27日午後1時20分ごろ、静岡県沼津市西浦久連の路上で「男が女性を刺したようだ」と付近の住民から110番があった。捜査関係者によると、近くに住む女子大学生山田未来さん(19)が刺されており、病院に搬送されたが約2時間後に死亡した。沼津署は殺人未遂容疑で、その場にいた男を現行犯逮捕した。容疑を殺人に切り替えて捜査する。 沼津署によると、男は同県三島市の大学生堀藍容疑者(20)と名乗っている。身元確認できるものを所持していないため、裏付けを急いでいる。同署は2人の関係や動機を詳しく調べる。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日医会長選 横倉氏落選、自民に驚き(産経新聞)
日本医師会の会長選で、安倍晋三首相と太いパイプがある現職の横倉義武会長が中川俊男副会長に敗れたことに、自民党では驚きの声が広がった。 党政調幹部は「選挙結果が僅差で、横倉氏が引きずりおろされた形になったため今後の医師会の運営は大変だろう」と予測した。医療に詳しい党内の若手は「新型コロナウイルス対応の点で(横倉氏からの)継続性は大事だ」と語った。閣僚経験者の一人は「横倉氏が安倍政権に近いことから、政権の求心力が低下したというストーリーが作られてしまう」と懸念を示した。 党内では中川氏に対し「積極性は評価している」(中堅)との声もあり、衆院厚生労働委員会に所属する議員は「新型コロナが感染拡大する中、中国寄りとされる世界保健機関(WHO)にしっかりと意見を言える態勢を築いてほしい」と求めた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ポストコロナが問う、日本は外国人と共生できる国なのか/指宿昭一氏(弁護士)(ビデオニュース・ドットコム)
(C) ビデオニュース・ドットコム (↑画像をクリックすると動画が再生されます。) 今、日本では165万人の外国人が働いている。そのうち永住者を除くともっとも多いのが、建設、縫製、農業、介護の現場などで働く技能実習生でその数は41万人にのぼる。しかし、彼らが新型コロナウイルスの感染拡大とそれにともなう自粛の嵐の中で、軒並み解雇されるという事態が起きている。 既に日本で働き始めていた実習生たちは、まだ実習途中のため帰国するわけにもいかず、その一方で、毎月1万人の新規の実習生たちの来日もストップしたままになっている。 長年、外国人労働者の相談にあたっている弁護士の指宿昭一氏は、技能実習生の場合、まだ弁護士や支援団体になどに相談するところまでたどり着いていない人が大勢いる可能性があると話す。日本語もままならず、職場以外には日本国内にほとんど人脈を持たない彼らにとっては、外部に相談すること自体のハードルがとても高い。リーマンショックの時も、外国人労働者の窮状が認識されるようになるまでには、数か月の時間を要したという。指宿氏はこのままでは今後、仕事がない、住むところがない、帰国もできない彼らの多くが、命にかかわるような事態を迎える恐れがあると指摘する。 こうした事態を受けて出入国在留管理庁は、在留資格を延長したり、仕事を失った技能実習生たちの農業や介護の分野への転職を認めるなどの救済措置を設けているが、「国際貢献」の名目で始まったこの制度が、実際は人手不足の日本社会の雇用の調整弁となっていたことの矛盾が、ここに来て明確に表面化してしまっている状態だ。労働者としての基本的な権利を守るためのトータルな仕組みは、国籍、働き方の区別なく保障されるべきであり、外国人労働者への支援は、日本人の非正規労働者に対する考えと地続きであると指宿氏は指摘する。 今、日本がこの問題にしっかりと対応できなければ、日本で働いていた外国人たちが帰国した後、日本のことを批判したり悪く言う可能性が高く、その国の日本に対する印象が悪化する恐れがあることも懸念される。日本の在留資格は排除の発想が強く、新型コロナウイルスのために外国人の配偶者の入国が認められないなどの事例が頻出したため、今や外国人の間では“ジャパン・リスク”という言葉が常套句になっているという。 アフターコロナを見据えて、外国人労働者政策をどうするか。移動の自由を保障しながら日本に定住したいと考える外国人と共生する施策をとるのか、これまで通り雇用の調整弁のような一時的な労働力として都合よく使い捨てにし続けるのかが問われていると、指宿氏は語る。 「生存のためのコロナ対策ネットワーク」のメンバーとして、現場に根差したさまざまな活動や提案をしている指宿昭一氏と、社会学者の宮台真司、ジャーナリストの迫田朋子が議論した。 —– 【プロフィール】 指宿 昭一(いぶすき しょういち) 弁護士 1961年神奈川県生まれ。85年筑波大学比較文化学類卒業。2007年弁護士登録。同年、暁法律事務所を設立し所長に就任。外国人技能実習生問題弁護士連絡会共同代表、外国人労働者弁護団代表などを兼務。「生存のためのコロナ対策ネットワーク」メンバー。著書に『使い捨て外国人 人権なき移民国家』。 宮台 真司 (みやだい しんじ) 東京都立大学教授/社会学者 1959年仙台生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。東京都立大学助教授、首都大学東京准教授を経て現職。専門は社会システム論。(博士論文は『権力の予期理論』。)著書に『日本の難点』、『14歳からの社会学』、『正義から享楽へ-映画は近代の幻を暴く-』、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』、共著に『民主主義が一度もなかった国・日本』など。 迫田 朋子 (さこた ともこ) ジャーナリスト 1956年神奈川県生まれ。80年東京大学医学部保健学科卒業。同年NHK入局。アナウンサー、解説委員、制作局エクゼクティブ・ディレクターなどを経て2016年退職。同年よりビデオニュース・ドットコムに移籍。著書に『医療現場取材ノート』など。 【ビデオニュース・ドットコムについて】 ビデオニュース・ドットコムは真に公共的な報道のためには広告に依存しない経営基盤が不可欠との考えから、会員の皆様よりいただく視聴料(月額500円+消費税)によって運営されているニュース専門インターネット放送局です。(www.videonews.com) —– (本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
九州南部では6時間で200mm近い雨 河川増水や氾濫、土砂災害などの発生に厳重警戒(ウェザーニュース)
梅雨前線の発達した雨雲が流れ込み、九州南部では激しい雨が続いています。明日28日(日)午前中にかけて、引き続き大雨に厳重な警戒が必要です。 明日朝までにさらに200mm以上の雨も 宮崎県の加久藤(カクトウ)では18時までの6時間で185.5mmの雨を観測しました。 今夜も強弱を繰り返して雨が続き、明日の朝までに多いところでさらに200mm以上降水量が増すおそれがあります。 河川氾濫や土砂災害の発生に警戒 既に地中には大量の水が含まれていて、土砂災害のリスクがさらに高まります。道路冠水や河川の氾濫も発生しやすく交通機関に影響が出るおそれもあります。 荒天の間は外出を控え、自治体からの避難情報にも注意してください。 明日の午前9時前後には強雨のピークを越えて天気は徐々に回復に向かう見込みです。雨が止んでも増水した河川や急な崖には近づかないようにしてください。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】28日の天気 – 九州を中心に大雨警戒 関東も激しい雨に(27日19時更新)(ウェザーマップ)
ウェザーマップ 28日(日)にかけて、九州を中心とした西日本で大雨に警戒が必要です。関東も午前中は激しい雨の降る所があるでしょう。 活動が活発な梅雨前線の影響で、九州では28日(日)朝にかけて1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所があるでしょう。関東地方も朝は激しい雨の降る所がありそうです。午後は前線が南下し、西日本や日本海側で天気が回復しますが、山沿いではにわか雨や雷雨の所があるでしょう。また、夜は関東沿岸や伊豆諸島で再び活発な雨雲がかかる見込みです。 特に熊本県や宮崎県、鹿児島県で雨の量が多くなりそうです。28日(日)午後6時までの24時間に予想される雨の量は多い所で、九州南部で250ミリ、四国と九州北部で180ミリ、関東甲信で120ミリなどとなっています。すでに大雨となっている九州では更に雨量が増えるため、土砂災害により警戒が必要です。川の増水や氾濫、低い土地の浸水にも警戒をしてください。 低気圧の影響を受ける北海道も断続的に雨が降るでしょう。 午後は西日本で天気が回復し最高気温は30℃以上の真夏日の所が多く暑くなりそうです。(気象予報士・内藤俊太郎) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
沖縄戦の悲劇を象徴する「摩文仁」実相を次の世代にどう引き継ぐか…(FNNプライムオンライン)
沖縄戦から75年。2020年も沖縄・糸満市摩文仁にある平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式が行われた。 【画像】沖縄戦の悲劇を象徴する「摩文仁」 2020年は新型コロナウイルスの影響で、規模の大幅縮小が決まる中、主催する沖縄県は会場を例年の広場から同公園内にある国立戦没者墓苑に変更する方針を示し波紋が広がった。 沖縄戦が辿った歴史から紐解く。 沖縄全戦没者追悼式の場所を県が変更 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出ていた5月15日。 慰霊の日の沖縄全戦没者追悼式を沖縄県は従来の広場ではなく国立沖縄戦没者墓苑での開催を決めた。 ーー例年と違って国立戦没者墓苑ということですが、これはどういった意図が? 玉城知事: この場所で追悼式を行うことで亡くなられた方がへより深く追悼の意を表すことができる “国家の施設”での追悼式に異を唱えたのが沖縄の有識者たちだった。 沖縄全戦没者追悼式のあり方を考える沖縄県民の会・知念ウシさん: 国家が引き起こした戦争に巻き込まれて肉親を亡くした県民の感情とは、相いれないのではないでしょうか 国立沖縄戦没者墓苑の歴史 国立の墓苑とはどのような施設なのか。 1979年に創建された国立沖縄戦没者墓苑は、戦後各地で収集された沖縄戦の犠牲者の遺骨、約18万5000柱が納められている。 天皇や歴代の内閣総理大臣なども参拝した。 摩文仁の丘にある国立墓苑が追悼式の場として疑問視されたのは、礎の持つ“慰霊”とは異なる顔を持っていたからである。 沖縄国際大学・石原昌家名誉教授: 摩文仁が丘というのは第32軍司令部壕の跡、これをものすごい意識しないといけない。われわれの沖縄戦の被害の体験が本当に絡めとられてしまう 最後の激戦地「摩文仁」 沖縄戦で首里城の地下に第32軍司令部壕を築いた日本軍。 戦況は悪化の一途をたどり、1945年5月27日、司令部を放棄し、南部への撤退を開始した。 摩文仁の丘の中腹にはもう1つの「第32軍司令部壕跡」がある。 日本軍が本島南端の摩文仁に司令部を移したことで、戦火を逃れ、南部一帯に避難していた住民は突如として戦場の真っただ中に巻き込まれた。 これには本土決戦まで1日でも時間を稼ぐため住民を盾にして、アメリカ軍の掃討戦を長引かせる狙いがあった。 増大する住民被害は、アメリカ軍の攻撃だけが理由ではなかった。 糸満市真栄平出身の大城藤六さん(89)。 多くの住民とアバタガマ(自然洞窟)に隠れていたが、南部に撤退してきた日本軍に追い出され、逃げ込んだ墓を砲弾が直撃した。 大城藤六さん: 入口の前に積んである石に砲弾が落ちて、その石が中にみんな中に飛んできて。おばあさんからワラビンチャー(子どもたち)皆死んでしまった 家族13人が即死、大城さんも左足を負傷した。 こうした壕の追い出しだけでなく、真栄平では住民虐殺が起きたことでも知られている。 大城藤六さん: おばあさんが立ちあがったんだ壕の前にね。兵隊の声がしたんだ。「ぬーやいびーんが(どうなさいましたか?)」と言った。敬語ですよ。沖縄の言葉で言ったら、おばあちゃんの首を刀でバサッと斬った。「とにかく言うこと聞かなかったらやるぞ」という見せしめだったんですよ。「早く出ろ」って 地上戦で20万人もの犠牲者を出した沖縄戦。 学徒隊などとして戦場に根こそぎ動員された住民の犠牲は、軍人よりもはるかに多く12万人を超えた。 元ひめゆり学徒: どうしてもっと早く、こんなにたくさんの人が殺されないうちにやめてくれなったのか。もうこれだけ 元鉄血勤皇隊員: 私は死体が破片を受けて、一番下敷きになっていたので助かったんです。1時間くらいはうめき声ですよ。あぁ苦しい苦しい息が絶えていくでしょ。それを想像してください。大変な地獄そのものですよね 6月22日、または23日に、摩文仁の司令部壕で牛島満司令官らが自決し、日本軍の組織的な抵抗は終った。 星条旗が掲げられた場所には、のちに牛島司令官らを祀る黎明之塔が建てられた。 これに続くように戦後、摩文仁の丘一帯には各府県の慰霊塔が次々と建てられていった。 戦死した人を殉国者として賛美するものも少なくなく、「沖縄戦の住民被害が抜け落ちている」と研究者の批判を浴びてきた。 この一角に今回、県が追悼式の会場とした国立沖縄戦没者墓苑もあった。 「摩文仁」に刻まれた歴史を考える 遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」・具志堅隆松代表: 国は国難に殉じた尊い犠牲者。それがさらに評価が進むと英霊という言い方になります。われわれ(県民)にとっての見方というのは戦争に巻き込まれた犠牲者なんですよ。そこの線ははっきり引いとくべきだと思っています […]
山菜採り遭難にご注意 命守る「三種の神器」がオススメ
北海道はいま、山菜採りのシーズンだ。北海道でタケノコと言えば細長いネマガリダケ。煮ても焼いてもおいしく、多くの人が山に分け入る。ところが夢中になるあまり、遭難する人も相次いでいる。命を守るため、北海道警は「三種の神器」を活用するよう呼びかけている。果たして三つの道具とは。 第一の神器 600メートル離れても聞こえる笛 「ピー」という音が山中に響いた。これが一つ目の道具、ホイッスルだ。600メートルほど離れていても音が聞こえてきた。 拡大する山菜を採りに行く人に「こういう明るい色の服がいいです」と声をかける警察官=2020年6月17日午前6時54分、札幌市南区 札幌市南区定山渓の中山峠で6… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
迎えた里子18人 「かあか」が歩み続ける代え難い人生
実の親と暮らせない子どもを家庭に迎え入れて育てる「里親制度」を知っていますか? 東京都八王子市の里親、坂本洋子さん(63)はこれまで、18人の子どもたちを育ててきました。特に「ハンディのある子を」と、障害のある子を希望して受け入れてきた坂本さん。いまも6人の子と暮らしています。35年にわたる子育てへの情熱は、どこから湧いてくるのでしょうか。 記事の後半では、坂本さんのインタビューをお読みいただけます 「トマトはちゃんと食べた?」「食べてるよー」「ねえ、ごはんにノリを巻いて!」「はい、どうぞ」 フランクフルトに、トウモロコシ、トマト、卵焼き。彩り豊かなおかずが並ぶ。みんながそろう日曜日のお昼ごはんは、風通しの良いウッドデッキで。それぞれお気に入りの具が入ったおむすびを、子どもたちがほおばる。元気いっぱいなそのさまを、「かあか」が優しく見守る。 喜びが力になる 児童養護施設などから受け入れた里子たちを育てて、35年が経った。迎え入れた子の多くに、何らかの障害があった。初めは偶然だったが、今は「ハンディキャップのある子を育てたい」と行政側に伝え、進んで受け入れている。「何でって? 大好きだから」 拡大する新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が明けた6月。広々とした公園で、子どもたちとめいっぱい遊んだ=東京都八王子市、福留庸友撮影 ハンディのある子の成長はゆっくりで、足踏みしがちだ。だがふとしたきっかけで、目を見張るほどグンと伸びるときがある。驚き、心が震える瞬間。その喜びが、育てる自分に力を与えてくれる。「もう、健常児じゃ物足りないくらいよ」 自傷や他害行為があった子にはスキンシップを欠かさず、夜に自分がトイレに行くときも、離れて怖がらぬようおぶって行った。心が安定し、少しずつ言葉を発するようになった彼が「ひまわり……」と口にしたときは、一面のヒマワリ畑に連れて行った。「可愛がりすぎて悪いということはないの」 「長男」との体験が原点 原点には「子どもについて、彼が全てを教えてくれた」という最初の里子「長男」の純平君(仮名)がいる。過酷な経験を経て施設から来た純平君は、家ではいい子なのに学校では暴力を振るった。里親以外を敵とみなして攻撃し、愛に飢えるがゆえに問題行動を繰り返す。 「施設上がりだから」と責める大人たちの差別と偏見から守るため、学校へ行かない選択をしたことが問題視された。施設に戻された純平君の元に毎週末通って交流を続けたが、心の平穏を取り戻してやることはかなわなかった。17歳、バイク事故で急逝した。 虐待や経済的理由などで親と暮らせない子は、全国で約4万5千人(2018年度末)。このうち、里親宅など家庭で育てられているのは約7千人に過ぎない。 「『家庭』のせいで傷つけられた子の心は、『家庭』でふっくらさせてあげないと」。不変の信条の前には、血のつながりもハンディキャップの有無も、関係ない。いま、6人いる子どもたちの「末っ子」は5歳。彼が成人するまで、もちろん育てるつもりだ。 「おかえり! おやつあるよ」。母の朗らかな声が、丘の上の家に今日も響く。(岩本美帆) ここからは坂本さんのインタビューの一問一答です。これから里親になろうと考えている人たちに伝えたいことも聞きました。 ――初めて里親になったのは28歳。子どもを授からなかったからと。 診察で不妊とわかったことがきっかけでした。こんなに子ども好きなのに子を持てない私たちと、「どうして自分にはお母さんお父さんがいないんだろう」と思う子と。似た苦しみを背負っていると思ったんです。補い合えると。 でもね、「不妊だから里親にな… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
あの「大」の字もほぼ読めず…五山送り火、密集避ける
京都の夏の風物詩、お盆に迎えた先祖の霊を送り出す伝統行事「京都五山送り火」(8月16日)が、新型コロナウイルスの影響で規模が縮小される。主催する京都五山送り火連合会が27日、発表した。「火床(ひどこ)」と呼ばれる火をともす場所の数を大幅に減らし、おなじみの「大」などの文字が浮かび上がることはない。 五山送り火は例年、京都市左京区の如意ケ嶽(にょいがたけ)に「大文字」をともした後、東から西へ「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」が次々と点火され、闇夜に文字や図形が浮かび上がる。 今年は、点火する保存会員らの密集を避けるとともに、規模縮小によって一定数の見物客らの減少も見込み、感染予防を重視した。願い事などを書いた護摩木を燃やす火床の数を大幅に減らす。「大文字」の火床を75カ所から6カ所にするほか、他の文字や図形も53~108カ所を1、2カ所とする。 連合会の長谷川英文会長(75)は「密集せず、静かなお精霊(しょらい)送りをしてほしい」と理解を求めた。(大村治郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「受け子」を職質で逮捕、大阪 すり切れた裾を不審に思い(共同通信)
大阪府警は27日、高齢者からキャッシュカードをだまし取ったとして、詐欺の疑いで住所不定の会社員兵頭大樹容疑者(23)を逮捕したと発表した。特殊詐欺でカードを受け取る「受け子」とみている。裾が不自然にすり切れたスラックスをはいているのを捜査員が不審に思い、職務質問して逮捕に至った。 府警によると、兵頭容疑者はスマートフォンの無料通信アプリで、服装を指南する指示役からスラックスの写真送信を求められていた。画像を送り「大丈夫だと思う」と指示役からお墨付きをもらっていたが、実際には裾の布がほつれ、ぼろぼろだった。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース