 現場は、阪急千里線吹田駅から南西約600メートルの住宅街。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ベトナム公務員に2500万円 東証1部「天馬」、地検に自主申告(産経新聞)
家庭用プラスチック製品の製造などを手がける東証1部上場の「天馬」(東京都北区)のベトナム子会社が、税務調査などを担当した現地の公務員に約2500万円相当の現金を渡したとして、天馬が東京地検に自主申告したことが11日、関係者への取材で分かった。外国公務員への贈賄を禁じる不正競争防止法に違反する疑いがある。 同社の第三者委員会が4月に公表した調査報告書などによると、ベトナム子会社は平成29年6月、現地税関局の調査で、金型の輸入販売をめぐり約17億9千万円相当の追徴金の支払いを指摘された。子会社は税関局の調査リーダーの車に現金約1千万円を積み込んで渡すなどした結果、追徴金はなくなったという。 また、昨年8月にも現地税務局の調査で約8900万円の追徴税額の支払いを指摘。調査リーダーから現金を要求され、子会社幹部が指定された喫茶店で現金約1500万円を手渡した。追徴税額は約265万円まで減額されたという。 29年の約1千万円の支払いは藤野兼人社長が支払いを了承。昨年の1500万円については経営企画部長が了承し、後日の取締役会でも藤野社長を含む出席した6人全員が事実上了承したという。藤野社長は6月で取締役を退任する意向を示している。 同社は「第三者委が公表したもの以外は答えられない。(自主申告の有無などは)コメントを控える。公表できる段階で必要があれば対応する」としている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース