小池都知事は2日、政府が緊急事態宣言の延長を4日に決定するとしていることについて、都の方針を5日にも出すことを明らかにした。 【映像】お台場に300床整備へ 臨時医療施設を公開 小池都知事は登庁時のぶら下がり取材に応じ、「これから国が延長の幅やその中身など発表されると聞いているので、それを見ながらということかと思う。今後どうしていくのか先を見通したい気持ちもわかるが、一方で国がどう出てくるのか。東京はまだ100人を超える、全国でも一番多くの感染者を数えている。学校や場所の解禁などしっかり取り組まなければ、また元に戻ってしまえば、結局は都民の皆さまにご心配とご不安をかけることになる。都民の皆さまとともに進めるからこそいい結果が早く出るということで、この間もご協力をお願いしたい。都としては、国の発表を受けてできるだけ早く考え方や方針をお伝えしたいと考えている。5日に出せればと思っている」と述べた。(ANNニュース) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「コロナ自警団」はファシズムか 自粛要請が招いた不安
新型コロナウイルスの感染拡大で、政府による外出自粛の要請が長引き、「自粛」に従わない人を責めるような風潮が強まっている。10年にわたって「ファシズムの体験学習」に取り組んできた甲南大学の田野大輔教授(50)は、こうした動きも、「ファシズム」と無関係ではないとみる。どういうことなのか。 拡大する「ファシズムは気持ちいいからこそ危ないと知ってほしい」などと語る田野大輔教授=大阪市 たの・だいすけ 1970年生まれ。京都大学博士(文学)。専攻は歴史社会学、ドイツ現代史。2021年3月まで、ドイツ・ベルリンで研究中。著書に「ファシズムの教室」「愛と欲望のナチズム」など。 ――新型コロナウイルスの感染者が発生した大学に脅迫電話をかけたり、県外ナンバーの車に傷をつけたりする「コロナ自警団」のような人たちが現れています。なぜだと思いますか。 「『自粛』要請に従っていないように見える人たちを非難する行動は、『権威への服従』がもたらす暴力の過激化という観点から説明できます。政府という大きな権威に従うことで、自らも小さな権力者となり、存分に力をふるうことに魅力を感じているのです。 みんなで力を合わせて危機を乗り切ろうとしている時に、従っていない人は和を乱して勝手な行動をとっているように見えます。『コロナ自警団』のような人たちは、異端者に正義の鉄槌(てっつい)を下すことで、普段なら抑えている攻撃衝動を発散しているわけです。ファシズムの根本的な特徴を体現しているといえます」 ――ファシズムで… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
パチンコ2店舗、新潟県が休業指示 開店前から車50台
新型コロナウイルス対策としての休業要請に応じなかったとして、新潟県は2日、上越市内のパチンコ店2店舗に対し、新型コロナウイルスに対応する特別措置法に基づく休業指示を出した。兵庫、神奈川に続いて3県目。休業要請より強い措置だが、応じなくても罰則はない。 県によると、2店舗は「アムディ石橋」と「アムディ高田」。いずれも東京都内の業者が運営している。県職員が2日午前9時すぎに営業していることを現地で確認し、文書で休業指示を通知した。 ウイルスの感染拡大を受けて県は4月21日、パチンコ店などを対象に休業の協力を要請。しかし、この2店舗を含む県内の系列5店舗が応じなかったため、国や感染症の専門家らとの協議を経て、集団感染発生の可能性が高いと判断。特措法45条に基づいて同30日に休業を要請し、併せて店名を公表していた。その後、ほかの系列3店舗は2日までに休業した。 休業指示を受けた店には2日、「取材は堅くおことわりします」という趣旨の貼り紙があった。店の駐車場には、開店前から新潟県内ナンバーを中心に約50台の車がとまっていた。(杉山歩、鈴木剛志、緑川夏生) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
子や高齢者の心のケアは 長期の外出制限に世界の手引き
新型コロナウイルスの影響で全国に緊急事態宣言が出され、大幅な外出自粛が求められている。感染の拡大を防ぐことは大切だが、普段とは違う状況に長く置かれることによる戸惑いや不安による心の健康への影響が懸念される。 こうした状況は世界的にも同様。災害など緊急時に人道支援や精神保健・心理社会的支援などに関わる複数の国連機関の間で連携、調整をする常設の委員会「IASC」が、新型コロナウイルス感染症に対する心のケアについての覚書を作成した。その日本語訳を、福島県立医科大のチームがまとめ、同大ホームページ(https://www.d-kokoro.com/)で公表した。行政や専門家向けの内容もあるが、一般の人にも参考になる。 新型コロナウイルス感染症特有のストレス要因として▽自分が感染する、他人に感染させてしまうのではというリスク▽他の健康問題による発熱のような症状を新型コロナウイルス感染症と間違えてしまう恐怖▽休校によって子どもが一人で家にいることに対して心配が増す――などを挙げている。 心の健康への影響が特に大きいのは、社会的弱者とされている子どもや高齢者、妊娠中や授乳中の女性らだという。 高齢者は若者に比べ、SNSなどの連絡手段を多く持たず、情報源が限られている。通っていたデイサービスの休業といった事情によっても孤立しやすい。特に認知症の症状がある人は、感染症の発生や隔離によって、不安や怒りを感じやすいという。 そのため、何が起こっているのかという事実や、感染リスクを減らすにはどうしたらよいのかといった情報を共有し、必要性に応じて繰り返し伝えることが大切だという。明確でシンプルな言葉や大きな文字で伝えるのがいいという。 また、子どもは、不安な状況に対して、保護者にしがみつく、引きこもるといった行動をとったり、悪夢を見たり、おねしょをしたりすることがある。安全な場所で、不安な気持ちを表現できれば、安心して落ち着くことがある。 遊んだり、絵を描いたりするなど、子どもが怒りや恐れ、悲しみなどの感情を表現できる方法を見つけられるように、保護者が手助けをしてほしいという。可能な範囲で、従来と変わらない日常生活を過ごすのも大切だ。 覚書を訳した同大災害こころの医学講座の前田正治教授(災害精神医学)によると、心の健康を保つには、新しいことに取り組むよりも、以前から慣れ親しんでいる運動をしたり、音楽を聴いたりするのがよいという。特に運動は大切で、人混みを避けて散歩などに出かけるのがいいという。 また、睡眠も大切だ。テレワークなどで家に居ることが多い場合も、パジャマのままで1日過ごしてしまうなど生活にメリハリがないと、しっかり眠れなくなることがある。1日1回は外の空気を吸うなどして、リズムを整えてほしいという。もし、不安が高まって眠れない時は、お酒に頼るのではなく、専門家の勧める薬を使う。新型コロナウイルス感染症関連のニュースが多いため、一日中メディアに触れていると不安が増すこともある。見るのは1日1時間と決めるなどして、頭を切りかえるようにするとよいという。 前田さんは「2、3週間なら『我慢して』でいいが、これだけ長期化してくるとストレスのもとにうまく対処しなければいけない。今は『何かをしてはだめ』という制限ばかりが目立つが、健康のために『こうしよう』といった積極的な生活設計が必要だ」と話している。(杉浦奈実) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福島県浪江町で30℃ 本州では初「真夏日」 熱中症に注意(ウェザーマップ)
きょう2日(土)は晴れている所が多く、東日本や東北南部を中心に気温がぐんぐん上がっている。 福島県浪江町では午前11時過ぎに30.0℃を観測した。今季、30℃以上の「真夏日」を記録している地点は沖縄県波照間のみで、本州でははじめての「真夏日」となる。 この後も、東日本を中心に気温が上がる見込みで、内陸を中心に30℃以上の真夏日になる見込みだ。湿度は低いものの、まだ暑さに慣れていない時季のため、こまめに水分補給をするなど、熱中症対策を心がけたい。 【予想最高気温】32℃ 長野・松本31℃ 福島・熊谷・埼玉県秩父・長野県飯田・甲府30℃ 宇都宮・さいたま・名古屋・岐阜・富山など 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
マスクで、読唇ができない……の悩みを解決。耳の不自由な人向けのアプリが有能だった。(BuzzFeed Japan)
新型コロナウイルス感染拡大の影響は、こんな場面にも。 感染症対策でマスクを着用する人が増えることで、耳の不自由な人たちの生活に支障が出ています。話す相手の口の動きを読み取ることで、言葉の内容を把握している人にとって、店員さんがマスクをしている現状では、意思疎通が難しいというのです。そんな悩みを吐露した、ある女性の投稿がTwitter上で話題となっています。【BuzzFeed Japan/島田 花】 「この情勢でマスクを外してくださいとは言えない」… 買い物をする際、意思疎通のためにレジの店員さんの口元を見たいものの、「この情勢でマスクを外してくださいとは言えない」と思っていたという投稿主の女性。 ある音声文字変換アプリを使ったことで「会話がスムーズに」なったといいます。 リプ欄には「すごくいいアイデア!」「天才だ」など耳が聞こえにくい当事者かたからの反応や「コンビニ店員です。ろうの常連さんにも常連さんにも教えてあげたいな」といった声が寄せられています。 BuzzFeed Newsは投稿をしたrainwormさんを取材しました。 先天性感音性難聴で、左耳は失聴、右耳には補聴器を付けているrainwormさん。 普段から「聞こえない、聞こえにくい人のことを広く知ってもらいたい」という思いで、ボランティア活動をしているといいます。 以前まで「障害者マークである耳マークを提示して、筆談してもらったり、マスク着用していなかった時は、わかりやすくお話してもらっていた」というrainwormさん。 そんな生活は新型コロナウイルス感染拡大を機に一変したといいます。 「買い物に行くのが嫌」 普段から話している相手の口の形を見ることを通じて、会話の内容を読み取っているrainwormさん。感染症対策でマスクをつける店員が増えたことで、生活には様々な支障が出るようになりました。 「買い物に行くのが嫌になります。マスクで口が見えないと口の形が見えないために言葉がわかりづらいのですが、それでも神経を使いながら言葉を聞き出そうと集中するので、とても疲れます」 そこで使ってみたのが、「Google音声変換アプリ」。 Googleが提供している「聴覚障がい者向けユーザー補助アプリ」で、「自動音声認識テクノロジーにより、音声がリアルタイムで画面上のテキストに変換されるため、これまで以上に簡単に周囲の会話に参加できる」機能が搭載されています。 現在はAndroid5.0以降の端末で、ダウンロード可能となっています。 次ページは:店員さんの反応は? 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
羽生善治九段が人生初のビデオチャット対局「結構緊張した」背景動画も話題に「オーラみたい」(AbemaTIMES)
将棋の羽生善治九段(49)が5月1日、人生初となるビデオチャットを利用した対局を行った。ビデオ会議ツール「Zoom」とオンライン将棋を活用したもので、数々の大記録を打ち立てたレジェンド棋士も「初めての試みで結構緊張しました」と笑顔を見せた。 【映像】羽生善治九段の眼差し 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多数の対局が延期になり、羽生九段も自宅で過ごす日々が続いていたが、日本将棋連盟会長の佐藤康光九段(50)が中心となって実現したビデオチャット対局の一つに羽生九段も参加することに。王座のタイトルをかけて戦ったこともある中村太地七段(31)と、見応えのある戦いを繰り広げた。 2日間行われた企画の最終局だったことに羽生九段は「見ている時は気楽でした」と語りつつ、いざ自分の番になった時には「初めての試みで、やる側になると結構緊張しました」と振り返った。また、対局中はオーロラの背景動画がファンの間では大注目に。ゆらゆらと動くオーロラが、羽生九段が発したオーラのように見えるというコメントがネット上でも多数見られた。 対局後、不要不急の外出自粛が求められていることに「家にいてもメールとか連絡は来るので、その対応はずっとしています。家にいるという点では違いますが、やっていることの中身はあまり変わってないかもしれません」と、近況を報告。緊急事態宣言の前後でも生活リズムはあまり変わっていないとし、新たに始めたこととして「Zoomはまさにそうですね。2週間ぐらいで一気に対応しないといけないことがいっぱいあったので勉強になりました」と、新たな経験を楽しんでいる様子だった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
佐藤康光九段が自虐トーク「羽生さんに100敗以上したのは2人だけ」タイトル戦21回の大記録もファン「被害者の会会長」(AbemaTIMES)
長年に渡りトップクラスで戦い続けてきたからこその、とてつもない数字だ。日本将棋連盟の会長を務める佐藤康光九段(50)が5月1日、ABEMAで放送されたビデオチャット対局に解説として出演。同じく出演した羽生善治九段(49)とのエピソードを語り「羽生さんに100敗以上してる棋士は2人しかいない」など、自虐トークを展開しファンの笑いを誘った。 【映像】羽生善治九段の眼差し 佐藤九段は1987年3月に四段昇段。永世称号を持つ棋聖をはじめタイトル13期を誇り、現在でも竜王戦1組、順位戦A級に所属するトップ棋士だ。連盟会長という重責を担いながら、一線級で戦い続けていることはもちろん、独創的な戦法を取ることでも知られ、ファンも多い。 そんな佐藤九段が最も数多く対戦しているのが羽生九段。同一カードとしては歴代4位の163局を指し、成績は佐藤九段の55勝108敗。本人も「羽生さんとは21回もタイトル戦やりましたからね。100敗以上してる棋士が2人しかいない」と、同世代のライバルとの戦いとして残した数字について自虐的に語った。 これにはABEMAの中継を見ていたファンからも「羽生に100回負けるにはタイトルに挑戦しまくらないと」「番勝負21回はすごい」「5回連続で羽生と康光のタイトル戦があったな」など、その数字の大きさに驚き、称えるコメントが一斉に寄せられると、中には「羽生世代被害者の会」「日本将棋連盟(羽生善治さん被害者の会)会長(羽生さん相手に100敗以上)」という声も見られた。 なお、羽生九段に100敗以上しているもう一人の棋士は最年少名人にもなった谷川浩司九段(58)で、62勝106敗。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
福島県浪江で30℃突破 本州で今年初の真夏日に(ウェザーニュース)
今日5月2日(土)も西日本から東北にかけて高気圧に覆われ晴れています。気温は昨日以上に上昇し、福島県浪江では30℃を超える真夏日になりました。 初夏の日差しに加えて南西風が山越えとなっているため、東北太平洋側や北陸で特に気温が上がっています。福島県浪江は11時03分に30.0℃を観測し、本州では今年初めての真夏日です。仙台も9時過ぎの段階で25℃を突破して、今年初の夏日になりました。 名古屋やさいたまも30℃超の真夏日予想 午後はさらに気温が上がり、名古屋をはじめ京都や甲府、さいたまなどで30℃を超える真夏日の予想です。 東京も昨日を上回る28℃の予想で、夏を思わせる暑さです。体が暑さに慣れていない時期にこれだけ気温が上がると、熱中症のリスクが高まります。特に車の中など気温が上がりやすいので要注意です。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
38.7度で診療拒否、100回かけてもつながらないコロナ相談センター。RPG化する日本の医療(BUSINESS INSIDER JAPAN)
新型コロナウイルスの症状は周知されてきた。疑わしい症状が続くならかかりつけ医か、「帰国者・接触者相談センター」に相談する。それも知られているだろう。 【他の写真を見る】発熱者さまようGW連休。病院は休診・診療拒否 だが、かかりつけ医がおらず、「帰国者・接触者相談センター」に電話がつながらない場合は? 残念ながらそこから先は、自分で何とかするしかない。都市部には個人病院やクリニックが供給過剰ではと思うほどあるが、このご時世、発熱患者が断られることもあるし、GWは休診するところもある。 4月23日に38度の熱が出て、4日間下がらなかった私の実際の体験を紹介したい。 突然の発熱にタオルで口を覆う家族 体のだるさを感じたのは4月23日木曜日夕方、スーパーから帰宅し、会見で小池百合子都知事が「買い物は3日に1回」と呼び掛けるのをテレビで見ていたときだ。「スーパーの混雑は怖いけど、3日に1回は無理だなあ」とつぶやいていたら、急にだるさが襲ってきた。 ちょっと休めば落ち着くと思っていた体調は、夕食を食べているときにさらに悪化した。晩ご飯を残して居間のソファに横になって、熱を測ると37.7度。そこで夫の顔色が変わった。 「布団を敷いてあげるから、ちゃんと寝た方がいいよ」 普段使っていない部屋に来客用の布団を敷いてもらい、22時ごろ横になったときには、熱は38度を超えていた。夫と息子がタオルで口を覆いながら、飲み物を枕元に持ってきてくれた。 38度後半の発熱、病院にも行けない苦しさ 翌日が地獄だった。熱は38度台後半に上がり、体を起こすこともできない。動けたのはトイレのときだけで、昼過ぎに夫が買ってきてくれたゼリー飲料とりんごしか口にできなかった。 前夜のうちに、息子が九州の祖父母(私の両親)に「お母さんが熱が出た」と連絡を入れたらしく、心配した両親から何件も着信とLINEのメッセージが入っていた。が、返信する気力もなかった。自宅にあった風邪薬を2回飲み、仕事関係者にだけ最低限の連絡を入れた。 これだけ熱が上がるのは15年ぶりで、「新型コロナかどうかはともかく、インフルエンザか何かウイルス性の病気じゃないか」と心配ではあった。何の予兆もなく突然、体調が崩れたのだ。 だがこの日は、病院に行くことは考えなかった。自力で歩くのは無理だったし、うちには車がない。早々にコロナを疑った息子が、ネットで調べて「受診の目安は37.5度以上の発熱が4日だってよ」と言ってきた。37.5度どころか、この日(24日)は38.2~38.7度で推移していたが、苦しくてあれこれ考える余裕もなかった。 次ページは:近所のクリニックに来院を断られる 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース