文部科学省は20日、新型コロナウイルスの影響で休校していた学校を再開するにあたっての感染症対策マニュアルを策定すると発表した。22日に公表する。感染リスクのレベルを3段階で設定し、分散登校やクラスごとの人数、部活動の活動基準などの目安を示す。 20日に感染症対策の専門家らから意見を聞く懇談会があり、文科省が感染リスクをレベル1~3に分けて学校での対応を示すことが決まった。感染ルートが不明な感染者が多い「レベル3」の地域では、身体的距離の確保や分散登校などの対策をしてもらう。登校前の検温や給食の持ち帰りなども提案するという。 部活動については学校再開後は自粛は求めないが、レベルに応じて密接する活動をしないなどの対応をとってもらうという。文科省健康教育・食育課の平山直子課長は「マニュアルで考え方は示すが、最終的には責任者である(自治体などの)学校設置者が学校生活の様式を判断してほしい」と話した。(伊藤和行) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
神奈川県で18人感染 開成町の病院でクラスター発生
新型コロナウイルスをめぐり、神奈川県内では20日、新たに18人の感染と1人の死亡が発表された。県内で発表された感染者は1302人、死者は69人(朝日新聞集計)になった。感染者の内訳は横浜市7人、小田原市4人、川崎市と横須賀市各2人、茅ケ崎市と秦野市、南足柄市が各1人。 中等症患者を受け入れる重点医療機関の県立足柄上病院(松田町)で、看護師1人の感染が判明した。医師と看護師計16人を、濃厚接触者として検査する。 小田原市の2人と南足柄市の1人は、いずれも開成町の高台病院の介護職。同病院の感染者は5人となり、クラスター(感染者集団)発生となった。 小田原市立病院と牧野記念病院(横浜市緑区)で看護師各1人、鴨居病院(同区)で入院患者1人の感染が確認された。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
H2Bロケット打ち上げ成功 こうのとりをISSへ
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給船「こうのとり(HTV)」を載せたH2Bロケット9号機が21日午前2時半ごろ、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられた。約15分後、HTVを予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。HTVとH2Bはいずれも今回が最後で、次回からは輸送能力を高めたHTV―XとH3ロケットに置き換わる。 HTVは2009年に初飛行。米スペースシャトルが退役した後は、バッテリーのような大型貨物をISSへ運べる唯一の補給船として活躍した。今回も飛行士の食料や飲料水のほか、日本製リチウムイオン電池など約6・2トンを載せて25日にISSへ到着する。 JAXAは現在、輸送能力を1・5倍に高めたHTV―Xを開発中。HTVから太陽パネルを大型化して電力の供給量を上げ、通信速度も高めるほか、ISSへの自動ドッキングも試す。米国主導で22年にも建設が始まる月周回宇宙ステーションへの補給も担う。 また、HTVの打ち上げを担ってきた大型のH2Bロケットも今回が最後の打ち上げとなる。今年度に初打ち上げされる新型のH3ロケットがH2AとH2Bを置き換える。(小川詩織) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
立てこもり男(28) 父親への暴行容疑で逮捕 名古屋・港区(東海テレビ)
きのう午後、名古屋市港区で28歳の男が自宅マンションに立てこもった事件で、警察は男を暴行の疑いで逮捕しました。 逮捕されたのは、港区中川本町の無職・正村太誠(28)容疑者で、きのう午後2時ごろ自宅マンションで60歳の父親に対し肩を手でつかんで揺さぶるなどの暴行を加えた疑いが持たれています。 正村容疑者は、立てこもってからおよそ3時間後に警察の説得に応じ、部屋から出てきたところを任意同行されていました。 正村容疑者とともに部屋にいた母親(63)にケガはありませんでした。 警察によりますと、正村容疑者は、父親とトラブルになっていて「警察が来たら刺し殺す」と話していたということです。 調べに対し正村容疑者は容疑を認めていて、警察が事件のいきさつを詳しく調べています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
川内原発2号機、運転停止 テロ対策間に合わず、2例目
九州電力は20日、川内(せんだい)原発2号機(鹿児島県)の運転を停止した。テロ対策施設が期限内に完成しないためで、最新の知見で引き上げた基準を既存の原発にも適用する「バックフィット制度」で停止に追い込まれた。完成の遅れで原発が止まるのは、川内1号機に続き全国で2例目。今後、関西電力や四国電力の原発も同様に停止を余儀なくされる見通しだ。 テロ対策施設「特定重大事故等対処施設」は、テロ攻撃を受けても遠隔で原子炉を制御するためのもので、東京電力福島第一原発事故後の新規制基準で設置が義務づけられた。九電によると、施設は1、2号機で共用する部分が多いが、4月末時点で建屋の建設工事が約9割、設備や配管の工事が約7割終わっているという。 2号機は今月21日が完成期限だったが間に合わず、「基準不適合」の状態になるため、運転を止めた。通常の定期検査も実施し、来年1月26日の運転再開をめざす。1号機は今年3月16日に停止しており、12月26日の再開をめざしている。 2基の停止により、九電の業績への影響は避けられない。九電は、代わりに動かす火力発電所の燃料費負担が約250億円になると試算する。9月中旬から約2カ月間は玄海原発3号機(佐賀県)の定期検査も重なり、4基中1基しか原発を動かせない状況になる。 工事現場での新型コロナウイルスの感染拡大も懸念される。玄海のテロ対策工事では従事者2人が感染し、一時工事を中断した。川内でも工事で多くの作業員が県外から訪れている。この日も市民団体の約40人が敷地前に集まり、工事の中止などを訴えた。(女屋泰之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
10万円給付金「辞退」欄を削除 山形市、ミス防止狙い
全国すべての人に一律10万円を配る「特別定額給付金」を巡り、山形市の申請書がSNSなどで話題になっている。国が示した申請書の見本には受給辞退のチェック欄があるが、山形市が独自にこの欄を削除したからだ。「間違えない様式」などと好意的に受け止められている。 総務省の申請書の見本では、給付対象者の氏名欄の右側に「受給を希望されない方は×印を御記入ください」とのチェック欄を一人ずつに設けている。これについて、河野太郎防衛相が14日、「勘違いでチェックをつける人が多いようです」とツイッターで注意を呼びかけていた。 山形市は14日から順次、全世帯に申請書送付を始めたが、市が作成した申請書にはこのチェック欄を設けなかった。 佐藤孝弘市長は20日の定例会見で「(受給したい市民が)間違えて、(チェックを)つけてしまうリスクが非常に高いと判断した」と話した。事務手続きする市側にとっても、チェックのついた申請書が届いた場合、申請者に電話で確認する事態が起きうるとの認識を示した。その上で「間違えてチェックした申請書で事務手続きが滞ってしまい、(給付が)遅れてしまっては本末転倒だ」と述べた。(江川慎太郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3月の人出を今月の様子として放送 テレ朝とフジが謝罪
テレビ朝日とフジテレビの番組が20日、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の発出後に人出が増えている今月の様子として取り上げた写真や映像が、いずれも今年3月のものだったとして、番組内で訂正した。 テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」では20日の放送で、JR蘇我駅(千葉市)に鉄道ファンが集まっている19日の様子を紹介。その後、キャスターが「昨日ではなく、今年3月に撮影された写真を1枚使用してしまいました。おわびして訂正いたします」と謝罪した。同局は朝日新聞の取材に対し、「視聴者からご提供いただいた複数の写真のうち、誤って3月に撮影した写真も1枚使用してしまいました」とコメントした。 フジテレビの「バイキング」も20日の放送で、今月17日の東京・原宿の竹下通りと表参道の様子として19日に紹介した映像について、キャスターが「正しくは3月のものでした。訂正しておわび申し上げます」と陳謝した。同局は取材に対し、「編集作業上のミスが原因」としている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
“ラブホテル”の部屋で倒れていた裸の50代男性がその後死亡…“1人でホテル出た“女性の行方わからず(東海テレビ)
名古屋市中区のラブホテルの一室で20日夜、50代の男性が倒れているのが見つかりその後、死亡が確認されました。 警察は、一緒にいたとみられる女性の行方が分からなくなっていることから、事件の疑いもあるとみて調べています。 名古屋市中区金山の「HOTELGOLD」の一室で20日午後7時半ごろ、裸の男性がベッドの上で倒れているのを男性従業員が見つけ、警察に通報しました。 男性は、病院に搬送されましたがおよそ1時間後に死亡が確認されました。 警察によりますと、男性は女性と2人で部屋に入ったとみられ、その後、女性が1人で退出したことを不審に思った従業員が部屋の中に入ったということです。 男性は50代で目立った外傷はなかったということで、警察は身元の確認を進めるとともに一緒にいた女性が何らかの事情を知っているとみて調べています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
“リビングとトイレ”に親子とみられる男性2人の遺体 訪れた介護職員が“異臭”に気づき警察に通報(東海テレビ)
愛知県豊橋市の住宅で20日、親子とみられる男性2人の遺体が見つかり、警察は病死と事件の両面で調べています。 20日午後2時前、豊橋市花田二番町の男性(87)の住宅を訪れた介護職員の男性が異臭に気づき、警察に通報しました。 警察官が住宅を確認すると、リビングとトイレで倒れている男性2人の遺体を見つけました。いずれも目立った外傷はないということです。 この家には男性87と息子が2人で暮らしていて、警察は遺体が親子とみて、病死と事件の両面で調べています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
28歳男が包丁を持ち立てこもり 通報から3時間後に確保 名古屋市港区(CBCテレビ)
20日午後、名古屋市港区のマンションで「男が包丁を持って立てこもっている」と警察に通報がありました。 通報からおよそ3時間後、警察は28歳の男の身柄を確保しました。 20日午後2時10分頃、港区中川本町にあるマンション7階の部屋で「息子が包丁を持って家に立てこもっている。警察が来たら刺し殺すと言っている」と父親から警察に通報がありました。 立てこもっていたのは28歳の無職の男で、部屋にいた60代の母親は通報からおよそ3時間後に保護され、けがはありませんでした。 『立てこもっていたとみられる男が出てきた』(長谷川記者) 午後5時24分、警察の説得に応じた男の身柄が確保され、男は港警察署に移送されました。 男は父親と母親と3人暮らしで、捜査関係者によりますと4月に、父親が職場を解雇されたため、親子で今後の生活について話し合っていたところ、男が父親を殴り、包丁を持ち出したということです。 「息子と父親のトラブルが昔からあった」(近所の人) 警察が経緯を詳しく調べています。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース