環境省は29日、北海道豊富町での風力発電計画に関し、事業計画の抜本的な見直しを求める意見書を経済産業省に提出した。絶滅危惧種であるオジロワシが発電設備に衝突する恐れがあり、一部の建設取りやめなどが必要だとしている。 計画では「Looopリニューアブルエナジー合同会社」(東京)が風力発電を8基設置。最大総出力は3万キロワットとしている。 環境省は意見書で「希少な猛禽類への影響が強く懸念される」と指摘。オジロワシの確認頻度が特に高い場所に建設予定の2基について、衝突を避けるために設置を取りやめるか、配置を大幅に変更すべきだとした。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
息子失い「泣いて終わるのは嫌」 防災士になった母
2年前の西日本豪雨で大切な家族を失った人たちが、地域の防災活動に力を入れている。同じ思いを誰にもさせないよう、力になりたくて。 息子失った母、資格を取得「社会に貢献を」 6月18日、広島市内で民間資格「防災士」を取得した人たちが集まる研修会があった。新型コロナウイルス禍の中で災害が起きたら避難所をどう運営するか。人同士の距離の取り方や換気の重要性など様々な意見を出し合っていた。 防災士 阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、2003年に生まれた民間資格。NPO法人・日本防災士機構が認定する。特別な権限などはないが、防災知識や技能を身につけることで地域や職場での防災活動のリーダー役などとして期待されている。各地の自治体で資格取得を推奨し、登録料などを支援している。 今年1月に防災士の資格を取ったばかりの植木富士子さん(47)=広島市安芸区=も参加し、先輩たちの話に熱心に耳を傾けた。 2018年7月6日。 激しい雨の中、植木さんは職場から自宅へ急いでいた。途中で車を止め、自宅にいた長男の将太朗さん(当時18)に「じいちゃんの家に避難してね」と電話した。数分後に折り返しかかってきた電話は「やばい」という声で切れた。 拡大する2年前に被災した植木富士子さんの自宅跡。ヒマワリが植えられ、ガレージにも花が供えられている=2020年6月24日、広島市安芸区、成田愛恵撮影 10日後、土砂に押しつぶされた自宅跡から、息子は遺体で見つかった。 「どんなふうに死んだんかな、… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナで解雇「ゴミもあさって食べた」 困窮の果てに
新型コロナウイルスの感染拡大は、外国人の労働環境にも影を落とす。もともと不安定な雇用形態の人が多く、生活に行き詰まってしまう例も。手探りの支援が続く。 「やっと布団に入って、安心して寝られます」――。群馬県伊勢崎市で暮らすブラジル出身の日系2世、サイトウ・マルサル・マサヒロさん(43)は今月22日、入居したばかりの約7畳のアパートの部屋でほっとした表情を見せた。 初来日は19歳の時。何度かブラジルと日本を行き来し、昨年11月までは埼玉県羽生市の食品工場で働いていた。派遣会社とトラブルになって辞め、今年3月まで工事現場でのアルバイトで月5万~7万円ほどの収入があったが、新型コロナの影響で仕事がなくなり、解雇された。一緒に働いていた外国人も相次いで仕事を失ったという。頼れる家族も日本にはいない。 リュックサックに荷物を詰め、太田市や大泉町のコインランドリーや駅、公園などで路上生活をするように。危害を加えられないか心配で、「毎日2時間ぐらいしか落ち着いて寝られなかった」という。食事に困って「ゴミもあさって食べた」。5月下旬に外国人支援団体のスタッフに声をかけられた時には、栄養失調に近い状態だった。 社会福祉協議会が窓口になって貸し付ける緊急小口資金や10万円の国の特別定額給付金などで生活費をつないできたが、仕事は見つからない。支援者の協力で生活保護を申請することにし、アパートにも入居できた。「やり直したい。不安はあるけれど、まだ諦められない」とサイトウさん。支援する司法書士の仲道宗弘さん(54)は「今は仕事を探すのも壁がとても高い。まずは落ち着いた生活を取り戻すところから一緒に始めたい」と話す。 群馬労働局によると、2019年10月末現在の県内の外国人労働者数は3万9296人と過去最高を更新。このうち34%の1万3455人は派遣・請負労働者だ。産業別では38%の製造業が最も多い。 県が設置する「ぐんま外国人総合相談ワンストップセンター」に今年4~5月に寄せられた相談は324件で、6割超の203件が新型コロナに関する内容だった。4月は医療機関の受診方法などに関する相談が多かったが、5月になってからは解雇や収入減にまつわる相談が増えたという。 ■「再出発」へ… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
記念の年なのに…新型コロナで打撃 関釜フェリー50年
山口県下関市と韓国・釜山市を結ぶ関釜フェリーが6月に就航から50周年を迎えた。ところが新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月以降は旅客運航を休止し、貨物だけ取り扱う運航が続いている。旅客便の運航再開も、記念行事の開催も、見通しは立っていない。 拡大する7月31日までの旅客運休が表示され、がらんとした下関港国際ターミナルの窓口=2020年6月25日午後4時23分、山口県下関市、貞松慎二郎撮影 下関港国際ターミナルの窓口には、7月末までの旅客便の運休がモニター表示され、訪れる人はまばらだ。これほど長期の旅客運休は初めてのこと。「乗客増の期待はあったが、目算が狂った」という関釜フェリーの上野英俊常務取締役は「船員も陸上の社員も、必要最小限の態勢でやっている」と打ち明ける。 関釜フェリーは、乗客の8割ほどを韓国人が占める。年間の乗客数は24万人近くを記録した2010年がピーク。航路開設40周年記念ツアーが好評だったという。その後は下降気味で、昨夏からは日韓関係の悪化が大きく響いた。そこに新型コロナが追い打ちをかけた。 下関、釜山の両市は1976年… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宮城・大川小慰霊碑破壊予告疑い 高知の臨時講師を再逮捕(共同通信)
東日本大震災で児童74人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小の慰霊碑を破壊するとの予告文書を市教育委員会に送ったとして、県警は29日、威力業務妨害の疑いで高知県香南市の小学校臨時講師近森公和容疑者(42)=脅迫罪で起訴=を再逮捕した。 再逮捕容疑は2月22日ごろ、石巻市教委に「車で突っ込んで慰霊碑を壊す」との脅迫文を送り、業務を妨害した疑い。県警によると、近森容疑者は容疑を認め「石巻市の大川小遺族対応に不満があった」と話している。 近森容疑者は1月に「包丁で刺し殺す」などと記した文書で遺族3人を脅迫したとして、6月に逮捕、起訴された。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 空を見上げて!虹色現象のチャンス(ウェザーニュース)
ウェザーニュース みなさん、空を見上げてみてください! 西日本を中心に「ハロ」や「アーク」といった虹色現象が出現。 ・ハロとは? ・なぜ見えてる? ・天気下り坂のサイン きょうは月曜日。お仕事の合間にぜひ空を見上げてみてください。 梅雨の晴れ間、素敵な虹色現象に出会えるかもしれません。 Youtubeからもご覧いただけます。 https://youtu.be/lNCFxzqW3So Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東京ディズニーランドとディズニーシー あさって再開へ(テレ東NEWS)
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーがあさっての再開を前に、きょう報道陣に新型コロナウイルスへの対策を公開しました。 およそ4ヵ月ぶりに再開する東京ディズニーランドでは、当面の間、入場者数は、通常の半分以下に抑え、オンライン販売で日時指定されているチケットのみ利用可能となります。通常のパレードやショーは休止となりますが、代わりに開催するミニパレードでは、パーク内に目印を設けて、客との間隔をあける対策をとります。また、アトラクションは、およそ8割の再開の予定ですが、一度に乗れる人数を減らします。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
元職員の不正流用、17億円超 JA対馬、6億円超が未回収(共同通信)
長崎県対馬市の対馬農業協同組合(JA対馬)で昨年1月、男性元職員=同2月死亡=による共済金の不正流用が明らかになった問題で、JA対馬は29日までに、流用額が9年間で17億7621万円に上ったとの第三者委員会の最終報告書を公表した。6億8800万円が回収できない見込みで、2019年度決算に特別損失として計上する。元職員の刑事告訴も検討している。 JA対馬によると、元職員は10~18年度、自然災害で契約者宅に被害が出たなどと偽って共済金を請求したり、契約者に無断で解約したりするなどの手口を繰り返し、約2400件の不正をしていた。被害者は476人と13団体。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【東京都知事選2020】候補者の演説をスマホで撮影してYouTubeに上げたら違法?!SNSのシェアは?(選挙ドットコム)
東京都知事選が18日に告示され1週間。 候補者がそれぞれYouTubeなどの動画配信サイトに演説動画を載せたり、一般の人が自分のアカウントで街頭演説の様子を配信したりするなど、ネット上で「選挙動画」を見る機会も増えました。 選挙ドットコムでも、YouTubeちゃんねる「選挙ドットコムちゃんねる」で、各候補者の動きを追っています。 ところで、一般の人が候補者の演説を個人で撮影して、YouTubeにアップした場合、なんらかの法律に触れてしまうのでしょうか? その演説動画を、個人のSNSでシェアしたらどうなるのでしょう? ケース1:候補者の演説を個人のスマホで撮影、その動画をそのままYouTubeにアップしてみた。これって著作権法違反?肖像権の侵害? 政治家の演説動画は、公開して行われたものでその内容が政治上の演説である場合には、著作権法40条1項により無制限に使用することができます。もっともその出所を明示する義務はあります(著作権法48条1項2号)。 つまり、都知事選の候補者が公開の場で政治上の演説している様子を個人で撮影し、その動画を動画サイトにアップしても、著作権法違反にはなりません。 一方で、候補者の演説であっても公開の場で行われたものではない場合や政治上の演説ではない場合はその動画を撮影して動画サイトにアップすると著作権法違反となる場合があります。もっとも、このような演説であっても、公表された著作物は一定の条件のもとで批評等の目的のために正当な範囲内で引用することはできます(著作権法32条1項)。 また、候補者が演説以外の日常生活で買い物をしている様子や、一般の人と話している場面などを勝手に撮影・公開してしまうと、肖像権やプライバシー権の侵害となる場合がありますの注意しましょう。 ケース2:YouTubeに上げられている動画を引用して、個人のブログに候補者を批判する記事を書いた。これって著作権法違反?名誉毀損? この場合は、ケース1の候補者の演説の利用の問題だけでなく、動画の著作権の問題も生じます。そのため、動画の著作者の許諾なく動画を複製したりすると、著作権法違反となる場合があります。 また、引用した動画が第三者の著作権を侵害するなど違法なものの場合、それを引用しただけでも名誉毀損や著作権法違反など罪に問われる場合があります。引用しようとしている動画が適切な方法で撮影されたものかを確認しましょう。 また、動画自体が適切なものでも、ブログで誹謗中傷などをする文章を添えると、その行為も名誉毀損などとなる場合があります。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
オンラインを選べるのは「コロナ不安」だけ?不登校生の保護者から「線引きは不合理」の声(ハフポスト日本版)
基礎疾患があるなど、新型コロナウイルスの感染不安を理由に登校できない子どもを対象に、ライブ配信による授業参加を認める学校が出てきている。一方で、「不登校の児童生徒は参加できない」としている自治体もあり、保護者から「線引きは合理的でなく、納得できない」との声が上がる。 「行きたくても行けない事情は同じはず」 「コロナが流行る前から、学校に通えない子どもの学びの機会が保障されていない問題はずっとあった。ようやく学校とつながって勉強できると思ったのに…」 小学3年の男児の母親(福岡市)は落胆する。 福岡市教育委員会は6月から、市立学校の一斉登校を再開。市教委は、基礎疾患などの理由で登校に不安がある子どもが自宅からオンライン授業に参加できるよう、ネット配信の準備を進める方針を示していた。 だが、市教委が各学校を通じて保護者に配布した通知では、対象となる児童生徒を ・基礎疾患(本人もしくは家族)があるため登校していない児童生徒 ・感染の心配を理由に登校していない児童生徒 に限定。 「オンライン授業は、新型コロナウイルス感染症対策のための緊急措置であり、上記の児童生徒を対象として、学習機会の保障を行うものです」と太枠で強調した。 先述の男児は、発達障害の特徴の一つである聴覚過敏がある。外部の音に敏感に反応して苦痛を感じやすいことも、学校に通えない理由の一つという。 男児の母は「基礎疾患があってコロナ感染が不安な子どもも、コロナ以外で様々な不安を抱えて登校できない子どもも、学校に行きたくても行けない事情は同じ。コロナだけを理由に線引きされるのは差別的で、納得できません」と訴える。 福岡市の高島宗一郎市長は、6月5日のブログで 「昨日は不登校になっている生徒がオンライン学習に参加し、学校に行きたくても行けない子どもと学校を繋げる橋渡しになったなど、コロナ対応以外としても選択肢を広げることになる嬉しい報告ももらいました。なんとインクルーシブなのでしょう!」と書き込んでいた。 ライブ配信を導入した当初は、不登校の子どもが参加するケースもあったが、その後の市教委の正式な決定では「対象外」となった。 ブログを見ていた男児の母は、「不登校の子どもも当然、オンライン学習に参加できるものだと思いました。期待していただけに、本当にがっかりしました」と打ち明ける。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース