学校法人森友学園(大阪市)の国有地売却問題をめぐり、学園側と財務省近畿財務局の交渉記録が一時不開示とされて精神的苦痛を受けたとして、神戸学院大の上脇博之(ひろし)教授が国に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、大阪地裁であった。松永栄治裁判長(山地修裁判長代読)は「意図的に不開示としており、相当に悪質だ」として国に33万円の支払いを命じた。 森友学園と国との国有地売却に関する文書をめぐっては昨年、別の2訴訟でも国の不開示を違法としたが、今回の判決は、不開示に対する国の故意性を明確に指摘しており、文書開示をめぐる当時の国の姿勢が改めて問われそうだ。 判決によると、上脇氏は2017年3月、近畿財務局が国有地売却に関して学園側と交渉した際に作成した文書やメールの開示を求めて情報公開請求したが、近畿財務局は「文書不存在」として不開示とした。上脇氏が17年6月に開示を求めて提訴した後、国は19年4月に一転して開示。上脇氏は請求内容を損害賠償に切り替えていた。 廃棄動機を「極めて不適切」 判決は、国側が応接録を廃棄し… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国内で新たに82人の感染確認 うち東京は48人
新型コロナウイルスの国内の感染者は25日、午後9時時点で新たに82人が確認され、累計で1万8274人になった。神奈川県で2人の死亡が確認され、死者は計971人になった。 東京都では新たに48人の感染が確認された。都内での感染者は累計で5943人。年代別でみると、20代が20人と最も多く、30代が8人、40代が6人など。現時点で感染経路が不明な人は19人。接待を伴う飲食店の従業員ら「夜の街」の関連での感染者が21人含まれているという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「玉が薄いまま、難しく」藤井七段、順位戦で開幕勝利
将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が25日、第79期将棋名人戦・B級2組順位戦の1回戦で佐々木勇気七段(25)に勝った。2年連続の昇級に向けて、好スタートを切った。 両者は3年前に初めて対戦し、デビュー戦から無傷の29連勝中だった藤井七段に佐々木七段が初黒星をつけた。今期B級2組には25人が所属し、それぞれ10戦して成績上位3人がB級1組に昇級できる。 終局後、藤井七段は「玉が薄いまま戦いになっていたので、1局を通して非常に判断が難しい将棋だった。(順位戦については)いいスタートが切れたので、次戦以降も一局一局頑張りたい」。佐々木七段は「中盤から読みにない手を多く指された。新しい感覚を感じた」と話した。 藤井七段の次の対局は、28日の棋聖戦五番勝負第2局。7月1日からは王位戦七番勝負の第1局に挑戦者として臨む。藤井七段は「立て続けに対局があるので、状態を崩さないようにしたいと思います」と話していた。(村上耕司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
井山が首位維持、追走の一力と挑戦圏内に 囲碁名人戦
芝野虎丸名人への挑戦をかけた第45期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦は25日、無敗で単独首位を走る井山裕太棋聖が3位の許家元(きょ・かげん)八段との上位決戦を制し、シリーズ6勝0敗と星を伸ばした。許は4勝3敗となり、挑戦圏外に去った。一方、2位の一力遼八段は勝って5勝1敗とし、井山を星一つ差でピタリ追走。今期の挑戦者争いは、許の脱落により井山と一力の2人に絞られた。 大阪・梅田の日本棋院関西総本部であった井山―許戦は序盤から難戦になり、中盤の読み合いで黒番の井山が抜けだし、黒番中押し勝ちした。井山の残る2局の対戦相手は、7月が張栩(ちょう・う)九段(2勝4敗)、8月が林漢傑(りん・かんけつ)八段(2勝4敗)。ともに残留争いの渦中におり、激戦が予想される。井山は「あと二つあるので、(挑戦権獲得は)まだ意識する段階ではない。強敵が続くので、これまで通り精いっぱい戦いたい」。一方、残留争いに転じる許は「結果は残念だが、今の自分の力は出せていると思う。最後まで全力を尽くしたい」と話した。 井山を1敗で追う2位一力は、東京・市ケ谷の日本棋院で林と対戦。黒番の一力は序盤から実利で先行。追い込みを図る林の攻勢をかわし、黒番中押し勝ちした。井山との直接対決はすでに終えており、唯一の黒星が井山戦だった。挑戦するには井山の敗戦を待つしかない。残るは2局の相手はいずれもタイトルホルダーで、7月が羽根直樹碁聖(2勝4敗)、8月が村川大介十段(2勝3敗)。「とにかく1敗を守って追いかけるしかない。それが井山さんへのプレッシャーにもつながる」。週明けの29日には張栩との碁聖戦挑戦者決定戦を控え、多忙ながらも口調からは充実ぶりがうかがえた。 この日はもう1局、東京の日本棋院であり、河野臨(りん)九段が羽根を破って3勝4敗に。残留に向けて貴重な勝ち星を挙げた。(大出公二、渡義人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Commissioner Rob Manfred looking to move past league’s public fight with union
New York – Rob Manfred knows many fans were angered by the financial fight between Major League Baseball and the players’ association during a pandemic. « We need to get back on the field, and we need to in a less-charged environment start to have conversations about how we — and […]
Eddie Kasko, star infielder and Red Sox manager, dies at 88
BOSTON – Eddie Kasko, an All-Star infielder who managed the Boston Red Sox and spent nearly three decades with the team in a variety of roles, died Wednesday. He was 88. The Red Sox announced Kasko’s death Wednesday night, three days shy of his 89th birthday. No cause was given. […]
生活保護引き下げを巡る裁判 原告敗訴も判決で「自民党の影響」と異例の記述 名古屋地裁(THE PAGE)
厚生労働省が2013年から実施した生活保護費の大幅な引き下げの撤回を求め、全国で1000人を超える受給者が国などを訴えている集団訴訟で、全国の先駆けとなる判決公判が25日、名古屋地裁であった。角谷昌毅裁判長は、生活保護基準の引き下げは厚生労働大臣の裁量権の範囲内であるとして、原告の訴えをすべて棄却した。 原告側は今回の判決について、「“国民感情”や“国の財政事情”といったマジックワードによって、厚労大臣の決定が何でも許されてしまう。最悪の判決」と厳しく批判している。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
河野防衛相、総裁選に意欲 立候補「当然考える」(共同通信)
河野太郎防衛相は25日のBS日テレ番組で、次期自民党総裁選に立候補するかどうかを問われ「次は出る、と言っている。当然考える」と述べ、意欲を示した。報道機関の世論調査で、次の首相にふさわしい人として一定の支持を得ていることに関し「そう言っていただけるのはありがたい」と語った。 支持獲得に向けた具体的な活動については「総裁選はまだ1年以上先の話だ。日本の安全保障を任されている以上、まずはその責任を果たす」と述べるにとどめた。 河野氏は麻生派所属で、2009年に立候補した経験がある。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
石破氏「原資、税金なら理解得られない」 河井夫妻事件
河井案里容疑者の後援会長を務めた女性町議が、夫の克行容疑者から「安倍総理から」と言い添えられて、現金30万円を受け取っていたと証言したことを受け、自民党内からは党への信頼低下を懸念する声が相次いだ。 石破茂・元幹事長は25日の派閥会合で、克行容疑者から現金を受け取ったとする証言が次々と明らかになる現状に「事実だとすれば、こんなものは見たこともない」と批判した。「(買収の)原資が税金であり、党費であれば、党費払って党員増やしてちょうだいということには理解が得られない」とも語った。自民党中堅は「世の中的にはそれが原資だろうと結びつけて考えられてしまう」と述べ、疑念が深まったとの見方を示した。 一方、菅義偉官房長官は25日の記者会見で、昨夏の参院選で案里容疑者の陣営に自民党本部から支出された1億5千万円が、買収資金に使われた可能性について「捜査中の件であり、政府としてはコメントすべきではないと思う」と回答を避けた。 二階俊博幹事長はこれまで、党本部の公認会計士が各支部の支出を厳格にチェックしており、買収には「使えない」と説明し、安倍晋三首相や菅氏も同様の見解を示している。菅氏は会見で「お金に色は付いていないのになぜ言い切れるのか」と重ねて問われ、「二階幹事長が説明されたことで、党内の話であり、私自身は詳細は承知していない」とだけ語った。 野党からは、安倍首相に説明責任を求める声が出た。共産党の志位和夫委員長は25日の記者会見で「首相本人に疑いがかかっている。予算委員会で直ちに調べて、首相が出席して、この問題についての説明を果たすことを強く求めたい」と述べた。(河合達郎、岡村夏樹) 【動画】記者の質問にこたえる河井克行・前法相、河井案里・参院議員=斉藤太郎、林敏行撮影 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「茶のしずく石鹼」の原料製造元に賠償命令 福岡高裁
「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧商品を使って小麦アレルギーを発症したとして、福岡県内の被害者6人がアレルギーの原因とされる物質を製造した片山化学工業研究所(大阪市)に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が25日、福岡高裁であった。矢尾渉裁判長は同社に対し、原告6人に計約130万円を支払うよう命じた。 一審福岡地裁判決は、旧商品の欠陥を認定。販売元の化粧品会社「悠香」(福岡県大野城市)と製造元の「フェニックス」(奈良県)、片山化学工業研究所の3社に計約5735万円を支払うよう命じ、原告20人と被告の双方が控訴。ただ、14人は控訴審判決までに悠香、フェニックスの両社と和解したため、控訴を取り下げた。 この日の判決は片山化学工業研究所が製造した原材料は安全性を欠いたなどとして、1人当たり3社が負担すべき慰謝料として200万~250万円を認定。和解済みの2社が原告に支払った見舞金や和解金を差し引いた、3万7千~27万5千円の支払いを命じた。(山野健太郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル