東京都は4日、新型コロナウイルスの感染者28人を確認し、100歳代の女性1人が死亡したと発表した。感染者28人のうち、現時点で感染経路が不明な人は14人だった。年代別では、20代が13人と最も多く、30代が9人と続く。接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連が9人含まれるという。都内の感染者は累計で5323人、死者は307人となった。 都は2日、感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」を発出した。アラートの主な3指標の数値は①1日あたりの感染者数(1週間平均)が20人以上=18・3人、②感染経路が不明な人の割合(同)が50%以上=46・9%、③週単位の感染者数の増加率が1倍以上=2・03倍で、③が数値を超えている。 5月29日~6月4日の1週間で、128人の感染者のうち、「夜の街」に関連した感染者は43人で約33%を占めるという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
フジロック、初の完全中止に 海外からの招待困難で決断
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、新潟県湯沢町で8月21~23日の開催を予定していたフジロック・フェスティバルが中止になることが4日、関係者への取材でわかった。今年で24回目を迎える同フェスは、これまで悪天候での一部中止はあったものの、完全な中止は初。 1997年に始まったフジロックは、日本のロックフェスティバルの先駆者的存在として知られ、昨年は3日間で13万人を動員した。過去にはニール・ヤングやエミネムなどが参加、一昨年はノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランが登場するなど、毎年世界的ミュージシャンが多数参加する。今回もジャクソン・ブラウンやザ・ストロークスなど、60組以上の参加が発表されていた。 政府は先月25日に発表したイベント開催制限の段階的緩和で、全国的・広域的な野外フェスについては一定の留保や「できれば2メートルの十分な間隔」を保つという条件付きで、8月1日以降の開催を認めていた。主催者側もぎりぎりまで開催の可能性を探っていたが、海外ミュージシャンの招待に困難が生じたことなどから、中止を決断した。 日本の音楽フェスの象徴的な存… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「コロナに効く」と漢方薬宣伝 容疑の中国人書類送検へ
新型コロナウイルスに効くとうたって未承認の漢方薬を広告したとして、千葉県警が、中国籍の男で、いずれも自称、同県我孫子市の整体師(40)を医薬品医療機器法違反(未承認医薬品の広告)容疑で5日にも書類送検する方針を固めたことが、捜査関係者への取材でわかった。 男は「日本で売られていないから、日本人に飲んでもらいたかった」などと話しているという。 捜査関係者によると、男は5月11日、我孫子市内の整体院の屋外の看板で「コロナに効く」「1箱3800円」などとうたい、国の承認を受けていない漢方薬を広告した疑いがある。この漢方薬は、中国ではインフルエンザや新型コロナの治療に効果があるとされているが、日本では医薬品として承認されていないという。県警は男が販売目的で持っていた、この漢方薬の一部を押収した。一部は販売されたとみている。 県警が通報を受けて捜査していた。男は5月、出入国管理及び難民認定法違反の疑いで現行犯逮捕され、同罪で起訴された。(多田晃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「報ステ」プロデューサー、富川アナらスタッフ4人の感染で番組内でコメントを発表「感染防止策が後手に…報道番組の責任者として猛省しております」(スポーツ報知)
新型コロナウイルスに感染し自宅療養していたテレビ朝日の富川悠太アナウンサーが4日、「報道ステーション」(月~金曜・後9時54分)のメインキャスターに復帰した。4月9日以来、約2か月ぶり。 富川アナは番組冒頭に「新型コロナウイルスに感染しまして、およそ2か月間休ませていただきましたが、本日より番組に復帰することになりました。感染拡大の防止を呼び掛けていたにも関わらず、番組内に私を含めまして5人の感染者が出てしまいました。改めてお詫び申し上げます」と謝罪した。 そして「視聴者の皆様からは、多くのお叱りの言葉を頂きました。ひとつひとつ真摯に受け止めています」とあいさつした。 番組では午後10時24分から同40分まで富川アナが感染の経緯、さらに番組の感染防止対策などについて説明した。その中で自らも感染した柳井隆史チーフプロデューサーがコメントを発表し、森川夕貴アナが代読した。 コメントは以下の通り。 「今回自分を含む複数の感染者を出した事について全国的に感染が拡大するなか、感染防止策が後手に回ってしまった部分が少なくありません。また富川キャスターから2度に渡り体調の相談があったのにもかかわらず、番組出演や出社を止める判断ができなかった責任を痛感しています。熱っぽい、というメッセージを受け取った際に詳しい症状を確認するべきでした。階段で息が上がるというメッセージにも体温を確認し一度受診を検討しようという返信をしただけで、当日休ませる判断まで至りませんでした。熱がないのに休ませるのは難しいという先入観が甘い判断につながったと考えています。報道番組の責任者として猛省しております」 富川アナは4月9日まで番組に出演し、11日に感染が判明。同月3、4日に高熱が出ていながら、その後に熱が下がったことで出演を続けていたことから批判の対象に。その後、柳井氏を含む番組関係者から4人の感染者が出てスタッフ全員に自宅待機の処置が取られた。 富川アナはこれまで月曜から木曜日までのメインキャスターを務めていたが、復帰後は森川夕貴アナ(26)とともに木、金曜を担当。月~水曜はフィールドキャスターとして現場取材などを行う。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
またも国民投票法改正案先送り 6国会進展なし 参院も停滞(産経新聞)
衆院憲法審査会は4日、定例日の同日に審査会を開かず、憲法改正手続きに関する国民投票法改正案の成立は秋に想定される臨時国会以降に先送りとなった。6国会にわたり審議を進めなかった主要野党の姿勢と同時に、与党の本気度も疑われている。参院は今国会で一回も実質審議が行われず、日本維新の会は4日、「指導力と決断力」を欠いているとして林芳正参院憲法審査会長(自民)の不信任動議を提出した。 「何としてもこの国会で成立していただきたい。その一念だ」 自民党の森山裕国対委員長は4日、国会内で記者団にこう述べたが、額面通りに受け止めることはできない。参院憲法審査会の与野党筆頭幹事は3日、今国会中の憲法審開催を見送ることを確認したからだ。自民党幹部は改正案成立について「もう無理でしょうな。どうにもならんね」と本音を漏らした。 両院の憲法審は長く足踏みが続いている。参院では平成30年2月以来、実質的議論が行われず、衆院は今国会で5月28日に自由討議を1回行ったのみ。安倍晋三首相は4日の参院厚生労働委員会で、憲法改正に関し「憲法審で与野党の枠を超えた活発な議論が展開されることを期待している」と述べたが、むなしく響く。 公明党の北側一雄憲法調査会長は4日の記者会見で、定例日(木曜日)以外の衆院憲法審開催も検討すべきだと訴えた。また、現在の国民投票法のままでも改憲手続きに支障はないと述べた上で「憲法論議を前に進めないがためのハードルとして改正案を使っているということはないと思うが、いかがなものか」と野党を牽制(けんせい)した。 ただ、責任の一端は与党にもある。新型コロナウイルス対策となる令和2年度第2次補正予算案の早期成立に万全を期すため、野党の抵抗が予想される改正案の審議には必ずしも前向きではなかった。 参院憲法審の幹事を務める維新の松沢成文氏は、不信任動議提出後の記者会見で、憲法審の開催に応じようとしない他の野党に「このままでは参院の権威を地におとしめることになる」と猛省を促した。同時に、自民党にも「憲法議論を促進すべきだと言っているが、そのためのリーダーシップをとっていない」と苦言を呈した。(内藤慎二) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 6月5日(金) 朝のウェザーニュース お天気キャスター解説(ウェザーニュース)
ウェザーニュース おはようございます。ウェザーニュースキャスターの角田奈緒子です。今日6月5日(金)の全国の天気をお伝えします。 梅雨前線は少し南下するものの、種子島屋久島は今日もスッキリしない空です。夕方以降は、一時的な強い雨や雷雨にお気をつけください。西日本・東日本は、広く晴れて日差しが降り注ぎます。山沿いを中心に、午後は天気急変に要注意です。北日本も、各地雨が降る恐れがあります。ザッと降る雨や雷にもお気をつけください。 昨日は、内陸中心に30℃を超えたところがあり、暑い体感でしたね。今日も西日本から東北南部にかけては、気温が高く、季節先取りの暑さになります。今年は、マスクをしている方が多いと思いますので、例年以上に熱中症に注意が必要ですね。体調をくずさないよう気をつけましょう!それでは、素敵な一日をお過ごしください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
死亡率増加?の論文撤回 抗マラリア薬で英医学誌(共同通信)
【ワシントン共同】英医学誌ランセットは4日、新型コロナウイルス感染症に有効かどうか注目されている抗マラリア薬について、死亡率や不整脈が増加する可能性が高いと報告した論文を米国とスイスの著者らが撤回したと発表した。患者データの検証ができないことが理由。 論文は5月22日に発表されたが、分析に使われた世界約9万6千人分の患者データの信頼性に科学者らから疑義が寄せられた。データを所有する米企業が公開を拒否したため第三者による検証ができず「もはやデータの正しさを保証できない」として共著者4人のうち、この企業の創設者1人を除く3人が撤回を申し出た。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
5日の天気 暑さと急な雷雨に注意 猛暑日に迫る暑さも(ウェザーマップ)
きょう5日(金)も広い範囲で晴れて暑くなりそうだ。東日本や西日本では30℃以上の真夏日になる所があり、場所によっては35℃近くまで上がる見込みだ。熱中症に十分な注意が必要となる。 また、この気温上昇を受けて、午後は大気の状態が非常に不安定になるため、急な激しい雨や雷雨に注意が必要だ。 熱中症に注意 35℃近くまで上がる所も きょうも広い範囲で平年を上回る暑さとなり、東日本や西日本では30℃以上の真夏日になる所がありそうだ。 特に気温が高くなりそうなのが、日田(大分県)で34℃予想。猛暑日(35℃以上)に迫る暑さとなる見込みだ。 そのほか、松本(長野県)や京都など内陸部を中心に厳しい暑さとなり、東京都心でも今年はじめて30℃に達する予想。こまめな水分補給をするなど、熱中症には十分な注意が必要となる。 【きょうの予想最高気温】 34℃ 日田(大分県) 33℃ 松本(長野県)、岐阜、京都、岡山など 32℃ 福島、甲府、名古屋、高松、山口など 晴れていても急な雷雨のおそれ 天気は全国的に晴れる所が多いが、上空には寒気が流れ込む一方、地上付近は気温が高くなるため、大気の状態が非常に不安定になることが予想される。 特に昼過ぎから夕方にかけては、北海道や、東日本、西日本の内陸部を中心に雷の発生する確率が高く、晴れていても天気が急変するおそれがある。 急な激しい雨や落雷、突風、ひょうなどに注意が必要だ。(気象予報士・多胡安那) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「news23」星浩氏、10兆円の巨額予備費に「いくらなんでも巨額すぎる。規律を持って進めてもらいたい」(スポーツ報知)
4日放送のTBS系「news23」(月~木曜・後11時、金曜・後11時半)で、 新型コロナウイルス対策での第2次補正予算案の10兆円に上る巨額予備費を巡り与野党と国会での論戦を報じた。 野党は国会内で開かれた新型コロナウイルス対策の政府・与野党連絡協議会でも、予備費の使途を明確化すべきだと主張した。自民党幹部は4日夜に「10兆円のうち5兆円の使い道を事前に明らかにする」と述べた事を伝えていた。 10兆円の予備費にアンカーでジャーナリストの星浩氏は「10兆円もの予算を国会のチェックなしで支出させるのは財政民主義という民主主義の根幹に関わりますのでいくらなんでも巨額すぎる」と指摘した。 さらに「加えて第1次補正予算でゴー・トゥー・キャンペーンのようなものがありまして、ちょっとむだ遣いが過ぎるんじゃないのという疑念があるなかでまた10兆円かよ、とあるので、もうちょっと規律を持って進めてもらいたい」と提言していた。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
災害死者の氏名公表「遺族同意が必要」40団体 知事会
災害時に死者・行方不明者の氏名などの個人情報を公表するべきかどうか、全国知事会が4日、都道府県47団体の対応状況や考え方をまとめ、発表した。死者の氏名を非公表としているのは3団体で、40団体は公表に「遺族の同意が必要」と答えた。 調査は昨年11月から今年1月に実施。個別の回答状況は非公開とした。調査結果によると、死者・行方不明者の氏名公表について、判断基準やマニュアルを策定しているのは12団体。「策定予定」は6団体で、「未定」が22団体だった。方針を定めない理由は「柔軟に対応するため」「国で統一すべきだ」などが多かった。 実際の対応状況は、死者の氏名を非公表とするのが3団体、不明者の非公表は2団体。このほか、死者・不明者とも「条件付き公表」とした団体が多かった。公表の要件として「遺族(家族)の同意」を挙げたのが死者では40団体、不明者では33団体に上った。DVなどを理由とする「住民基本台帳の閲覧制限がない」も、死者で25団体、不明者で35団体だった。死者の氏名公表の主体は「県で対応すべきだ」が15団体で最多だった。 氏名公表のメリットについて、行方不明者では44団体が「迅速な救出救助」と回答したが、死者の場合は「迅速な救出救助」は9団体、「社会的関心の高さに対応」は7団体にとどまり、最多の「メリットはない」の18団体を下回った。 この日の知事会議には鹿児島県以外から知事45人と副知事1人が参加。佐賀県の山口祥義知事は、不明者については「助けられるところに救急救助を図る必要性から人名公表すべきだ」とする一方、死者は「公益性があるのか」と疑問視した。 政府の防災基本計画では、都道府県が死者と不明者の数を集約するとしているが、氏名の公表は自治体の判断に委ねられている。日本新聞協会は3月、救援の迅速化や教訓を掘り下げるためとして、死者や安否不明者の氏名の発表を国と都道府県知事に要望した。 調査をまとめた危機管理・防災… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル